【魔都精兵のスレイブ】和倉優希はどんな主人公？正体や能力・強さを考察

こちらの記事では、漫画アプリの少年ジャンプ＋で連載中のハーレム系バトル漫画『魔都精兵のスレイブ』に登場する、主人公の和倉優希についての情報を紹介していきます。プロフィールの他にも、『和倉優希の正体を考察』『和倉優希の能力や強さ・形態』『和倉優希のアニメ声優』の3つの項目に分けて和倉優希を詳しく紹介しているので、和倉優希について気になっている人は参考にしてみてください。

他にも、和倉優希が登場している作品の魔都精兵のスレイブの作品情報や、漫画読者の和倉優希に対する感想などについても紹介しています。まずは、魔都精兵のスレイブの作品概要と物語のあらすじを紹介しているので、魔都精兵のスレイブの作品情報をおさらいしたい人は下記の項目から目を通してみてください。

• 作者：タカヒロ（原作・原案）、竹村洋平（作画）
• 出版社：集英社
• 掲載誌：少年ジャンプ＋
• レーベル：ジャンプ・コミックス＋
• 発刊期間：2019年1月5日～連載中（2022年11月現在）
• 巻数：11巻（2022年11月現在）

魔都精兵のスレイブは、作家のタカヒロ先生と漫画家の竹村洋平によるハーレム系バトル漫画で、集英社が発行する漫画アプリの少年ジャンプ＋にて2019年から連載されている人気作です。2022年現在では単行本の累計発行部数が150万部を突破しており、2023年にはアニメの放送も決定している今後さらに話題となることが予想される作品です。

数十年前に"クナド"と呼ばれる謎の門が出現し、日本は異空間"魔都"と繋がりました。そこには醜鬼という生物が存在しており、それらと戦う特殊な能力を授かった少女たち"魔防隊"が醜鬼を倒していました。ある日、男子高校生の和倉優希は誤って魔都に迷い込んでしまいます。その先で羽前京香という魔防隊の隊員と遭遇した和倉優希は、彼女の奴隷となり強力な能力を手に入れることになります。

和倉優希は魔都精兵のスレイブの主人公で、高校3年の男子高校生です。誕生日は3月12日で血液型はA型、身長173センチの普通の少年です。ある日、魔都に迷い込んでしまったところを魔防隊の羽前京香に助けられますが、羽前京香が醜鬼との戦いで窮地に追い込まれたことにより、羽前京香の奴隷となって彼女に力を貸すことになります。

性格は真面目で、幼い頃には姉の和倉青羽の後ろをついて回る甘えん坊なところもあったようです。醜鬼を倒せるのは桃を食べた女性だけであることから、世界は女尊男卑の社会となっていました。そのため、和倉優希も女性を支えるために料理や洗濯といった家事を学び、家事が特技の1つとなりました。またその特技が高じ、新しい料理や掃除用具の開発が趣味となっています。

戦闘時には、羽前京香の能力によって"スレイブ"という異形の姿に変身して戦います。戦闘が終わったその後には、和倉優希を使った能力者から"ご褒美"を貰うことができますが、このご褒美の内容が自分の意思に反して性的なものが多いようです。ご褒美を受けている際には、戸惑う姿が度々見られています。

魔都精兵のスレイブの物語の中で、和倉優希は怪物のような姿になって敵と戦うことになります。しかし、和倉優希は元々特別な能力があったわけではなく、羽前京香と奴隷の契約を交わしたことで変身する能力を手に入れました。和倉優希はその能力を手にするまでは何処にでもいるような普通の少年で、学校卒業後に就職する会社も決まっていました。しかし、将来への希望が持てないという悩みを抱えていたようです。

魔都へと続く門のクナドが出現してからというもの、人々は魔都に住み着く異形の化け物・醜鬼を恐れる日々を送るようになります。その後、人々の探求によって、魔都に生息する桃を食べると醜鬼に対抗できる特別な能力を授かることが判明します。しかし、その桃の能力は羽前京香のような女性にしか発現しないものでした。そのため、男性である和倉優希もその他の男性と同じように、魔都の桃を食べても能力を得ることはありません。

和倉優希は醜鬼に襲われていたところを、魔防隊の一員である羽前京香によって助けられました。その後、醜鬼との戦いで窮地に陥った羽前京香と奴隷の契約を交わすことで、醜鬼と渡り合える"スレイブ"という異形の姿に変身できるようになります。羽前京香と奴隷の契約を交わした和倉優希はその後、羽前京香をはじめとする魔防隊の雑用係として、羽前京香たちが住まう寮の管理人の肩書きを得ることになるのでした。

和倉優は男性のため、魔都の桃を食しても醜鬼と戦う能力が開花することはありません。しかし、羽前京香の能力によって、和倉優希も醜鬼と戦う為の能力を授かることになります。羽前京香の奴隷になる契約を交わした和倉優希は、彼女の能力・無窮の鎖によって"スレイブ"という異形の姿に変身します。スレイブになった和倉優希は、人間離れした力を手に入れ、醜鬼と対等に戦うことができるようになりました。

醜鬼との戦闘が終わり人間の姿に戻った際には、和倉優希を使った能力者からのご褒美を受けることになります。ご褒美は能力者の意思に反して自動的に行われる行為となっており、このご褒美を終えるまでが、羽前京香と交わした契約の一連の流れとなっています。

羽前京香には「貸出」という能力も備わっており、他の能力者に自分の奴隷である和倉優希を貸すことができます。この貸出の能力で他の能力者に貸し出された和倉優希は、使用者によって形態や能力が変化します。詳しくは『和倉優希の形態一覧』で紹介しているので、そちらもチェックしてみてください。また、他人に貸出をした際のご褒美は、羽前京香ではなく使用者からご褒美を貰うことになります。

魔都精兵のスレイブの見どころと言えば"ご褒美"のシーンではないでしょうか？このご褒美とは、その名の通り和倉優希が戦闘終了後に、自分の能力を使用した能力者から貰えるご褒美のことを指します。ご褒美で貰えるものは和倉優希が潜在的に欲しているものとなっています。普段は真面目な好青年の和倉優希ですが、年頃ということもあり和倉優希が欲しているご褒美は、女性との肉体的な接触のことが多いようです。

和倉優希の形態1つ目は、羽前京香との形態『無窮の鎖・天』です。こちらの形態は、魔都精兵のスレイブの単行本10巻に登場しています。無窮の鎖・天は神をも倒す強さを持つ一撃必殺型の形態で、物語の中では八雷神の空折に対して使用されました。

こちらの『無窮の鎖・戦雲』という形態は魔都精兵のスレイブの単行本3巻に登場した形態となっています。使用者は羽前京香と東日万凛の2名で、この形態ではスレイブの口から光線を放つ「咆哮撃」を使用します。咆哮撃の攻撃力もさることながら、素早さにおいても目を見張る性能を見せています。ただし、和倉優希への負担も大きく、元の人間の姿に戻った際の疲労感は他の形態以上となっているようです。

魔都精兵のスレイブの単行本2巻で登場したのは、東日万凛との形態変化の『無窮の鎖・旋風』です。こちらの形態は東日万凛の持つ能力の『青雲の志』で無窮の鎖の能力をコピーしたものとなっており、羽前京香との形態に比べてスピードに特化しています。しかし、攻撃力においては羽前京香との基本形の方が上となっています。

こちらの形態は上記の『無窮の鎖・旋風』を強化させた形態で、無窮の鎖・旋風よりも攻撃力・素早さ共に上昇しています。元の形態を特訓によって進化させたこの姿は"天進"と呼ばれています。通常よりも高い能力を持つ形態ということもあり、和倉優希はこの能力の制御に苦戦していました。使用者は無窮の鎖・旋風と同じく東日万凛で、単行本では8巻に収録されています。

和倉優希の形態5つ目は、単行本の4巻に登場した『無窮の鎖・岩融』です。こちらの形態の使用者は駿河朱々で、形態の見た目からも想像できるように攻撃向きの形態となっています。岩をも簡単に砕くほどのパワーを持っていますが、素早さが極端に落ちてしまうというデメリットもあります。

大川村寧が使用者の時の形態は『無窮の鎖・煌星』です。この形態は単行本4巻で披露されており、感覚が強化されるといった特性を持っています。素早さは羽前京香との基本形の時に比べて落ちてしまいますが、敵への攻撃に使用したわけでなかったため、大きなデメリットにはなりませんでした。

『無窮の鎖・鳳翼』は単行本の7巻に登場した形態です。使用者は風の能力を持つ蝦夷夜雲で、この形態になると背中に翼が生えて飛行が可能になります。また、素早さが上がる点もメリットとなりますが、攻撃力が下がるというデメリットも持っています。

東風舞希との形態は、単行本9巻で登場した『無窮の鎖・肉弾』です。この形態になると角が生え、形態名を彷彿とさせる筋肉質な体形になります。肉体はゴムのようになり、敵からの打撃攻撃を無効化するほか、ジャンプ力が上がり連続パンチが打てるという特性も持っています。こちらの形態のデメリットは素早さが落ち、攻撃力も下がってしまう点です。

魔都精兵のスレイブの単行本7巻では、山城恋との形態『無窮の鎖・殺牙』が登場しました。無窮の鎖・殺牙は和倉優希の形態変化の中でも最強の能力を誇る形態となっています。衝撃派を飛ばすことができるほか、探知能力や飛行能力、自己回復能力も備わっています。しかし、この形態では和倉優希の意識がなくなってしまうため、敵味方の区別がつかず暴走するという大きなデメリットもあります。

和倉優希の形態変化の中でも特殊なのが『無窮の鎖・覇衣』です。この形態は単行本12巻で多々良木乃実が使用したものです。和倉優希の形態の多くは和倉優希が巨大な異形に変化し、和倉優希の上に使用者たちが乗るというものとなっています。しかし無窮の鎖・覇衣では和倉優希が鎧の形に変化し、多々良木乃実がそれを装着する形態となります。この形態では多々良木乃実の防御力・攻撃力などの身体能力が飛躍的にアップします。

アニメ『魔都精兵のスレイブ』で、主人公の和倉優希の声を務めた声優は広瀬裕也さんです。広瀬裕也さんは1996年4月9日生まれの千葉県出身で、身長は173センチ、血液型はA型です。事務所はアーツビジョンに所属しており、アニメで声優を務める以外にもラジオパーソナリティも務めています。

• 誉望万化（とある科学の超電磁砲T）
• 響裕太（SSSS.GRIDMAN）
• リゼ（ガンダムビルドダイバーズRe:RISE）
• 安藤路往人（帰宅部活動記録）
• 相沢順一（はんだくん）
• 亜久津拓真（戦×恋）
• アルト・ゴールドフィルド（金装のヴェルメイユ）

魔都精兵のスレイブの物語では、主人公の和倉優希を使う能力者が変わることで、主人公の形態も変化します。こちらの方のツイートでは、そのような和倉優希の形態変化の設定が「面白い」という声があげられています。

和倉優希が奴隷契約をした相手は羽前京香ですが、物語の中では様々な女性キャラクターとの形態が描かれたり、ご褒美での絡みが登場しています。魔都精兵のスレイブの漫画を読んだ読者のツイートでは、「和倉優希とこのキャラにくっついてほしい」という感想がいくつも寄せられています。

こちらの方の感想では、「主人公に好感が持てる」というコメントが見られています。ハーレムもの作品では、チート能力を持った何でもできる主人公や、ポジティブすぎるキャラが主人公の物語があります。そのような作品では、「主人公に現実味が無いため感情移入しづらい」という意見が出ることもあります。一方で、魔都精兵のスレイブの主人公である和倉優希は元々は普通の少年のため、違和感なく読むことができると好評です。

以上、魔都精兵のスレイブの主人公の和倉優希について紹介してきました。和倉優希は元々は平凡な高校生の少年でしたが、魔都に迷い込み羽前京香と出会ったことで、奴隷として魔防隊の世話をすることになります。戦闘時には、和倉優希を使う能力者によって様々な形態に変化し、特殊な能力が使えるようになります。

戦闘が終了した後には、和倉優希を使用した能力者たちからのご褒美を受けることになります。和倉優希が活躍する物語の魔都精兵のスレイブは、2023年からアニメが放映開始されます。魔都精兵のスレイブが気になっている人は、Twitterの魔都精兵のスレイブのアニメ公式アカウント（@mabotai_kohobu）をチェックしてみてはいかがでしょうか？