【ハンターハンター】カキン系3大マフィアまとめ!ケツモチの王子や所属メンバーは?

『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』の暗黒大陸編にはマフィアが登場します。それらのマフィアは通称「カキン系3大マフィア」と呼ばれており、念能力者でもあります。カキン系3大マフィアは、ケツモチの王子がいることによって、それぞれのパワーバランスを保っていると言えるでしょう。「ケツモチ」とは簡単に言うと尻拭いをする人々のことを指します。この記事では、ハンターハンターの暗黒大陸編に登場するカキン系3大マフィアの概要や念能力、ケツモチの王子や所属メンバーも紹介するので、是非ご覧ください。

【ハンターハンター】カキン系3大マフィアまとめ!ケツモチの王子や所属メンバーは?のイメージ

目次

  1. ハンターハンターのカキン系3大マフィアとは?
  2. ハンターハンターのカキン系3大マフィア一覧!念能力も紹介
  3. ハンターハンターのマフィアンコミュニティーとは?
  4. ハンターハンターのマフィアに関する感想や評価
  5. ハンターハンターのカキン系3大マフィアまとめ

ハンターハンターのカキン系3大マフィアとは?

『週刊少年ジャンプ』で連載されている『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』の暗黒大陸編にはマフィアが登場します。暗黒大陸編に出てくるマフィアは「カキン系3大マフィア」と呼ばれる、念能力者です。カキン系3大マフィアは、ケツモチの王子を持つことで、各々のパワーバランスを保つことができています。

ハンターハンターの暗黒大陸編で「ケツモチ」とは?思った方に向けて、「ケツモチ」を簡単に説明すると、尻拭いをする者のことです。この記事では、ハンターハンターの暗黒大陸編に登場するカキン系3大マフィアの念能力やケツモチの王子、所属メンバーなどの情報を紹介するので、是非ご覧ください。

ハンターハンターの作品情報

ハンターハンターの概要

漫画家・冨樫義博(とがし よしひろ)先生の漫画作品である『HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)』は、『週刊少年ジャンプ』の1998年14号から連載が始まりました。ハンターハンターは同じく『週刊少年ジャンプ』で連載している『ONE PIECE』に続く長寿作品でもあります。

ハンターハンターの略称・愛称は『H×H』となります。ハンターハンターは少年漫画ではありますが、「大人向けなのでは?」と感じさせるほど、繊細な心理描写や、衝撃的且つえげつない描写もあるため、ハンターハンターファンの年齢層は幅広いです。
 

ハンターハンターのあらすじ

ハンターを目指す少年・ゴン=フリークスは、ハンター試験で出会った仲間達と絆を深めながら、父親であるジンを追いかけて、世界中を旅します。主人公として様々な敵と戦ったゴンですが、なんと暗黒大陸編では一向に出て来ません。その代わり、ゴンの仲間であるクラピカが主人公ポジションとして活躍しています。

暗黒大陸編においてクラピカは、同胞の「緋の眼」を取り返すために、渡航船ブラックホエール号に潜入捜査をすることになります。一方、クラピカの仇である幻影旅団も、ヒソカ殺害を目的として同じ船内にいました。殺意と狂気が入り混じるブラックホエール号は暗黒大陸へ向かって航路を進むのでした…。

暗黒大陸編で登場するカキン系3大マフィアとは?

ハンターハンターの暗黒大陸編で登場するカキン系3大マフィアとは、カキン帝国の王子達とそれぞれ繋がりを持つ3団体のマフィアです。念能力が使える者も所属していることが判明しています。カキン3大マフィアとカキン帝国の王子の繋がりを説明すると、シュウ=ウ一家のケツモチは第3王子・チョウライ、エイ=イ一家のケツモチは第4王子・ツェリードニヒ、

シャ=ア一家のケツモチは第7王子・ルズールスという関係性となります。この中で一番強いと言われている勢力はシュウ=ウ一家のようです。カキン3大マフィアはお互い協力体制を取るつもりはないようで、王子達と一緒に命がけの戦いを行っています。マフィアの組長レベルの者は、VIPとしてブラックホエール1号内で特別なもてなしを受けています。

ちなみに、カキン3大マフィアの頭文字を取ると「シュウ」「エイ」「シャ」になるのですが、何かピンと来ませんか?ハンターハンターが連載されている『週刊少年ジャンプ』は「集英社(しゅうえいしゃ)」の漫画雑誌です。そのままですが、お茶目で冨樫先生らしいと言えるでしょう。

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ハンターハンターのカキン系3大マフィア一覧!念能力も紹介

カキン系3大マフィアのメンバー①シュウ=ウ一家

カキン系3大マフィアの1つ目は、シュウ=ウ一家です。シュウ=ウ一家の組長であるオニオール=ロンポウは、贅沢を極めたものや食事を摂ることに強い執着心があると言われています。オニオール=ロンポウの「ロンポウ」という名前は、小籠包(しょうろんぽう)から来ていると思われます。

オニオール自身の体型が肥満体型なのも相まって、名前の元ネタが食べ物なのは想像が容易いです。下記でも紹介しますが、ケツモチである第3王子チョウライも、オニオールと同様に華やかで美しいものを好む傾向があります。

シュウ=ウ一家のケツモチ王子

シュウ=ウ一家のケツモチ王子は第3王子チョウライです。チョウライはカキン帝国の第3王子ですが、実は現国王のナスビ=ホイコーロの息子ではなく、シュウ=ウ一家の組長オニオール=ロンポウの息子であることが判明しました。オニオールとナスビ=ホイコーロは他人ではなく、異母兄弟です。この事実が明るみになったら、継承戦争がもっと複雑になるかもしれません。

チョウライは念能力者としては目覚めていませんが、守護霊獣は具現化系の念能力を使います。その守護霊獣は真実の口のようなデザインをしており、口からコインを落とします。その際、コインの保持者が複数条件を満たすと、様々な事象が発生するようです。一体どのような念能力なのか、詳細が分かっていませんが、コインは浪費家のチョウライの性格を表しているのかもしれません。

シュウ=ウ一家のその他メンバー

  • ザクロ=カスタード:操作系の念能力者で、自身の血液を操ることが可能。
  • コナリー:念能力の系統は明らかになっていない。
  • ミーシャ=ハオ:死体処理班所属の念能力者。既に死亡している。
  • ヒンリギ=ビガンダフノ:触った武器や機械などを生物(兵器)に変える具現化系の念能力者。
  • リンチ=フルボッコ:何かを質問してから、相手を殴ることで、その対象の体から答えを導く放出系の念能力者。

オニオール=ロンポウが率いるシュウ=ウ一家のメンバーとしては、操作系の念能力者であるザクロ=カスタードや、具現化系の念能力者であるヒンリギ=ビガンダフノ、放出系の念能力者であるリンチ=フルボッコなど、数名の念能力者がいます。

カキン系3大マフィアのメンバー②エイ=イ一家

カキン系3大マフィアの2つ目は、エイ=イ一家です。エイ=イ一家の組長であるモレナ=プルードは、茨で作られた冠をかぶっており、額から顔の左側にかけて2本線の傷がある見た目が印象的な人物です。穏やかで美しさも感じられる微笑を常に浮かべていますが、彼女は何に対しても興味を抱くことができず、自分に対しても何も感じていません。

ナスビ=ホイコーロの愛人の子供(婚外子)であり、王子達とは異母兄弟に該当します。顔にある傷は国王の子供ではあるものの、正統な後継者としては扱われない「二線者」であることを示すためにつけられました。世界の全てを破滅させることを望んでおり、極端な破壊願望を抱いている危険思考の持ち主でもあります。

また、自身の唾液を与えることで、その人物を即念能力者にすることができる「恋のエチュード(サイキンオセン)」という念能力の使い手でもあります。モレナに念能力者にされた人物は、他者を多く殺害することで、どんどん自身のレベルを上げることが可能です。

エイ=イ一家のケツモチ王子

シュウ=ウ一家のケツモチ王子は第4王子ツェリードニヒです。人体収集が趣味であり、クラピカが探している緋の眼の所有者としても描かれています。人体収集に収まらず、実際にホテルに連れ込んだ女性を殺害し、解体を楽しむというスナッフマニアの面もある残酷極まりない人物です。王位継承戦に臨む姿勢からは、彼が積み重ねてきた大きな自信を感じられます。

ツェリードニヒの警備兵は全員(5名)が護衛試験(ハンター試験)を合格しているため、選りすぐりのメンツだと言えるでしょう。念能力については全くの無知で、その点ではハンデがあります。しかし、念能力の修得スピードは群を抜いて早く、凄まじい「悪のポテンシャル」と最強(最凶)とも言える念能力を所有していることが明らかになりました。

ツェリードニヒは特質系の念能力者で、「刹那の10秒」という能力を使います。一瞬で10秒先の予知夢を見ることができ、自分は相手の行動を知った上で行動ができるという能力です。一見平和そうな能力ですが、残虐性のあるツェリードニヒが使用したら、10秒間の間で最悪の事態が引き起こされるでしょう。守護霊獣も人を手駒に変えるという恐ろしい能力を持っており、ツェリードニヒと同様に手強い印象を受けます。

エイ=イ一家のその他メンバー

  • スフル:変化系、モレナに与えられた念能力「恋のエチュード」のLv.28、ハッカー。
  • ドッグマン:強化系、Lv.36、プロレスラー。
  • ノートル:具現化系、Lv.24、配管工。
  • オラルジ:強化系、Lv.21、廃棄物処理業者。
  • ヨコタニ:具現化系、Lv.27、悪専弁護士。
  • シフォン=トト:具現化系、Lv.6、縫製・装飾加工業。
  • モンブラン=トト:具現化系、Lv.3、飼料製造業・死体処理。
  • ソドム:操作系、Lv.31、殺し屋兼闇医者。
  • トレベルム:放出系、Lv.21、殺し屋兼運び屋。
  • ジェラート:念系統不明、Lv.19、プロゲーマー。
  • マトベール:変化系、Lv.18、大学生→斡旋業・人材派遣。

  • デモン:念系統不明、Lv.20、宅建業。
  • ボコンテ:放出系、Lv.26、運び屋・夜逃げ。
  • クオロール:放出系、Lv.22、整備士。
  • パドイユ:具現化系、Lv.29、解体工。
  • デヴェラレス:強化系、Lv.24、土建業。
  • ルイー二ー:放出系、Lv.21、幻影旅団のファン。
  • ペリゴル:念能力未修得、Lv.18、私立探偵助手。
  • メッシュの入ったおかっぱ頭の人物:念系統不明。
  • カシュー:詳細不明の人物。念系統不明。
  • ビレ:具現化系、Lv.20、ゲームセンター店員。

カキン系3大マフィアのメンバー③シャ=ア一家

カキン系3大マフィアの3つ目は、シャ=ア一家です。シャ=ア一家の組長であるブロッコ=リーは、シュウ=ウ一家のオニオール=ロンポウよりも威厳が欠落しているため、小物感のある人物に見えるかもしれません。さらに、ケツモチが第7王子ルズールスなのも、ブロッコ=リーを小物に感じさせる原因だと言えるでしょう。

ブロッコ=リーが統率するシャ=ア一家は、船の第5壮物資の取り仕きることで富を生み出しています。シャ=ア一家が管理する物資の中には、薬・武器を始めとした物や、様々な「闇物資」が混ざり込んでいるようです。「闇物資」とは何を扱っているのか、詳細は謎に包まれています。

シャ=ア一家のケツモチ王子

シュウ=ウ一家のケツモチ王子は第7王子ルズールスです。外見は少しだけ粗野な印象を受けますが、麻薬常習者の更生について真面目に思考を巡らすなど、善良な面も見られる王子です。しかし、頭の回転が鈍いようで、ハンター試験(護衛の試験)を部下に受けさせるも、全員を不合格にさせてしまう悲惨な結果となりました。それもあってか、第4王子ツェリードニヒからは見下されています。

自身が賢くないことを自覚しているため、王位継承戦に関しては諦めているようで、第5王子ツベッパ側に付こうと考えているようです。ツベッパはそんなルズールスについて「志がない」と言っていました。ツベッパとの関係は微妙ですが、護衛に付いてくれているバショウとは気が合うようで、仲が良い様子を見せていました。

シャ=ア一家のその他メンバー

  • イットク:シャ=ア一家の副組長。念能力の有無や念系統は不明。
  • タハオ:念系統は謎に包まれている。幻影旅団のフェイタンと似た訛りで話す人物。
  • ソンビン:念能力の有無・念系統は明かされていない。
  • オウ=ケンイ:シャ=ア一家の若頭。幻影旅団を危険視している。
  • タハオ:念系統不明。シャ=ア一家の組長補佐であり、第七王子の私設兵軍事顧問でもある。

 

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ハンターハンターのマフィアンコミュニティーとは?

マフィアンコミュニティーと幻影旅団の関係

ハンターハンターのマフィアンコミュニティーとは、世界中のマフィアを束ねて作られた組織を指し、裏社会を牛耳るほどの強大な力を誇っていました。しかし、ヨークシンシティのオークション会場で幻影旅団の襲撃に遭い、マフィアンコミュニティーは敗北し、入手困難な宝の数々も盗まれてしまいます。

マフィアンコミュニティーに入るメリット

カキン系のマフィアが、マフィアンコミュニティーに加入するメリットは、あまりないかもしれません。カキン系のマフィアは一家同士で火花を散らしているため、異なった組と協力すると、実は対立していた組と繋がっていて、ぶつかる可能性があるため、危険を呼びかねません。

マフィアンコミュニティーに三大マフィアも所属?

カキン系3大マフィアは一家同士の争いがあります。そのため、マフィアンコミュニティーに入って、違う組と連携した際に、誤って敵対する組と繋がってしまうリスクがあります。なので、マフィアンコミュニティーに所属する可能性は低いでしょう。

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ハンターハンターのマフィアに関する感想や評価

同意しかない、そう考える方も多いのではないでしょうか。暗黒大陸編は話が真っすぐ進んでいるように見えますが、意外と様々な話が挟まれていて、ハンターハンターを長年読んでいる人ですら、混乱してしまう事態になっているようです。しかし、面白いという事実に変わりはありません。

マフィア(とカキン王族)が実は、ハンターハンター最大の元凶になっているのかもしれません。幻影旅団はマフィアを信用していません。むしろ目の敵にしている描写さえあります。幻影旅団が盗む相手は悪者ばかりなので、実は襲撃する対象を選んでいるのかもしれません。

先述した通り、カキン3大マフィアの名前の頭文字を取ると、「シュウ」「エイ」「シャ」となります。つまり『週刊少年ジャンプ』を刊行している「集英社」になるのです。このような遊び心もハンターハンターの魅力だと言えるでしょう。

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ハンターハンターのカキン系3大マフィアまとめ

この記事では、ハンターハンターのカキン系3大マフィアの概要、ケツモチの王子や所属メンバーなどを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?ハンターハンターの暗黒大陸編は複雑に思われますが、どの王子がどのマフィアと組んでいるのかを知ると、より話が分かりやすくなるので、よりハンターハンターの世界に没頭することが可能です。気になる方はハンターハンターの漫画本編を是非ご覧ください。

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