【弱虫ペダル】浦久保優策は呉南工業のエーススプリンター！アニメではカットされた？

『弱虫ペダル』に登場する浦久保優策は、呉南工業のエーススプリンターです。スプリンターとしての実力は一流と言っても良い浦久保ですが、なぜかアニメ版『弱虫ペダル』では彼の活躍シーンがカットされています。そこで、ここからは『弱虫ペダル』の浦久保について、インターハイでの活躍やカットされた理由、アニメ声優などの情報を交えて紹介していきます。それではまず『弱虫ペダル』の作品情報からご覧ください。

『弱虫ペダル』は、長崎県出身の漫画家・渡辺航先生による少年漫画です。自転車競技を題材にしたスポーツ漫画となっており、2022年11月時点で単行本81巻が刊行されています。2022年11月時点で累計発行部数は2800万部を突破。原作漫画の人気を受け、アニメや映画、ゲーム、テレビドラマなどのメディアミックスがおこなわれました。

ここでは『弱虫ペダル』のあらすじを簡単にまとめていきます。主人公は漫画やアニメ、ゲームをこよなく愛するオタク少年・小野田坂道です。千葉県立総北高等学校に新入生として入学した坂道は、友達を作るためにアニメ・漫画研究部に入ろうと考えていたものの、部員数減少のため活動休止中になっていたことで入部を諦めることに。そんな時、同級生の今泉俊輔から自転車レースを挑まれ…

• 名前：浦久保優策(うらくぼゆうさく)
• 誕生日：4月1日
• 身長/体重：174cm/62㎏
• 所属：広島呉南工業高校
• 学年：3年生
• タイプ：スプリンター

『弱虫ペダル』に登場する浦久保優策(うらくぼゆうさく)は、「呉の陸鮫」や「空気を割る鮫(エアチョップドシャーク)」などの異名を持つスプリンターです。広島呉南工業高校3年生。インターハイでのゼッケン番号は161です。父親が漁師をやめたことで辛そうにしていた浦久保優策に、庭妻が自転車競技をやらないかと誘いをかけたことが自転車競技の道に入るきっかけとなっています。

浦久保優策は中学生の時から自転車競技を始めましたが、小学生時代に漁師の父親とともに漁に出ていたため、体幹とバランス感覚、天性の理解力を培っていたことにより瞬く間に自転車競技の才能を開花させました。スプリンターとしての実力は一流と言っても過言ではなく、漁の経験を活かして空気の薄いところを見抜いて空気抵抗を無くすことで、まるで他の選手に引いてもらっているかのように走ることができます。

それでは早速、漫画版『弱虫ペダル』で描かれたインターハイにて、浦久保優策がリタイアしたのかを解説していきます。またなぜアニメ版『弱虫ペダル』で浦久保優策の活躍シーンがカットされたのか？その理由についても見ていきましょう。

浦久保優策の活躍は、漫画『弱虫ペダル』のインターハイ最終日前半にて見ることができます。1年目のインターハイ優勝校である千葉総北の手嶋と青八木を仕留めるべき大物としてロックオンした浦久保。最終日のレースでは、熊本台一の声掛けによって大集団を形成した後続が、思うようにスピードが上がらずに不満を漏らしていました。そこで浦久保たちは言葉巧みに熊本台一に取り入り、集団のコントロールを乗っ取ります。

その後大集団は千葉総北と箱根学園に追い付き、手嶋を呑み込みました。そして足を休めていた浦久保優策たちをはじめ、彼らと協力していた京都伏見はトップの牙城を崩して集団の気が緩んだ瞬間を見計らって集団から飛び出します。集団は騙されて利用されていたことに気付くのですが、時すでに遅し。すでに足を使い切っていたため、浦久保たちを追う余力が残っていませんでした…

アニメ版『弱虫ペダル』にて描かれたインターハイでの浦久保優策たちは、2日目の落車に巻き込まれてリタイアしたことにされています。では、漫画版『弱虫ペダル』における浦久保はインターハイでリタイアしたのか？結論から言うと、浦久保はおそらくリタイアせずに完走したと考えられます。

リタイアしなかったと予想される理由としては、インターハイ3日目の総合優勝が決まる直前が描かれた『弱虫ペダル』単行本63巻、540話「大空に手を挙げた者」にて、浦久保優策と庭妻、東村の姿が確認できるという点が挙げられます。

そして浦久保優策たちは3日目のゴールである渋峠に入っていると考えられ、あとは山を登るだけだという状況となっているため、そこでリタイアする可能性は低いです。そのため浦久保たちはリタイアせずにそのままゴールできたのではないでしょうか？

では、浦久保優策がリタイアせずに完走したとすれば、インターハイでの順位は何位になるのでしょうか？まず初めに、2年目のインターハイで順位が判明しているのは6名だけです。そのためインターハイの順位は明確にされていませんが、おそらく浦久保は10位ではないかと推測されます。

インターハイでの順位が判明していないのに加え、浦久保優策の前を走っていたと推測できるキャラは新聞と岸神の2人です。そのため浦久保はその次の9位でゴールしたのではないかと考えられます。ただ、この順位は順調に走っていた場合を想定しており、浦久保の後ろには熊本台一の井瀬や京都伏見の水田などがいるため、浦久保が追い付かれていることを考慮すればもう少し後ろの順位になっている可能性もあります。

アニメ版『弱虫ペダル』における浦久保優策はインターハイでリタイアし、インターハイでの活躍シーンが大幅にカットされていました。さらに、漫画版『弱虫ペダル』の浦久保編では、浦久保の純粋さと庭妻との関係性が描かれているのですが、このエピソードはアニメ版『弱虫ペダル』で丸々カットされています。

なぜカットされたのか？その理由については不明ですが、おそらく話数の都合かダーティーなエピソードが敬遠されてカットされたと考えられます。ちなみに多くのシーンがカットされた浦久保優策は、庭妻にロードレースでの勝利をプレゼントしたかったと悔しそうにレースを眺めていました。

ここまで『弱虫ペダル』の浦久保優策について、漫画版におけるインターハイでの活躍やアニメ版における活躍シーン、庭妻とのエピソードがカットされた理由などを紹介してきました。では、次にアニメ版でカットされた浦久保優策の過去をネタバレありで紹介していきます。

浦久保優策は子供のころから神経質で人付き合いを苦手としているため、自転車競技を始める前は周囲から孤立していました。小学校からの同級生である庭妻は、そんな浦久保を気にかけて遊びに誘っていましたが、浦久保はいつも父親とともに漁に出ていたためその誘いを断り続けています。浦久保にとっては漁師の父親と一緒に船上にいることこそが生きがいでした。

しかし中学生の頃、浦久保優策の父親が漁師をやめてしまったため、浦久保は漁に出ることができなくなってしまいます。いつも父親とともに漁に出ていた浦久保は、漁に出られなくなったことで暇を持て余し、鬱屈した日々を過ごすようになりました。

そんな浦久保優策に再び声をかけて自転車競技に誘ったのが庭妻です。その誘いに乗った浦久保は、自転車競技の楽しさを知りメキメキ上達していきました。それと同時に自転車競技の楽しさを教えてくれた庭妻に深く感謝するようになり、その恩返しとして庭妻が欲しいと言っていた「ロードレースでの勝利」を求めるようになります。

漁師の感覚を持っていた浦久保優策は、強い選手を見ると「大物」と称して仕留めようとする悪癖がありました。呉南に入った浦久保は、エースとして部を仕切っていた待宮を見て「お……大物じゃ…」「ありゃあ、大物じゃよ庭妻ぁ」と言います。その後待宮に異様な執着を見せ、練習中に待宮につきまとってことあるごとにラフプレーを仕掛けました。

それに対して待宮は浦久保優策のラフプレーに激怒していた周囲の人間に向かって後輩がイキっているだけだと言ってなだめ、むしろ自分についてきた浦久保の走りを高く評価します。しかし浦久保のラフプレーは過熱し、ついには待宮を崖下に突き落として骨折させるという出来事が起きてしまいました。

幸い、待宮はインターハイ予選までには骨折が回復し、自転車競技のレースに影響はありませんでした。しかし浦久保優策は退部こそ免れたものの部内で孤立してしまいます。さらに待宮は当初、浦久保や庭妻を含めたメンバーでその年のインターハイを戦うつもりでいましたが、待宮を崖下から突き落としたことが原因で、浦久保が庭妻とともにインターハイメンバーから外されてしまいました。

庭妻への恩返しとして大物を仕留めようとしていた浦久保優策でしたが、かえって庭妻に迷惑をかけてしまう形になってしまったため、それまでのおこないを反省し、以降は庭妻の望みである「ロードレースでの勝利」のために全力を尽くすようになります。

• 名前：鈴村健一(すずむらけんいち)
• 愛称：スズ、スズケン
• 出生地：新潟県
• 出身地：大阪府豊中市
• 生年月日：1974年9月12日(48歳)
• 職業：声優、ナレーター、歌手
• 活動期間(声優)：1994年～
• ジャンル(声優)：アニメ、ゲーム、ラジオ、ナレーション
• 所属事務所：インテンション(代表)

アニメ版『弱虫ペダル』に登場する浦久保優策の声を務めたのは、声優事務所「インテンション」所属の声優・鈴村健一(すずむらけんいち)さんです。声優、ナレーター、歌手として活動中の鈴村健一さんは、1994年10月16日から1995年9月24日まで放送されたアニメ『マクロス7』のモーリー役でデビューを果たしています。2008年には第2回声優アワードでベストパーソナリティ賞・シナジー賞をダブル受賞しました。

• 1998年～：時空転抄ナスカ(三浦恭資 役)
• 1999年～：イソップワールド(トッチョ 役)
• 2000年～：BOYS BE…(神崎恭一 役)
• 2001年～：キャプテン翼(若林源三 役)
• 2001年～：電脳冒険記ウェブダイバー(フェニクオン、ペガシオン 役)
• 2001年～：ヒカルの碁(伊角慎一郎、海王中三将 役)
• 2002年～：デジモンフロンティア(木村輝一/ダスクモン/ベルグモン/レーベモン/カイザーレオモン 役)
• 2004年～：機動戦士ガンダムSEED DESTINY(シン・アスカ 役)

• 2006年～：D.Gray-man(ラビ 役)
• 2009年～：うみねこのなく頃に(右代宮譲治 役)
• 2012年～：FAIRY TAIL(ローグ・チェーニ 役)
• 2013年～：宇宙戦艦ヤマト2199(島大介 役)
• 2014年～：ポケットモンスター XY(ツワブキ・ダイゴ 役)
• 2016年～：タイガーマスクW(棚橋弘至/イッツザエース 役)
• 2019年～：鬼滅の刃(伊黒小芭内 役)
• 2022年～：乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です(ユリウス・ラファ・ホルファート 役)

『弱虫ペダル』に登場する浦久保優策と庭妻の関係性に関する声があがっています。どうやらこの方は、浦久保と庭妻の関係性が描かれたエピソードが、アニメ版『弱虫ペダル』でカットされたことを残念に思っているようです。

『弱虫ペダル』に登場する浦久保優策の活躍シーンに関する声があがっています。どうやらこの方は、アニメ版『弱虫ペダル』にて描かれたインターハイで、リタイアしたことにより浦久保の活躍シーンがカットされたことを残念に思っているようです。

『弱虫ペダル』に登場する浦久保優策の声優に関する声があがっています。どうやらこの方は、アニメ版『弱虫ペダル』に登場する浦久保の声を務めた声優が気になっているようです。

今回は『弱虫ペダル』に登場する浦久保優策について、インターハイでの結果や声優などの情報を交えて紹介してきました。漫画・アニメ『弱虫ペダル』をご覧になる際は、本記事のまとめを参考にしていただければ幸いです。