【ワンピース】ハウリング・ガブの強さや能力は？FILM REDでの活躍シーンも紹介

『ワンピース』ではライオンのたてがみのような髪と鋭く尖った牙、そして屈強な肉体を持つなど野性的な見た目をしたハウリング・ガブというキャラクターが登場しています。では、ここからハウリング・ガブの能力や強さ、本編とFILM REDでの活躍シーンを紹介。それではまず、『ワンピース』の作品情報からご覧ください。

『ワンピース』は週刊少年ジャンプ(集英社)にて1997年34号より連載中のファンタジー・バトル漫画です。作者は尾田栄一郎先生。2022年8月時点で単行本103巻が刊行されています。日本国内累計発行部数は4億1656万6000部、海外でのコミックス累計発行部数は1億部を突破し、全世界累計発行部数は5億1000万部を突破しました。

本記事で紹介するハウリング・ガブは、『ワンピース』東の海編にて初登場しました。東の海編はシャンクスとの別れから10年後、修行を重ねて17歳となったルフィの姿が描かれています。将来立派な海賊になって再会するというシャンクスとの約束を果たすべく、ルフィはフーシャ村を旅立ちました。しかし旅立ち直後にいきなり遭難してしまい…

『ワンピース』に登場するハウリング・ガブは、四皇シャンクス率いる赤髪海賊団のメンバーです。口元に見える牙のように尖ったギザ歯とワイルドな髪型が特徴的な外見をしています。フーシャ村に滞在していた頃の髪は、肩の下ぐらいの位置にあったものの、偉大なる航路編以降は腰の位置まで伸びていました。さらに、上に着ているシャツがはち切れそうになっていることから、身体の大きさも一回りも二回りも大きくなっているのが分かります。

『ワンピース』のハウリング・ガブは劇場版『ONE PIECE FILM RED(ワンピース フィルム レッド)』にて特殊な攻撃を放とうとしていましたが、実はその攻撃、2000年に公開された劇場版『ONE PIECE』の1作目に登場したエルドラゴの攻撃と非常に似ています。

ハウリング・ガブとエルドラゴの二人は見た目も似ていました。これらの特徴によりネット上ではハウリング・ガブの悪魔の実がエルドラゴのゴエゴエの実ではないかと噂されるようになっているのです。では、ここからはハウリング・ガブの悪魔の実の能力をはじめ、強さや武器、必殺技を見ていきましょう。

ハウリング・ガブは劇場版『ONE PIECE FILM RED(ワンピース フィルム レッド)』にて登場しており、斬撃のようなものを口から出す必殺技「斬れる咆哮」を使用するなど迫力ある戦闘シーンを繰り広げています。

実はハウリング・ガブが使用した必殺技「斬れる咆哮」は劇場版『ワンピース』1作目に登場するエルドラゴのゴエゴエの実の能力と非常に似ています。そのためハウリング・ガブの悪魔の実の能力は、ゴエゴエの実の能力の上位互換である可能性が高いです。またハウリング・ガブの「ハウリング」という名前から、悪魔の実の名前もハウハウの実であり、ハウリング・ガブはパラミシアのハウリング人間だと予想されます。

『ONE PIECE FILM RED』での入場者特典『ONE PIECE』40億巻にて、ハウリング・ガブの特殊な咆哮を「斬れる咆哮」としています。ハウリング・ガブの攻撃手法が特殊な咆哮であることから分かる通り、彼は固有の武器を持っていません。原作漫画でも劇場版『 FILM RED』でも武器を持っている様子は描かれませんでした。

1つ目に紹介するハウリング・ガブの必殺技は「斬れる咆哮」です。この必殺技は劇場版『 ONE PIECE FILM RED』の入場特典『ONE PIECE』40億巻で紹介されていた技の一つで、劇中で実際に使用されることはありませんでした。そのため斬れる咆哮というのが具体的にどのような技で、どのような能力を持っているのかは不明です。

2つ目に紹介するハウリング・ガブの必殺技は「金縛り」です。この必殺技も斬れる咆哮と同様に、劇場版『 ONE PIECE FILM RED』の入場特典『ONE PIECE』40億巻で紹介されていた技の一つで、劇中では実際に使用されることはありませんでした。漫画の世界における金縛りと言えば、相手の身動きを取れなくすることを指すため、ハウリング・ガブの必殺技も同様に相手の行動を制限する能力を持っていると考えられます。

先に『ワンピース』のハウリング・ガブの能力や強さ、必殺技を紹介しました。では、実際にハウリング・ガブがどのシーンで能力や必殺技を披露したのか？ここからは『ワンピース』の本編とFILM REDでの活躍をネタバレありで紹介していきます。

ハウリング・ガブが初登場したのは、『ワンピース』東の海編です。赤髪海賊団は本作の主人公であるモンキー・D・ルフィの故郷・東の海のゴア王国フーシャ村に滞在していたことがありました。原作漫画だと第1話に登場していないものの、劇場版『ONE PIECE FILM RED』にて赤髪海賊団に所属していたハウリング・ガブもフーシャ村を拠点に活動している様子が描かれています。

東の海編後のハウリング・ガブは、『ワンピース』偉大なる航路編にて再登場を果たしました。シャンクスとの出会いから10年後、17歳となったルフィは海賊王になるべく海に出て海賊になります。その後偉大なる航路の中間地点となるシャボンディ諸島に到着した頃、四皇白ひげ率いる白髭海賊団の2番隊隊長であるポートガス・D・エースが公開処刑されるというニュースが世界中を駆け巡りました。

エースはルフィの義兄でもあったため、ルフィはエースを助けるべくエースが処刑される予定の海軍本部・マリンフォードに向かいます。ルフィ以外に白ひげ海賊団を始めその傘下海賊団が集結したことにより、海軍VS白ひげ海賊団によるマリンフォード頂上戦争の火蓋が切って落とされました。しかし結局、戦争中に白ひげとエースが命を落としてしまいます。

海軍はエースを処刑することができたため目的を達成したはずでしたが、それでもマリンフォードに集結している海賊たちを残らず捕まえようと戦いを続けました。海賊たちもマリンフォードから脱出しようと抵抗したため、戦いが激化してしまいます。そんな状況の中で現れたのが、ハウリング・ガブが所属する赤髪海賊団です。

赤髪海賊団は終わるどころか激化の一途を辿る戦争を終わらせようとしていました。船長シャンクスは、ハウリング・ガブたち幹部格を後ろに控えさせて、これ以上無意味な戦いをして犠牲者を増やさないようにと戦争終結を提言します。当時海軍元帥だったセンゴクはシャンクスの提言を受け入れ、マリンフォード頂上戦争は終結しました。

次にハウリング・ガブが再登場を果たしたのは、『ワンピース』ワノ国編です。ルフィは「この世における最強生物」とまで謳われた四皇カイドウを倒したことで、30億ベリーの懸賞金がかけられることになりました。

その時、ワノ国の近海に停泊していた赤髪海賊団のメンバーはルフィの活躍を知って喜び、赤髪海賊団のコックであるラッキー・ルウは「お頭！ルフィに会いに行こう！」と声を上げます。しかしシャンクスは「ルフィに会う気はない…！」と言ってルウの提案を断りました。ハウリング・ガブはこのシーンで言葉を発することはありませんでしたが、シャンクスの返答を聞いて驚くルウの後ろにひっそりと描かれています。

次にハウリング・ガブが再登場を果たしたのは、劇場版映画『ONE PIECE FILM RED』です。劇場版映画『ONE PIECE FILM RED』は原作連載25周年記念作品で、ウタという名前のシャンクスの娘が登場しています。ハウリング・ガブはシャンクスたちとともに、ウタの計画を阻止してウタを助け出すために音楽の島・エレジアに駆けつけていました。

そこにはウタウタの実の能力者であるウタを抹殺することを目的に、海軍大将の黄猿ことボルサリーノやイッショウ、中将のモモンガが集結。一方、ウタは自分の歌を聴くために集まってきていた一般人たちの肉体をウタウタの実の能力で操り、海軍の邪魔をしました。しかし海軍はウタウタの実の能力を危険視していたため、多少の犠牲は仕方がないということで一般人にも攻撃を仕掛けようとします。

それを阻止したのがシャンクス率いる赤紙海賊団でした。ハウリング・ガブは海軍による攻撃から一般人を守ろうと、ただただ攻撃を受け続けていました。しかし仲間が一般人にただで攻撃され傷つけられることに我慢がならなくなったのか、一般人に向けて必殺技「斬れる咆哮」を放とうとします。しかし結局それは赤髪海賊団の副船長であるベン・ベックマンに止められたことで、使用されることはありませんでした。

『ワンピース』のハウリング・ガブは赤髪海賊団のクルーであるせいか、登場回数は少ないです。そこで、ここからハウリング・ガブの性格やシャンクスとの関係、本名を考察していきます。

ライオンのたてがみのような髪型と牙、そして屈強な肉体を持つハウリング・ガブは野性的な外見をしています。しかしその強面の見た目とは裏腹にとても優しい性格をしており、虫やおばけが嫌いというギャップもありました。

ハウリング・ガブが所属している赤髪海賊団は、「赤髪のシャンクス」という異名を持つシャンクスが率いています。シャンクスは赤髪と左目に走る三本の傷、そして隻腕が特徴的なキャラクターで、四皇の一角を担う大海賊です。懸賞金は40億4890万ベリー。

覇王色の覇気の使い手として圧倒的な強さを持ち、本作の主人公モンキー・D・ルフィのトレードマークである麦わら帽子を託した重要人物です。では、作中でもトップクラスの強さを誇るシャンクスとハウリング・ガブはどのような関係にあるのか？まずハウリング・ガブとシャンクスがどのような経緯で出会ったのかは不明です。本編でもハウリング・ガブとシャンクスが話している描写はありませんでした。

どうやらネット上ではハウリング・ガブという名前が本名なのか、はたまた異名なのかで意見が分かれているようです。劇場版『ONE PIECE FILM RED』の公式HPで公開された映画のパンフレットでは「ハウリング・ガブ」と紹介されています。また『ワンピース』単行本101巻の読者質問コーナー「SBS」でも「ハウリング・ガブ」と普通の表記で紹介されています。

ただ、ハウリングという言葉は英語表記で「Howling」と記述し、その意味は音楽を再生する際にスピーカーから出た音をマイクが拾い、それをまたスピーカーが再生するということを繰り返すことで大きな音が連続して発生する現象のことを指します。さらに、ハウリング・ガブの必殺技・能力である特殊な咆哮は音に関する技であるため、ハウリング・ガブという名前は異名である可能性も十分に考えられます。

強面の見た目とは裏腹にとても優しい性格をしたハウリング・ガブ。野性的な見た目をしているため、性格とのギャップが魅力的です。では、そんなハウリング・ガブの声をアニメ版『ワンピース』と劇場版映画『ONE PIECE FILM RED』で演じた声優は誰なのか？ここからはハウリング・ガブの声を演じたアニメ声優情報を見ていきましょう。

• 名前：中田譲治(なかたじょうじ)
• 愛称：ジョージ
• 誕生日：4月22日
• 職業：声優、俳優
• ジャンル(声優)：アニメ、ゲーム、吹き替え、ナレーション
• 活動期間(声優)：1985年～
• 事務所：大沢事務所

『ワンピース』に登場するハウリング・ガブの声を演じたのは、声優事務所「大沢事務所」所属の中田譲治(なかたじょうじ)さんです。声優・俳優として活動中の中田譲治さんは、1985年10月3日から1986年6月26日まで放送されたSFアニメ『蒼き流星SPTレイズナー』のパイロット役で声優デビューを果たしています。1978年からは俳優としての活動をスタートさせており、強面の悪役俳優として活躍しているようです。

• 1993年～：機動戦士Vガンダム(レオニード・アルモドバル、ゴッドワルド・ハイン、マンデラ・スーン、アドラステア艦長、ナレーション 役)
• 1996年～：天空のエスカフローネ(フォルケン・ラクール・デ・ファーネル 役)
• 1996年～：名探偵コナン(山部浩一、鷺沼昇、宇佐美真治、爆弾犯A、木場 役)
• 1998年～：魔術士オーフェン(チャイルドマン・パウダーフィールド 役)
• 1998年～：ロードス島戦記-英雄騎士伝-(カシュー 役)
• 2000年～：アルジェントソーマ(マイケル・ハートランド 役)
• 2000年～：ルパン三世 1$マネーウォーズ(アレクセイ・ナビコフ 役)
• 2001年～：HELLSING(アーカード 役)

• 2002年～：デジモンフロンティア(ワーガルルモン黒 役)
• 2002年～：ラーゼフォン(功刀仁 役)
• 2003年～：PEACE MAKER鐵(土方歳三 役)
• 2004年～：ケロロ軍曹(ギロロ伍長/ギロロ浪人/ギロロドラゴン、ジョージ・ナカタ、青年中田、ゲロロ艦長、首脳 役)
• 2004年～：ゾイドフューザーズ(マスクマン 役)
• 2005年～：トランスフォーマー ギャラクシーフォース(マスターメガトロン/マスターガルバトロン 役)
• 2006年～：Fate/stay night(言峰綺礼 役)
• 2008年～：テイルズ オブ ジ アビス(ヴァン・グランツ 役)
• 2014年～：Fate/stay night [Unlimited Blade Works](言峰綺礼 役)
• 2018年～：ゴールデンカムイ(土方歳三 役)

ここまで『ワンピース』に登場するハウリング・ガブの強さや能力、本編とFILM REDでの活躍、性格や本名、そしてアニメ声優と一挙にまとめてきましたが、果たしてハウリング・ガブについてネット上ではどのような声があがっているのでしょうか？ここからは『ワンピース』のハウリング・ガブに関して寄せられたネット上の感想や評価を紹介するのでぜひ最後までご覧ください。

『ワンピース』に登場するハウリング・ガブの能力と強さに関する声があがっています。どうやらこの方は、ハウリング・ガブが悪魔の実の能力者ではないかと予想しているようです。『FILM RED』や『ONE PIECE』40億巻にて描かれたハウリング・ガブの特殊な攻撃が能力者である可能性に結びついているようなので、これを機に『FILM RED』や『ONE PIECE』40億巻をチェックしてみると良いかもしれません。

『ワンピース』に登場するハウリング・ガブの能力・強さに関する声があがっています。どうやらこの方は、ハウリング・ガブとエルドラゴの悪魔の実の能力が似ていると感じているようです。やはりハウリング・ガブはゴエゴエの実を食べているのでしょうか？食べていないとしても、ゴエゴエの実の上位互換である可能性があります。

『ワンピース』に登場するハウリング・ガブの必殺技「斬れる咆哮」の強さ・威力に関する声があがっています。どうやらこの方は、ハウリング・ガブの必殺技「斬れる咆哮」とエルドラゴのゴエゴエの実の能力を比較しているようです。

やはりハウリング・ガブの特殊な攻撃がゴエゴエの実の能力に似ているからでしょうか？ハウリング・ガブの特殊な攻撃がゴエゴエの実の能力の何倍なのか、その強さや威力を知りたい方はエルドラゴの活躍シーンを見て強さや威力をチェックしてみると良いかもしれません。

『ワンピース』に登場するハウリング・ガブの強さや能力・技、シャンクスとの関係性、FILM REDでの活躍シーンをまとめて紹介してきましたがいかがでしたか？『ワンピース』に登場するハウリング・ガブは、物語の重要人物であるシャンクス率いる赤紙海賊団のクルーの一人ですが、未だに能力や強さが未知数です。これまで東の海編、偉大なる航路編、ワノ国編、劇場版映画「ONE PIECE FILM RED」にて登場しました。

特に劇場版映画「ONE PIECE FILM RED」では、斬れる咆哮という特殊な攻撃を放とうとしていますが、結局ベン・ベックマンに止められたことで、使用されることはありませんでした。ただ、それをきっかけにネット上ではハウリング・ガブが悪魔の実の能力者ではないかという説が立てられるようになっています。今後、ハウリング・ガブの能力や強さは明らかになるのか？これからも彼の活躍に注目しておきましょう。