モンキーピーク the Rockのあらすじをネタバレ!人気続編漫画の結末と感想は?

人気パニックホラー漫画モンキーピークの続編として連載されたのが「モンキーピーク the Rock」です。前作で生き残ったキャラクターに新たなキャラクターを加えて再び極限状態に追い込まれるあらすじが展開される事になります。今回はモンキーピーク the Rockについて、あらすじを最終回までネタバレありで紹介しつつ、登場人物や、見どころ、既に漫画を読んだ人の感想までネタバレありでまとめて解説していきます。

モンキーピーク the Rockのあらすじをネタバレ!人気続編漫画の結末と感想は?のイメージ

目次

  1. モンキーピーク the Rockとは?
  2. モンキーピーク the Rockの漫画1巻~7巻あらすじネタバレ
  3. モンキーピーク the Rockの漫画8巻~最終回までネタバレ
  4. モンキーピーク the Rockの主な登場人物・キャラ
  5. モンキーピーク the Rockのその他登場人物・キャラ
  6. モンキーピーク the Rockの見どころ
  7. モンキーピーク the Rockに関する感想や評価
  8. モンキーピーク the Rockのネタバレまとめ

モンキーピーク the Rockとは?

モンキーピーク the Rockの概要

漫画モンキーピーク the Rockはパニックホラー漫画「モンキーピーク」の続編として2019年~2021年までの間連載されたパニックホラー漫画です。基本的なあらすじやキャラクターは前作を継承しつつも、元々前作も生き残りが3人だっただけに多くのキャラクターが新キャラクターとなった漫画です。2021年には全9巻で最終回を迎えて完結した漫画でもあります。

モンキーピーク the Rockの作者

モンキーピーク the Rockの作者は前作と同じく原作志名坂高次先生、作画を粂田晃宏先生のコンビで連載しています。原作者の志名坂高次先生は「麻雀倶楽部」シリーズ、「凍牌」シリーズなどを連載した漫画家です。2022年10月現在も「イゴールの島」、「ラクガキ呪いの館」を原作担当し連載しています。

作画担当の粂田晃宏先生はイラストレーターとしても活躍する漫画家で、過去には「RAWGUY」「浮沈アタッカー」などの漫画を単独で連載した経験もあります。

モンキーピーク the Rock - 株式会社日本文芸社

モンキーピーク the Rockの漫画1巻~7巻あらすじネタバレ

1巻あらすじネタバレ

岩砕山での事件から1年後、早乙女は佐藤と同棲していました。そんな早乙女の元に宮田が行方不明になったという連絡が入ります。宮田は猿の捜索の為にアドバイザーとして森林探索隊の第1班に参加していました。宮田を助ける為、早乙女は第1捜索隊の救助も含めて新たに結成される事になった第2班にアドバイザーとして参加する事になるのでした。しかし早乙女にはリスクがありました。

ネタバレすると早乙女は岩砕山での事件以来、その影響で走る事が出来なくなっていたのです。そんな中、第2班は猿に導かれるようにして洞窟に入る事になります。狭い洞窟内を少しずつ進む第2班ですが、洞窟内に爆音が響きます。隊長が確認すると入り口から投げ込まれた手榴弾、そしてその爆発によって発生した崩落により3人の死者を出す事になり、生き残った者も生き埋め状態になってしまうのでした。

しかもこの捜索隊自体が極秘で行われているものである為、助けもこない事が隊長からネタバレされる事になります。奥に進むしかない第2班は少しずつ進んでいく事になりますが、その先でついに猿を発見する事になります。しかし目的も異なる探索隊は多数決により銃を使わず猿と戦う事になり、班を分けての探索を行う事になります。

2巻あらすじネタバレ

早乙女のいるB班が探索に出た所、猿と遭遇します。なんとか麻酔銃で戦う早乙女達でしたが猿を生け捕りにしたい赤崎が邪魔をした事により、班の1人であった原が死亡する事になります。しかし赤崎を始めとした学者組はその犠牲により捕まえる事が出来た猿がいた事で喜びを見せるのでした。そしてなんとか帰路を探そうと彷徨うも洞窟に入ってから3日間が過ぎ、水も食料が尽きてしまうのでした。

精神的に追い詰められた一行は、捕らえた猿を食べるかどうかで意見が真っ二つに割れる事になります。結局新たな猿を捕らえる事を条件に最後まで抵抗した赤崎以外の面々は猿を食べる事になります。そしてこれにより洞窟の一部が土になっている事に気づき、交代で掘る事に決めるのでした。少しずつ掘り進める一行ですが、脱水症状により幻覚なども見え始めます。

しかし洞窟内を地震が襲ったのをきっかけに前方が崩れ、奥への空間が開く事になるのでした。そこから先に進み急速を取る中、見張りをしていた千葉が発見した水路から何者かの足音が近づいている事に気づきます。警戒態勢を取る一行の前に姿を見せたのはなんと行方不明になっていた宮田、そして生き残っていた第1班の4人でした。

3巻あらすじネタバレ

第1班は民間人しか残っておらず、彼らの案内で砂時計状のホールにいきます。そこに居たのは巨大な一匹の猿と数匹の子供の猿でした。巨大な猿は1行を見下ろしてきており、それをみた早乙女はその猿があの魔猿であると直感的に感じ取るのでした。残念ながらそこから出る事は出来ませんでしたが、水路はまだ続いている事が明らかになります。

しかしそこで猿達が一行に襲いかかります。そんな猿の攻撃に加えて仲間割れも相まって少しずつ死者が増えていきます。隊を率いた隊長も失った事で千葉を新たな隊長として困難に立ち向かう事になります。

4巻あらすじネタバレ

新たな隊長となった千葉は参加者からライトを集めようとしますがこれを無理矢理にでも強行しようとする千葉に早乙女達は不信感を募らせていきます。そんな中で猿の生体が少しずつネタバレされていきます。本来夜目が利かないはずの猿達ですがコウモリなどが使うエコーロケーションを使う事で暗闇でも動く術を身に着けており、これがさらに早乙女達を苦しめる事になるのです。

さらに早乙女達は自分達が迷路に迷い込んでいる事にも気づきます。そんな中でも全員の生存を願う早乙女は疑われる赤崎を庇い、結果的に千葉達に囮として見捨てられる事になるのでした。壊れたライトを渡されたり、高橋の裏切りなどを受けつつ、早乙女達は猿と戦う事を決意する事になります。そんな早乙女達の前に現れたのが盲目の大猿でした。

5巻あらすじネタバレ

猿達と死闘を繰り広げる中、猿達は死んだ仲間を共食いする姿を見せさらに早乙女達の恐怖心を煽ります。そんな中、早乙女達の元に別行動していたはずの下柳が戻ってきます。下柳は死んだ隊長の言葉に思い直し戻ってきたのです。しかし猿に襲われる中で宮田が滑り落ちてしまい、早乙女達を救助に向かわせ、1人猿との戦いに挑む事になります。

下柳はボロボロのナイフで、ナイフが壊れた後は総合格闘技で猿に対抗、最後は絞め技で猿にトドメを刺します。ボロボロになりながらもなんとか勝利した下柳でしたが、そんな下柳の不意をついたのが赤崎でした。赤崎が背後から山刀を突き刺し殺してしまったのです。早乙女達はそんな事とはつゆ知らず風が流れる方向に進んでいき鍾乳洞に行き着くのでした。

6巻あらすじネタバレ

発見した鍾乳洞には大量のゴミや人骨が集められていました。そこを探索する一行の前にマコトを名乗る少年が現れます。そしてマコトの情報からここが猿達の餌場である事に気づきます。シマの提案でギリギリまで探索を続けていた早乙女達でですが、そこに猿達の大群が現れます。身を隠した早乙女達をよそに食料に集まる猿達ですが、そこに火炎瓶が投げ込まれます。

ネタバレすると火炎瓶は千葉達が投げ込んだものです。猿達を一網打尽にしようと火炎瓶を投げ込んだ彼らですが、結果的に早乙女達と合流して戦う事になるのです。ボロボロになりながらもなんとか猿を倒した一行ですが、宮田が重傷を負ってしまうのでした。宮田を助けたい宮田と下柳を見捨てたと考える千葉は再び衝突しますが、一応行動を共にする事になります。

7巻あらすじネタバレ

マコトの案内で出口を目指す一行はボロボロの吊り橋に差し掛かります。この吊り橋を千葉が渡ろうとした際に金具が折れてしまいますがこれを早乙女達が協力する事で助ける事に成功します。しかし焦りを募らせる千葉は逆に早乙女達に怒りを覚えていきます。そんな中、暗闇を進むと縛られた葉山を発見します。ネタバレすると赤崎が猿を守ろうと千葉達を殺す為に裏切っていたのです。

赤崎と手を組んでいた高橋に襲われ早乙女はなんとか赤崎を止めようとしますが、赤崎の殺意の高さにもなんとか説得しようとする早乙女ですが、止める事は出来ず、最後には頭突きで気を失わせるのでした。この一連の戦いにより、沼口が死亡し、自衛隊員は残す所が千葉だけになってしまうのでした。先を進む早乙女達は難所を越えていき、先頭を歩いていた清水が松明で照らすとそこには大量の猿の姿が浮かび上がるのでした。

Thumb【モンキーピーク】ネタバレあらすじと最終回の結末を考察!猿の正体・犯人は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

モンキーピーク the Rockの漫画8巻~最終回までネタバレ

8巻あらすじネタバレ

マコトに麻酔銃を持たせて猿の中に放り込む千葉に対し、早乙女とシマはこれを助けようとします。この時、見つけた猿はシマの仲間を襲った猿であり、シマは自らを囮に早乙女達に逃げるように言うのでした。シマはボロボロになりながらなんとかも猿を眠らせる事に成功します。一方の早乙女達も猿に囲まれる中、マコトが見つけた部屋に逃げ込む事に成功します。

そこでいくつかの物を発見した早乙女達、マコトが見つけたガソリンに火を付け、猿を火だるまにする事でなんとか脱出に成功、このまま外に出る事にも成功するのです。そして彼らは山頂を目指す事になります。山頂にはマコトを囮に先に逃げ出した千葉達もおり、千葉達は大猿と戦闘になります。そこにかけつけたのが早乙女でした。

9巻最終回あらすじネタバレ

早乙女は見つけていた鬼猿丸を飲んでおり、驚異的な戦闘力を見せます。清水と協力しボロボロになりながらも猿を倒す事に成功します。一方で早乙女からの指示でマコトと共に逃げていた葉山は猿の世話役である吉トメに襲われます。そんな吉トメの襲撃から葉山を助けたのが高橋、そして救助に駆けつけた自衛隊でした。

そしてついに早乙女達の前に今回の事件の黒幕が姿を現します。黒幕は前作モンキーピークにて死亡したトオルの母を名乗り、トオルの仇を討つために今回の事件を起こしたのでした。これを清水、千葉の協力を得てなんとか倒した早乙女は、自衛隊に救助されて生き残る事に成功するのでした。

モンキーピーク the Rockの最終回では今回の事件の顛末が語られる事になります。生存者は早乙女と宮田、マコト、葉山、千葉、清水です。そのうち千葉と清水は実刑判決を受けている事もネタバレされます。そして今回の事件で早乙女は最終的に左手の指を2本、足の指を7本失っていました。そんな早乙女はリハビリを兼ねて宮田とマコトと共に登山を行っていました。

そして最終回のラストでは行方不明とされていた赤崎が小さな猿を抱えたまま山の奥に消えていくシーンで結末を迎えています。

モンキーピーク the Rockの主な登場人物・キャラ

登場人物①早乙女稜

モンキーピーク the Rockの主人公が早乙女稜です。前作であるモンキーピークの主人公でもあった彼はあらすじでもネタバレしたように行方不明になった宮田を探す為に捜索隊第2班に参加しました。モンキーピークでの事件以降足の指を失う怪我から走る事が出来なくなっており、重い装備も持てずに10kgの装備を持つのが限界です。そんな状態にも関わらず今回も様々な困難に衝突する事になります。

あらすじでもネタバレしたように前回の事件と今回の事件により手足の指をおよそ半分も失っていますがリハビリは順調に進んでおり、最終回でも登山ができるくらいには回復しています。

登場人物②宮田

モンキーピーク the Rockにおいて同じく前作モンキーピークの生き残りの1人が宮田です。早乙女達には猿の探索隊に加わらないという約束をしていましたが、猿の影から逃げられずに眠れない日々を過ごしており、暗所恐怖症にもなっていた事からトラウマを克服する為に探索隊第1班にアドバイザーとして参加する事を選びました。モンキーピーク時代と比べれば暗所恐怖症でこそあるものの精神的にはタフになっています。

今回は前作での事件以上に様々な目に合いましたが生存する事に成功しており、最終回には早乙女達と共に登山を楽しめるようになっています。

登場人物③赤崎

モンキーピーク the Rockにおいて大学院生として生物学を専攻しアドバイザーとして探索隊第2班に参加したのが赤崎です。元々生物学を専攻している事もあって生物の事を大切に思っており、それは猿も例外ではありません。猿の事を思いすぎるあまり周囲と亀裂がある状態が多くなっています。

あらすじの中でもネタバレしたように今回のあらすじの中で捜索隊第2班は猿を食べるシーンがありますが、そこでも猿を食べる事が出来ず結果的に他の物よりも弱っていく事になりました。最後まで早乙女達とは分かり合う事はなく決別しており最後まで生き残ってこそいますが、猿を抱えてどこかに行っています。

登場人物④高橋

モンキーピーク the Rockにおいて内閣情報調査室所属として早乙女に捜索隊第2班への参加を要請してきたのが高橋です。懸賞金がかけられている猿に対し攻撃する事を拒否しています。ネタバレすると実はこの高橋は偽物であり、今回の捜索隊として登場したキャラクターの中でも1番猿に執着していました。しかし最後には死亡しています。

登場人物⑤葉山

モンキーピーク the Rockにおいて捜索隊第1班の生き残りの1人として宮田と共に第2班に合流したキャラクターの1人が葉山です。元々は三浦モンキーランドの職員で猿の生体に詳しい為に早乙女や宮田と同じくアドバイザーとして捜索隊に加わる事になりました。ちなみに本来の専門は猿の中でもオランウータンであり、その為、猿を食べる事をしなかった為、赤崎に敵対されないキャラクターになりました。

登場人物⑥早乙女貴子

モンキーピーク the Rockにおいて前作モンキーピークの生き残りの1人として登場したのが佐藤貴子改め早乙女貴子です。前作での事件後、早乙女と同棲しており、現在お腹に子供を宿している事もあり、今回は要所要所での登場に留まっています。しかし本物の高橋と対面するシーンなどモンキーピーク the Rock作中の中でも重要なシーンを任される事もあったキャラクターになっています。

登場人物⑦シマ

モンキーピークの外伝作品「モンキーサークル」において主人公であり唯一の生き残りだったのがシマです。モンキーピーク the Rockにおいても再び登場しています。モンキーサークルでの事件は表に出ていない為、誰も信じてもらえない事でひどい人生を歩む事になりました。その為に猿を探しており今回の捜索隊には殺された仲間の仇を取る為に探索隊に参加する事を決め第1班に参加していました。

前作からのキャラクターは基本的にそのままの性格で登場する事が多いですが、モンキーサークルでの経験とその後の生活の中で素直さは無くなり、かなり攻撃的な性格になっています。モンキーピーク the Rockのあらすじの中で仇となる猿を見つけて戦いを挑み最後には死亡しています。

モンキーピーク the Rockのその他登場人物・キャラ

登場人物①木ノ下

モンキーピーク the Rockにおいて第2班のアドバイザーの1人として登場したキャラクターが木ノ下です。大学の准教授で知識は豊富ですが、サバイバル経験などは無く、泳ぐことも出来ないなど身体能力は他のキャラクターと比較してもかなり劣っています。自分が生き残る事を最優先にするように、また猿を生きたままにするようにとわがままな発言が多くなっています。

同じ生物学の研究者ではありますが、赤崎とは考え方が違っており猿はあくまでも研究対象で「あんなにいるんだから少しぐらい」という発言をした事で赤崎の恨みを買う事になります。最後には実質的に赤崎に殺されるような形で死亡しています。

登場人物②東

モンキーピーク the Rockにおいて捜索隊第2班の隊長を務めるのが東です。自衛隊の三佐で人望厚くリーダーシップを発揮できます。自衛隊内では「生きる伝説」とまで呼ばれています。あらすじの中では一時期気を失っていましたが、目を覚ますと再びすぐにリーダーシップを発揮する程に部下からの信頼は厚いです。しかし最後には猿との戦いの中で千葉の振るったナイフで致命傷を受ける事になってしまい最後まで殿を務めて死亡しました。

登場人物③原

モンキーピーク the Rockにおいて探索隊の副隊長として登場したのが原です。タレ目とかなり大柄な体格が特徴的な自衛隊員で、かなり慎重な性格をしています。一方でストレスを溜め込みやすいタイプでもあり、わがまま放題な木ノ下や高橋の言動にはかなり苦労していました。あらすじでもネタバレしたように猿を生け捕りにしたい赤崎の静止によって結果的に死亡する事になり、以降の亀裂の原因となっています。

登場人物④下柳

モンキーピーク the Rockにおいて探索隊第2班において自衛隊員の1人として登場したキャラクターが下柳です。自衛隊員の中でも優しい性格をしており、一般参加者を気遣う一面も持ち合わせています。あらすじの中では魔猿に刺された事で死亡しました。

登場人物⑤金井

モンキーピーク the Rockにおいて探索隊第2班の自衛隊員の1人として登場したキャラクターが金井です。早乙女を連れて行く事に不満を持っており、千葉と共に馬鹿にするシーンが目立ちました。脱出口を探している際、トイレの為に1人になった所を猿に襲われて死亡しています。

登場人物⑥沼口

モンキーピーク the Rockにおいて探索隊第2班の自衛隊員の1人として登場したキャラクターが沼口です。太い眉毛と優しい性格が特徴的で、独学ながらも治療についても学んでいる為、衛生兵のような役割を担っています。最後は高橋にナイフで刺された事で死亡しています。

登場人物⑦北条

モンキーピーク the Rockにおいて探索隊第2班の自衛隊員の1人として登場したキャラクターが北条です。眉毛が太いのが特徴となっています。第2班が洞窟に入る際、入り口に残った隊員の1人で、その後明確な描写はありませんが崩落の際に手榴弾が投げ込まれている事から死亡したと考えられています。

登場人物⑧千葉

モンキーピーク the Rockにおいて自衛隊員として登場したキャラクターの1人が千葉です。口が悪く攻撃的な性格が特徴のキャラクターで、早乙女の事を馬鹿にしていました。序盤はその性格から猿を養護するような発言をする木ノ下や赤崎に対してまっすぐと否定をする読者の気持ちを代弁するようなキャラクターでしたが、隊長、副隊長が死亡すると強権的な面が強く描かれる事になります。

明確には描かれていませんが洞窟内に閉じ込められて以降常にイライラしており、手を震わせたり冷や汗をかいているシーンなどから何かしらの禁断症状を持っていたのではないかとも考察されています。またあらすじでも紹介したように千葉の死因を作ってしまった千葉ですが、実は誰よりも千葉を慕っていました。あらすじでもネタバレしたように最終回の最後まで生存しており、最終回にて服役している事が明らかになっています。

登場人物⑨吉川

モンキーピーク the Rockにおいて第2班の自衛隊員として登場したキャラクターの1人が吉川です。隊内でも「最強」と言われる程に殺し合いに強く、その為もあってか積極的に斥候を担当しました。斥候としての状況打破、小猿を食べる事を提案するなど冷静さも持ち合わせているキャラクターですが、あらすじの中では地底湖を発見した際の魔猿との戦闘で死亡しています。

登場人物⑩清水

モンキーピーク the Rockにおいて第2班の自衛隊員として登場したキャラクターの1人が清水です。隊内では最年少ながらも射撃の腕は1番高いとされています。千葉と親しくしており、千葉の作戦にも賛同する事が多く、それが実行されるように冷静に行動する事が多いです。あらすじでネタバレしたように最終回まで生存したキャラクターの1人で、最終回において服役している事が明らかになっています。

登場人物⑪阿部

モンキーピーク the Rockにおいて自衛隊員の中でも色黒で大柄な体格が特徴のキャラクターが阿部です。優しい顔立ちをしており、争い事は苦手としています。隊長、副隊長が離脱していた際には隊長代理を務めていましたが、自身の力不足を痛感しており、また道中怪我を負って足を引っ張った事もあってかあらすじの中では砂時計ホールにて自ら囮を務める事を引き受けて死亡しています。

余談ですが阿部が死亡するシーンは漫画内では描かれておらず、実はどこかで生きているのではないかと期待する声もありましたが最終回まで復帰する事はなく、生存者としても名前が出ていない事から死亡が確定するという結果になっています。

登場人物⑫伊藤

モンキーピーク the Rockにおいて自衛隊員の1人として登場したのが伊藤です。洞窟に入る際に入り口に残った隊員の1人です。小柄で鼻が低いのが特徴となっています。

登場人物⑬若林

モンキーピーク the Rockにおいて自衛隊員の1人として登場したのが若林です。サングラスをかけているのが特徴になっています。洞窟に入る際に入り口に残った隊員の1人です。

登場人物⑭叶

モンキーピーク the Rockにおいて探索隊第1班に同行した内閣調査室のキャラクターが叶です。合流した際にはこれまでの事を第2班に伝える役割を果たすなどしています。漫画の中でも1番の不幸キャラでもあり、最後には上司であるはずの高橋に殺される形で死亡しています。また高橋を直属の上司としておりその高橋が偽物であった事から叶自身も内閣調査室の人間ではなく別人だった可能性もあるとされています。

モンキーピーク the Rockの見どころ

見どころ①危機的な状況

モンキーピーク the Rockは前作であるモンキーピークと同じくサバイバルホラーな漫画ですが、前作が山であったのに対し、今回は洞窟が舞台になった事で様々な要因が生まれる結果になっています。装備は最低限であったり、前作同様食料と水が問題になるのはもちろん、洞窟であるゆえにライトも命綱の1つとして扱われる事でさらに危機的状況に陥りやすい状況になっているのです。

登場人物で紹介したように前作は基本的に登場人物の全員が素人であったのに対し、今回は自衛隊員と専門家という構成であるにも関わらず、絶望感は前回の比ではないと言われる程になっています。

見どころ②前作よりも強力になった魔猿たち

モンキーピークでは結局猿は人間であり、本物の猿は魔猿と呼ばれた個体だけでした。しかしモンキーピーク the Rockではその魔猿はもちろんながら凶暴な子猿や突然変異体と思われるムキムキの猿、さらには暗闇でも自由に動ける猿などそのバリエーションもかなり増しており、モンキーピーク以上の恐怖感があると感想も集める結果になっています。

見どころ③命の危機に瀕した人間たちの狂気

モンキーピーク the Rockにおいては元々探索隊に加わった者達の目的が異なる事も相まって危機に瀕した状況においても行動方針に大きな違いがあります。特に顕著に現れているのが赤崎で、どうしても猿を生け捕りにしようと時に自身の命よりも優先する事すらある程です。そんな行動は別の方針を持つ者にとっては苛立たせる存在であり、結果的にどんどん対立が深くなっていくのです。

皆が最初から目的を持っている分、前作モンキーピークよりもモンキーピーク the Rockの方がより明確に対立構造が描かれる結果となり、狂気なども見えやすくなったと感想が見られるような要素になっています。

モンキーピーク the Rockに関する感想や評価

ここからは既に漫画モンキーピーク the Rockを最終回まで読んだ人の感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。モンキーピーク the Rockは舞台が洞窟になった事で閉塞感が増してより恐怖感が上がったとする感想が多いです。モンキーピークでは山の景色という救いがあったものの、洞窟内という事もあってそういった救いもなくなっているのが怖さをより際立たせているとする感想も多いです。

モンキーピーク the Rockはキャラクターの評価も非常に高い作品になっています。今回ネタバレしたように前作に比べれば最終回の時点での生存者が多いモンキーピーク the Rockですが、それもそれぞれに協力したからである為その関係性の描き方が良かったとする感想が見られる結果になっています。

前作から引き続いてのコンビである早乙女と宮田の関係性はもちろん、千葉と清水の関係性や自衛隊員内での人間関係なども細かく描かれているのが良かったとする感想も多くなっています。

その一方で一部のキャラクターについてはどうやっても理解できないとする感想も見られる結果になっています。そんな感想が特に多いのは主人公の早乙女と赤崎です。早乙女に関しては仮にも前回の事件を経験した後であるにも関わらず警戒心が足らなすぎるとする感想が多くなっています。身体的にはハンデを負っているものの、精神的にはあまり成長が見られず結果的に感情移入しにくくなっているとする感想が見られるのです。

そんな早乙女よりも理解できないキャラクターとされているのが赤崎です。元々の目的が違うとはいえどんな状況でも猿を優先する精神性は理解できないとする感想が多く、ウザいと言われる程になっています。今回ネタバレしたように最終回でも生存しているものの子猿と共に行方をくらませるという不吉な行動に出ており、最終回の最後まで行動が謎過ぎたと言う感想を集める結果にあっています。

モンキーピーク the Rockの中でも猿の正体や種類については驚いたとする感想も多くなっています。前作モンキーピークでは結局魔猿以外は人間であった事からモンキーピーク the Rockではどのように描かれるのかが気になるという感想もあり、様々な種類の猿が出た事がより新鮮で驚いたとする感想が見られる結果になっています。

また前作モンキーピークと比較すると猿が本物である分、より野性的な恐怖が増えたとする感想も見られる結果になっています。数が大量に増えた事、突然変異体も洞窟という環境に適応した形である事など、突然変異体ではあるものの進化したと言われてもしっくりくる形になっているのがモンキーピークの時とは違った恐怖感が増える要因になっているとする感想が見られます。

モンキーピーク the Rockのネタバレまとめ

モンキーピーク the Rockは前作モンキーピークの要素を上手く取り入れながらもまた違った展開で人気を集めたパニックホラー漫画です。今回ネタバレしたようにその舞台が洞窟になった事でより閉塞感が高まり、恐怖感が増したと感想を集める程のホラー漫画になっており、続編もしっかり名作だったとする感想も見られる結果になっています。

今回あらすじをネタバレしたように既に最終回を終えて完結している漫画ですがあらすじをネタバレ込みで最終回まで知っていてもその恐怖感が消えないともされる作品なのでまだ漫画モンキーピーク the Rockを読んでいない人はぜひ1度読んでみてはいかがでしょうか?

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