【ゴールデンカムイ】月島といご草（春見ちよ）の真実の過去とは？死亡せず生きてた？

2022年10月からアニメ第四期が放送開始し、ますます注目が集まる作品『ゴールデンカムイ』。こちらの記事では『ゴールデンカムイ』に登場するキャラクター・月島軍曹の過去についてご紹介しています。月島軍曹の婚約者だった女性・いご草（春見ちよ）の死亡の真実や、鶴見中尉の下についた理由などが知りたい人は参考にしてみてください。

• 作者：野田サトル
• 出版社：集英社
• 掲載誌：週刊ヤングジャンプ
• レーベル：ヤングジャンプ・コミックス
• 発刊期間：2014年8月21日～2022年4月28日
• 巻数：全31巻
• アニメ放送期間：2018年4月9日～放送中（2022年10月現在）
• アニメ話数：各12話（1期～3期）
• アニメOP主題歌：MAN WITH A MISSION「Winding Road」ほか
• アニメED主題歌：THE SIXTH LIE「Hibana」ほか

『ゴールデンカムイ』は漫画家・野田サトル先生が週刊ヤングジャンプにて連載中のサバイバルバトル漫画で、2014年から2022年10月現在まで連載中の人気作として漫画ファンから注目を集めている作品です。2022年10月現在では単行本シリーズ累計発行部数2300万部を突破し、アニメシリーズも第四期まで放送されています。

『ゴールデンカムイ』のアニメは2018年から放送が開始され、第三期までは各12話構成として制作されています。物語は日露戦争語の北海道を舞台としており、アイヌの人々が隠していた金塊を巡ってアイヌや兵士、囚人たちなど多くの者を巻き込んで金塊窃盗事件の真実を追いかけます。

時は1907年。日露戦争に陸軍兵士として参加していた杉元佐一は、目の病気を患う幼なじみの治療費を工面しようと砂金を採っていました。杉元はアイヌの人々が秘蔵していた金塊が奪われたという話と、その隠し場所を示した24人の刺青囚人の話を耳にし、その直後アイヌ人の娘・アシリパと出会います。父を金塊強盗に殺されたアシリパは父の復讐の手伝いをすることを条件に、金塊を分けることを杉元に約束します。

月島軍曹は『ゴールデンカムイ』に登場するキャラクターの一人で、帝国陸軍北海道第七師団歩兵第27聯隊に所属する軍人です。本名は月島基と言い、個性的な兵士が多い第七師団の中では「第七師団の良心」と言われる常識人。また「死神の右腕」「不沈の鉄人軍曹」という異名も持ち、鶴見中尉の片腕として活躍する人物です。

普段は常識人として振る舞う月島軍曹ですが、過去には父親殺しをしており死刑囚となった経歴も持っています。その際に戦いの腕を見込んだ鶴見中尉に助けられ、9年間ロシア語を勉強したのち鶴見中尉の下で日露戦争に参加することになります。誕生日は4月1日の新潟県佐渡島出身、アニメで声を担当した声優は竹本英史さんです。

『ゴールデンカムイ』の登場人物・月島軍曹の過去の物語で登場するいご草。本名は春見ちよという名前で、月島軍曹の故郷の幼なじみで過去に月島軍曹と婚約を交わした人物です。くりくりとしたくせ毛が植物のいご草（エゴノリ）に似ているため、島の子供たちから"いご草"という名前をつけられ呼ばれていたのが「いご草」という名前の由来です。

父親が素行か悪かったため、月島軍曹は故郷の島の者たちから「人殺しの息子」として虐げられており、その影響で月島軍曹本人も荒れた子供時代を過ごしていた過去を持っています。しかし、そんな島民の中でもいご草（春見ちよ）だけは月島軍曹に普通に接しており、日清戦争から帰ってきた後結婚しようと約束をしていました。

しかし、月島軍曹が故郷の島に帰ってきた時にはいご草（春見ちよ）は行方不明となっており、いご草（春見ちよ）が自殺したのだと思い込んだ月島軍曹。そして月島軍曹は、そのきっかけを作った父親を殺してしまったという過去に繋がります。

『ゴールデンカムイ』の月島軍曹の婚約者・いご草（春見ちよ）の過去の真実と死亡、その後生きてたのかについての考察一つ目は「月島軍曹が人殺しの息子と呼ばれていたこと」について。月島軍曹は過去に死刑囚として牢獄に入れられていましたが、そのきっかけとなったのは月島軍曹の父親でした。

実の父親を殺し投獄された月島軍曹ですが、月島軍曹の父親というのは島でも素行が悪いと評判の人物で、そのせいもあり月島軍曹も「人殺しの息子」と呼ばれ、故郷の島では荒れた少年時代を過ごしていました。そんな素行の悪さから「悪童」と呼ばれることもあり、月島軍曹も島の人々から良い印象は持たれていませんでした。

『ゴールデンカムイ』の月島軍曹の婚約者・いご草（春見ちよ）の過去の真実と死亡、その後生きてたのかについての考察二つ目は「月島軍曹がいご草（春見ちよ）と交わした結婚の約束」について。島の人々から忌み嫌われていた過去を持つ月島軍曹ですが、そんな彼に唯一普通に接してくれていたのがいご草（春見ちよ）でした。

二人は一緒に過ごすうちに惹かれあい、月島軍曹が日清戦争に出兵する際には月島軍曹が無事に帰ってきたら駆け落ちをしようと結婚の約束を交わしていました。しかし、月島軍曹が約束通り戦争から帰ってくると、いご草（春見ちよ）は行方不明となっていたのでした。

『ゴールデンカムイ』の月島軍曹の婚約者・いご草（春見ちよ）の過去の真実と死亡、その後生きてたのかについての考察三つ目は「月島軍曹の戦死を聞いていご草（春見ちよ）が自殺を謀った」という件について。日清戦争から帰ってきたら駆け落ちをする約束をしていた月島軍曹といご草（春見ちよ）。

しかし、月島軍曹が戦争に行っている間に島の中ではある人物によって月島軍曹死亡の知らせが触れ回っていました。その後、月島軍曹が島に帰ってくるといご草（春見ちよ）の姿は見当たらず、海岸でいご草（春見ちよ）の履き物が発見されます。自分が死亡したという噂といご草（春見ちよ）の失踪、この二つによって月島軍曹はいご草（春見ちよ）が自殺したのだと思い込んでしまいます。

『ゴールデンカムイ』の月島軍曹の婚約者・いご草（春見ちよ）の過去の真実と死亡、その後生きてたのかについての考察四つ目は「月島軍曹が父親を殺害した事件」について。いご草（春見ちよ）が自殺したと思いこみ深い悲しみにくれていた月島軍曹。そんなある日、月島軍曹が死亡したという噂を島中に言いふらした人物が自分の父親だったことを知った月島軍曹。

愛するいご草（春見ちよ）を死に追いやった父親に対して怒りを沸騰させた月島軍曹は、自らの手で父親を撲殺してしまいます。当時は親殺しは死刑と法律で決まっていたため、月島軍曹は死刑囚として投獄されることになってしまうのでした。

『ゴールデンカムイ』の月島軍曹の婚約者・いご草（春見ちよ）の過去の真実と死亡、その後生きてたのかについての考察五つ目は「いご草（春見ちよ）の死亡の真相」について。いご草（春見ちよ）の死のきっかけとなった父親を殺し投獄された月島軍曹。そんな彼に鶴見中尉が思わぬ真実を告げます。その真実というのは、いご草（春見ちよ）は本当は生きており、三菱の幹部に見初められたことでその人物の息子に嫁いだというもの。

本来なら喜ぶべき玉の輿の縁談ですが、いご草（春見ちよ）は月島軍曹と結婚の約束をしており彼の帰りを待っていました。そんないご草（春見ちよ）に縁談を持ちかけても一蹴されるのは目に見えています。そのため娘に縁談を引き受けて欲しいと思ったいご草（春見ちよ）の両親は月島軍曹の父親に大金を渡して、月島軍曹が死んだという嘘を島中に流してもらうよう頼んだのでした。

そして月島軍曹の父親はいご草（春見ちよ）の親の頼みどおり息子の訃報を島中に流し、それを耳にたいご草（春見ちよ）は月島軍曹の帰りを待つことを止め三菱の幹部の息子に嫁ぐことにします。その後帰ってきた月島軍曹にいご草（春見ちよ）を諦めさせるため、いご草（春見ちよ）が自殺したように工作をしたのだと鶴見中尉は月島軍曹に話したのでした。

『ゴールデンカムイ』の月島軍曹の婚約者・いご草（春見ちよ）の過去の真実と死亡、その後生きてたのかについての考察六つ目は「同郷の兵士から聞いたいご草（春見ちよ）の新事実」について。鶴見中尉からいご草（春見ちよ）が今も生きているということを聞いた月島軍曹。その事実を聞いた時には彼女が生きているならそれでいいと思い、その後鶴見中尉の隊の兵士になることで釈放された月島軍曹。

しかし、その後戦場で鉢合わせた同郷の兵士に、月島軍曹が捕まった後月島軍曹の実家の下からいご草（春見ちよ）の死体が見つかったという知らせを受けます。話によると月島軍曹の父親がいご草（春見ちよ）を殺し、家の下に隠していたというのです。この話を聞いて、以前鶴見中尉が自分に話したいご草（春見ちよ）の縁談が嘘だったと思った月島軍曹は怒り、鶴見中尉に殴りかかります。

『ゴールデンカムイ』の月島軍曹の婚約者・いご草（春見ちよ）の過去の真実と死亡、その後生きてたのかについての考察七つ目は「鶴見中尉の策略に月島軍曹が気づいていた」という件について。いご草（春見ちよ）の死亡の知らせが二転三転したことで心をかき乱された月島軍曹。

死刑を執行されず今来ているのは鶴見中尉のおかげだと感謝している月島軍曹ですが、いご草（春見ちよ）の死亡の件については鶴見中尉が策を張っていたことに気づいていました。しかし月島軍曹は鶴見中尉を恨むこと無く「利用されて憤るほどの価値など元々ありませんから、私の人生に」という言葉を口にしています。

『ゴールデンカムイ』の月島軍曹の婚約者・いご草（春見ちよ）の過去の真実と死亡、その後生きてたのかについての考察八つ目は「いご草（春見ちよ）の生死と三菱財閥に嫁いだのかという真相」について。はじめは自殺をしたと思われていたいご草（春見ちよ）。その後、獄中で鶴見中尉に聞いた知らせや、戦場で出会った同郷の兵士の話でいご草（春見ちよ）の生死の真相が二転三転しています。

『ゴールデンカムイ』の物語の中ではその後、いご草（春見ちよ）が本当は生きていたのかそれとも死亡しているのかについては明言されていません。しかし杉元と菊田の回想で、三菱財閥の幹部の娘である金子花枝子が、兄嫁のことを「クリクリのくせっ毛の田舎娘」と発言していたことから、いご草（春見ちよ）は死亡しておらず鶴見中尉の言ったように三菱財閥に嫁いだ可能性が高いと考えられます。

『ゴールデンカムイ』の物語で過去に父親を殺し死刑囚として捉えられていたことが判明した月島軍曹。しかし普段は冷静で真面目な人物として鶴見中尉の片腕を務めています。また、いご草（春見ちよ）の死亡の知らせや犠牲になった仲間や人々に対して思いを馳せる姿も見せていることから、相手を思いやる優しさも持ちあわせていることが分かります。

『ゴールデンカムイ』の物語で鯉登少尉の補佐を務めた月島軍曹。始めは月島軍曹が鯉登少尉の面倒を見ていることから"子守"という表現が的確でしたが、最後は鯉登少尉の口から「私を信じてついて来い」という言葉が出るほど逞しく成長しました。また形は違えど、鶴見中尉に深い感情を持っているとという点で似た者同士のキャラクターなのではないでしょうか？

• 愛称：たけぽん
• 誕生日：1973年3月7日
• 血液型：A型
• 身長：165センチ
• 出身地：山口県
• 事務所：青二プロダクション

• 柳蓮二、九鬼貴一（テニスの王子様）
• クモジャキー（ハートキャッチプリキュア）
• ウボォーギン（1999年版HUNTER×HUNTER）
• X・ドレーク（ONEPIECE）
• 唐沢克己、荒船哲次（ワールドトリガー）
• 御剣怜侍（逆転裁判）
• レイヴン/シュヴァーン（テイルズオブヴェスペリア）
• 石田三成（戦国無双シリーズ）
• アデル（夢職人と忘れじの黒い妖精）

『ゴールデンカムイ』の物語の中では鶴見中尉の片腕として活躍した月島軍曹。月島軍曹の過去を見た作品ファンのツイートでは、いご草（春見ちよ）が生きてたのに結局結ばれることがなかった二人の関係に切ない思いを馳せる人の姿が度々見られています。

始めは死亡したものと思われていたいご草（春見ちよ）ですが、獄中で鶴見中尉がいご草（春見ちよ）の生死の真相を話したことで生きてたことが判明しました。月島軍曹はその報告で生きる希望を持ちますが、どちらにしても『ゴールデンカムイ』の物語の中では結ばれることがなかったため、ファンの中にはパラレルストーリーで二人の幸せを願う人も見かけられました。

『ゴールデンカムイ』の物語で生死の真相が二転三転し、実際は死亡しているのか生きてたのかわかりにくいいご草（春見ちよ）。『ゴールデンカムイ』を見た人の感想では「生きてるの？死んでるの？」という声が多数あがっているようです。

以上、『ゴールデンカムイ』に登場する月島軍曹の過去や婚約者・いご草（春見ちよ）の生死の真相についてご紹介していきました。月島軍曹は島に居た時には荒れた生活を送り島の人々からやっかいもの扱いをされていましたが、唯一普通に接してくれた幼なじみのいご草（春見ちよ）と恋に落ち、戦争から帰ってきたら結婚する約束を交わしていました。

しかし、戦争から帰ってきた月島軍曹は、いご草（春見ちよ）が失踪していたことで彼女が自殺したのだと思い込んでしまいます。その後獄中で鶴見中尉からいご草（春見ちよ）が三菱財閥に嫁ぎ生きてることを聞いて安心しますが、戦場で出会った同郷の兵士の言葉によっていご草（春見ちよ）が死亡していたという疑惑が浮上します。

しかし、その兵士の言ったことは月島軍曹の罪を軽くするため鶴見中尉が仕組んだアリバイ工作の一つで、いご草（春見ちよ）は鶴見中尉が一番始めに言ったように三菱財閥に嫁いで今も生きている可能性が高いことが判明しています。