【地縛少年花子くん】漫画のあらすじをネタバレ!登場キャラや作品の魅力を紹介

本記事では漫画『地縛少年花子くん』のあらすじをネタバレしていきます。本作は個性的な人間と怪異の関係を描いた作品です。そんな漫画『地縛少年花子くん』について、ネット上ではヤシロと花子くんのかわいらしいやり取りや、個性的な登場人物に魅力を感じている方が多いようです。そこで、今回は『地縛少年花子くん』の七不思議をネタバレしつつ、登場人物・キャラや作品の魅力を紹介していきます。

【地縛少年花子くん】漫画のあらすじをネタバレ!登場キャラや作品の魅力を紹介のイメージ

目次

  1. 地縛少年花子くんとは?
  2. 地縛少年花子くんのあらすじと七不思議ネタバレ
  3. 地縛少年花子くんのキャラ・登場人物一覧
  4. 地縛少年花子くんの面白い魅力
  5. 地縛少年花子くんに関する感想や評価
  6. 地縛少年花子くんのネタバレまとめ

地縛少年花子くんとは?

地縛少年花子くんの漫画の概要

『地縛少年花子くん』はあいだいろによる怪異譚・コメディ漫画です。2014年7月号より月刊Gファンタジー(スクウェア・エニックス)にて連載され、2022年8月26日時点で単行本19巻が刊行されています。2022年8月時点ではシリーズ累計発行部数が800万部を突破しており、個性的な人間と怪異の関係を描いた作風が人気を博しているようです。

地縛少年花子くんのアニメの概要

あいだいろによる漫画作品を原作とするアニメ『地縛少年花子くん』は、2020年1月から3月までアニメリコ枠ほかにて放送されています。話数は全12話。監督は安藤正臣、シリーズ構成・脚本は中西やすひろがそれぞれ担当しています。

TVアニメ「地縛少年花子くん」公式ホームページ|TBSテレビ

地縛少年花子くんのあらすじと七不思議ネタバレ

あらすじと七不思議ネタバレ①三人の時計守

まず初めにネタバレするあらすじと七不思議は「三人の時計守」です。ある日、学園の教室の時間が何十年も進んでいたり、生徒が急に老化したりするなど不可解な事件が発生しました。花子くんはその現象について、3人の時計守が引き起こしていると言います。時計守は1人目が時を戻す、2人目が時を止める、3人目が時を進めるといったそれぞれの役割を担っていました。

そして今回の怪異現象を引き起こしているのが3人目の時計守です。そこで、その時計守の正体を調査していくうちに、ヤシロのクラスメイトである茜が時計守の1人であることが判明します。その後茜を通じて3人目の時計守であるミライを捕まえることに成功しました。最後は1人目の時計守であるカコの力を借りて事件を解決します。

あらすじと七不思議ネタバレ②ミサキ階段

続いてネタバレするあらすじと七不思議は「ミサキ階段」です。ある日、ヤシロの友達である葵が突然消え、葵の存在を誰も覚えていないという怪異現象が起こりました。

そこで、葵の件を花子くんに相談したヤシロ。花子くんはヤシロの話から階段が関わっていることを知り、心当たりがあると言います。かもめ学園には異界に通じる場所が7つあり、ヤシロのような特別な存在を除きそこに落ちた者は存在ごと消えてしまうようです。

ヤシロたちは葵を助けるべく、噂の階段を通じて異界に乗り込みます。すると、そこに和服女子の怪異がいました。こうして和服女子の怪異と対決することとなった花子くんは、ボロボロになりながらもなんとか和服女子の怪異の力を奪うことに成功します。その後ミサキ階段の怪異の正体が、七不思議2番目・稲荷像のヤコであることが明らかになりました。

あらすじと七不思議ネタバレ③カガミジゴク

続いてネタバレするあらすじと七不思議は「カガミジゴク」です。ヤシロは人間が持つコンプレックスを映し出し、鏡の世界に引きずり込む怪異に巻き込まれてしまいました。すると、ヤシロは鏡の世界でミツバという少年に出くわします。

ミツバは鏡の世界から出られなくなり、困っていたところにヤシロの姿を見かけたようです。しかしミツバは既に亡くなっています。

ヤシロにとってミツバは後輩にあたるため、ヤシロは先輩としてミツバを助けてあげようとします。その後ヤシロとミツバはカガミジゴクと対峙。ところがカガミジゴクが予想以上に力を持っていたため、ヤシロとミツバはピンチに陥ってしまいました。そこへ花子くんの双子の弟であるつかさが乱入します。つかさはあっさりとカガミジゴクを倒し、ミツバに怪異を食べろと強要しました。こうしてミツバは新たな七不思議のメンバーとなります。

あらすじと七不思議ネタバレ④美術室のシジマさん

続いてネタバレするあらすじと七不思議は「美術室のシジマさん」です。ある日、ヤシロが学校に登校すると、幽霊であるはずの花子くんが当たり前のように授業を受けている姿を見かけました。しかも他の生徒はそれを何事もなく受け入れています。ただ、違和感を覚えていたのはヤシロだけでなく、花子といつも一緒に行動している源もいました。そこで、二人はこの違和感の原因を探るべく動き出します。

その後二人は元凶のシジママイの元へ行くと、二人がシジママイの描いた絵の中の世界にいたということが判明しました。美術室のシジマさんという怪異現象は、絵が大好きだったシジママイが自殺して幽霊になり、美術室で好きな絵を描き続けているといった七不思議だったのです。こうして二人は花子くんの妨害を受けながらも、シジママイの描いた絵の中の世界という解決の糸口を活かし、何とか事件を解決へと導きました。

あらすじと七不思議ネタバレ⑤16時の書庫

続いてネタバレするあらすじと七不思議は「16時の書庫」です。16時の書庫は16時にだけ入れるようになる特別な書庫で、その管理人は怪異でありながらも学校の教師を務めている土籠でした。彼の発言から七不思議メンバーが人間の世界にとけこみながら暮らしている相当数の怪異を監督し、人間と怪異の関係性を正しく保つ役割を担っていることが判明します。

しかし花子くんは七不思議メンバーの誰かが裏切り、故意に怪異を狂暴化させて人間と怪異の関係性に亀裂を入れようとしていると言うのです。そこで、花子くんは一時的に七不思議をなくすことで、裏切り者の特定をしなくていいようにすると言います。

ただ、そのためには各七不思議が持つ神の依代を壊す必要がありました。さらに、神の依代は花子くんと縁を結んだヤシロだけが壊すことができます。土籠はすんなりと花子くんに従い、神の依代をヤシロに壊させていました。

あらすじと七不思議ネタバレ⑥死神

続いてネタバレするあらすじと七不思議は「死神」です。死神は七不思議6番目の怪異。ヤシロと茜が死神と遭遇したため、葵はその場へ駆けつけようとしますが、死神は葵を連れ去ってしまいました。死神という怪異については、死神が持つ笛の音が聞こえた人間は死神の誘われて死んでしまうという噂があったため、葵のことが大好きな茜は花子くんを脅して死神の境界へ連れて行くように言います。

しかし記憶をなくしていた葵が、花子くんやヤシロを無数の虫が蠢いている穴に落としてしまいました。葵の態度に違和感があった茜は穴に落ちずに済みますが、最終的に葵と一緒に穴へと落ちてしまいます。

どうやら死神によれば、葵の赤根家は代々生贄とされる一家であり、死神はその生贄を管理する存在とのこと。そのため葵は最終的に死神から穴に落とされる予定でした。そしてその穴に落ちた生者は生存不可能ということで、葵は命を落としてしまいます。

あらすじと七不思議ネタバレ⑦トイレの花子さん

続いてネタバレするあらすじと七不思議は「トイレの花子さん」です。ヤシロを助手として縁を結んでいた花子くんは、七不思議メンバーのリーダーであり、学園で起きる怪異現象を調整するという役割を担っていました。

花子くんは七不思議メンバーのリーダーとして、怪異と人間の関係を良好に保ち続けることこそが、自分の罪を消す方法だとしています。花子くんには双子の弟であるつかさを殺して怪異になったという過去があったのです。ストーリーが進んでいくにつれて徐々に花子くんの過去が明らかになっていきますが、なぜ弟を殺したのかなどはまだ明かされていません。

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地縛少年花子くんのキャラ・登場人物一覧

登場人物①花子くん

1人目に紹介する漫画『地縛少年花子くん』のキャラ・登場人物は、本作の主人公である花子くん(はなこくん)です。七不思議七番目の「トイレの花子さん」で、学園七不思議のリーダーでもあります。

登場人物②八尋寧々

2人目に紹介する漫画『地縛少年花子くん』のキャラ・登場人物は、本作のヒロインである八尋寧々(やしろねね)です。かもめ学園高等部一年A組。源輝と両想いになるために学園七不思議の「トイレの花子さん」の噂を試そうとしたところ、怪異である花子くんと出会うこととなりました。

登場人物③源光

3人目に紹介する漫画『地縛少年花子くん』のキャラ・登場人物は、本作の主要人物の一人である源光(みなもとこう)です。かもめ学園中等部三年生の男子生徒。祓い屋「源頼光」の子孫で、兄のような祓い屋になることを目標にしています。

登場人物④源輝

4人目に紹介する漫画『地縛少年花子くん』のキャラ・登場人物は、かもめ学園にて生徒会長を務めている源輝(みなもとてる)です。光の兄。爽やかな容姿の美男子で、穏やかで公正な性格も相まって男女問わず人気があります。

登場人物⑤三葉惣助

5人目に紹介する漫画『地縛少年花子くん』のキャラ・登場人物は、「昇降口に現れる幽霊」として生徒たちの間で話題になっていた三葉惣助(みつばそうすけ)です。写真を撮ることが趣味。光に捕まった際に「写真を撮るのが未練」と語っています。

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地縛少年花子くんの面白い魅力

面白い魅力①切ないエピソード

『地縛少年花子くん』の面白い魅力の一つとして、「エピソード」に関する要素が挙げられます。七不思議の中には七不思議メンバーが人間味のあるキャラクターとして描かれると同時に、ミサキ階段やエソラゴトなど真相が切ないものがありました。特に切ないエピソードとして挙げられるのが、「中等部の昇降口にいる幽霊」として登場した三葉惣助(みつばそうすけ)に関するエピソードです。

彼は中学2年生の頃に亡くなっています。そして生前に写真部に所属していた彼は写真に対して執着し、生前に撮りたかった写真を探すという未練から幽霊となりました。その後祓い屋の源光に未練を晴らしてもらうのを手伝ってもらうこととなり、次第に二人は仲良くなっていきます。しかしそこへ花子くんの双子の弟であるつかさが現れてミツバの未練を晴らす代わりに、ミツバを強力な怪異へと変えてしまいます。

こうして怪異化し理性を失ったミツバは、最終的に花子くんに消滅させられてしまいました。その後、ミツバはつかさによって3番目の七不思議であるカガミジゴクの力を受け継いだミツバとして復活させられます。しかしミツバには仲良くなった光の記憶が全く残っていませんでした。ミツバの切ないエピソードはミツバと光の関係に注目していた読者に大きな衝撃を与えたことでしょう。

面白い魅力②ミステリアスな世界観

続いて『地縛少年花子くん』の面白い魅力の一つとして、「世界観」に関する要素が挙げられます。学園に潜む七不思議をテーマにした本作には、幻想的な怪異の世界が描かれていました。その世界の中でも、鳥居の奥に建物が所狭しに並んだ空間が広がっているミサキ階段が特に印象的です。また画面全体に華があり、背景も丁寧に描かれているため、その演出に作者のセンスとこだわりが感じられます。

面白い魅力③花子くんと寧々がかわいい

続いて『地縛少年花子くん』の面白い魅力の一つとして、「花子くんと寧々」に関する要素が挙げられます。本作は七不思議メンバーのリーダーである花子くんと、その助手として働くこととなった寧々の二人を中心にストーリーが進んでいきます。

二人の関係は花子くんが寧々の呪いを抑える代わりに、彼女を助手としてこき使うようになった時から始まりました。普段は飄々としているものの、泣いている寧々を見て動揺したり、寧々の言葉に赤面したりするような普通の少年らしい一面もあるのが花子くん。一方、寧々はロマンチックな恋愛を夢見る少女でした。

そして怪異との戦いで花子くんにキスされてからは、花子くんのことを男として意識するようになります。そんな二人は友達以上恋人未満の関係を築いており、二人の様子を見ていて微笑ましく感じることでしょう。本作にはシリアスで重い展開があるからこそ、二人のやり取りの可愛さに癒されるのです。

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地縛少年花子くんに関する感想や評価

漫画『地縛少年花子くん』の魅力に関する声があがっています。どうやらこの方はヤシロの誘惑耐性の低さに魅力を感じているようです。またヤシロと花子くんのやり取りも好評なので、興味のある方は二人のやり取りに注目してみてください。

漫画『地縛少年花子くん』の登場人物・キャラの一人、ヤシロに関する声があがっています。どうやらこの方はヤシロの魅力に注目しているようです。感想ではヤシロと光の関係性について取り上げられているので、これを機にヤシロと光のやり取りに注目してみると良いかもしれません。

漫画『地縛少年花子くん』の登場人物・キャラの一人、花子くんに関する声があがっています。こちらでは花子くんが「可愛いしカッコよかった」と好評です。これを機に花子くんのかっこいい要素やかわいい要素に注目してみると良いでしょう。

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地縛少年花子くんのネタバレまとめ

漫画『地縛少年花子くん』のあらすじをネタバレし、登場人物・キャラや作品の魅力を紹介してきましたがいかがでしたか?これを機に『地縛少年花子くん』の登場人物・キャラや作品の魅力を参考にしつつ、『地縛少年花子くん』をご覧になってみてください。

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