【文スト】ブラム・ストーカーは天人五衰の一人！異能やモデルとなった人物は？

2022年9月現在、合計22巻の単行本が刊行されている文ストこと漫画文豪ストレイドッグス。文ストこと文豪ストレイドッグスとは歴史の文豪をモデルにしたキャラクター達が異能を使って戦う漫画作品であり、2012年から｢ヤングエース｣で連載されています。その人気は累計発行部数が1000万部を超えるほどとなっており、アニメ化や映画化などが行われています。そんな本作にはブラム・ストーカーという名前のキャラが登場します。

文ストこと漫画文豪ストレイドッグスに登場するブラム・ストーカーとはアイルランド人の小説家をモデルにしたキャラクターであり、｢天人五衰｣の1人に数えられています。｢天人五衰｣の1人であるブラム・ストーカーは眷属を増やす異能｢吸血種｣を使うことが出来、｢不死公主｣や｢この世の災い｣と呼ばれるほどの強さを持っています。本記事ではそんなブラム・ストーカーについて異能｢吸血種｣や強さ、モデルなどをご紹介していきます。

ではブラム・ストーカーの異能｢吸血種｣や強さ、モデルなどをご紹介する前に、ブラム・ストーカーが登場する文ストこと漫画文豪ストレイドッグスの作品情報と物語のあらすじについて簡単にご紹介していきます。ブラム・ストーカーが登場する文豪ストレイドッグスとは朝霧カフカ（原作）と春河35（作画）の漫画作品です。漫画文豪ストレイドッグスは2022年9月現在｢ヤングエース｣で連載されており、｢文スト｣と呼ばれています。

文ストこと漫画文豪ストレイドッグスは元々2012年に｢ヤングエース｣で連載が始まり、2年後の2014年に小説化されました。その後文ストこと漫画文豪ストレイドッグスは2016年にアニメ化され、人気が爆発することになりました。これによりシリーズ展開が本格化し、2022年9月現在までに3期に渡るアニメやアニメ映画などが公開されてます。この人気は原作にも影響しており、文ストの漫画の累計発行部数は1000万部を超えています。

文ストこと漫画文豪ストレイドッグスの主人公である中島敦は孤児院から追放され、飢餓状態のままヨコハマを徘徊していました。この時中島敦は入水自殺を試みる太宰治を発見し、急遽鶴見川から彼を助け出しました。すると太宰治の相方である国木田独歩が現れ、中島敦は危険な凶悪事件と戦う特殊能力集団｢武装探偵社｣の存在を知ります。そして中島敦は｢武装探偵社｣に入り、多数の仲間達と凶悪な事件に立ち向かうことになるのでした。

本記事で強さや異能力の｢吸血種｣、モデルなどをご紹介するブラム・ストーカーとは文ストこと漫画文豪ストレイドッグスに登場するキャラクターの1人です。文ストこと漫画文豪ストレイドッグスに登場するブラム・ストーカーは｢天人五衰｣の1人に数えられているキャラクターであり、長い髪の毛と尖った耳が特徴となっています。ブラム・ストーカーは未だアニメに登場していないキャラであるため、身長や年齢などが分かっていません。

文ストこと漫画文豪ストレイドッグスのアニメに登場していないブラム・ストーカーは非常にマイペースな性格をしており、婉曲な言い回しを好んで人と喋ります。そんな｢天人五衰｣の1人であるブラム・ストーカーは元々普通の人間でした。しかし｢吸血種（ドラキュリア）｣という異能力が細胞を変え、吸血鬼になってしまいます。これにより太陽の光が苦手になるものの、不死能力を手に入れ、｢不死公主｣と呼ばれるようになりました。

｢不死公主｣となったブラム・ストーカーは北欧の伯爵として異能力の｢吸血種｣を使って眷属を増やしまくります。その影響力の強さからブラム・ストーカーは｢人類を滅ぼす十の災厄｣に数えられるほどであり、｢この世の災い｣や｢不死なる王｣とあだ名されました。しかしブラム・ストーカーは8年前に｢猟犬部隊｣の隊長・福地桜痴に敗北してしまいます。そしてブラム・ストーカーは｢聖剣ソルズレヴニ｣で封印されることになりました。

封印されたブラム・ストーカーは首から下の身体を無くし、顔だけの存在として生きることになってしまいます。さらにブラム・ストーカーは神威の福地桜痴に脅され、｢天人五衰｣の計画に無理やり協力させられます。その後｢天人五衰｣の1人となったブラム・ストーカーは福地桜痴に従い、芥川龍之介を異能力で眷属にします。しかしブラム・ストーカーは内心福地桜痴を敵対視し、幸田文へ｢天人五衰｣の事件の真相を明かしました。

上述でご紹介した通り、文ストこと漫画文豪ストレイドッグスに登場するブラム・ストーカーは｢天人五衰｣の1人に数えられているキャラクターです。では文ストこと漫画文豪ストレイドッグスに登場する｢天人五衰｣とはいったい何なのでしょうか。｢天人五衰｣とは文ストこと漫画文豪ストレイドッグスに登場するテロ組織の名前です。｢天人五衰｣は神威こと福地桜痴が創設したテロ組織であり、国家の消滅を目標として活動しています。

福地桜痴が創設した｢天人五衰｣は合計5人の特一級危険異能犯罪者で構成されており、福地桜痴、フョードル・ドストエフスキー、ゴーゴリ、シグマ、ブラム・ストーカーが所属しています。｢天人五衰｣は未だ分かっていることが少なく、天空カジノやブラム・ストーカーの異能力で国家を転覆させようとしていることぐらいしか判明していません。ちなみに｢天人五衰｣は六道の最高位｢天人｣が残した5つの兆しの仏教用語をモデルとしてます。

ではここからは文ストこと漫画文豪ストレイドッグスに登場するブラム・ストーカーの異能力や強さについてご紹介していきます。上述のプロフィールで少しご紹介した通り、文ストこと漫画文豪ストレイドッグスに登場するブラム・ストーカーは｢吸血種（ドラキュリア）｣という異能力を持っています。｢吸血種｣は吸血鬼のブラム・ストーカーが噛むことで発動し、ブラム・ストーカーが噛んだ相手を吸血鬼の眷属にすることが出来ます。

異能｢吸血種｣の能力で吸血鬼になった者は太陽の光に弱くものの、身体能力と再生能力の強さが格段に上がります。またブラム・ストーカーは吸血鬼の眷属を支配し、完全に操ることが可能です。さらに吸血鬼の眷属が噛んだ相手も吸血鬼の眷属となります。なので｢吸血種｣はたった1人噛むだけで国さえも作ってしまうほどの異能となってます。このことからブラム・ストーカーの｢吸血種｣は作中最強の強さを持った異能といえるでしょう。

上述でご紹介した通り、文ストこと漫画文豪ストレイドッグスに登場するブラム・ストーカーは作中最強の強さを持った異能｢吸血種｣の使い手です。ブラム・ストーカーは異能｢吸血種｣の強さを活かし、｢人類を滅ぼす十の災厄｣の1つに数えられるほどの吸血鬼となりました。しかし8年前ブラム・ストーカーは｢猟犬部隊｣の隊長・福地桜痴と戦い、敗北します。この時ブラム・ストーカーは福地桜痴に｢聖剣ソルズレヴニ｣で刺されました。

｢聖剣ソルズレヴニ｣とは肉体と異能を融合させる聖剣であり、元々人間が異能で変貌したものとして知られています。確かに吸血鬼のブラム・ストーカーは聖剣の攻撃で死にません。しかしブラム・ストーカーは｢聖剣ソルズレヴニ｣の能力で眷属へ命令する能力を福地桜痴に奪われてしまいます。このことから現在のブラム・ストーカーは眷属への命令権が一切無く、神威こと｢天人五衰｣のボス・福地桜痴の駒となってしまっています。

ではここからは文ストこと漫画文豪ストレイドッグスに登場するブラム・ストーカーのモデルや過去、福地桜痴との関係についてご紹介していきます。文ストこと漫画文豪ストレイドッグスに登場するキャラクターは実在した文豪や海外の小説家をモデルとしています。なのでブラム・ストーカーも海外のとある小説家がモデルとなっています。ブラム・ストーカーのモデルはアイルランド人の小説家であるブラム・ストーカーです。

モデルとなったブラム・ストーカーは1847年の11月8日にアイルランドのダブリンで生まれたアイルランド人の小説家であり、1912年の4月20日に亡くなりました。そんなブラム・ストーカーのモデルとなった小説家のブラム・ストーカーは｢ドラキュラ｣という小説で有名となっています。小説家のブラム・ストーカーは43歳の時ハンガリーのブダペスト大学東洋言語学教授と出会い、図書館でヴラド・ツェペシュの記述を発見しました。

ヴラド・ツェペシュとは15世紀にワラキア公国の君主を務めていた実在の人物です。ヴラド・ツェペシュはオスマンとの戦いで大量の敵を串刺しにしたため、｢串刺し公｣や｢ドラキュラ公｣と呼ばれています。｢串刺し公｣ことヴラド・ツェペシュの記述を見つけたブラム・ストーカーはそれを題材に｢ドラキュラ｣を出版しました。おそらく文ストのブラム・ストーカーは｢ドラキュラ｣を基としたため、吸血鬼のキャラとなったのでしょう。

上述でご紹介した通り、文ストこと漫画文豪ストレイドッグスに登場するブラム・ストーカーは昔、｢人類を滅ぼす十の災厄｣の1つに数えられていました。この時のブラム・ストーカーは誰も止められないほどの強さを持っており、｢この世の災い｣や｢不死なる王｣といった異名を付けられていました。しかし最強の強さを持つ北欧の伯爵だったブラム・ストーカーはある出来事で運命が大きく変わります。その出来事とは福地桜痴の出現です。

｢人類を滅ぼす十の災厄｣の1つだった吸血鬼のブラム・ストーカーは8年前に英雄の福地桜痴と戦い、｢聖剣ソルズレヴニ｣を突き立てられてしまいます。聖剣を突き立てられたブラム・ストーカーは身体が首だけとなり、異能｢吸血種｣の命令権を福地桜痴に奪われました。さらにブラム・ストーカーは故郷の棺桶で動きを封じ込められてしまいます。そしてブラム・ストーカーは福地桜痴の脅しを受け、｢天人五衰｣の尖兵となってしまいました。

元々ブラム・ストーカーは自身の眷属を愛し、立派な北欧の伯爵として君臨していました。しかしブラム・ストーカーは何者かが｢聖剣ソルズレヴニ｣を使い、｢災厄｣として扱われるようになりました。これは｢聖剣ソルズレヴニ｣を過去に使った福地桜痴である可能性が高いです。｢災厄｣となったブラム・ストーカーは眷属への命令権を福地桜痴に奪われます。この時ブラム・ストーカーは身体を失い、首だけの吸血鬼になってしまいました。

その後正体が神威の福地桜痴はブラム・ストーカーの異能を使い、国家の半分を支配しようとします。なので首だけとなったブラム・ストーカーは無理やり福地桜痴に協力させられます。そしてブラム・ストーカーは眷属を二度と増やさないと誓っていたものの、福地桜痴の命令で芥川龍之介を吸血鬼の眷属にしてしまいました。これらの出来事からブラム・ストーカーは自身を支配する福地桜痴に対し、強い敵対心を抱き続けています。

文ストこと漫画文豪ストレイドッグスに登場するブラム・ストーカーに関する感想ではブラム・ストーカーがかわいいといった感想が多く寄せられていました。確かにブラム・ストーカーは怖い異名が多数付けられています。しかし本当のブラム・ストーカーはマイペースでかわいい性格をしており、携帯音楽プレイヤーだけで態度を変えてしまいます。この意外な内面からブラム・ストーカーはかわいいと言われ、高い人気を博しています。

文ストこと漫画文豪ストレイドッグスに登場するブラム・ストーカーに関する感想では異能が強いといった感想も多く寄せられていました。ブラム・ストーカーは異能｢吸血種｣を使えば、人間を吸血鬼の眷属に変えることが出来ます。またブラム・ストーカーは眷属を使うことでほぼ無限に眷属を増やすことが出来る能力も持っています。この異能の強さを見ると、ブラム・ストーカーは作中で最強クラスのキャラクターといえるでしょう。

文ストこと漫画文豪ストレイドッグスに登場するブラム・ストーカーに関する感想では眷属を元に戻せるか気になるといった感想も多く寄せられていました。作中で芥川龍之介はブラム・ストーカーの異能を受け、吸血鬼の眷属になってしまいます。2022年9月現在、芥川龍之介は元に戻れるか判明していません。しかしブラム・ストーカーの異能がまだ詳しく分かっていないので、芥川龍之介が元に戻る希望はまだあるといえます。

本記事では文ストこと漫画文豪ストレイドッグスに登場する吸血鬼のブラム・ストーカーについて強さや異能｢吸血種｣、モデルなどをご紹介しました。アイルランド人の小説家をモデルとしたブラム・ストーカーは芥川龍之介を眷属にした張本人です。しかしこれは脅されているからであり、内心福地桜痴へ敵意を抱いています。なのでもしかすると今後の展開でブラム・ストーカーは味方のキャラクターになるかもしれません。