2021年04月27日公開
2021年04月27日更新
【文スト】アニメ3期のあらすじをネタバレまとめ!内容は原作漫画のどこまで?
原作担当の朝霧カフカ・作画担当の春河35による大人気漫画「文豪ストレイドッグス(文スト)」。この記事ではそんな文ストのアニメ3期のあらすじをまとめてネタバレ紹介していきます。文ストアニメ3期の内容は原作漫画のどこまでなのでしょうか?映画「DEAD APPLE」の入場特典小説がアニメ化された「十五歳編」についてもまとめてネタバレ紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
文スト3期とは?
この記事では文スト3期のあらすじについてまとめてネタバレ紹介していきます!そして、その前にまずは文豪ストレイドッグス(文スト)の概要について紹介していきますので、ぜひご覧ください。
文豪ストレイドッグス(文スト)の概要
まずは、文豪ストレイドッグス(文スト)の概要をまとめて紹介していきます。文豪ストレイドッグスは原作担当の朝霧カフカ・作画担当の春河35による大人気漫画です。太宰治や中島敦などの実在する文豪がキャラクター化され、その文豪の著書にちなんだ異能力を使い戦うストーリーとなっています。そんな文豪ストレイドッグスはアニメ1期~3期まで放送され、劇場版「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE」も公開されました。
文ストアニメ3期は何クール?
また、文豪ストレイドッグス(文スト)のアニメ3期は1クールの放送で、2019年4月から6月まで放送されました。26話~28話までが「十五歳」編で、29話~37話が共喰い抗争編となっています。
文スト3期のあらすじを原作漫画からネタバレ
文スト3期の内容は原作漫画のどこまで?
ここからは、文スト3期のあらすじをまとめて原作漫画からネタバレ紹介していきます!そもそも、文スト3期の内容は原作漫画の何巻から何巻までなのでしょうか?文スト3期は、原作漫画10巻~13巻の内容がアニメ化されます。そこで、原作漫画10巻からあらすじをまとめてネタバレ紹介していきますので、ぜひご覧ください。
10巻あらすじネタバレ
まずは、文スト3期にあたる原作漫画10巻のあらすじをネタバレ紹介していきます。ギルドとの抗争を終えた武装探偵社は、白鯨を墜落させた犯人・ドストエフスキーの捜索を開始します。手がかりは、白鯨の制御端末の裏に貼られていた遠隔干渉チップ。犯人はそのチップを使い、白鯨を横浜へと激突させようとしていました。その手掛かりを調べるため、国木田と中島敦は元探偵社員・田山花袋の元へ。
田山花袋の異能は「蒲団」。視界の中にある電子機器を触れずに常人の数十倍の速度で解析する能力です。しかし、恋煩いのせいで能力が使えない状態だったため、田山は名前も知らない彼女に告白したいからと、国木田たちに女性探しの依頼をするのでした。一方、犯人のドストエフスキーは、既にポートマフィアに捕まっていました。ドストエフスキーに処分を下すため、幹部のA(エース)が動き出します。
しかし、Aの目的はドストエフスキーと手を組んで、首領である森鴎外を殺すことでした。そこで、ドストエフスキーは勝てば解放、負ければ部下になるという条件でカード勝負をしようと持ち掛けます。Aはポーカーの達人だったため、余裕の表情でその勝負を受け入れます。しかし、Aはドストエフスキーが事前に流した嘘情報により異能を見誤っており、最後は策略に嵌り自らの手で命を絶ちました。
ドストエフスキーの目的は、Aからマフィア構成員の異能リストを手に入れること。そのために自らポートマフィアへ捕まったのでした。全ては、ドストエフスキーの掌の上。ドストエフスキーは目的を達成するため、次の行動へ移そうとしていました。
11巻あらすじネタバレ
次に、文スト3期にあたる原作漫画11巻のあらすじをネタバレ紹介していきます。ヨコハマの夜の街で、武装探偵社社長・福沢諭吉が異能者狩りに襲われます。そして、与謝野の異能力でも治すことのできない何らかの毒に侵されてしまい、意識不明の状態に。さらに、ポートマフィアの首領・森鴎外も同じように襲われ、毒に侵されてしまいます。森鴎外を刺したドストエフスキーは、逃げる最中に太宰治と対峙します。
ドストエフスキーは、太宰治に自らの目的を語りました。ドストエフスキーは「書いたことが真実になる白紙の文学書」を得て、異能者のいない世界を作ることが目的だと言います。その目的を達成するためには、武装探偵社とポートマフィアは邪魔な存在でした。だからこそ、両組織を消すために福沢諭吉と森鴎外を襲ったのです。そして、ドストエフスキーは二人を苦しめる毒の正体を明かします。
その正体は、「共喰い」の異能力でした。極小の異能生物が宿主の体内で48時間かけ成長し、やがては宿主2人の身体を食い破るという能力です。しかし、どちらかが死ねば異能は止まります。つまり、それは福沢諭吉と森鴎外二人の命を巡って、武装探偵社とポートマフィアの殺し合いが始まることを意味していました。「ではいずれ『約定の地』にて」と言い残し、ドストエフスキーは去っていきました。
12巻あらすじネタバレ
次に、文スト3期にあたる原作漫画12巻のあらすじをネタバレ紹介していきます。ドストエフスキーの策略により全面抗争となった武装探偵社とポートマフィア。早速、福沢諭吉の入院している病院をポートマフィアが完全包囲します。武装探偵社は、伝令役に谷崎のみ残し病院を離脱。「ウイルスを作った異能力者を捕まえる」とマフィアに伝え、武装探偵社のメンバーは奔走します。
時間内にウイルスを作った異能力者を捕まえることができなければ、谷崎の命はありません。しかし、ドストエフスキーの策略により武装探偵社の調査は上手くいきません。約束通りマフィアは谷崎の命を奪おうとしますが、あらかじめ仕込んでおいた国木田の異能を使いその後鏡花に助けられ、谷崎は脱出。一方、福沢諭吉と森鴎外は組織の抗争を止めるべく因縁の地で接触します。
そして、二人は二大組織の命運を賭けた勝負を始めます。福沢諭吉は森鴎外の異能・エリスを消滅させますが、森鴎外は最後の力を振り絞り反撃に出ます。そして、森鴎外が福沢にトドメを刺そうとしたその時、夏目漱石が姿を現します。夏目漱石の叱咤激励と命令により、武装探偵社とポートマフィアは再び協力することになるのでした。
13巻あらすじネタバレ
次に、文スト3期にあたる原作漫画13巻のあらすじをネタバレ紹介していきます。夏目漱石の協力によりドストエフスキーの射殺から逃れていた田山花袋。田山の情報で、死の家の鼠の巣窟を特定することに成功します。そこで、太宰は敦と芥川を協力させアジトへの潜入を開始。第一の目標は「共喰い」の能力者の確保でした。しかし、二人は共喰いの異能力者・プシュキンによりウイルスに感染してしまいます。
逃走するプシュキンを追う二人でしたが、その行く手を「断崖」の異能力を持つイワン・ゴンチャロフが阻みます。イワンの攻撃に手こずる二人でしたが、最後は月下獣と羅生門を組み合わせた「月下獣羅生門 黒虎絶爪」でイワンを退けました。一方、プシュキンは福沢諭吉と森鴎外の二人に捕らえられました。しかし、結局ドストエフスキーの姿はアジトにありませんでした。
ドストエフスキーはアジトから遠く離れたカフェで優雅にお茶を飲んでいたのでした。そして、悠々と逃走を図ろうとした時、立ちはだかったのは先回りしていた太宰でした。太宰はフィッツジェラルドと協力していたのです。こうして、共喰い抗争は終演を迎えます。
文スト3期の十五歳編をネタバレ
文スト3期の十五歳編の原作は映画「DEAD APPLE」の入場特典小説
ここからは、文スト3期の十五歳編をネタバレ紹介していきます。十五歳編はアニメ26話から28話の内容になっており、実は十五歳編の原作は漫画ではなく朝霧カフカ先生の書き下ろしの映画「DEAD APPLE」の入場特典小説でした。数量限定で一週間しか配布されなかったため、読んでいない方も多いかもしれません。そこで、次項からは十五歳編のあらすじをまとめてネタバレ紹介していきます。
26話(3期1話)のあらすじネタバレ
7年前、15歳の太宰治の物語。現在の首領である森鴎外が先代から首領の座を継いだ時に、その場にいた遺言の証言者は太宰治でした。森鴎外はそんな太宰の願いを聞く代わりに、ある調査を依頼します。その調査とは、ポートマフィアの先代首領が蘇ったという噂の真相を探ることでした。そこで、広津とともに擂鉢街に向かう太宰でしたが、いきなり不意打ちを受けます。
仕掛けてきたのは、羊という組織のリーダー・中原中也でした。「アラハバキについて話してもらおうか」と聞きなれない名前を口にする中也。戦闘になる太宰たちでしたが、突然の爆発に巻き込まれます。そのとき太宰が目にしたのは、先代首領の姿でした。
27話(3期2話)のあらすじネタバレ
羊の仲間を人質とされたため、中原中也は太宰治と行動を共にすることになりました。二人はアラハバキによる爆発の生存者に話を聞こうとしますが、ポートマフィアと敵対している組織・GSSの襲撃に遭ってしまいます。さらに、その後向かおうとした蘭堂の屋敷も爆破されており、一連のことはポートマフィアと対立している組織の罠かと思われました。
しかし蘭堂は、「あれは本当に荒神だった」と言います。その後、太宰は蘭堂の話に矛盾があると思い、再び蘭堂にアラハバキの件の真相を聞くために彼の元へ向かいます。蘭堂は擂鉢街の件の唯一の生存者だったのです。蘭堂と太宰が話している時、突然中也が窓から派手に登場。そして中也は、衝撃の言葉を発するのです「アラハバキの正体は俺だ」と。
28話(3期3話)のあらすじネタバレ
過去に、異能力と現存生物を組み合わせた実験が行われていました。その実験により誕生したのが中原中也だったのです。その名も「試作品・甲二五八番」。試作品・甲二五八番はずっと軍事研究施設に保管されていましたが、ある時欧州の異能組織によって奪われます。その組織の人物こそが、蘭堂だったのです。蘭堂の本当の名前は、アンチュール・ランボオ。
ランボオは自身の異能力を使い、試作品・甲二五八番を取り込もうとします。擂鉢街でのあの爆発は、その時の爆発だったのです。その爆発の際には、ランボオの相棒のポール・ヴェルレエヌもいました。しかし、ランボオはアラハバキの現象により、ポールがどうなったのか覚えていないと言います。ランボオは失った記憶を探すため、わざとアラハバキの情報を流していたのです。
また、先代首領もランボオの異能によって作り出されたものでした。真相を聞きながら、太宰と中也はランボオと激しい戦いを繰り広げます。太宰と中也は、協力してランボオを倒しました。その後、アラハバキの調査を終えた二人はそれぞれの日常へ戻ります。しかし、中也は大切な居場所だった「羊」に裏切られ、殺されそうになってしまいます。一方、太宰はそれを予測していました。
ポートマフィアの部下たちを連れ、羊の前に現れます。これを見た中也は羊を庇い太宰と取引をすることにします。こうして、中原中也はポートマフィアの一員になりました。そして、中也は森鴎外から蘭堂の帽子を受け取り、ポートマフィアに尽くすことを誓うのでした。
文スト3期に登場する中原中也の正体を考察
中原中也は「汚れつちまつた悲しみに」の異能力者
ここからは、文スト3期に登場する中原中也の異能力や正体についてさらに詳しくまとめて紹介していきます。中原中也の異能力は「汚れつちまつた悲しみに」。触れたものの重力のベクトルと強さを操る能力です。自分や対象の重力を操作し、対象を地面にへばり付かせたり、相手の攻撃をかわしたりなど多種多様な使い方ができます。また、強化形態として「汚濁」というものがあります。
汚濁を発動させると、鋼鉄の戦車をも打ち破く身体能力と小型のブラックホールを出現させることができ、最強の状態になります。しかし、敵味方関係なく無差別に攻撃する暴走状態となり、命尽きるまで戦い続けてしまうという致命的なデメリットがあります。そのデメリットをなくすことができるのが、太宰治です。太宰治の異能無効化があれば、暴走状態の中也を止めることができるのです。
中原中也は強力すぎる異能力を制御するために作られた人格
そして、文スト3期では中原中也が「異能力と現存生物を組み合わせた実験により生まれた存在」であることが明らかになりました。そして「中原中也」という人間は強大すぎる力を制御するために作られた人格・魂です。つまり、中原中也は強大な異能を制御する安全装置でもあるのです。
文ストに関する感想や評価
文スト3期のダザイは声がめちゃめちゃ幼くてかわいいなぁってニヤニヤしながら微笑んでた、ほんとにっっっ!かわいいんだよ、なんだよあれ
— まい♪ (@bungou_0000714) April 26, 2021
それでは、最後に文ストのアニメ3期に関する感想や評価についてまとめて紹介していきます。文ストのアニメ3期に関しては、15歳の太宰治と中原中也がかわいいという感想が多くありました。二人の共闘シーンがかっこいいという感想もありました。
文スト3期 最終回の敦と芥川の月下獣羅生門カッコよすぎ!#文豪ストレイドッグス3期製作の皆様に感謝
— ひろとん (@pso2mhf_hiroton) June 28, 2019
また、文スト3期の中島敦と芥川龍之介の月下獣羅生門がかっこいいという感想もありました。普段は敵対している中島敦と芥川龍之介が共闘し、一緒に敵を倒す姿が好きだという感想もありました。
文スト、3期まで全部観ちゃった!!
— 🏰海ちゃん🏰 (@umi_utapri) April 20, 2021
これから仕事終わらせないと・・😅
4期もあるよね??
ほんとこれ面白いし、キャラがいい!
探偵社もポートマフィアもみんな好き💕💕
もっかい最初からみちゃおうかなぁ・・
また文ストの3期を見終わり、4期が待ち遠しいという感想もありました。このように、多くのファンが文ストのアニメ4期を心待ちにしているようです。
文スト3期まとめ
この記事では文ストアニメ3期のあらすじについてまとめてネタバレ紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?文ストのアニメ3期は最終回を迎えましたが、原作漫画はまだまだ続いておりアニメ4期の放送もあるのではないかとファンの間で期待されています。そのため、これからも文ストを応援していきましょう!