【キングダム】破壊の渉孟(しょうもう)の強さは?死亡シーンやアニメ声優も紹介

春秋戦国時代の古代中国を舞台とした日本の漫画「キングダム」。単行本の売上は9000万部を突破し、テレビアニメをはじめ実写映画、ゲームなどが制作されている人気作品です。この作品に登場する異様な風貌をした将軍・渉孟(しょうもう)。周りに豚と揶揄されながらも凄まじい破壊力を持つと話題になっています。この記事では、渉孟の強さを解明し、最後の死亡シーンやアニメで彼を演じる声優の紹介まで気になる情報をまとめてお届けします。

【キングダム】破壊の渉孟(しょうもう)の強さは?死亡シーンやアニメ声優も紹介のイメージ

目次

  1. 渉孟とは?
  2. 渉孟の性格や強さ
  3. 渉孟の活躍や最後の死亡シーン
  4. 渉孟のアニメ声優
  5. 渉孟に関する感想や評価
  6. 渉孟まとめ

渉孟とは?

キングダムの作品情報

キングダムファンの間では、かっこ悪い将軍として「豚」というニックネームを持つ渉孟(しょうもう)。一体どのような人物だったのでしょうか?この記事では、将軍・渉孟にスポットを当てていきますが、その前にまずはキングダムの作品情報からお届けしていきます。

キングダムの概要

キングダムは、原泰久による日本の漫画で、集英社の週刊ヤングジャンプにて2006年9号より現在も連載中の作品です。古代中国の春秋戦国時代末期を舞台として、秦の始皇帝と彼を支えた武将・李信の活躍を描く歴史漫画となってます。

キングダムの単行本は、ヤングジャンプ・コミックスより66巻まで刊行され、2022年6月時点での発行部数は累計9000万部を突破しています。メディアミックス展開としては、テレビアニメが NHK BSプレミアムなどで第4シリーズまで放送されたほか、実写版映画の公開やゲームの発売が行われています。

キングダムのあらすじ

春秋戦国時代の古代中国が舞台です。秦の地方の村にには、大将軍になる日を夢見て武術の修行に励む2人の孤児、信と漂が暮らしていました。ある日、偶然出会った秦国の大臣から才能を見出された漂は、中政の影武者という大役を任されます。ところがその僅か1か月後に重傷を負い、信に地図を託して絶命します。地図に示された場所に向かった信は、後に始皇帝となる秦王・嬴政と運命の出会いをします。

渉孟(しょうもう)のプロフィール

ここからは、メインテーマである渉孟(しょうもう)の話題に入っていきます、最初は彼のプロフィールからになります。渉孟(しょうもう)とは趙の将軍の1人で、キングダムの馬陽編(単行本13巻・14巻)に登場します。後頭部を残して髪をそりあげ頭上で束ねる辮髪と恰幅のよい体型が特徴です。王騎軍の副官や軍長たちは彼のことを「豚」と呼び馬鹿にしています。

そんな将軍・渉孟ですが、でっぷりした体型からは想像できないほど強力な武術の能力を持つことから、「破壊の渉孟」との異名を持ちます。得意とする武器は月牙鏟(げつがさん)。三日月型の刃とスコップのような器具が付いています。渉孟は、自らの強さについて秦の六大将軍をも凌駕する強さだと自画自賛。六大将軍については、過去の遺物と切り捨てています。

TVアニメ「キングダム」公式サイト

渉孟の性格や強さ

渉孟の性格

極めて個性の強い趙の将軍・渉孟ですが、性格もまたあくの強さでは見た目に劣りません。プロフィール欄でも触れたように、自信過剰な性格をしています。自身の強さを趙の三大天と互角に渡り合った秦の六大将軍を超えると真剣に思い込んでいるくらいです。

また、趙の三大天・龐煖(ほうけん)に対する態度から渉孟の生真面目な性格を読み取ることができると言われています。他社の追随を許さない人間離れした武勇を持つ龐煖ですが、昌文君をして「将として人を率いる器ではない」と言わしめるほど自分勝手な行動や奇行の多い人物です。

今後の戦略を話し合う重要な軍略会議をすっぽかす龐煖に対し、渉孟は「居る意味ある?」と酷評。会議をないがしろにする龐煖に対し義憤に駆られて発した言葉です。渉孟の真面目さが表れているのではないでしょうか?

他方、秦の旗を立てて敵をおびき寄せて急襲するなど、渉孟の戦術には騙し討ちが多く見られます。こうしたことは、渉孟の卑怯な性格を反映していると言われています。以上渉孟の性格をまとめますと、自信過剰で生真面目、その反面卑怯な一面を有しているということになります。

渉孟の強さや能力

六大将軍を超える強さを自ら誇示する渉孟。その強さや能力は飛信隊伍長の去亥(きょがい)も認めており、秦の蒙武将軍に肩を並べるほどと述べています。また、王騎軍の鱗坊軍長は、渉孟の強さを「底知れぬ強さ」と評し、彼を決して殿(王騎)に近づけてはならないと周りの者に忠告していました。

このように渉孟の強さは、彼と一線を交えた武者たちが口をそろえて認めています。ただ、渉孟の性格のところで触れましたが、渉孟には自信過剰になる傾向があります。それは、王騎との一騎打ちに臨む際に渉孟が発した言葉にも表れています。「自分が六将を超える化け物であることを思い知るがいい」とつぶやいた上、王騎に向かってに次のように続けます。「武力だけならあなたなど私の足元にもおよばない」と。

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渉孟の活躍や最後の死亡シーン

渉孟の馬陽の戦いでの活躍

ここからは渉孟の活躍や死亡シーン、そして渉孟の放った名言・名セリフについて解説していきます。まず初めに馬陽の戦いでの活躍からです。

馬陽の戦いの序盤は趙軍優勢で進みます。韓に侵攻する間隙をついて趙軍の攻撃に慌てた秦は、急遽軍の再編成を余儀なくされます。趙軍の左軍を任された渉孟は、万極将軍と連携して秦の右軍を撃破し本陣に迫っていきます。

夜になると龐煖が闇に紛れて奇襲をかけ、秦軍の戦力を大幅にダウンさせます。そして、夜が明けあたりに陽が差し始めた時、渉孟は秦の軍旗を掲揚して秦軍をおびき出すと畳みかけるように猛攻を開始。渉孟は1人で秦軍の兵士を殺しまくり、最前線に陣取っていた桃加隊を殲滅させました。

渉孟の名言や名セリフ

『え? あ ブヒ…。』

ここで、渉孟の最後の話題に入る前に、渉孟の名言や名セリフを紹介します。渉孟といえばまず思い浮かぶ名セリフは、この「ブヒ」です。この後で解説しますが、王騎にとどめを刺され、最後に渉孟が挙げた断末魔の声になります。

太った風貌から周りの者たちに豚呼ばわりされていた渉孟。最後の言葉が「ブヒ」というのは作者のユーモアとも言われていますが、かわいそうだという声もあるようです。

その実力を疑う余地はない しかしその時代に私はいなかった
皆思いしるがいいね この私が六将を超える化け物であることを
特に武力だけならあなたなど私の足元にも及ばない王騎
過去の遺物とはさよなら

趙の将軍で最強と言われる渉孟。彼のかっこいい名言がこのセリフです。結果としては倒されてしまうのですが、王騎との一騎打ちに際して渉孟が放った名言になります。六将の中でも最強と言われた王騎ですが、その理由はその時代に私(渉孟)がいなかったからだと言い放っています。

渉孟の最後や死亡シーン

渉孟が秦の桃加隊を全滅させた後、王騎隊が登場します。そこで渉孟は、「渉孟の強さや能力」の項で紹介した自信過剰の独白をします。ところが、その直後に渉孟は、王騎の強力な矛により一太刀のもとあっさりと倒され死亡してしまうのです。

まさかこんなに簡単に自分がやられてしまうなどとは思ってもみなかった渉孟は、「え?あ、ブヒ」という名セリフを残して崩れ落ち死亡しました。あっさりし過ぎた最後に、拍子抜けした読者も多かったようです。

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渉孟のアニメ声優

水島裕のプロフィール

ここからは、アニメ「キングダム」で渉孟を演じた声優の情報をお届けします。アニメで渉孟の声を担当したのは、声優であり俳優、ナレーター、司会者と幅広く活躍する水島裕(みずしま・ゆう)です。

東京都出身の水島ですが、生まれは1956年1月18日福岡県。現在は81プロデュースに所属し活動しています。水島の芸能界デビューは1972年16歳の時の事。特撮番組「愛の戦士レインボーマン」の主題歌「行けレインボーマン」を歌い、シングルレコードをリリースしています。

その後、1976年のテレビアニメ「草原の少女ローラ」のフレディ役を皮切りにアイドル声優として人気を集めます。また、NHK総合「連想ゲーム」などのクイズ番組やバラエティ番組の常連タレントとしても活躍しています。

水島裕の主な出演作品や演じたキャラ

正統派ヒーロー役の多い水島裕ですが、三枚目の役や悪役まで幅広いキャラを演じています。次に、水島裕の主な出演作品や演じたキャラを一覧で紹介します。

  • 六神合体ゴッドマーズ(明神タケル/マーズ)
  • 愛の戦士レインボーマン(ヤマトタケシ / レインボーマン)
  • オバケのQ太郎(大原伸一)
  • 魔法の天使クリィミーマミ(大伴俊夫)
  • プーさんとはちみつ(クリストファー・ロビン)
  • アニマニアックス(ワッコ・ワーナー)
  • 銀魂(太権ほか)
  • 楽しいダックタウン(ビル)
  • ONE PIECE(ナポレオンほか)
  • ゴールデンカムイ(都丹庵士)

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渉孟に関する感想や評価

ここまでキングダムの渉孟(しょうもう)特集をお届けしてきましたが、最後に渉孟に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介する感想・評価は、キングダムの渉孟がとにかく好きという方のツイートからです。なにより「〇〇あるよ」というしゃべり方がツボだといいます。ただし、渉孟ファンだと人に話すのには抵抗があるようです。

続いて紹介する感想・評価は、原作漫画とアニメの違いに関するツイートからです。原作以上に早い段階で瞬殺されてしまった渉孟。水島裕の演技を楽しみにしていただけにとても残念だったようです。

最後に紹介する感想・評価は、現在のキングダムの展開を物足りないと嘆くツイートからです。敵味方共に整った顔のキャラばかりになると、渉孟がいなくなったことが惜しまれるそうです。

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渉孟まとめ

ここまで、キングダムの渉孟(しょうもう)に焦点を当て、彼の強さを検証し、さらには死亡シーンの解説やアニメ作品の声優の情報などを紹介してきました。いかがでしたでしょうか?

六将の中でも最強と謳われる伝説の将軍・王騎を見下していた渉孟。一騎打ちではあっさりと敗れ去ってしまいました。渉孟の逸話は、自分の強さに酔いしれ自信過剰になると足元をすくわれるという戒めを示しているのかも知れません。

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