【東京リベンジャーズ】千堂敦（あっくん）の黒幕説を考察！タケミチを突き飛ばした理由は？

「東京リベンジャーズ」のあっくんこと千堂敦は、タケミチを線路へ突き飛ばした犯人であり、かつ作中での意味深なセリフから黒幕の正体・タイムリーパー説も浮上しています。以下では、「東京リベンジャーズ」の千堂敦（あっくん）の正体は黒幕でタイムリーパーなのか、タケミチを突き飛ばした理由のネタバレ考察や、元凶・稀咲鉄太との関係等を、あらすじネタバレを交えながらネタバレ考察しました。

テレビアニメ化・実写化された「東京リベンジャ―ズ」は、和久井健先生によるヤンキー漫画で、2017年から「週刊少年マガジン」で連載、単行本は2022年8月時点で計29巻、累計発行部数は2022年7月時点で6500万部を突破しました。「東リベ」「東卍」の略称で呼ばれる「東京リベンジャーズ」は、タイムリープ能力というSF要素を取り入れた独特の作風で、物語も主人公の過去～現代を行き交うストーリー展開となっています。

「東京リベンジャ―ズ」は、2021年4月からアニメシリーズが開始され、アニメ第1期では、原作漫画の83抗争・血のハロウィン編がアニメ化され、2023年1月には、待望のアニメ2期の放送が予定されています。また、2021年7月には、北村匠海さん主演による実写映画版も公開され、新型コロナウイルスの流行により、当初の予定より公開が遅れたものの、2021年公開の実写映画の興行収入で1位を記録しました。

2017年、フリーターの花垣武道（タケミチ）は、中学時代の彼女・橘日向（ヒナ）が東京卍會の抗争に巻き込まれて死亡したニュースを知り、翌日には武道も何者かによって駅のホームに突き飛ばされます。死を覚悟した瞬間、気が付くと武道は自身の全盛期だった中学時代にタイムリープし、過去と現代を行き交いできる能力を自覚した武道は、過去改変によって現代を変えるべく、元凶となった東京卍會での成り上がりを目指します。

東京リベンジャーズのあっくんこと千堂敦は、タケミチの中学時代の親友で、1991年12月19日生まれ、射手座のO型、身長:168cm（後に174cm）/体重:59kgです。タケミチとは、中学の入学式で出会い、ダサい不良と認識して殴りかかったことがきっかけでした。山岸一司・山本タクヤ・鈴木マコトと共に溝中五人衆を結成、後にタケミチの奮闘により東京卍會へ加入し、壱番隊メンバーとして活躍します。

溝中五人衆のリーダー格であるあっくんでしたが、以外にも喧嘩の腕は弱く、タケミチの人生がどん底になったきかっけであるキヨマサとのタイマン勝負でもあっけなくやられ、中学時代は彼の奴隷としてこき使われていました。また、タケミチがタイムリープした世界でも喧嘩の実力は変わらず、愛美愛主（メビウス）や天竺メンバーから一方的にやられています。

しかし、タイムリープして過去に来たタケミチの奮闘はあっくん達にも良い影響を与え、これまで恐れてきたキヨマサにタケミチが勝ったことは、溝中五人衆の自信にもなりました。また、喧嘩は弱いけれど、親友や仲間を想う気持ちでは、あっくんの右に出る者はいないと言っても過言ではなく、あっくんの仲間思いや情熱が、対愛美愛主戦でのドラケン生存という新たな未来を生み出しました。

伝説のロック歌手・エルビス・プレスリーを尊敬するあっくんは、リーゼント好きのパンチパーマ嫌いという一面があり、赤く染めたボリューミーなリーゼントヘアに、サイドをヘアピンで留めたスタイルがかっこいいと評されています。髪型に並みならぬこだわりを持つあっくんの夢は美容師であり、夢を叶えることが出来たらタケミチが最初のお客さんになることを約束しました。

そして、タケミチのタイムリープ後の世界にて、あっくんは美容師見習いとなり、カットモデルとしてタケミチの髪をカットしました。また、9回目のタイムリープ後の世界では、一人前の美容師に成長し、ヒナとの結婚を控えたタケミチの髪をカットするシーンが描かれました。

タケミチの大親友であり、仲間想いの熱い性格がかっこいいあっくんでしたが、実はある人物の命令によってタケミチを線路に突き飛ばした犯人であり、また、作中での不可解なセリフから、あっくん＝タイムリーパー説もささやかれています。以下では、千堂敦（あっくん）の正体は黒幕でタイムリーパーなのか、タケミチを突き飛ばした理由や、稀咲鉄太との関係などを、あらすじネタバレを交えながらネタバレ考察しました。

タケミチが線路に突き飛ばされたシーンは、ストーリー序盤にも関わらず主人公の死を予感させる展開であったものの、この出来事によってタケミチはタイムリープ能力を発動する引き金にもなりました。タケミチの意識が過去に向かっている頃、現代（未来）では、ヒナの弟・橘直人（ナオト）によって一命を取りとめ、タケミチは奇跡的に助かりました。

ナオトの証言によると、タイムリープ前のタケミチは確かに線路に突き飛ばされたものの、冴えない人生を送ってきたタケミチは、人に恨まれるような心当たりはなく、一体誰がタケミチを突き飛ばしたのか謎とされました。同時に、タケミチを突き飛ばした犯人は、「東リベ」の黒幕にもなりうる存在とも推測され、2度目のタイムリープ後に、その正体が親友のあっくんと判明しました。

元々の世界のあっくんは、16歳の時にキヨマサを刺したことで少年院に入り、出所後はチンピラの下っ端になっていました。しかし、2回目のタイムリープの過去改変により、あっくんは東京卍會の幹部に昇進し、都内でキャバクラ店を営んでいました。外見こそ変わっていたものの、中身だけはあっくんのままであり、ビルの屋上での再会時には、タケミチに変わらぬ友情を見せました。

その時、あっくんはタケミチを線路に突き飛ばしたこと、東卍を牛耳る稀咲鉄太の命令に逆らえなかったことを告白します。稀咲の影響力は東卍全体に及び、ドラケンが死亡した今、自分は稀咲の兵隊であり、彼のことを恐いと評していました。そして、タケミチを「泣き虫のヒーロー」と呼ぶと、屋上から飛び降りて自ら命を絶ちました。

タケミチを線路へ突き飛ばした犯人が、まさかの親友という衝撃的な展開となったこの場面では、タケミチがタイムリーパーであることを見抜いたような、意味深な発言も見られます。2回目のタイムリープを終え、現代で再会した際、あっくんはタケミチが来る日を待っていたと話し、このセリフからはタケミチが自分の元へ来ることを予感し、線路へ突き飛ばしたことを告白するためと推測されます。

また、その直後のセリフでは、線路から突き飛ばしたはずのタケミチが生きていることを疑問視し、ここでタケミチには過去に戻れる能力があるのではと言います。一方で、ドラケンの死によってマイキーが変わったなど、過去を正すヒントになりうる発言をしたり、タケミチが過去に戻ってヒナを助けたいことを見抜いたようなセリフもみられ、まるでタケミチがタイムリーパーであることを知っているような素振りを見せます。

あっくんがタケミチを線路に突き飛ばした理由は、東京卍會を牛耳る稀咲鉄太の命令であり、2回目のタイムリープ後の世界での東卍は稀咲の手中に収められ、幹部のあっくんを含めたメンバーは、誰1人として稀咲に逆らえず、同時に、彼を恐れていました。稀咲鉄太とは、東卍のブレーン的存在であったものの、悪事は他人に命じて決行させ、自らの手を汚さないように仕向ける卑劣な一面がありました。

作中では、ナイフを持ち出した刃物騒動がいくつか見られるも、その背景には必ずと言うくらい稀咲の関与が疑われ、あっくんがキヨマサを刺した理由も、稀咲の命令による可能性も高いでしょう。また、稀咲はヒナに好意を持っていたものの、フラれてからはしつこく付きまとい、ついにはヒナの殺害に踏み切ります。そこで、ヒナが好意を持っていたタケミチにも目をつけ、あっくんに命じて線路へ突き飛ばしたと考えられます。

あっくんと稀咲の関係は、タイムリープ後の世界にて幾度と見られ、あっくんが屋上から飛び降りるシーンでも、稀咲と見られる影が一瞬登場し、その直後にあっくんは命を絶ちました。あっくんの稀咲への恐れは尋常ではないとも言え、仮にあっくんがタイムリーパーだった場合、稀咲がトリガーとなり、あっくんを利用して過去改変を行っていた可能性もあり、タケミチの過去改変が上手くいかなかった理由にもなるでしょう。

そして、稀咲がビルの屋上にいた理由も、あっくんに次の指示を出すためであり、ヒナが好意を寄せるタケミチの始末を命じるつもりだったでしょう。線路の次はビルの屋上でタケミチを突き飛ばすと思いきや、ここではあっくんが飛び降ります。あっくんのこの行為には、彼が唯一できる、稀咲への反抗とも捉えられるでしょう。

2回目のタイムリープで、タケミチを突き飛ばした理由が判明して以降も、あっくんは稀咲の兵隊としてタケミチ・ヒナの殺害に関与し続けることになり、最終的には稀咲から命令を受けたタケミチの指示でヒナを殺害し、自身も命を落とすという最悪の結末を繰り返します。稀咲はタケミチの敵であり、稀咲の支配下におかれている以上、あっくんの正体は表面的にはタケミチの敵と呼べるでしょう。

しかし、内心では稀咲の支配から抜け出したいと考えており、その状況から抜け出せない自分に絶望していたとも見られるでしょう。また、あっくんは2回目・4回目のタイムリープ後の世界での死の直前に、タケミチに助けを求めるようなセリフや、「みんなを助けてくれ、泣き虫のヒーロー」と言い遺し、タケミチのタイムリーパーや過去改変の事実を知っているような言葉を放っています。

タケミチの大親友であり、自己犠牲の強い性格を稀咲に目を付けられた挙句、家族を人質に取られたことで、タケミチの敵にならざるを得なかったあっくんでしたが、実際はタケミチの味方でありました。また、あっくんの正体がタイムリーパーや黒幕という説も、タケミチの言動に違和感を覚えたためと解釈できることや、稀咲鉄太との主従関係等から、2つの説に関しては否定的な見方が強いでしょう。

あっくんは、タケミチのタイムリープによって人生が大きく変わるキャラでしたが、稀咲の兵隊という運命だけは変えることができず、過去改変後の現代で悲惨な死を遂げています。以下では、「東京リベジャーズ」の千堂敦（あっくん）が、タイムリープ後の現代（未来）で死んだ理由や、あっくんが生きる現代への改変はできたのか、あらすじネタバレを交えながらネタバレ考察しました。

2回目のタイムリープ後の現代で、壮絶な死を迎えたあっくんでしが、彼の悲劇はタイムリープを繰り返すたびに起き、全ての元凶である稀咲鉄太の存在が消えない限り、あっくんが現代で死亡する運命を変えることはできませんでした。あっくんが現代で死亡した回は、4回目のタイムリープ後、8・3抗争後の現代にて、ヒナを乗せた車にあっくんが突っ込み、車が爆発・炎上して死亡しました。

この時は、あっくんは美容師見習いとして働き、来月にはお客さんの髪をカットする許可が下りたものの、裏では稀咲の兵隊のままであり、ヒナ・タケミチを一緒に始末することを命じられました。しかし、タケミチがトイレに行っている間に事故が起きたため、タケミチは奇跡的に助かり、死の間際のあっくんのセリフから、根本的には何も変わっていなかったことを痛感させられます。

また、血のハロウィンや聖夜決戦を経た後の現代（未来）でも、あっくんはヒナの殺害に関与しており、7回目のタイムリープ後では、タケミチの命令によってあっくんが死亡するという衝撃の展開が描かれました。実は、稀咲の策略にハマったタケミチが、ヒナの殺害とは知らずあっくんに命令を下した結果であり、あっくんが稀咲の呪縛から逃れられずにいることを示しました。

この事から、あっくんの現代（未来）での運命は、元凶である稀咲鉄太の采配次第であり、例えあっくんが東卍とは関わりがない世界でも、何かしらの形で稀咲と繋がってしまい、死を免れることが出来ずにいるでしょう。

タケミチのタイムリープによって、東京卍會の幹部や美容師になったりと、現代（未来）での変化が大きいあっくんでしたが、最終的にはヒナを殺害して、自分の命を落とすというシナリオだけは変わることはありませんでした。あっくんの死亡する未来は変えられないと思われた矢先、関東事変で稀咲鉄太が死亡したことで運命が変わり、元凶であった稀咲の存在が現代で消えたことで、あっくんの運命にも大きく変化します。

稀咲の死亡は、現代（未来）ではヒナやタケミチの命を狙う人物がいなくなったことを意味し、あっくんもヒナの殺害を命じられることはなくなりました。そして、9回目のタイムリープ後の現代では、美容師として働いており、この先、あっくんが死亡することはないでしょう。

また、「東京リベンジャーズ」の舞台は、2008年に突入し、高校生になったタケミチ達の動向や、闇堕ちしたマイキーとの最終決戦が描かれています。タケミチたち二代目・東京卍會とマイキーを筆頭とする関東卍會による最終決戦が繰り広げられ、タケミチ・鶴蝶が拳をぶつけ合う中、あっくんは斑目獅音とタイマンを張り、喧嘩が弱いというイメージを払拭するような活躍を見せ、対斑目戦を制しました。

あっくんこと千堂敦のタイムリーパー説は、主に屋上でのタケミチとの会話から浮上し、解釈によってはあっくんがタイムリーパーであることを示す根拠にもなり得るでしょう。以下では、「東京リベンジャーズ」から、親友を大切に思う情熱や、タイムリーパーを彷彿させる意味深なセリフを発した、千堂敦（あっくん）の名言や名セリフを、あらすじネタバレを交えながらネタバレ紹介します。

東京リベンジャ―ズのあっくんの名言1つ目は、2回目のタイムリープを終えたタケミチと再会し、変わらない友情を示したあっくんの名セリフです。ここでは、あっくんは東卍の幹部に昇進し、都内の大きなキャバクラ店を経営する一方、内心では稀咲の手先として使われている人生に悲観し、タケミチに全てを語った後、自ら命を絶ちました。

溝中五人衆のリーダー格だった頃のトレードマークのリーゼントから、すっきりした短髪姿に変え、両腕にはタトゥーを入れるなど外見こそすっかり変わってしまったものの、中身だけはあの時のままだと感じさせる名言でしょう。

東京リベンジャ―ズのあっくんの名言2つ目は、天竺につかまった千冬を助けるべく、単身で天竺に向かうタケミチに加勢するあっくんの名セリフです。喧嘩こそ弱いあっくん達でしたが、親友を思う気持ちは誰よりも強く、相手が強過ぎて自分の拳では敵わないと分かりながらも、タケミチを支えることを目指し、天竺のもとへ駆けつけた、あっくんのかっこいい名シーンでもあります。

東京リベンジャ―ズのあっくんの名言3つ目は、全ての元凶・稀咲鉄太と天竺のリーダー・黒川イザナを相手に、たった1人で挑もうとするタケミチを援護するべく、溝中五人衆と共に戦う覚悟を決めるあっくんの名セリフです。タケミチを「隊長」と呼び、彼のためなら命を投げ打つ覚悟を見せた、あっくんの気合いが感じられるでしょう。

東京リベンジャ―ズのあっくんの名言4つ目は、鶴蝶・稀咲との戦いで心身共にボロボロになり、いよいよタケミチがダウンしてしまった際にかけた、あっくんの名セリフです。幼馴染だった鶴蝶にやられた挙句、銃を取り出した稀咲に足を撃たれたタケミチの姿からは、戦うことは困難とみられましたが、タケミチにはこの戦いに勝ってほしい、あっくんのタケミチへの信頼が垣間見えるでしょう。

東京リベンジャーズのあっくんの名言5つ目は、ビルの屋上での会話にて、タケミチの言動に違和感を覚えたあっくんの名シーンです。2度目のタイムリープから現代に戻ってきたタケミチは、まだ過去と現代を行き交う感覚になれておらず、あっくんのように鋭い人間からは、タケミチの言動はどこかおかしいと感じるでしょう。

一方、この名言は、あっくんのタイムリーパー説や黒幕説の発端となったセリフであり、タケミチの能力を知っているかのように聞こえるでしょう。しかし、あっくんの作中での悲惨な運命等から、あっくんのタイムリーパー説は否定的な見方をされており、このセリフも、タケミチの言動が過去から戻ってきたように感じたためと、解釈できるでしょう。

東京リベンジャーズのあっくんの名言6つ目は、清水将貴（キヨマサ）からの解放を求めて立ち向かう、タケミチの奮闘を讃えるあっくんの名セリフです。キヨマサは、溝中五人衆のトラウマであったものの、2回目のタイムリープでキヨマサとのタイマン勝負に持ち込みました。タケミチの腕では、キヨマサには到底勝てなったものの、この出来事を機にマイキーと親しくなり、後のあっくんは東京卍會の幹部へ昇進しました。

東京リベンジャーズのあっくんの名言7つ目は、久々の再会を喜ぶのも束の間、あっくんから衝撃の事実が語られた、あっくんの黒幕説が浮上するきっかけとなった名セリフです。タケミチを線路に突き飛ばした犯人は、東リベの黒幕とも推測されたものの、タイムリープ中には犯人につながる手掛かりはなく、2回目のタイムリープ後で、あっくん本人から語られました。

あっくんが親友を死に至らしめた理由は、東京卍會を牛耳る稀咲鉄太を恐れるあまり、彼に逆らうことが出来ず、やむを得なかったことが明かされ、あっくんの知られざる苦悩がにじみ出ているでしょう。

東京リベンジャーズのあっくんの名言8つ目は、タイムリープを通じてたくましくなっていったタケミチに対して、憧れていたことを素直に打ち明けるあっくんの名セリフです。元々の世界ではフリーターとして生計を立てる等、冴えない人生を送っていたタケミチでしたが、ヒナの死やタイムリープ能力の獲得を機に、大切な人の未来を守るために、自ら危険な道に歩み始めました。

タイムリープした世界でも、喧嘩の腕はまだまだであるものの、どんな苦境に立たされても決して諦めない姿勢がタケミチを成長させ、彼を近くで見てきたあっくんにとっても頼もしく見えたでしょう。

東京リベンジャーズのあっくんの名言9つ目は、稀咲の支配から解放されるべく、死の直前にタケミチに後を託したあっくんの悲しい名セリフです。このセリフは、4回目のタイムリープ後にも登場し、稀咲鉄太という元凶が存在する限り、どんなに過去改変しても、あっくんは壮絶な死を迎えることになっている、自身の人生を悲観しているように聞こえる名言でしょう。

一方、あっくんがタイムリーパーだと仮定した場合、タケミチの過去改変によってみんなが幸せになれる未来に導くことができると考え、だからこそ、タイムリープ能力を持つタケミチに後を託したとも解釈できます。しかし、あっくんがタイムリーパーであることは否定的な要素が強く、このセリフには、自身の憧れであるタケミチの活躍に期待する、という意味が込められていたでしょう。

2022年7月に待望の実写映画・2作目の製作が発表された「東京リベンジャ―ズ」は、漫画原作に劣らない、出演キャスト陣の役作りや演技が注目され、漫画やアニメとは違った面白さが人気を呼びました。以下では、SNS上でかっこいいと称賛の声が相次いだ、「東京リベンジャーズ」の千堂敦（あっくん）の実写映画キャスト・磯村勇斗さんのプロフィールや主な出演作品を紹介します。

東リベの千堂敦（あっくん）の実写映画キャスト・磯村勇斗さんは、1992年生まれ、静岡県出身の俳優で、高校在学中から地元の劇団で活動、大学中退後も小劇場の舞台で活動しながら、芸能界に入りました。2022年には、第45回日本アカデミー賞・新人俳優賞を、「劇場版 きのう何食べた？」「ヤクザと家族 The Family」を受賞し、期待の若手俳優として注目されています。

俳優・磯村勇斗さんの主な出演作品は、映画「覆面系ノイズ」、「ういらぶ。」、「恋は雨上がりのように」、「ホリックXXXHOLiC」、「異動辞令は音楽隊!」等です。また、ドラマ作品では、「仮面ライダー ゴースト」、「今日から俺は!!」、「ケイジとケンジ」、「珈琲いかがでしょう」、NHK朝ドラ「ひよっこ」等です。

「東京リベンジャ―ズ」は、原作漫画・映画だけでなく、アニメシリーズも高い人気を誇っており、第2シリーズ以降に描かれるあっくんの壮絶な運命やその結末にも期待が高まっています。以下では、「東京リベンジャーズ」から、黒幕説やタイムリーパー説がささやかれた、千堂敦（あっくん）のアニメ声優・寺島拓馬さんのプロフィールや主な出演作品を紹介します。

東リベの千堂敦（あっくん）のアニメ声優・寺島拓馬さんは、1983年生まれ、石川県出身の声優・歌手で、専門学校を卒業後、2004年にドラマCD「悪魔のミカタ」で声優デビューしました。2012年には歌手活動を開始し、「うたのプリンスさまっ」のユニット・ST☆RISHとして、第6回声優アワード・歌唱賞に選ばれました。

声優・寺島拓馬さんの主な出演作品は、アニメ「創聖のアクエリオン」アポロ（アポロ二アス）役、「コードギアス 反逆のルルーシュR2」コルチャック役、「魔法科高校の劣等生」西城レオンハルト役、「3D彼女 リアルガール」高梨ミツヤ役、「EDENS ZERO」シキ・グランベル役等です。

あっくんといえば、タイムリープ後の世界での壮絶な最後の印象が強い一方、タケミチとの屋上のシーンから、黒幕・ラスボス説もささやかれるも、最終的にはあっくんの黒幕説は憶測にすぎないという見方が強まっています。以下では、タケミチを突き飛ばした犯人という設定から黒幕説が浮上した、「東京リベンジャーズ」のあっくんこと千堂敦に関する感想や評価を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

あっくんの黒幕説のネタバレ考察でも紹介した屋上のシーンは、千堂敦（あっくん）＝黒幕説がささやかれるきっかけであり、タケミチを突き飛ばした犯人の正体や、あっくんの知られざる苦悩や最後は、多くの衝撃を与えました。また、このシーンは、タケミチにとっての束の間の平和なひと時や、あっくんとの語らいを描いたこのシーンが好きとの感想も寄せられています。

あっくんこと千堂敦と言えば、泣き虫のヒーローであるタケミチに送った最後の言葉も有名であり、あっくんの親友への思いがこもった名セリフは、ファンを魅了しています。このセリフは、「東京リベンジャーズ」で2度登場しており、タケミチへの呪いとも評されるものの、タケミチのタイムリープや過去改変を知っているようにも聞こえるでしょう。

最終章に突入した漫画「東京リベンジャーズ」では、これまでに敵味方問わず多くのキャラクターが登場し、ヤンキー漫画らしい個性的で派手なキャラデザも、人気に拍車をかけました。アニメや実写化により、「東リベ」の原作漫画の人気も高まる中、タケミチの親友・千堂敦も高い人気を誇っています。喧嘩の腕は弱いものの、友や仲間を想う気持ちは誰にも負けず、東リベで一番好きとの感想も見られます。

ネット考察では、東リベの黒幕説やタイムリーパーでは言われるあっくんですが、友達想いの優しくて熱いキャラクター性が好印象で、男女問わず高い人気を誇っています。一方、原作漫画が未読の方の中には、あっくんについて調べようとしたら、「死亡」というワードが出てきてびっくりした、衝撃を受けたとの感想もみられ、タケミチの良き理解者でもあるあっくんの悲惨な結末は、ファンの涙を誘いました。

元凶である稀咲鉄太を倒さない限り、あっくんの壮絶な死を避けることができず、「東京リベンジャーズ」では複数回にわたってあっくの死亡が描かれました。やっとあっくんにも幸せな未来が訪れたと思われた矢先での悲劇は、その度にファンに衝撃を与え、壮絶すぎる最後からあっくんが生きてる世界線はあるのか、あっくんには幸せになって欲しいなどの感想も多く寄せられ、あっくんの結末にも注目が集まっています。

「東京リベンジャーズ」の千堂敦（あっくん）の黒幕やタイムリーパー説のネタバレ考察や、タケミチを突き飛ばした理由、稀咲鉄太との関係のネタバレや、過去改変後のあっくんの未来等を、あらすじネタバレを交えながら、ネタバレ考察しました。一時は黒幕説も浮上した千堂敦（あっくん）でしたが、最終決戦では東卍として戦い、喧嘩が強いという新たな一面を見せつけ、あっくんの活躍にも期待が高まっています。