【ハンターハンター】ゴンが嫌いと言われる理由は？アンチが多いのは性格が原因？

ゴンとは、ハンターとして活躍する12歳の少年です。ハンターハンターの主人公であるゴンですが、一部の人からは嫌いと言われたりうざい、気持ち悪い、イライラするという印象を持たれることもあるようです。この記事ではハンターハンターのゴンのことが嫌いなアンチが多い理由を紹介します。またハンターハンターのゴンの名言やアニメで演じた声優なども紹介しますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

ハンターハンターのゴンがアンチからうざい、気持ち悪いと言われる理由について紹介する前に、ハンターハンターの作品概要とあらすじを紹介します。ハンターハンターは度重なる休載が話題になることがありますが、2022年現在に至るまで多くのファンによって支持されている人気漫画作品です。ここではそんなハンターハンターについて紹介しますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

ハンターハンターの作品概要を紹介します。ハンターハンターは2022年9月時点で単行本36巻が刊行されている漫画作品です。作者は「幽遊白書」などで知られている人気漫画家の冨樫義博先生で、累計発行部数は2022年7月時点で8400万部を突破しています。２度のテレビアニメ化がされており、1999年から2001年まで放送された日本アニメーション制作版、2011年から2014年まで放送されたマッドハウス制作版があります。

幼い頃に自分を置いていなくなった父親、ジン=フリークスの影響でハンターに憧れた少年ゴン=フリークスはハンター試験を受けるために生まれ育った島を飛び出します。落命する者も多い過酷なハンター試験をくぐり抜ける中で、ゴンは暗殺家業の少年キルアや復讐者のクラピカ、医者を目指すレオリオと友達になります。友達と切磋琢磨し合いながら、ゴンはハンターとしての才能を開花させていきます。

ハンターハンターに登場するゴンのプロフィールを紹介します。ゴン=フリークスはジン=フリークスの息子である12歳の少年です。ゴンの念能力系統は強化系で「ジャジャン拳」という必殺技を持っています。ゴンの性格は明るく単純、そして良くも悪くも頑固なところがあります。父親であるジンの影響でハンターに憧れるようになりました。それでは次にハンターハンターのゴンが嫌い・うざいと言われアンチが多い理由を紹介します。

ハンターハンターのゴンが嫌い・うざいと言われアンチが多い理由を紹介します。大人気漫画ハンターハンターの主人公であるにも関わらずゴンにアンチが多い理由は、その性格や言動などに理由があると言われています。一見真っ直ぐで明るい性格のゴンが気持ち悪い・イライラすると言われている理由を7つに分けて紹介しますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

ハンターハンターのゴンが嫌い・うざいと言われアンチが多い理由を紹介します。1つ目に紹介するのは主人公にしては華がないということです。自然あふれるくじら島で生まれ育ったせいかゴンはいつも緑の服を着用しており、素朴な性格を象徴するようなツンツン頭をしています。そんな自然体なゴンは親しまれやすいキャラではあるものの、他の人気キャラクターである美形のキルアやクラピカなどに比べると華がないと言われています。

またハンターハンターは念能力と呼ばれる独特なバトル要素が人気な作品ですが、ゴンの必殺技「ジャジャン拳」も華がないと言われる理由となっています。ジャジャン拳は「最初はグー」の掛け声からグー、チョキ、パーにそれぞれ対応した攻撃を繰り出す技です。少年心のあるゴンらしい必殺技ではありますが、キルアの「神速（カンムル）」やクラピカの「絶対時間(エンペラータイム)」などに比べると地味という評価を受けがちです。

ハンターハンターのゴンが嫌い・うざいと言われアンチが多い理由を紹介します。2つ目に紹介するのは一貫性のない言動がイライラするというものです。仲間思いで真っ直ぐな性格のゴンは仲間から慕われていますが、正義漢ではありません。贋作作家のゼパイルに「善悪に頓着がない」と評されているように、ゴンは善悪の基準よりも自分が面白いと思ったものやそうしたいと思った感情を優先する、ある意味でとても純粋なキャラです。

そのためゴンは皆殺しにされた一族のために復讐を誓う仲間のクラピカに対してはそれを引き止めるような発言をしていましたが、自分の恩人であるハンターのカイトがキメラアントのネフェルピトーに殺された際には激しい憎悪に身を燃やし復讐を完遂しています。このゴンのダブルスタンダードな言動が、イライラすると言われアンチが多い原因の1つとなっています。

ハンターハンターのゴンが嫌い・うざいと言われアンチが多い理由を紹介します。3つ目に紹介するのは、ゴンの我儘に振り回されるキルアがかわいそうというものです。キルアはハンター試験でゴンと友達になった暗殺者一家の少年です。キルアにとってゴンは初めてできた友達であり、こうと決めたら自分のやりたいことを絶対に押し通すゴンに慎重派のキルアは呆れながらも、力を合わせて数多くの苦難を乗り越えてきました。

しかしキメラアント編にて、ゴンの恩人であるハンターのカイトがネフェルピトーに殺されその体が操り人形と化していたことを知って、ゴンの精神は不安定になります。怒りに我を忘れてネフェルピトーを殺しそうになったゴンは、それを諌めたキルアに「キルアはいいよね」「関係ないから」という突き放すような暴言をはいてしまいます。それを聞いたキルアはとても悲しそうな顔をしたのでした。

キルアはゴンを唯一の友達だと言い、これまで危険を顧みず助けてきました。怒りに我を忘れていたとは言え、そんなキルアに暴言をはいてしまったゴンに一部の読者の間では「イライラする」「ひどい」という声が挙げられていました。またこんなことを言われてもキルアはゴンを見捨てることなく、その後重体となったゴンを救うために奔走しており、読者のゴンに対するイライラを募らせる原因となりました。

ハンターハンターのゴンが嫌い・うざいと言われアンチが多い理由を紹介します。3つ目に紹介するのはカイトと他のハンターへの対応の違いです。キメラアント編にて数多くのハンターや一般人がキメラアントの手にかかって死亡しますが、ゴンが我を忘れるほどの怒りを見せたのはカイトだけです。カイトはゴンにとって自分をハンターに導いた特別な恩人で、さらにネフェルピトーから自分を逃すために死亡したという罪悪感があります。

このようにゴンがカイトの死に特別な感情を見せる理由はあるのですが、2人の接点自体は少なかったため読者には分かりにくくなっています。さらに善悪の基準よりも自分の感情を優先するゴンの特殊な性格もあり、読者はカイトの死に尋常でない憎悪を燃やすゴンに感情移入できず、ゴンが自分勝手でイライラする、気持ち悪いという感想を抱く原因となっています。

ハンターハンターのゴンが嫌い・うざいと言われアンチが多い理由を紹介します。5つ目に紹介するのは、ゴンの性格がサイコパスで気持ち悪いというものです。一見明るく真っ直ぐな性格のゴンですが、善悪に頓着がないためサイコパスのような行動をすることがあります。例えばキメラアントの根城に突入したゴンたちがカイトの仇であるネフェルピトーを見つけた時、ピトーは王の命令で負傷した人間の少女コムギを治療していました。

ピトーはカイトを治すことを約束するからコムギの治療が終わるまで待ってくれとゴンに膝をついて懇願します。悪だと思っていたはずのピトーのその姿に、ゴンは「なんでそいつばっかり！」と激昂します。さらにゴンはコムギを人質に取り「次ゴタゴタ言ったらそいつを殺す」と宣告します。この少年漫画の主人公としてはかなり異質なゴンの言動に「サイコパス」「気持ち悪い」という感想を抱いた方が多かったようです。

ハンターハンターのゴンが嫌い・うざいと言われアンチが多い理由を紹介します。6つ目に紹介するのはゴンの主人公補正がイライラするというものです。主人公補正というのは、明らかに不利な状況でも物語の主人公であるから負けないというストーリー上の都合で不自然に勝つ流れになるという補正のことです。

これはハンターハンター以外の作品でも大なり小なりある補正ですが、キメラアント編までのゴンは強さのポテンシャルは秘めているもののその前途にあるというキャラクターとして描かれていることから、強大な敵に勝ってしまうことに違和感を覚える方がいるようです。またハンターハンターに登場する敵キャラクターが魅力的であるため、それに毎回勝ってしまうゴンにイライラする方がいるということが推測されます。

ハンターハンターのゴンが嫌い・うざいと言われアンチが多い理由を紹介します。7つ目に紹介するのは、ゴンさん化に対する賛否両論です。ゴンさんというのはキメラアント編にて、カイトの仇を取るためにゴンが自分の念能力の全てという強力な制約と誓約をかけ、ネフェルピトーを倒せる年齢まで一気に成長した時の姿です。禍々しい大人の姿になったゴンさんは圧倒的な力でピトーを殴り殺します。

しかし強すぎる力の代償に、その後ゴンは意識不明の重体となり２度と念能力を使えない体になってしまいます。この自暴自棄の極みと言えるゴンさん化には読者の間でも賛否両論が巻き起こり、いくらなんでもそこまで自分を投げ打たなくてもという感想から単純にゴンさんが怖い・気持ち悪いという感想までが挙げられました。それではゴンがイライラする・気持ち悪いと言われる理由を紹介したところで、次にゴンの名言を紹介します。

ハンターハンターのゴンの名言を紹介します。上で紹介したようにイライラする・気持ち悪いと言われることもあるゴンですが、ハンターハンターの主人公でもあることから数多くの名言を残しています。ここではそんなゴンの人気のある名言を3つ紹介しますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

ハンターハンターのゴンの名言を紹介します。1つ目に紹介するのは、ハンター試験でヒソカと戦った時の名言です。受験者同士でナンバープレートを奪い合うという試験でゴンはヒソカのプレートを奪うことに成功しますが、その後別の受験者に自分のプレートを奪われてしまいます。さらにその受験者から奪ったヒソカによってゴンのプレートは返ってきますが、ゴンは下のセリフで突っぱねたのでした。ゴンの頑固さが現れた名言です。

ハンターハンターのゴンの名言を紹介します。2つ目に紹介するのは、グリードアイランド編にて命懸けのドッジボール対決をした時の名言です。ゴンの強化系の念能力で威力を高めたボールを打ち出すには砲台役が必要でしたが、その役割を担っていたキルアの手は度重なるダメージでボロボロでした。交代しようかという仲間に、ゴンは下の名言を放ちます。

キルアの手がボロボロなことは分かっていましたが、それでもキルアじゃなきゃこの役割は任せられないというゴンのキルアへの信頼が表れた名言でした。このセリフを聞いてキルアは嬉しそうな表情をし、その後も完璧に自分の役割を果たしたのでした。

ハンターハンターのゴンの名言を紹介します。3つ目に紹介するのは、ジンに会えたら何をするかと尋ねるキルアにゴンが答えた名言です。ジンに会うためにグリードアイランドをクリアしたゴンでしたが、念願の父親に会って最初にしたいことがキルアを紹介することでした。ゴンにとってキルアが大切な親友であるということが表れた名言です。

アニメハンターハンターでゴンを演じた声優を紹介します。アニメハンターハンターでゴンを演じた声優は2人おり、1人目は1999年の日本アニメーション制作版で演じた声優の竹内順子さん、2人目は2011年のマッドハウス制作版で演じた声優の潘めぐみさんです。ここではゴンを演じた声優の竹内順子さん、潘めぐみさんのプロフィールを紹介しますので、アニメハンターハンターでゴンを好きになった方はぜひチェックしてみてください。

1999年の日本アニメーション制作版アニメハンターハンターでゴンを演じた声優の竹内順子さんについて紹介します。竹内順子さんは1972年に埼玉県で生まれました。元々は舞台俳優として活動していましたが、声優としての道を歩き始めます。竹内順子さんはテレビアニメ「NARUTO -ナルト-」うずまきナルト役、「Yes!プリキュア5」のキュアルージュ役などで知られています。

2011年のマッドハウス制作版アニメハンターハンターでゴンを演じた声優の潘めぐみさんについて紹介します。潘めぐみさんは1989年に東京都で生まれました。アニメハンターハンターのゴン役は声優としてのデビュー作となりました。潘めぐみさんはテレビアニメ「弱虫ペダル」の橘綾役、「ハピネスチャージプリキュア!」のキュアプリンセス役、「フルーツバスケット」の草摩紅葉役などで知られています。

ハンターハンターのゴンに関する感想や評価を紹介します。これはゴンがサイコパスなのではないかと指摘するツイートです。キメラアント編で恩人のカイトをネフェルピトーに殺されてから、ゴンの善悪に頓着しない性質が目立つようになり「サイコパス」「気持ち悪い」という感想が挙げられるようになりました。

ハンターハンターのゴンに関する感想や評価を紹介します。これはゴンさん化したゴンが受け入れられないという感想のツイートです。ネフェルピトーは読者の間でも人気のあるキャラクターであり、それを木っ端微塵になるまで殴り殺したことでゴンさんが嫌い・気持ち悪いという感想が挙げられる原因の1つになりました。

ハンターハンターのゴンに関する感想や評価を紹介します。これはゴンの自分本位な性格が嫌いだが、子供だからしょうがないという感想のツイートです。グリードアイランド編にてゴンは自分のしたいと思ったことを頑固に押し通すことがあり、それにキルアや他の仲間が振り回されているのがイライラするという感想が他にも見られました。

ハンターハンターのゴンが嫌い・うざいと言われる理由は、華がないことやダブルスタンダードな言動、キルアをワガママで振り回すことやカイトへの特別扱い、コムギやピトーに対するサイコパスな振る舞い、主人公補正やゴンさん化などの以上７点がイライラする・気持ち悪いというものでした。このまとめでゴンに興味を持った方は、ハンターハンターのコミックスやアニメを見てみてはいかがでしょうか？