【オリエント】五傑将のメンバー一覧！魂色・鬼鉄刀や黒鬼神との関係は？

『オリエント』の物語序盤では、主人公・武蔵が武田武士団を率いる武田尚虎と出会っていました。そして武蔵が交戦していた炎獄天狗を圧倒していることから相当の実力者であることが窺えるのですが、実は武田は五傑将のメンバーの一人でした。では、五傑将の正体とは？ここからは五傑将の正体を探るべく、五傑将のメンバーを一覧形式で紹介し、それぞれのメンバーの魂色や鬼鉄刀、強さを見ていきます。

• 作品タイトル：オリエント
• 作者：大高忍(おおたかしのぶ)
• ジャンル：少年漫画、ファンタジー
• 掲載誌：週刊少年マガジン、別冊少年マガジン
• 発表号：2018年28号～2021年6号(週刊少年マガジン)、2021年3月号～(別冊少年マガジン)
• 巻数：既刊16巻

それではまず、『オリエント』の作品情報からご覧ください。『オリエント』は女性漫画家・大高忍によるファンタジー漫画です。2018年5月30日より『週刊少年マガジン』にて連載され、2022年7月時点で単行本16巻が刊行されています。2022年1月6日からはテレビアニメ1期が放送され、その後同年3月24日に完結。そして2022年7月12日からテレビアニメ2期の放送がスタートしています。

ここでは『オリエント』のあらすじを簡単にまとめていきます。舞台は「鬼」と呼ばれる化け物が支配する人間の世界です。主人公・武蔵は鬼と敵対する武士になる夢を持っていました。ある日、武蔵は鉱夫になるための学校を卒業後に内定されます。そして入山したタイミングで鬼と対面し、鬼退治を宣言するのでした。さらに、武士になる夢を叶えるためにこっそり修行していた武蔵は、千旋烈斬剣で鬼を倒し…

『オリエント』に登場する五傑将とは、鬼が支配している日ノ本の中で最強と言われている5人の武士のことを指しています。5人のメンバーそれぞれが武士団を率いており、その武士団も相当な強さを誇ることから五大武士団と呼ばれています。小次郎と共に「最強の武士団」を作ることを目標にしている武蔵と同時代に存在しており、武士団と鬼神たちとの戦いにおいて重要な役割を担っていました。

『オリエント』の五傑将は数多くの武士たちの頂点に立つため、それぞれのメンバーが個性的なキャラクター性を持っています。そして五傑将のメンバーには、青刀武士・黄刀武士・緑刀武士・赤刀武士・白刀武士といった特徴がありました。そこで、ここからは青刀武士の武田尚虎、黄刀武士の上杉竜臣、緑刀武士の徳川翼、赤刀武士の伊達宗馬、白刀武士の北条獅子門といった五傑将のメンバーを一覧形式で紹介していきます。

一覧で紹介する五傑将の武田尚虎(たけだなおとら)は、武田武士団の団長です。鬼鉄刀は青羽々斬(あおのはばきり)。青色の魂を持つ青刀武士で、青刀一位の強さを誇ります。青色の能力は連携の要となっているのですが、武田の場合は自然界のさまざまな条件を自分の都合で操ることができます。鬼神に対しては積極的に攻撃していることから好戦的かつ攻撃的な性格に見えますが、本来は正義感が強くとても優しいです。

また武蔵と小次郎が序盤に出会うことになる武士で、竜山鉱山に鬼神・炎獄天狗が現れた際に初対面していました。ただ、鬼神を前にすると好戦的な一面を発揮するからか、炎獄天狗と交戦していた武蔵から横取りする形で炎獄天狗を倒してしまいます。それ以降、武蔵からは「横取り侍」と呼ばれることとなります。

一覧で紹介する五傑将の上杉竜臣(うえすぎたつおみ)は、上杉武士団の団長です。鬼鉄刀は不明。黄色の魂を持つ黄刀武士で、黄刀一位の強さを誇ります。

刀気を鎧のように体に纏わせることができる能力「軍神闘衣(ぐんしんとうい)」の使い手で、武士団全体の身体能力などのサポートをすることに特化しています。「くせ者」と呼ばれるなど当初は良く思われていなかったこともあったようですが、実際は世話焼きで上杉武士団と血の繋がりを大切にしていることが明らかになりました。

一覧で紹介する五傑将の徳川翼(とくがわつばさ)は、徳川武士団の団長です。鬼鉄刀は不明。緑色の魂を持つ緑刀武士で、その能力・強さの詳細についてはまだ明らかになっていません。実際の性別は分からないものの、五傑将の中で唯一の女性武士と思われており、服装はミニスカート風の着物を着ています。徳川武士団の団長であることから、つぐみがいた小雨武士団もその統治下にあったと考えられます。

一覧で紹介する五傑将の伊達宗馬(だてそうま)は、伊達武士団の団長です。鬼鉄刀は不明。『オリエント』の主人公・武蔵と同じ赤色の魂を持つ赤刀武士で、徳川翼と同様にその能力・強さの詳細についてはまだ明らかになっていません。見た目は褐色の肌に右目が髪の毛で隠れており、謎めいた雰囲気が出ています。ちなみに武田尚虎や上杉竜臣とは仲が悪いようです。

一覧で紹介する五傑将の北条獅子門(ほくじょうししかど)は、北条武士団の団長です。鬼鉄刀は黒刀。白色の魂を持つ白刀武士で、徳川翼や伊達宗馬と同様にその能力・強さの詳細についてはまだ明らかになっていません。白刀武士というのは二ノ本に二人しかいないとされています。

研究者のような人物で、鬼の研究や新種の鬼について研究することが生きがいという変わった特徴がありました。そのため、鬼と戦う時代に生まれたことを喜んでいるような節があります。貴重な白色の能力と鬼の研究によって生み出した戦闘方法を用いているようです。現在は白獅子城を拠点として少人数での戦いを繰り広げています。

日ノ本の中で最強と言われている五傑将には、武田尚虎・上杉竜臣・徳川翼・伊達宗馬・北条獅子門といった5人のメンバーがいました。では、五傑将のメンバーはどのような過去を持つのか？また150年前の日ノ本に初めて現れた黒鬼神とどのような関係にあるのか？ここからはこの二つの疑問に迫りましょう。

『オリエント』に登場する五傑将の5人は、昔馴染みの関係です。約15年前は5人で鬼退治を夢見るような仲の良さでした。しかし、現在は武士同士で殺し合いをしないための停戦協定の一環として「人質政策」という政策をおこない、五傑将のメンバーが率いる各武士団の後継者候補の子息を一定期間お互いの城に預けるなど、五傑将のメンバーの関係性は過去とは少し違うようです。

五傑将がおこなっていた人質政策は鬼神退治を優先させるために必要な政策でした。そして五傑将が使命としているのは「黒鬼神の討伐」です。五傑将と黒鬼神は天敵同士の関係にあり、五傑将が黒鬼神の討伐を目指している一方で黒鬼神も五傑将を敵対視していました。

そもそも黒鬼神は「はじまりの鬼」と言われ、「赤色鬼神・炎獄天狗」「緑色鬼神・砲戦竜八岐大蛇」「青色鬼神・阿形・吽形、飛頭蛮」など、原作13巻までで判明しているさまざまな種類の鬼神の中でも特に強力な力を持っています。

150年前の日ノ本に初めて現れた最初の鬼神で、今もまだ五傑将が黒鬼神の討伐を使命としていることから分かる通り、黒鬼神はあまりにも強力で人間では全く敵いません。さらにさまざまな種類の鬼神たちは全て黒鬼神から生まれたとされているため、そんな存在を討伐することを使命としている五傑将はかなり重要な立ち位置にあると言えるでしょう。また相応の強さが求められます。

『オリエント』の主人公・武蔵と共に最強の武士団を結成することを夢見る鐘巻小次郎は、物語開始時点で父親がすでに故人となっているため、小次郎が武家の末裔としてひとりで暮らしています。そして小次郎の父親の正体は謎に包まれているため、ネット上では父親の正体は何者なのかと気になっている方が多いようです。実は小次郎の父親は武蔵の育ての親でもありました。

では、小次郎の父親の正体は何者なのか？まず小次郎の父親の名前は鐘巻自斎と言います。鐘巻自斎は五傑将のメンバーの一人、上杉竜臣率いる「上杉武士団」に所属していました。しかし鐘巻自斎は武士団を辞めており、その理由については明かされていません。ちなみに鐘巻自斎の正体は英雄・富田勢源ではないかという話が出ており、原作第122話にて黒曜の女神が鐘巻自斎の正体について何か知っている様子を見せています。

そもそも鐘巻自斎の正体だと囁かれている富田勢源は、15年前の大きな鬼神退治でたった一人で敵を倒して絶滅の危機に瀕した武士たちを救った人物です。実は北条武士団の団長である北条獅子門は富田勢源の顔を見た数少ない武士の1人でした。そして北条獅子門は小次郎に富田勢源の面影を感じています。そのため、小次郎の父親・鐘巻自斎の正体が富田勢源である可能性はかなり高いと考えられます。

『オリエント』の五傑将は鬼神退治を優先させるために人質政策を取っていることから、鬼の討伐に対して強い執着心を持っているのが窺えます。そんな五傑将は日ノ本における最強の武士と言われているため、五傑将のメンバーに対して課せられた役割はかなり重要なはずです。そこで、ここからは五傑将の役割を紹介。また目的についても触れているので併せてご覧ください。

『オリエント』の五傑将は黒鬼神の討伐を使命としていましたが、その他にも日ノ本に存在している鬼を全て倒すことを目的にしていました。『オリエント』の世界では、これを天下統一と言います。五傑将のメンバーは数多くの武士の中でもずば抜けた強さを持つため、天下統一を果たせる可能性が高い存在として知られており、多くの鬼神討伐に向けて作戦を計画し連合軍とともに鬼神に戦いを挑んでいました。

先に五傑将と黒神鬼との関係について触れていましたが、五傑将の役割はその黒鬼神を倒すことです。黒鬼神は現在、支配している人間に集めさせた鉱石を養分として食べ続けてきたため、日ノ本の敷地半分以上を占領するほど巨大な鬼として存在していました。

さらに、黒鬼神は今もまだ鉱石を食べ続けているため、黒鬼神を放置すればやがて日本全土が黒鬼神の体に飲み込まれてしまいます。だからこそ数多くの武士の中でも圧倒的な強さを誇る五傑将が中心となって黒鬼神の討伐を目指しているのです。

『オリエント』の五傑将には武田尚虎・上杉竜臣・徳川翼・伊達宗馬・北条獅子門といった5人のメンバーがいましたが、その中でも武田尚虎に関しては物語序盤から登場しているため、アニメ『オリエント』に登場する武田尚虎の声を演じた声優が好評です。ではアニメ『オリエント』にて武田尚虎の声を演じた声優は誰なのか？ここからは武田尚虎のアニメ声優のプロフィールをはじめ、主な出演作品や演じたキャラを紹介していきます。

• 名前：日野聡(ひのさとし)
• 愛称：日野っち、日野ちゃま
• 生年月日：1978年8月4日(44歳)
• 出生地：アメリカ合衆国・サンフランシスコ
• 出身地：東京都
• 職業：声優
• 活動期間：2000年～
• ジャンル：アニメ、ゲーム、吹き替え、ナレーション
• 所属事務所：アクセルワン

アニメ『オリエント』にて五傑将のメンバーである武田尚虎の声を演じたのは、声優事務所「アクセルワン」所属の声優・日野聡(ひのさとし)さんです。主に声優として活動している日野聡さんは、1994年9月9日から2009年4月2日にかけて放送されたアメリカのテレビドラマ『ERV緊急救命室』に出演し声優デビューを果たしています。声優としてはアニメ、ゲーム、吹き替え、ナレーションのジャンルを中心に活動中です。

また2010年からは歌手として音楽活動をスタートさせています。「DABA」「ELEKITER ROUND 0」といったユニットを組んでおり、2ndミニアルバム「MARIA」のPVには「DABA」の他のメンバーも揃って出演していました。声優としては『銀魂』・『ハヤテのごとく!』・『灼眼のシャナ』・『隠の王』・『ロード オブ ヴァーミリオン 紅蓮の王』など、声優の釘宮理恵さんとの共演が多いようです。

• 2003年～：一騎当千(周瑜公瑾 役)
• 2005年～：灼眼のシャナ(坂井悠二 役)
• 2006年～：ゼロの使い魔(平賀才人 役)
• 2006年～：あさっての方向。(五百川尋 役)
• 2007年～：キミキス pure rouge(真田光一 役)
• 2007年～：NARUTO -ナルト- 疾風伝(サイ、シバ、忍、初代水影・白蓮 役)
• 2008年～：隠の王(相澤虹一 役)
• 2009年～：キディ・ガーランド(ガクトエル 役)

• 2009年～：金色のコルダ〜secondo passo〜(衛藤桐也 役)
• 2009年～：メタルファイト ベイブレード(盾神キョウヤ 役)
• 2010年～：裏切りは僕の名前を知っている(降織千紫郎 役)
• 2010年～：バクマン。(高木秋人 役)
• 2011年～：とある魔術の禁書目録 シリーズ(浜面仕上 役)
• 2012年～：NARUTO -ナルト- SD ロック・リーの青春フルパワー忍伝(サイ 役)
• 2013年～：弱虫ペダル(新開隼人 役)
• 2014年～：ハイキュー!!(澤村大地 役)
• 2017年～：ブラッククローバー(ゴーシュ・アドレイ、エン・リンガード、しゃべるキノコ君 役)

ここまで『オリエント』に登場する五傑将のメンバーを一覧化することで魂色や鬼鉄刀の強さを明らかにし、その後五傑将の過去や黒鬼神との関係、目的や役割、アニメ声優などの情報を解説してきましたが、果たしてネット上では五傑将のメンバーについてどのような声があがっているのでしょうか？ここからは五傑将のメンバーに関して寄せられたネット上の感想や評価を紹介していくのでぜひ最後までご覧ください。

『オリエント』に登場する五傑将の鬼鉄刀に関する声があがっています。どうやらこの方は、鬼鉄刀の大きさと刀気量の多さが比例していると捉えているようです。やはり五傑将が圧倒的な強さを誇る武士だからでしょうか？五傑将の鬼鉄刀が大きいということに納得している様子です。また感想では「翼ちゃんの鬼鉄刀なんて殿よりでかいの凄く良い」と言われているので、徳川翼の鬼鉄刀に注目してみると良いかもしれません。

こちらでは一覧で紹介した五傑将の武田尚虎に関する声があがっています。どうやらこの方は、五傑将の武田尚虎を「かっこいい」と高く評価しているようです。またアニメ『オリエント』にて登場した武田の声を声優の日野聡さんが演じたということも、武田の魅力を引き立てているのが窺えます。興味のある方はアニメ『オリエント』に登場する武田尚虎のかっこいい魅力に注目してみてください。

こちらでは一覧で紹介した五傑将の上杉と小次郎の父親に関する声があがっています。感想では「小次郎は父親のことを上杉の殿に聞き出すという目的があるからいい」と言われているのですが、このことから小次郎の父親の正体が話しを盛り上げる役割を担っているのが窺えます。

ただ、この方は小次郎の正体に関する内容が濃いせいか、その他のキャラクターの印象が残りづらいと考えているようです。やはり小次郎の父親が、五傑将の上杉と関わりのあるキャラクターであるということが強く影響しているのでしょう。

今回は『オリエント』に登場する五傑将のメンバーを一覧形式で紹介し、魂色・鬼鉄刀や黒鬼神との関係、強さ、正体を解説していきました。『オリエント』の五傑将は、鬼が支配している日ノ本の中で最強と言われている5人の武士のことを指していました。一覧で紹介した五傑将のメンバーの名前と鬼鉄刀は以下のとおりです。

• 武田尚虎(たけだなおとら)：青色の魂を持つ青刀武士で、鬼鉄刀は青羽々斬
• 上杉竜臣(うえすぎたつおみ)：黄色の魂を持つ黄刀武士で、鬼鉄刀は不明
• 徳川翼(とくがわつばさ)：緑色の魂を持つ緑刀武士で、鬼鉄刀は不明
• 伊達宗馬(だてそうま)：赤色の魂を持つ赤刀武士で、鬼鉄刀は不明
• 北条獅子門(ほくじょうししかど)：白色の魂を持つ白刀武士で、鬼鉄刀は黒刀

五傑将のメンバーがどの程度の強さを誇るのか？また能力は何か？などの詳細にも触れましたが、まだ情報が揃っていないメンバーもいるため、実力が分からない部分もあります。しかし五傑将のメンバーが「はじまりの鬼」と呼ばれる黒鬼神の討伐を目的にしていることから、相当の実力者であることは間違いありません。おそらくこれから明かされることになると考えられるので、その際は当記事の一覧を参考にしてみてください。