【モンスターズ・インク】スラッグは人気のナメクジキャラ！登場シーンや声優は？

『モンスターズ・インク』のスラッグは、ネット上で「かわいい」と好評のナメクジキャラです。やはりスラッグと言えば、腕を必死で振っているにも関わらず、全く進んでいないという状況に陥っているのが印象的です。そこで、ここからはスラッグの登場シーンを紹介。またスラッグの声優やトリビアについても解説していきます。それではまず『モンスターズ・インク』の作品情報からご覧ください。

• 作品タイトル：モンスターズ・インク
• 監督：ピート・ドクター
• 脚本：ダン・ガーソン、アンドリュー・スタントン
• 原案：ピート・ドクター、ジェフ・ピジョン、ジル・カルトン、ラルフ・エグルストン
• 製作総指揮：アンドリュー・スタントン、ジョン・ラセター
• 出演者：メアリー・ギブス、ジョン・グッドマン、ビリー・クリスタル
• 製作会社：ピクサー・アニメーション・スタジオ、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ

『モンスターズ・インク』はアメリカのCGアニメ制作会社「ピクサー」の第4作目となる長編アニメ作品です。公開日は2001年で、2013年には続編であり全日譚である『モンスターズ・ユニバーシティ』が公開されています。本作はモンスターたちが「怖がらせ屋」として、世界のエネルギー源となる「子供の悲鳴」を手に入れるべく、子供たちを怖がらせに行くという設定がなされています。

ここでは『モンスターズ・インク』のあらすじを簡単にまとめていきます。舞台は異形のモンスターたちが暮らす世界です。毛むくじゃらの青いモンスターである主人公のサリーは、相棒のマイクと共に子供を怖がらせる「怖がらせ屋」として活動していました。そんなある日、サリーとマイクは人間の女の子・ブーと出会い…

『モンスターズ・インク』のスラッグは、黄色い体をしたナメクジのキャラです。背中には大きく重たそうなリュックサックを背負っているのですが、あまりにも足が遅いため、それにリュックサックの重みが加わることで全く前に進まないという最大の特徴がありました。性格は穏やかですが、足が遅く全く前に進まないながらも腕を一生懸命振っていることから、せっかちなところもあると推測されます。

『モンスターズ・インク』のスラッグは、インパクトのある走る姿が「かわいい」と人気です。『モンスターズ・ユニバーシティ』のCMでは、スラッグが腕を一所懸命振って走る姿がうつっていました。そんな姿を見るとついつい彼を応援したくなる方はきっと多いのではないでしょうか？そこで、ここからは『モンスターズ・インク』のスラッグのかわいい登場シーンを2つ紹介していきます。

1つ目に紹介するスラッグのかわいい登場シーンは、「モンスターズ・ユニバーシティ」です。スラッグの登場シーンは劇中と予告編で、それぞれ順に2回、1回とありました。まずモンスターズ・ユニバーシティの予告編では、主人公・マイクが授業に向かうシーンにて、スラッグが「初日の授業に遅れちゃう！」と言いながら全速力で走っていました。

しかし全く進みません。アップでスラッグの姿が映されているのですが、スラッグの走るスピードがあまりにも遅く代わり映えのない映像となってしまうため、約13秒でカットが移り、映画は先の展開へと進んでしまいます。それらかしばらくスラッグの登場シーンがありませんでしたが、エンドロール後のおまけシーンで2回登場しています。

2つ目に紹介するスラッグのかわいい登場シーンは、「モンスターズ・ワーク」です。スラッグはモンスターズ・ワークの4話にて、主人公のタイラーが参加したボウリング大会に出場しています。1回戦の相手チームの名前が「スライディング・スラッグス」と付いていることから分かる通り、スラッグはボウリングチームを率いていました。この再登場シーンでもスラッグのかわいい姿を見ることができます。

スラッグは1投目を放とうとするのですが、投げる前のアプローチ段階で足が進まな過ぎて1日が経過してしまいました。そして気付けば朝になってしまい、結局スラッグ率いるボウリングチームは不戦敗となってしまいます。

しかしその直後にスラッグの見せ場がやってきます。スラッグは不戦敗になったことを知って落ち込むのですが、落ち込んだ瞬間に落としたボールがピンへと一直線に進み、なんとそれがストライクを決めたのです。ただ、誰もスラッグのストライクに気付いていませんでした…

『モンスターズ・インク』のスラッグは、その愛くるしいルックスが魅力的ですが、スラッグと言えばやはり全速力で走っているつもりでも秒速1cmくらいのスピードではないかと思われるほどの足の遅さが印象深く、そこには何にも形容しがたいかわいさがありました。そんなスラッグにはトリビアが存在しています。そこで、ここからは『モンスターズ・インク』のスラッグの声優やトリビアを見ていきましょう。

『モンスターズ・インク』のスラッグには、モンスターの種類に関するトリビアがあります。スラッグはカタツムリの殻にも似たリュックサックを背負っているため、モンスターズ・ユニバーシティの予告編が初公開された当初、スラッグのことをカタツムリだと考えていた方が多いようです。

しかしその後、「スラッグ(slug)」の名前がナメクジを意味するということが広まったことで、ようやくスラッグの種類がカタツムリではなくナメクジであると世間は気付き始めています。

続いて『モンスターズ・インク』のスラッグには、走行速度に関するトリビアがあります。先にモンスターズ・ユニバーシティでの登場シーンを紹介しましたが、そのシーンにてスラッグが教室に行くのに1学期かかっていたことが判明しています。というのも、エンドロール後に教室に入っていく形でスラッグが登場しているのですが、教室には清掃員しかおらず、「学期はもう終わったよ。」と告げられているのです。

せっかく授業に遅れないために全速力で走ってきたのにもかかわらず、まさかの1学期分の授業全てに遅刻してしまったスラッグは、教室の黒板に目を留めました。すると黒板には「have a Great Summer(良い夏を)」と書かれていたために、スラッグの虚しさを助長してしまいます。

続いて『モンスターズ・インク』のスラッグには、予告編に関するトリビアがあります。スラッグがカタツムリであると世間に勘違いさせたリュックサックと、2本の大きな出っ歯がスラッグのトレードマークです。しかし映画の予告編では、スラッグのトレードマークである出っ歯がありません。ただ、その後の映画本編の予告編では出っ歯がしっかりと追加されています。

続いて『モンスターズ・インク』のスラッグには、声優に関するトリビアがあります。スラッグ役を演じた声優はコメディアン兼俳優のビル・ヘイダーです。ヘイダーはピクサー作品である『インサイド・ヘッド』のビビり役や、2013年に公開された3DCG作品『ターボ』のカタツムリ「ギー・ガニエ」を演じています。

『ターボ』という作品では、カタツムリがレースカーになって高速で走り抜けるため、足が遅すぎるゆえにかわいい印象を与えるスラッグとは真逆の設定となっていました。ヘイダーは走れないナメクジのスラッグと走れるカタツムリのギー・ガニエを演じているのです。他にも数多くのディズニー作品で声優として活躍しているのでぜひチェックしてみてください。

『モンスターズ・インク』のスラッグと言えば、やはり足が遅いながらも必死に走る姿。そこがナメクジキャラらしくかわいいと好評ですが、実は『モンスターズ・インク』にはスラッグ以外のナメクジキャラが登場しています。そのナメクジキャラは全部で3人。では、ここからスラッグ以外のナメクジキャラを一覧形式で見ていきましょう。

『モンスターズ・インク』に登場するスラッグ以外のナメクジキャラは、事務職員という仕事をしているナメクジのおばさんモンスターである「ロズ」です。銀髪と老眼鏡が特徴。ゆっくりなしゃべり口調をしています。サリーとマイクは遅刻常習犯であるため、そんな彼らに目を光らせていたキャラクターでした。当初はサリーとマイクに冷たい態度で接していましたが、中盤以降は多いに活躍しています。

続いて『モンスターズ・インク』に登場するスラッグ以外のナメクジキャラは、ディズニープラスで独占配信されているドラマシリーズ『モンスターズ・ワーク』にて初登場を果たした「ローズ」です。裸眼と赤髪が特徴。マイクがロズに対して「双子なんかいたの？」と言っていることから分かる通り、ローズはロズの双子の姉妹にあたります。どうやらローズの存在は、マイクたちでさえ知らなかったようです。

続いて『モンスターズ・インク』に登場するスラッグ以外のナメクジキャラは、薄緑色の体に4本の腕が生えたエンジニアの「スミッティ」です。ナメクジのように這って移動するのが特徴。サリーのことを「サリバンさん」と呼んでいます。ニードルマンといつも行動を共にしているのですが、スミッティが余計なことを言うため、そのことをニードルマンが全力でツッコムという漫才が繰り広げられているのが印象的です。

ここまで『モンスターズ・インク』の人気のナメクジキャラ「スラッグ」について、かわいい登場シーンや声優、トリビア、スラッグ以外のナメクジキャラなどの情報を交えて紹介してきましたが、ネット上ではそんなスラッグに関してどのような声があがっているのでしょうか？ここからは『モンスターズ・インク』のスラッグに関するネット上の感想や評価を紹介するのでぜひ最後までご覧ください。

『モンスターズ・ユニバーシティ』に登場するスラッグに関する感想・評価があがっています。どうやらこの方は『モンスターズ・インク』のユニバーシティを高く評価しているようですが、その評価の後に「スラッグは何回見ても面白い」という感想が続いていることから、スラッグのキャラクター性が『モンスターズ・インク』のユニバーシティの魅力を引き立てているのが窺えます。

『モンスターズ・インク』のかわいいと人気のスラッグについて、ネット上では「検索欄が『モンスターズ・インク』のカタツムリのスラッグで埋まった」という声があがっています。この感想からは『モンスターズ・インク』のスラッグの人気ぶりが窺えます。

こちらでは『モンスターズ・インク』のスラッグがかわいいと好評です。かわいいという声以外に「走るのが遅いナメクジ！」と言われていることから、スラッグは足が遅いという印象が残っているキャラであることが窺えます。やはり足が遅いという印象が強いせいか、他の感想では日常生活の中で何かしら遅いものを見つけた場合、スラッグの足が遅いという特徴をもとに「スラッグ」の名前を用いて揶揄する方が多いようです。

今回は『モンスターズ・インク』に登場する人気のナメクジキャラ・スラッグの登場シーン(モンスターズ・ユニバーシティ、モンスターズ・ユニバース)や声優をまとめてきました。大きく重たそうなリュックサックを背負っているのが特徴的なナメクジのスラッグは、ナメクジキャラということで、あまりにも遅い走行速度が視聴者に強烈なインパクトを与えました。

登場シーンの一つである『モンスターズ・ユニバーシティ』の予告編では、必死に走りながらも全然進んでいないというスラッグの姿を見て、思わず応援したくなった方はきっと多いことでしょう。そしてネット上では必死に努力する姿がかわいいと好評です。

そんなスラッグは『モンスターズ・ユニバーシティ』と『モンスターズ・ワーク』にて登場するので、当記事にて興味を持たれた方は、その2作品におけるスラッグの登場シーンをチェックしてみてはいかがでしょうか？