BLEACH（ブリーチ）のアヨンとは何者？正体・強さや登場シーンは？

『BLEACH(ブリーチ)』では異形の怪物・アヨンが登場しています。『BLEACH(ブリーチ)』の破面篇と千年血戦篇にて登場しているのですが、果たしてアヨンとは何者でしょうか？そこで、ここからはアヨンの正体に迫ります。またアヨンの登場シーンや強さなどの情報にも触れているので併せてご覧ください。それではまず『BLEACH(ブリーチ)』の作品情報から見ていきましょう。

『BLEACH(ブリーチ)』は広島県出身の漫画家・久保帯人による剣劇・バトル漫画です。虚(ホロウ)や死神という特殊な力を持つ存在が登場する作品で、2001年8月7日から2016年8月22日にかけて全74巻が刊行されています。掲載誌は『週刊少年ジャンプ(集英社)』。ジャンプの二大看板作品である『ONE PIECE』、『NARUTO』と並ぶ2000年代の三本柱と評されるほどの人気を得た作品となっています。

当記事で紹介するアヨンは『BLEACH(ブリーチ)』の破面(アランカル)篇にて初登場しています。破面篇は一護達が尸魂界から帰った時からスタートしました。その後虚退治に奔走していた一護たち。そんな中、死神から虚の領域に足を踏み入れた者「仮面の軍勢(ヴァイザード)」の一人、平子真子が転校してきます。そして空座町を藍染の配下である破面・ウルキオラたちが襲撃し…

『BLEACH(ブリーチ)』の破面篇にて登場するアヨンは、特殊能力「混獣神(キメラ・パルカ)」によりアパッチ、スンスン、ミラ・ローズの左腕を犠牲に召喚される巨大な怪物です。アパッチいわく「ペット」で、千年血戦篇ではバケモノと訂正されています。言葉は一切話しません。ライオンの鬣と鹿の角とヒヅメ、大蛇の尾を生やした獣のような外見が特徴的です。

アヨンはただ破壊と殺戮だけを目的として活動する怪物で、言葉を一切話さないことに加え、召喚者であるアパッチたちとの意思疎通を図ることもできません。しかしその強さにおいては、雛森桃(ひなもりもも)や檜佐木修兵(ひさぎしゅうへい)、松本乱菊(まつもとらんぎく)、射場鉄左衛門(いばてつざえもん)たちが全く歯が立たないほどの強さを誇ります。

• 名前：エミルー・アパッチ
• 誕生日：5月17日
• 身長/体重：156cm/42kg
• 破面：No.54

1人目に紹介する『BLEACH(ブリーチ)』のアヨンと関係するキャラは、左目の周りにある隈模様と額に付いている角のような仮面の名残が特徴のエミルー・アパッチです。攻撃的な性格をしており、しばしば怒りっぽさを見せています。作中では松本乱菊と交戦しており、灰猫によって多少傷を負わされたものの、ミラ・ローズとスンスンと共に戦ったこともあって乱菊を圧倒していました。

• 名前：シィアン・スンスン
• 誕生日：2月17日
• 身長/体重：154cm/41kg
• 破面：No.56

2人目に紹介する『BLEACH(ブリーチ)』のアヨンと関係するキャラは、前髪が切りそろえられている緑がかった黒い長髪が特徴のシィアン・スンスンです。お淑やかな雰囲気の女性で、アオザイのような袖の長い服を着ています。アパッチとミラ・ローズの二人よりも冷静で視野が広いです。作中では虚圏に攻めてきたキルゲ・オピーと交戦するも手も足も出なかったため、ミラ・ローズとアパッチと共にアヨンを召喚しています。

• 名前：フランチェスカ・ミラ・ローズ
• 誕生日：8月17日
• 身長/体重：177cm/68kg
• 破面：No.55

3人目に紹介する『BLEACH(ブリーチ)』のアヨンと関係するキャラは、頭と首元に仮面の名残が飾りのように付いているのが特徴のフランチェスカ・ミラ・ローズです。高身長かつ筋肉質な女性で、アパッチ同様に攻撃的で好戦的な印象を与える雰囲気を纏っています。ただ、時折冷静に戦況を見る側面も持ち合わせています。大虚時代の姿は金色の仮面を着けたライオンの姿をしていました。

『BLEACH(ブリーチ)』の破面(アランカル)篇では、アパッチとスンスン、ミラ・ローズの3人が、五番隊副隊長・雛森桃(ひなもりもも)による罠によって負傷してしまいます。そこで、速攻で勝負をつけるために特殊能力「混獣神(キメラ・パルカ)」で左腕を犠牲にしてアヨンを召喚。巨大な姿をしたアヨンは、十番隊隊長・松本乱菊と雛森を瞬時に瀕死状態に追い込むという圧倒的な強さを見せつけました。

さらに駆け付けた他の副隊長たちも次々と倒していくアヨン。しかしヨアンの前に現れた護廷十三隊総隊長・山本元柳斎重國(やまもとげんりゅうさいしげくに)には全く敵わず、山本に一太刀で真っ二つにされてしまいます。真っ二つにされてもなお、山本に挑もうとしたアヨンでしたが、結局骨も残さずに燃やし尽くされてしまいました。

『BLEACH(ブリーチ)』にて山本に敗れたアヨンは、その後『BLEACH(ブリーチ)』の千年血戦篇にてアパッチとスンスン、ミラ・ローズたちに召喚されました。第3十刃ティア・ハリベルが治めていた虚園に滅却師(クインシー)の軍勢「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」が攻め込んできたため、アパッチ、ミラ・ローズ、スンスンはクインシーたちを率いていたキルゲ・オビーと交戦することになりました。

しかし、三人はキルゲの圧倒的な強さを前に手も足も出ずに敗北してしまいます。そこで、三人はアヨンを召喚しキルゲに一杯喰わせることに成功。しかしその代わりにアヨンをキルゲの「聖隷(スクラヴェライ)」で吸収されてしまいました。

さらにキルゲに自分たちの霊体まで吸収され始めてしまったため斬魄刀で作り出したシェルターに逃げ込むも、そのシェルターもろとも霊体を吸収するという方法にキルゲが出たことで今度こそ絶体絶命のピンチに陥ってしまいます。しかし、そのタイミングで卍解した一護がキルゲと交戦し、最後にはグリムジョーがとどめを刺したことで生き延びることができました。

『BLEACH(ブリーチ)』に登場するアヨンの強さに関する声があがっています。どうやらこの方はブリーチのアヨンの強さが異常だと感じているようです。ブリーチを読む際はアヨンが戦うシーンに注目してみると良いかもしれません。

『BLEACH(ブリーチ)』に登場するアヨンに関する声があがっています。こちらでは「ブリーチのアヨンみたい」と言われているのですが、他の感想でもアヨンに似ているキャラの名前が多数挙がっているので、アヨンの特徴に共通しているキャラが多いのが分かります。似ているキャラとしては、ケルヌンノスやトトロなどがあり、さらにキャラではなくバイクに似ているという意見もありました。

『BLEACH(ブリーチ)』に登場するアヨンの登場シーンに関する声があがっています。どうやらこの方はアヨンの再登場シーンに注目しているようです。感想では「そして滅 楽しすぎ」と言われているのですが、これは召喚されたアヨンがすぐに吸収されたからでしょうか？初登場シーンでも山本に一太刀で真っ二つにされているので、瞬殺シーンが多いと言えるのかもしれません。

今回は『BLEACH(ブリーチ)』の破面(アランカル)篇と千年血戦篇にて登場するアヨンの正体と強さをまとめてきました。『BLEACH(ブリーチ)』の破面篇と千年血戦篇に登場するアヨンの正体は、アパッチとスンスン、ミラ・ローズの特殊能力により召喚された怪物です。やはり圧倒的な強さで次々と敵を倒していったアヨンの正体が気になっていた方は多いのかもしれません。これを機にアヨンの登場シーンに注目してみてください。