機動戦士ムーンガンダムのあらすじをネタバレ!漫画の見どころや登場人物は?

「機動戦士ムーンガンダム」は、宇宙世紀0092年を舞台に、ムーン・ムーンに暮らす少年ユッタの宇宙への旅立ちとムーンガンダムのパイロットとしての成長を描いた、ガンダムシリーズの漫画作品です。本文では、「機動戦士ムーンガンダム」の漫画あらすじネタバレや、ユッタやアムロなど登場人物のネタバレ、漫画「ムーンガンダム」の搭乗機体ネタバレなどを、あらすじネタバレを交えながら、ネタバレ紹介します。

機動戦士ムーンガンダムのあらすじをネタバレ!漫画の見どころや登場人物は?のイメージ

目次

  1. ムーンガンダムとは?
  2. ムーンガンダムの漫画あらすじネタバレ
  3. ムーンガンダムの漫画の見どころ
  4. ムーンガンダムの登場人物一覧
  5. ムーンガンダムのモビルスーツや兵器一覧
  6. ムーンガンダムの最終回結末を予想
  7. ムーンガンダムに関する感想や評価
  8. ムーンガンダムのネタバレまとめ

ムーンガンダムとは?

「機動戦士ムーンガンダム」の紹介・イメージ画像

「逆襲のシャア」の前日譚にあたる漫画「機動戦士ムーンガンダム」は、ムーンガンダムの搭乗者となった少年・ユッタ・カーシムの宇宙への旅立ちと戦いを描いた作品です。以下では、「機動戦士ムーンガンダム」の漫画あらすじネタバレや、登場人物ネタバレ、ムーンガンダム等の搭乗機体ネタバレや、漫画「ムーンガンダム」の見どころのネタバレなどを、あらすじネタバレを交えながら、ネタバレ紹介します。

機動戦士ムーンガンダムの概要

漫画「機動戦士ムーンガンダム」は、福井敏晴ストーリー、虎哉孝征作画による漫画作品で、2017年から「ガンダムエース」にて連載されています。物語は、「ZZガンダム」から「逆襲のシャア」までの空白期間:宇宙世紀0088年~0093年に起きた出来事を、忘れられた旧式コロニー・ムーン・ムーンの視点で描いています。

機動戦士ムーンガンダムのアニメ化は?

「機動戦士ムーンガンダム」は、2021年にゲーム版「機動戦士ガンダムU.C.ENGAGE」にて、初めてメディアミックスが行われ、ストーリーモードにてショートアニメが披露されました。一方、テレビ版やOVA版などのアニメ化の情報は、2022年8月時点で未発表ですが、「機動戦士ムーンガンダム」の原作漫画の人気の高まりにより、アニメ化される可能性もあるでしょう。

機動戦士ムーンガンダム

ムーンガンダムの漫画あらすじネタバレ

ムーンガンダムの漫画あらすじネタバレ紹介・イメージ画像

以下では、新型MSムーンガンダムや、シリーズでお馴染みの登場人物が目を引く、「機動戦士ムーンガンダム」の漫画あらすじネタバレを、ネタバレ紹介します。

1巻あらすじネタバレ

宇宙世紀0091年、地球連邦軍・ロンド・ベル部隊に所属するアムロ・レイは、ティータンズ残党との戦闘に挑み、激戦の末、サイコ・ガンダムMk-IV G-ドアーズを撃破し、機体の頭部と数本のサイコフレームが宇宙に漂流します。1年後、G-ドアーズの一部は、旧式のスペースコロニー「ムーン・ムーン」に漂着、コロニー全体に振動が起き、不具合が発生します。

コロニー全体の振動を受け、光族の長・サラサが調査に当たると、アムロが撃破したG-ドアーズの一部がコロニーの外壁に追突したことが判明、このまま放置しておくことは危険と判断し、ガンダムヘッドを神殿に持ち運びます。しかし、光族にとってガンダムは災いの象徴であり、4年前のある戦争でコロニー住民の多くが犠牲となったことから、ガンダムを運び出すことを良く思っていませんでした。

憎き機体の一部が現れたことで民が荒れる中、機体に興味深々の少年・ユッタは、ガンダムヘッドを見たさに神殿に忍び込むと、ユッタに共鳴するように、ガンダムヘッドは光を放ちながら揺れ動きます。その頃、宇宙では連邦軍のロンド・ベルとネオ・ジオンの戦いが勃発し、ネオ・ジオン側の偽装貨物船アタラント3には、消息不明とされていたミネバが乗船していました。

両者の戦いが激しさを増す中、ムーン・ムーンではMS等の機体の破片がコロニーに衝突することを防ぐため、ユッタや彼の友人たちを戦闘員に加え、リナートを指揮官に据えて宇宙に出撃します。ユッタ達が宇宙に出た頃、連邦軍・ジオン軍は休戦状態に入った頃、ミネバはアタラント3に連邦軍の内通者がおり、待ち伏せされたことを聞かされ、事実を確かめるべく、貨物船の外に出てしまいます。

ジオン軍・連邦軍の戦いの勃発・イメージ画像

一方、両者の戦いはムーン・ムーンのマウラの信号弾の発射を引き金に再開し、戦闘に巻き込まれたマウラ・ミネバは宇宙空間に投げ出されてしまいます。己の死を覚悟したその時、ミネバの心へ訴えるユッタの声が聞こえ、ミネバは声の聞こえる方向を目指します。一方、マウラを助け出すべく、自身も漂流してしまったユッタは、アゴスのバルキルに助け出され、人探しを聞かされます。

その人物が、さきほど心を通わせたミネバだと気が付くと、彼女がいる方角を指し、バルキルのコックピット内に入ります。ジム系MSに囲まれ、ファンネルの反応もないことからアゴスは撃墜を覚悟するも、ユッタの強い気持ちがファンネルを反応させ、神殿に保管されているガンダムヘッドもこれまでにない強い光を放ちます。

2巻あらすじネタバレ

ファンネルの発動により、ジム系MSを蹴散らすと共に、お爺ことカレルから借りた槍でサフィラのシータプラスの動きを封じます。その後、ラーギルスの撤退により戦闘は終わり、ユッタと対面したミネバは、アタラント3と共にムーン・ムーンへ入りサラサと謁見、自分たちを救ってくれたお礼としてコロニーの修理を申し出ます。

コロニーの外にて、カレルがアタラント3の者たちの協力を経ながら、漂着したガンダムヘッドをアドスのバルキルの胴体に取りつける実験が行われる頃、ミネバはユッタに連れられ、滞在先であるリナートの家を出てしまいます。そして、宇宙に出たユッタ・ミネバは再び心を通わせると、ムーンガンダムのヘッドが反応を示し、バルキルのサイコミュ数値がオーバーライドを起こします。

リナートの父親に銃を向けるリセ・イメージ画像

この出来事をきっかけに、リヒト家ではリセがリナートの父親に対して銃を向けるなど、あらぬ対立が生じてしまうも、ユッタの操縦するキャトルとミネバの説得により、両者の対立は終息します。その頃、コロニー内にサフィラが侵入し、レイメルからミネバがコロニー内にいることを聞かされます。サフィラはラー・ギルスのパイロットをコロニーに入れるべく、ラウロ艦長に連絡を入れます。

しかし、連絡中、ネオジオン軍のリュース率いる部隊が出現し、ラウロ艦長の艦隊を壊滅させ、ガット部隊によるコロニーへの攻撃が行われます。一方のユッタは、キャトルを勝手に動かした罰として牢に入れられるも、アゴスによって解放され、神殿内のバルキルを持ってくるように頼まれます。

ガットの部下の攻撃に晒されるバルキルでしたが、危機的状況に追い込まれた矢先でユッタのニュータイプ能力が覚醒し、コロニー外側に放置されていたサイコプレートも反応を示し、機体めがけて飛び出します。やがて、サイコプレートは三日月の形となってバルキルの背後に集結し、ムーンガンダムが誕生しました。

3巻あらすじネタバレ

ユッタの覚醒とムーンガンダムが本来の力が発揮されたことで、ガット部隊は次第に追い詰められていきます。ガットは、戦闘不能に陥った仲間にトドメを刺すと共にコロニーに大穴を開け、空気漏れを起こさせます。ガットの容赦ない行動に怒りを覚えるユッタは、ガットに挑みかかるも、操縦技術の差からユッタは追い詰められます。

ムーンガンダムにトドメが刺されようとした矢先、カレル・アゴスが操縦するキャトルに窮地を救われ、ガットは機体ごと遠くに飛ばされます。その後、コロニーに開いた大穴はキャトルを使って防ぐことにし、アゴス達はカレルから、連邦政府の樹立や宇宙移民の歴史について語り始めます。カレルは、別のコロニー出身のスペースノイドで、若い頃はジオン・ズム・ダイクンの協力者として働いていたことを明かします。

カレルの過去やムーン・ムーンに来た経緯を聞く・イメージ画像

しかし、次第にジオンの「シオニズム」についていけないと判断し、逃げるようにジオンを離れ、宇宙世紀0052年にムーン・ムーンに到達しました。少し前まで、コロニー内ではカルト派閥との内紛が起き、カレルが来た頃には、光族による統治が軌道に乗り、過去の過ちを繰り返さないために外部との接触を遮断し、独自の文化を形成していました。

ムーン・ムーンの歴史や体制を受け入れたカレルは、その地で暮らすことを決意し、やがて息子・クレトと、孫のユッタを授かります。そして、光族の長が天寿を全うできた頃、クレトが病を発症し、家族に隠れながら機械を使って他のコロニーから薬を取り寄せようと試みます。しかし、この行為はムーン・ムーンの掟に反するもので、その事を知ったクレトによって阻止され、やがてクレトは病死しました。

メドゥッサによる襲撃・イメージ画像

コロニーの大穴の修復が継続される中、完全に破壊されていなかったガットのメドゥッサは、キャトルに不意打ちを仕掛け、ユッタのムーンガンダムの攻撃を受けます。一方、ガットの襲撃で皆とはぐれたミネバは、ロンドベル兵のウバルドに連れられ、ラー・ギルスへ向かいます。その頃、キャトルを操縦していたカレルは重傷を負い、サラサにはムーン・ムーンの中で潜む闇について言い残します。

また、ユッタにはムーンガンダムでサラサを守ることや、ムーン・ムーンを出て外の世界を学ぶことを伝え、息を引き取りました。その後、サフィラはリセに捕らえられ、宇宙に脱出したガットも、ネオジオン軍のリュースに撃墜され、更にミネバのいるラーギルスもリュースの攻撃を受けるも、撃墜まではいかず、ダグ・ドールでムーン・ムーンに降り立ちます。

4巻あらすじネタバレ

アムロ一行がラーギルスの捜索に当たる頃、ムーン・ムーンではカレルの弔いを終えてから不穏な空気が流れ、カレルからムーン・ムーンの闇を聞かされたサラサは、アルツトの長・レイメルとの面会を考え、リナートに要求します。実は、リナートの実家・リヒト家は、光族とアルツトの長のつなぎの役目を担っており、リヒト家以外の者がアルツトの長と接触することは禁じられていました。

リナートと父親は仕方がないと思う一方で、母親の二ルダは反対の意を示し、怒りのまかせて屋敷を出ていき、アルツト族の神殿に向かいます。その先には、あのレイメルがおり、レイメルは「母上」、二ルダは「リナート」と呼び合い、その様子をリュースに目撃されます。そして、二ルダが帰った後、リュースはレイメルに接触し、コロニー内に仕掛けられた葉っぱの通信機を指摘します。

通信機がつけられたコロニー内の葉っぱ・イメージ画像

リュースを怪しんだレイメルは、彼の抹殺を目論むもあっけなく倒され、リュースから友達になることを提案されます。その頃、アタラント3に監禁されたサフィラは、ミネバの行方を追及されるも、事件当時のことはサフィラも見ておらず、ミネバの行方は分かりませんでした。一方、ミネバはラー・ギルス艦内で保護されており、ムーン・ムーン内で見つかるはずがありませんでした。

ミネバが連れ去られたのは自分のせいだと思い悩むサキをみたユッタは、ムーンガンダムに乗ることを決意し、機体を見張る大人たちから隠れ、テレパシーで動かそうとします。その時、そばにいたリュースから、パイロットがコックピットに入らなければ反応しないと教えられます。その後、リュースの協力を受けたユッタは、彼と一緒にムーンガンダムに乗り込み、宇宙へ出るための港を目指します。

ミネバ救出作戦の計画を立てる・イメージ画像

しかし、ムーンガンダムの稼働を受け、リナート達はリセの仕業と勘違いし、リナート率いる部隊と、ネオジオン兵との間で戦闘が勃発し、混乱に乗じてサフィラも何者かの手で開放されました。そして、コックピットから降りたリュースは、ムーンガンダムがネオジオンの力になると宣言、両者の争いを止め、リュース主導によるミネバ救出作戦が、ネオジオンとムーン・ムーンの共同で決行されます。

5巻あらすじネタバレ

ラー・ザイムに帰還したアムロが、新たな専用機・Vガンダム開発計画をはじめた頃、ムーン・ムーンでは、ミネバ救出作戦に向けた準備が行われ、ユッタもムーンガンダムに乗り、宇宙へ旅立ちます。ミネバ救出の内容は、ユッタ・アゴスのムーンガンダムが戦いを請け負う間に、アタラント3でラーギルスに乗り込み、ミネバを救い出す手順であり、ムーンガンダムは、ウバルドのジムⅢブルドックと対峙します。

また、ラー・ギルス艦内もリセ達の侵入に倒され、ラウロ艦長はミネバと共に脱出を図ろうとするも、リュースに阻まれてしまいます。ミネバに挨拶をしたリュースは、自分もジオンを継ぐために生まれた子供であり、プリンセスのミネバと共にジオンの再興を果たし、シャアを倒すことを持ちかけます。しかし、ミネバに拒否されたことを受け、彼女に対して残虐と憎悪を浮かべた表情を見せます。

ユッタ達はラー・ギルス艦内に入った頃、リセはラウロ艦長に取引を持ち出し、ミネバの身柄の引き渡しを要求すると同時に、万が一、拒否した場合は猛毒ガス(G3プラス)をまき散らすことを言い放ちます。これは、脅しではなく本気であり、取引を聞きつけたユッタは、誰も殺さないという約束を破ったリセに怒りをあらわにます。

6巻あらすじネタバレ

ラー・ギルスが緊張感に包まれる中、居場所を掴んだアムロ一行が救援に駆けつけ、事態を聞きつけたユッタは、ムーンガンダムでアムロを迎え撃ちます。しかし、素人のユッタがアムロに敵うはずがなく、リュースの手で猛毒ガス(G3プラス)のスイッチが押されてしまいます。

ミネバを助けたいユッタは、アムロと戦うことを止め、サイコプレートでアムロと共鳴し、ラーギルス艦内での出来事を伝え、アムロに助けを求めます。一連の事態を知ったアムロは、危機的状況を打開するべくラー・ギリスに向かいます。一方、リュースはミネバと共にダグ・ドールに乗り込んで艦隊を脱出し、リナートとアゴスが、艦隊のガス装置の処置に当たるも、外すどころか止めることもできません。

艦隊に取りつけられたガス装置・イメージ画像

ガス装置は、間もなくユッタ・アムロによって破壊されるも、ムーンガンダムへ攻撃を仕掛ける新たな敵が出現します。その正体はリュースで、ダグ・ドールの右手にはミネバがおり、彼女へ危害が及ぶ危険から、ユッタは反撃できずにいました。厳しい状況に追い込まれるも、まずはガス装置の破壊を優先し、後から駆けつけたアムロの部下にリュースとの戦いを任せ、ユッタは残りのガス装置の破壊に成功します。

リュースからの不意打ちを皮切りに、ユッタ・アムロは、ダグ・ドールとの戦いに挑み、辛うじて一命を取り留めていたウバルドのジムⅢブルドックからのビーム砲撃がダグ・ドールの右手に的中し、ミネバが放り出されます。ミネバはユッタが救出し、リュースはどこかへ逃げていき、安堵したのも束の間、彼らの前にネオジオンの大型戦艦グワーシャが迫ってきます。

7巻あらすじネタバレ

リュース率いる戦艦グワーシャが襲来し、ラー・ギルスめがけて一斉砲撃を仕掛けます。艦内の乱戦などにより大きく損壊したラー・ギルスは逃げることができず、アムロのリック・ディジェとユッタのムーンガンダムが艦隊を押し出すことでその場を離れようと試みます。その時、ユッタの脳内に語りかけるサラサの声が聞こえ、サラサが杖を掲げながら、ムーンガンダムやラー・ギルスを光で包み込んで救い出します。

その後、一行はアムロが配属する戦艦ラー・ザイムへ立ち寄り、補給を受けると共に、ミネバを地球へ送り届け、首都ラサで保護することを聞かされます。また、新たなMSがサフィラに譲渡され、アムロからユッタのことを託されます。ユッタがムーン・ムーンから旅立つと入れ替わるように、リュース一行が降り立ち、ムーン・ムーンの制圧を宣言します。

また、レイメルの現れ、ムーン・ムーンだけでは民は生きていけないとし、外との貿易の必要性を訴えます。サラサ達を守るべく、リナートとアゴスが護衛に出て、サラサを乗せて逃亡します。その頃、ラー・ギルスのいる宙域では、アムロによるムーンガンダムの特訓が繰り広げられ、アムロと部下たちはラー・ザイムと共に去っていきます。

8巻あらすじネタバレ

サラサ達とリュースの攻防戦が繰り広げられる中、コロニー地下に逃げ隠れたサラサは、捕虜の開放を引き換えにネオジオン兵の撤退を訴え、最後まで抵抗する姿勢を見せます。また、アムロ達ザー・ライムと別れ、ブライトに報告するサフィラは、ミネバの保護やリュースについて話し、リュースはザビ家と特別な関係にあること、トト家に並ぶ名家であることが判明します。

また、第1次ネオジオン抗争後、行き場を失ったネオジオン兵に救いの手を差し伸べたのがリュースであり、ネオジオン兵は彼の主導で動かされていることが明らかとなります。その頃、リセ達の元へフアン・マハノフが補給に訪れ、アゴスたちの新たなMSを運んできます。また、フアンは、アタラント3の兵士から神父(ファザー)と呼ばれ、リセとはネオジオン抗争にて、逃げ遅れたジオン公国の子供たちの救助に当たりました。

リセとリュースの知られざる繋がり・イメージ画像

フアンの決死の行動により子供たちの命が救われたものの、この作戦を独断で行ったリセは大勢の部下を戦死させてしまいます。この時、リュースの命令を無視して作戦を決行したリセは、然るべき処罰を覚悟するも、リュースによって不問にされ、これからもネオジオンのために働くことを期待されます。この出来事がリセがリュースに逆らえない要因となっており、彼に背くことは子供たちの命もないことを意味していました。

その後、フアンはアゴスに近づき、両親や出身地について聞く中、自身のマスターは誰だと問うと、アゴスは脳内停止のような状態に陥ります。クラースが間に入ってくれたことで、その場は収まったものの、アゴスはフアンが入った部屋に広がるある光景に衝撃を受けます。また、ラーギルスがアトランタ3に近づいたことで、ネオジオンとロンドベルの戦闘が再び勃発します。

ムーンガンダムの漫画の見どころ

ムーンガンダムの漫画の見どころを紹介・イメージ画像

以下では、その後のガンダムシリーズとの繋がりが示唆された、漫画「機動戦士ムーンガンダム」の見どころを、あらすじネタバレを交えながら、ネタバレ紹介します。

見どころ①アムロなどのお馴染みのキャラが登場

「機動戦士ムーンガンダム」でも、ユッタ・カーシムをはじめとする新キャラの登場が注目される一方、漫画「ムーンガンダム」は、宇宙世紀シリーズと繋がるあらすじネタバレから、アムロやミネバなど、ガンダムシリーズでお馴染みのキャラも登場しています。また、「ムーンガンダム」の登場人物には、あらすじネタバレのようにシャア登場も示唆されており、「ムーンガンダム」にシャアがどのように関わっていくのかも注目です。

見どころ②ガンダムUCやガンダムNTにもつながる

漫画あらすじネタバレのように「機動戦士ムーンガンダム」は、アニメシリーズにて空白期間となった「ZZガンダム」と「逆襲のシャア」の間に起きた出来事を描き、主人公・ユッタとムーンガンダムの視点で、物語が展開されています。しかし、「ムーンガンダム」は、単に空白期間の穴埋めだけでなく、後の物語にもつながるあらすじネタバレや、重要な登場人物たちが姿を見せています。

初代ガンダムシリーズから登場するミネバはもちろん、後のシリーズにて重要な役どころを演じるルオ商会など、「ガンダムUC(ユニコーン)」や「ガンダムNT(ナラティブ)」にもつながる要素の多さも、漫画「ムーンガンダム」の見どころです。

見どころ③新型MSが登場

「機動戦士ムーンガンダム」では、G-ドアーズの頭部・バルギルの胴体を合わせた新たなMS・ムーンガンダムの誕生が目を引きますが、劇中では、ムーンガンダム以外にも様々なMSが登場し、MS好きにはたまらない作風となっています。また、漫画「ムーンガンダム」のMSには、機体一覧ネタバレのように、前作での機体の改良や、その後の世界で活躍する機体などを登場させています。

ムーンガンダムの登場人物一覧

ムーンガンダムの登場人物一覧の紹介・イメージ画像

以下では、漫画「機動戦士ムーンガンダム」の登場人物一覧を、あらすじネタバレを交えながら、ネタバレ紹介します。

登場人物①ユッタ・カーシム

「機動戦士ムーンガンダム」の主人公で、ムーン・ムーンに眠る機体に興味を示す15歳の少年です。コロニー公社にムーン・ムーンの修理を依頼する使者に選ばれるも、移動中にネオジオンとロンドベルの戦闘に巻き込まれ、アゴスに救出されます。アゴスのバルキルとG-ドアーズの頭部を合わせたムーンガンダムのパイロットに選ばれ、ムーン・ムーンを守る戦いに繰り出します。

登場人物②カレル・カーシム

カレル・カーシムのイメージ画像

「機動戦士ムーンガンダム」の登場人物で、ユッタの祖父、サイド3の出身であり、本編の40年前にムーン・ムーンに移住しました。外部から来たため機械の知識に詳しく、村の知恵袋として尊敬を集める一方、コロニーの掟によって息子を病死させてしまったことを悔やんでいます。死の間際に、ユッタへ外の世界を学ぶように言い遺し、ユッタを宇宙へ旅立たせました。

登場人物③クレト・カーシム

クレト・カシームのイメージ画像

「機動戦士ムーンガンダム」の登場人物で、ユッタの父親です。宇宙世紀0082年にはやり病にかかり、光族の掟に背いて、外部と通信を図ってまで自分を助けようとするカレルの思いを拒み、それら機械を破壊してまで掟を守り、息を引き取りました。

登場人物④サラサ・ムーン

「機動戦士ムーンガンダム」の登場人物で、ムーン・ムーンの長の巫女、アルツトの民が何か企んでいると察し、タブーを犯してまでアルツトの民との接触を試みます。また、サラサは、「機動戦士ガンダムZZ」にも登場し、当初は外界の人間を拒絶する姿勢を見せるも、双子の妹・ラサラの死をきっかけに、柔軟な考えを持ち始めます。

登場人物⑤リナート・リヒト

リナート・リヒトのイメージ画像

「機動戦士ムーンガンダム」の登場人物で、光族で唯一、アルツトの民の接触が許されたリヒト家の長男です。あらすじネタバレから、リュースからは「レイメル」と呼ばれ、アルツトの長・レイメルは、二ルダから「リナート」と呼ばれており、アルツトの長との関係が示唆されています。

Thumb【機動戦士ムーンガンダム】ユッタ・カーシムはどんな主人公?ミネバやアムロとの関係は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ムーンガンダムのモビルスーツや兵器一覧

ムーンガンダムのモビルスーツや兵器の紹介・イメージ画像

以下では、ムーンガンダムをはじめとする新たな機体の登場が注目される、「ムーンガンダム」のMS及び兵器を、あらすじネタバレを交えながら、ネタバレ紹介します。

AMS-123X-X ムーンガンダム

主人公・ユッタの搭乗機で、G-ドアーズの頭部・バルギルの胴体、サイコプレートを搭載しています。全高21.7m、全備重量:51.8t、武装にはビーム・ライフルやトマホーク、サイコプレート8本などを装備し、ユッカ・カシームの専用機として使用されています。

AMSMS-123X バルギル

強化人間・アゴス・ラガートの搭乗機で、ムーンガンダムの原型となるMSです。シータプラスとの戦闘で頭部を破壊され、ムーン・ムーンに漂流したG-ドアーズの頭部を取りつけてムーンガンダムとして改良されました。ムーンガンダムへ改修前の全高及び全備重量は、20.9m/57.6tです。

MRX-013-3 サイコガンダムMk-Ⅳ G ドアーズ

ティータンズ残党のMSで、全高:19.3m、本体重量:57.4tです。「機動戦士ムーンガンダム」の序盤ネタバレにてアムロのリック・ディジェに撃墜され、頭部とサイコプレート数本が宇宙を放流、後にムーン・ムーンのコロニーの外壁に落下しました。その後、損傷したバルキルの頭部として再利用・改修され、ムーンガンダムの一部になりました。

AMX-104L アルス・ジャジャ

ネオジオン軍のアトランタ3側の機体で、搭乗者はオルボ・マルシェフ、全高:23.55m、全備重量:82.8tです。装備には、R・ジャジャに高精度センサー・長距離狙撃用武装などを追加し、指揮官機や狙撃機としても活用できる機体です。

AMX-117RG/LG ガズアル・グラウ/ガズエル・グラウ

第一次ネオジオン抗争で繰り出されたガズアル・ガズエルを改修した機体です。全高:19.0m、全備重量:80.8t、武装には六連装特殊ミサイルポッドなど独自の装備を搭載しています。

アタラント 3

アタラント3の説明・イメージ画像

ジオン共和国時代の艦隊を改造したネオジオン軍の偽装貨物船で、艦長はリセ・ジェナロ、外見は民間船であるものの、内部は戦艦の造りになっています。全長:200m、武装には2連装メガ粒子砲、対空ビーム砲などを装備、MS4機の搭載が可能です。

AMA-103 メドゥッサ

シュランゲ隊の専用モビルアーマーで、ラジェスタン、ハンマ・ハンマのデータを反映した準サイコミュを搭載しています。全高:20.0m、MA形態時の全長は24.1m、武装はマルチプルメガ粒子砲に、Iフィールド・ジェネレーター、スペース・マイン等です。

AMX-015-4S ダグ・ドール

リュース・クランゲルの専用機で、「ガンダムZZ」のゲーマルク系列に連なるMS、頭頂高:21.5m、全備重量:77.7tです。武装には、ロング・ビーム・ライフル、頭部バルカン砲、腹部拡散メガ粒子砲などを搭載し、ジェネレーター・モノアイを搭載した円盤状のバックパックが特徴です。

MSK-008Rリック・ディジェ

地球連邦軍・アムロ・レイの搭乗機で、リック・ディアスを宇宙戦に改修した機体です。全高:24.0m、全備重量:56.7t、武装にはハイパー・メガ・ランチャー等を搭載し、塗装は朱色・グレーのツートンカラーに仕上げています。

RGM-86R ジムⅢ

地球連邦軍のウバルド・モリーナの搭乗機で、全高:18.6m、本体重量:38.6m、主に連邦軍の一般兵やカラバー一般兵が搭乗しています。ジムⅡを近代改修し、ジェレスター出力をはじめとする装備を強化しています。

RGM-88X ジェダ

ジムⅢの後継機で、ジェガンのプロトタイプとなった機体で、全高:21.8m、全備重量:50.8t、武装は、頭部バルカン砲、腰部ハンド・グレネード等で、搭乗者はアムロ他です。ジェダは、「逆襲のシャア」でも登場し、ジョー・セイ等の登場人物の搭乗機として活用されています。

MSZ-010A1 シータプラス

漫画「機動戦士ムーンガンダム」で初登場したMSで、搭乗者はサフィラ・ガードナー、θプロジェクトの集大成として開発・製造されました。全高:21.5m、全備重量:70.4t、武装には、ハイパー・メガ・カノンやマイクロミサイルランチャーを搭載しています。

RX-93 vガンダム

「機動戦士ムーンガンダム」時点では、アムロが構想している設計データであるものの、後に製造されてアムロの搭乗機となるMSです。vガンダムは「逆襲のシャア」にて実装され、アムロ・レイの最後の搭乗機となりました。

Scc-180926 ラー・ギルス

ラー・ギルスの概要紹介・イメージ画像

ロンド・ベル部隊のクラップ級巡洋艦で、艦長はラウロ・バチークです。ムーン・ムーン近くの宙域で不審な貨物船・アタラント3を発見・交戦に突入、後にアムロ達が艦隊の捜索に乗り出しました。

ラー・ザイム

ラー・ザイムの概要紹介・イメージ画像

「機動戦士ムーンガンダム」にて、アムロが乗艦する艦隊で、ラーギルスの捜索を担い、後の「逆襲のシャア」にも登場しています。

Thumb【機動戦士ムーンガンダム】サフィラ・ガードナーがかわいい!シャアを探す理由は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ムーンガンダムの最終回結末を予想

ムーンガンダムの最終回結末を予想・イメージ画像

以下では、ユッタとムーンガンダムや、彼を取り巻く登場人物たちの行方が気になる、漫画「機動戦士ムーンガンダム」の最終回結末を、あらすじネタバレを交えながら予想しました。

予想①ユッタは最後まで死亡しない?

紆余曲折を経ながらムーンガンダムを相棒に宇宙へ旅立ったユッタでしたが、あらすじネタバレのようにユッタの宇宙での戦いは過酷な展開が予想され、「ムーンガンダム」の最終回で死亡する結末もささやかれています。しかし、「ムーンガンダム」の主人公という立ち位置から、ユッタは最後まで死なないことを信じる意見も見られます。

「ムーンガンダム」では、時には危うい場面を見せることもあるユッタでしたが、アムロからミネバ・ラーギルスを守る任務を託されたことは、ユッタにとって大きな転機となり、ムーンガンダムと相棒に戦い続ける展開が推測されるでしょう。当分はミネバの護衛が中心になると想定されるも、「ムーンガンダム」の終盤では、コロニーを制圧したリュースとの最終決戦が起き、戦いを制するでしょう。

そして、ムーン・ムーンをリュースの支配下から解放した功績を讃え、ユッタはムーン・ムーン戦士隊の隊長に就任し、役目を終えたムーンガンダムは、コロニーの守り神として大切に保管されるでしょう。

予想②逆襲のシャアの前日譚へ繋がる?

漫画「機動戦士ムーンガンダム」の時系列は、「逆襲のシャア」の1年前に位置し、劇中では、アムロがシャアとの最終決戦に向けた新たなMSの開発に取り組むシーンが描かれています。一方のシャアは、単行本8巻時点では、断片的にしか描かれていないものの、「ムーンガンダム」のストーリーは4部構成とされ、第4部にて、シャアが本格登場すると予想されます。

漫画「ムーンガンダム」でのシャアの動向は、あらすじネタバレでは不明な点こそ多いものの、おそらくアムロとの最終決戦に向けた準備を進めているとも推測でき、「逆襲のシャア」の前日譚に繋がるような展開が繰り広げられるでしょう。

Thumb機動戦士ムーンガンダムはつまらない?漫画の評価や他作品とのつながりを考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ムーンガンダムに関する感想や評価

ムーンガンダムに関する感想や評価・イメージ画像

以下では、あらすじネタバレのように、ユッタとリュースの戦いが気になる、漫画「機動戦士ムーンガンダム」に関する感想や評価を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

感想1:従来のガンダムシリーズとは異なる面白さ

「機動戦士ムーンガンダム」は、あらすじネタバレのように従来の宇宙世紀にはない作風や、ムーンガンダムの誕生の経緯など新たな試みが行われ、先の読めない展開が面白いと評価されています。また、機体ネタバレ蘭のように、新たな機体が次々と登場する点も「ムーンガンダム」の見どころであり、MSのデザインのかっこよさも「ムーンガンダム」の人気を高めています。

感想2:「ムーンガンダム」のアニメ化を期待

あらすじネタバレのように「ムーンガンダム」では、アムロ・シャアも健在であり、シャアに関してはあらすじネタバレでは断片的な登場だったものの、今後の展開で本格登場することが示唆されています。アムロ・シャアの最終決戦の1年前を描いた「ムーンガンダム」について、多くのファンからアニメ化を望む声が相次ぎ、原作漫画の進行と共に、「ムーンガンダム」のアニメ化への期待も高まっています。

感想3:「ムーンガンダム」のユッタの最後が気になる

「ムーンガンダム」のあらすじネタバレでは、ミネバと行動を共にする機会が多かったユッタでしたが、最後はミネバと別れる、またはユッタの死亡が予想されています。「ムーンガンダム」のネタバレでは、ミネバの護衛をユッタが担うところまでネタバレ紹介しましたが、ユッタがその後のシリーズで登場していない点から、ミネバとはどこかのタイミングで別の道を歩む展開が濃厚でしょう。

ムーンガンダムのネタバレまとめ

ムーンガンダムのネタバレまとめ・イメージ画像

「機動戦士ムーンガンダム」の漫画あらすじネタバレ、登場人物のネタバレ、漫画の見どころネタバレや登場機体のネタバレ等を、あらすじネタバレを交えながら、ネタバレ紹介しました。アニメシリーズに登場した旧コロニーを舞台にした「ムーンガンダム」は、ユッタのまだ見ぬ宇宙への冒険や、後のシリーズへの繋がりなど、宇宙世紀を語る上で欠かせないエピソードでしょう。

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