機動戦士ガンダムNTのあらすじネタバレ!映画の感想やナラティブの意味は?

2018年公開の劇場版「機動戦士ガンダムNT」は、ガンダムの重要ワードであるニュータイプとか何かに迫った作品で、「ガンダムUC」のその後の世界を舞台にしたガンダム映画です。本文では、劇場版「機動戦士ガンダムNT」のあらすじネタバレや、ガンダムNTの声優、「NT(ナラティブ)」の意味、搭乗機体、劇場版・映画の感想などを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

機動戦士ガンダムNTのあらすじネタバレ!映画の感想やナラティブの意味は?のイメージ

目次

  1. 機動戦士ガンダムNTとは?ナラティブの意味を考察
  2. 機動戦士ガンダムNTの映画あらすじネタバレ
  3. 機動戦士ガンダムNTの映画の結末ネタバレ
  4. 機動戦士ガンダムNTの搭乗機体
  5. 機動戦士ガンダムNTがひどいと言われる理由
  6. 機動戦士ガンダムNTの声優一覧
  7. 機動戦士ガンダムNTに関する感想や評価
  8. 機動戦士ガンダムNTのあらすじまとめ

機動戦士ガンダムNTとは?ナラティブの意味を考察

映画「機動戦士ガンダムNT」の作品紹介・イメージ画像

ラプラス事変のその後を描いた「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」は、2018年公開の劇場版作品で、幻の機体・フェネクスの出現と、運命に翻弄される幼馴染の男女・3人の戦いを描いています。以下では、劇場版「機動戦士ガンダムNT」のあらすじネタバレや、NT(ナラティブ)の意味、搭乗機体のネタバレや、映画に関する感想や評価などを、あらすじネタバレを交えながらネタバレ紹介します。

劇場版「機動戦士ガンダムNT」の概要

劇場版「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」は、2018年に公開されたガンダムシリーズの映画作品で、宇宙世紀を舞台にした劇場版作品としては、「ガンダムF91」の公開以来、27年ぶりの新作映画となりました。物語は、テレビアニメ版「機動戦士ガンダムUC」のその後を舞台とし、消息不明とされていたガンダム・フェネクスを巡る新たな戦いを描いています。

機動戦士ガンダムNTのナラティブの意味

NT(ナラティブ)の意味を考察・イメージ画像

「機動戦士ガンダムNT」のタイトルの「NT」とは、narrative=ナラティブ、つまり「物語」を意味し、NT(ナラティブ)には、ガンダムシリーズの重要要素であるニュータイプと、NTとしての物語の2つを意味が込められています。また、NT(ナラティブ)は、ニュータイプの定義をこの物語で再定義するとことも意味し、映画「ガンダムNT(ナラティブ)」では、ニュータイプについて深堀したストーリー展開となっています。

『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』公式サイト

機動戦士ガンダムNTの映画あらすじネタバレ

機動戦士ガンダムNTの映画あらすじネタバレ・イメージ画像

ユニコーンガンダムの封印後の宇宙世紀を舞台とする劇場版「機動戦士ガンダムNT」は、試験中の事故で消息不明となったユニコーン3号機・フェネクスの出現により、幻の機体を手に入れるべく勃発した新たな争いと、戦いに身を投じる主人公たちの数奇な運命が見どころです。以下では、劇場版「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」から、映画あらすじをネタバレ紹介します。

あらすじネタバレ①フェネクスの行方

連邦軍とジオン軍による激しい攻防戦が繰り広げられる中、ジオン軍によるコロニー落としを事前に察し、多くの人々の命を救った子供たちがいました。彼らは当時、プライマリースクールの2年生で、奇跡の子供たちと讃えられた幼馴染3人は、やがてニュータイプの素質を見込まれて連邦軍の研究所に送られるも、グリプス戦没後、3人のうち1人の少女がルオ商会に引き取られ、3人は数奇な運命を辿ることになります。

UC(宇宙世紀)0097年、ラプラス事変が終息し、地球圏に束の間の平穏が訪れた頃、奇跡の子供たちの1人で、ルオ商会の会長の養女で、商会の特別顧問となったミシェル・ルオは、自身の占いの結果から、ラプラス事変にて人智を超える能力を示したことで封印・解体されたユニコーンガンダム(シンギュラリティ・ワン)の存在を知り、ある目的からそれらを手に入れようと目論みます。

フェネクスを巡る新たな戦いの勃発・イメージ画像

そこで、ラプラス事変の重要参考人であるマーサ・ビスト・カーバインに目をつけ、彼女の護送中を襲います。ミシェルの目的は、試験中に暴走し、パイロットごと消息をたったユニコーンガンダム3号機・フェネクスの行方を聞き出すことでした。ラプラス事変後、フェネクスの目撃情報が多数寄せられるようになり、数週間後、スペースコロニー・サイド4にて、その幻の機体が姿を現し、地球連邦軍・艦艇ダマスカスと遭遇します。

連邦軍はすぐさまMS部隊を派遣し、フェネクスの追撃を開始、ミシェルの幼馴染で連邦軍人のヨナ・バシュタは、多目的試験用MS・ナラティブガンダムA装備に搭乗し、フェネクスを捕まえます。味方の部隊も到着し、フェネクスの捕獲もあと一歩のところまで迫ったヨナでしたが、フェネクスを駆るのは奇跡の子供たちのリタ・ベルナルだという考えが頭をよぎり、ヨナが攻撃をためらっている間に、フェネクスが逃げていきます。

その頃、サイ3のジオン共和国では、外務大臣モナハン・バハロと、ネオ・ジオンの残党・袖付きによる連邦軍の作戦への介入が懸念され、ミネバ・ラオ・ザビが事態の終息に取り掛かります。しかし、ジオン共和国の正規軍は、ひそかにフェネクスの捕獲を目論み、袖付きを装って計画を進めていました。一方、地球連邦軍の艦隊では、フェネクスを取り逃がしたことを受け、ヨナがミシェルに責められていました。

取り逃がしたと嘘をつくヨナをよそに、ミシェルはリタはもう死んでいることや、自身の目的のためにフェネクスの力を手に入れたいことを言い放ちます。2人のやり取りを盗聴していたイアゴは、ヨナとミシェルの関係に疑問を抱き、ヨナの経歴を調べ始めます。しかし、士官学校入学までの過去は抹消されており、入隊後も平凡な士官としての生活を送るヨナからは、ミシェルとのつながりを見つけることはできませんでした。

あらすじネタバレ②ヨナたちの過去

物語は、UC.0087年にさかのぼり、ジオン軍のコロニー落としを予見したヨナ・ミッシェル・リタは、「奇跡の子供たち」と呼ばれ、戦災孤児となった後、ティータンズのニュータイプ研究所に引き取られました。そこでは、ニュータイプの素質があると見込まれた3人に強化人間の処置を施す実験が行われるも、ある日、ニュータイプの素質を持つ子供を引き取りたいと、ルオ・ウーミンが研究所を訪ねます。

施設での生活から、自分たちは実験体として捨てられる運命にあると悟った3人は研究所からの脱出を目指すも、自身の保身のためにヨナ・リタを裏切ったミシェルは、自分こそがニュータイプだと偽ってルオ家の養女として引き取ってもらいます。一方、ヨナも研究所を脱出できたものの、心ならずもリタを裏切る形となってしまい、ヨナはリタに対して罪悪感を抱くようになります。

研究所にはリタだけが残ることになり、施設の閉鎖に伴ってリタは連邦軍のテストパイロットになります。また、ヨナも自身の過去を失せたうえで連邦軍の士官学校に入り、平凡な士官としての生活を送る中、リタと再会します。しかし、再会したのも束の間、リタはフェネクスの起動実験中の暴走事故で、機体ごと消息不明となり、リタに胸の内を打ち明けられずに別れてしまったことに、ヨナは思い悩んでいました。

あらすじネタバレ③戦闘の始まり

物語は、UC.0097年に戻り、フェネクスの消息を掴んだジオン共和国軍と地球連邦軍の巡洋艦ダマスカスは、サイド6のコロニー・メーティスへ向かい、両者は交戦します。コロニーへの被害を避けるため、戦いには火器の使用が禁止されていましたが、ジオン軍のゾルダンは、フェネクスを奪取するためなら、民間人への被害も厭わない姿勢をみせ、銃撃を繰り出していきます。

メーティスに入ったヨナは、ナラティブガンダムを相棒に、ゾルダンのシナンジュ・スタインとの戦いに挑むも、双方のモビルスーツのサイコフレームの共鳴を受け、フェネクスが出現します。ヨナは再び、意識の中でリタの声が聞こえるも、ミシェルの手で自動ニュータイプ排除システムNT-Dが発動され、ナラティブガンダムはフェネクスへの攻撃を始めてしまいます。

ミシェルの裏切りにヨナは怒り、ダマスカス艦長アバーエフは、この計画がフェネクスの捕獲を目的としていることや、そのためなら民間人の犠牲をいとわないミシェルの考えを批判するも、ミシェルは一向に手を引こうとしませんでした。ナラティブがⅡネオ・ジオングに取り込まれそうになった際、再びフェネクスに助け出されたヨナは、Ⅱネオ・ジオングは存在してはいけない、破壊する時に力を貸してほしいという声を聞きます。

ミシェルが語るフェネクス奪取の目的・イメージ画像

その後、フェネクスは姿を消し、目的を失った両者の戦いも終息します。戦闘後、アバーエフに詰め寄られたミシェルは、フェネクスの捕獲にこだわる真意を語ります。サイコフレームのある可能性・魂の保存に着目したミシェルは、それらを解明することで、時を超えると言われる未知なるエネルギーの創造を目指し、フェネクスをおびき寄せるために、Ⅱネオ・ジオングをジオン共和国に流したことを打ち明けます。

その頃、ジオン共和国では、モナハンによるゾルダンの抹殺が計画されるも、その計画を聞きつけたゾルダンは、自身の監視役についた女性将校・エリク・ユーゴを殺害します。そして、自分を侮る人々への恨みや憎悪をたぎらせながらⅡネオ・ジオングに乗り込り、ガスプラント地帯・ヘリウム3の集積基地を目指します。

機動戦士ガンダムNTの映画の結末ネタバレ

機動戦士ガンダムNTの映画の結末ネタバレ・イメージ画像

フェネクスを巡る攻防戦が激しさを増す中、強化人間の失敗作だと馬鹿にする人々への復讐を目論むゾルダンは狂気と化し、やがて地球の命運を左右する危機的状況が訪れた瞬間、フェネクスによって奇跡がもたらされます。以下では、ニュータイプとは、幻のガンダム・フェネクスとは何なのか、劇場版「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」の映画あらすじ結末をネタバレ紹介します。

結末ネタバレ①ゾルタルとの最終決戦

地球連邦軍を迎え撃つゾルダンは、コロニー一基に相当する巨大タンクを爆発させることで、連邦軍の艦隊を壊滅状態に追い込みます。ヘリウム3のタンクを全て爆発させれば、付近のコロニーだけでなく、地球全体へ被害が及ぶ危機的状況が迫る中、ヨナは精神に語りかけるリタの言葉を受け取って単身出撃し、同じくリタの言葉を受け取れるミシェルも、後から出撃することを決断します。

ゾルタンの負の感情に呼応し、強力な感応波を繰り出すⅡネオ・ジオングの前にフェネクスが出現し、後を追うようにヨナ・ミシェルのモビルスーツも加勢します。狂気に我を忘れたゾルタンは、自分は強化人間の実験台にされたことや実験の失敗などを挙げ、フェネクスを奪取する己の正当性を主張します。イアゴを人質に取られ反撃できずにいたヨナでしたが、ミシェルの犠牲によってイアゴを救出することに成功します。

ミシェルの死にショックを受けながらも、ミシェルの声に押されながらナラティブを脱出、ミネバの命で駆けつけたバナージ・リンクスの助けを得ながら、ヨナはフェネクスに乗り込みます。そして、コックピット内でリタ・ミシェルの精神に触れたヨナは、ゾルタンとの決戦に挑み、激戦の末、Ⅱネオ・ジオングを倒すことに成功するも、最後の力を振り絞るゾルダンによって、全てのタンクが爆発する危機的状況に陥ります。

結末ネタバレ②戦いのその後

全てのタンクの爆発が目前に迫った瞬間、フェネクスが一帯を包み込む眩い光を放ち、地球の危機を回避することが出来ました。その頃、モナハンから一連の報告を受けたミネバは、サイコフレームは人類の手に負えないものだと解釈し、一連の事件の後始末に取り掛かります。一方、奇跡を起こしたフェネクスは、青い閃光を放ちながら、銀河の彼方へ去っていき、その様子をヨナが見守ります。

機動戦士ガンダムNTの搭乗機体

機動戦士ガンダムNTの搭乗機体の紹介・イメージ画像

映画「機動戦士ガンダムNT」では、映画タイトルの由来にもなったヨナの搭乗機体ナラティブガンダムや、不死鳥のようなデザインが目を引くフェネクスのように、従来のガンダムとはかけ離れたような、独特のデザインや性能が目を引きます。以下では、劇場版「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」に登場した、ヨナたちの搭乗機体についてネタバレ紹介します。

搭乗機体①ナラティブガンダム

映画タイトル「NT」を意味するナラティブガンダムは、フェネクス捕獲を目的に、ルオ商会が増援として投入したMSで、パイロットはヨナ・バシュタです。見た目はやせ形の弱々しいデザインであるものの、作戦に応じて追加装備を施していくスタイルで、A~C装備の3パターンがあります。また、ナラティブは、Vガンダムの開発データの取得のための試験機とされ、Vガンダムとの共通点が多いことも特徴です。

搭乗機体②RX-0 ユニコーンガンダム3号機 フェネクス

ユニコーンガンダム1号機・2号機の製造データを基に生み出された連邦軍のモビルスーツで、本編の1年半前に、暴走事故によってパイロットごと消息不明となった機体です。幻の機体と噂されたものの、ラプラスの箱の真実の公表を機に目撃証言が相次ぎ、連邦軍とジオン軍・ゾルタンとの間で、フェネクスを巡る戦いが勃発します。

搭乗機体③MSN-06S-2 シナンジュ・スタイン

UC計画にて製造されたサイコフレームの実験機で、ユニコーンの前身にあたる機体です。劇中に登場するシナンジュ・スタインは、フル・フロンタルに奪取されたうちの1機で、未改修の予備機がゾルタンの搭乗機体となっています。独自のビーム・ライフルやシールドに装備を変え、プロペラントタンクを大型のものに変えています。

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機動戦士ガンダムNTがひどいと言われる理由

機動戦士ガンダムNTがひどいと言われる理由を考察・イメージ画像

ニュータイプとは何かをテーマに描かれた劇場版「機動戦士ガンダムNT」は、ガンダムファンには欠かせない映画作品である一方、ファンタジー要素の取り入れたような幻想的な世界観や、ガンダムらしからぬ戦いのシーンから、一部ではひどいとの感想も見られます。以下では、劇場版「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」から、映画がひどいと言われる理由について、3つの視点からネタバレ考察しました。

ひどいと言われる理由①幼少期のミシェルの声

映画「機動戦士ガンダムNT」では、奇跡の子供たちと呼ばれたヨナ・ミシェル・リタの回想シーンがあり、3人の知られざる過去が語られた一方で、ミシェルの声が変だという指摘が寄せられています。その原因は、幼少期のミシェルの姿と声が合っていないと言われ、観る人によっては幼少期のミシェルに違和感を覚えるでしょう。

ひどいと言われる理由②ニュータイプの能力

ガンダムを語るうえで欠かせない要素であるニュータイプは、シリーズを通して様々なニュータイプが登場したものの、それら能力に関する明確な説明はあまりなされておらず、ガンダムファンごとにニュータイプの解釈が異なっています。そこで、「機動戦士ガンダムNT」では、ニュータイプとは何か、ニュータイプの再定義に挑みました。

しかし、映画で描かれたニュータイプは、ファンタジーを感じさせるようなもので、ニュータイプを飛躍し過ぎたような描かれ方に対して、やりすぎとの指摘も寄せられています。はじめてガンダム作品を観る方にとっては、ニュータイプとはこういうものかと受け入れることが出来そうな内容である一方、ガンダム作品を追ってきたファンからは、あまりにも飛躍し過ぎてついていけないと感じるでしょう。

ひどいと言われる理由③戦闘シーン

ニュータイプをテーマにした「機動戦士ガンダムNT」と言えば、戦闘シーンの乏しさも指摘されており、従来のガンダムらしからぬ戦い方が繰り広げられたことも、「NT」がひどいと言われる理由に挙げられています。ガンダムシリーズと言えば、初代ガンダムの連邦軍とジオン軍、アムロとシャアなどの、壮大なスケールで描かれる戦争シーンが見どころです。

しかし、「NT」では戦いの発端は、国レベルの壮大なものではなく、ゾルタンというたった1人の人間の暴走を引き金に起きており、宇宙を舞台にした壮絶な戦争シーンを期待していたファンにとっては、物足りないストーリーだったでしょう。

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機動戦士ガンダムNTの声優一覧

機動戦士ガンダムNTの声優一覧・イメージ画像

劇場版「機動戦士ガンダムNT」では、幼馴染である主人公・3人、ヨナ・ミシェル・リタを初めとする新キャラの他、UC(ユニコーン)からのキャラも登場し、宇宙世紀ものとしてのつながりを感じさせる作風となっています。以下では、劇場版「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」から、登場人物・キャラや、担当声優のプロフィール・主な出演作品や演じたキャラを紹介します。

ヨナ・バシュタ役/榎木淳弥

「機動戦士ガンダムNT」の主人公で、地球連邦宇宙軍の士官でパイロット、階級は少尉、入隊以降はごく平凡な経歴の士官として認識されていました。かつては戦災孤児で、ミシェル・リタと共にティータンズの研究所でニュータイプの実験体となるも、施設脱出の過程でリタを見捨てる形で別れたことに罪悪感を持ち、後にフェネクスからリタの声を聞いたことで、フェネクスへ執着を持ち始めます。

ヨナ・バシュタのアニメ声優・榎木淳弥さんは、1988年生まれ、東京都出身の声優で、声優養成所を経て2010年代から活動を行っています。声優・榎木淳弥さんの主な出演作品は、アニメ「カードファイト!! ヴァンガードG」綺場シオン役、「刀剣乱舞-花丸-」堀川国広役、「ジョジョ 黄金の風」パンナコッタ・フーゴ役、「呪術廻戦」虎杖悠仁役等です。

ミシェル・ルオ役/村中知

「機動戦士ガンダムNT」のもう1人の主人公で黒幕、ルオ・ウーミンの養女で、得意の占いをニュータイプの能力にみせかけることで、ルオ商会の発展に尽力しました。一方で、研究所脱出の際、リタを見捨てたことに罪悪感を持っており、サイコフレームを解明することで死を克服した世界を生み出し、リタやヨナに許しを請うことを願うも、最終的にはヨナを助けるべく、自ら盾となって命を落としました。

ミシェル・ルオのアニメ声優・村中知さんは、1989年生まれ、茨城県出身の声優で、2008年から声優活動を行っています。声優・村中知さんの主な出演作品は、アニメ「キラキラ・プリキュアアラモード」立神あおい(キュアジェラート)役、「アイドルマスター シンデレラガールズ劇場」大和亜季役、「キャプテン翼(第4作)」服部秀人役等です。

リタ・ベルナル役/浦松愛弓

「機動戦士ガンダムNT」の主人公の1人で、ヨナ・ミシェルの幼馴染です。8歳の時にコロニー落下を予言するなど、ニュータイプの能力を開花させるも、それに目を付けた研究所に収容され、ニュータイプの実験台となります。後に連邦軍のテストパイロットなるも、フェネクスの暴走事故により機体ごと消息不明となり、フェネクスに取り込まれながら、ヨナの前に現れました。

リタ・ベルナルのアニメ声優・浦松愛弓さんは、2001年生まれ、神奈川県出身の声優・女優で、子役としてデビュー後し、2010年から声優としても活動しています。声優・浦松愛弓さんの主な出演作品は、アニメ映画「くまのがっこう 〜ジャッキーとケイティ〜」ジャッキー役、「うさぎドロップ」鹿賀りん役、「エウレカセブンAO」クロエ・マキャフリイ役、「平家物語」あかり役等です。

ゾルタン・アッカネン役/梅原裕一郎

ジオン共和国軍の大尉で、シャアの再来として開発された強化人間です。実験に失敗したことをコンプレックスに持ち、自分を侮ってくる人間を見返すことに執着しています。また、己の力を誇示するためなら手段を選ばず、火器の使用が禁じられたコロニーで銃を放ったり、自身の抹殺計画を実行する人間の暗殺など、強化人間の失敗作に追い込んだ人々への恨みや復讐心を秘めており、やがてフェネクスの奪取を目論みます。

ゾルタン・アッカネンのアニメ声優・梅原裕一郎さんは、1991年生まれ、静岡県出身の声優で、大学と並行して声優養成所に通い、2013年に声優デビューを果たしました。声優・梅原裕一郎さんの主な出演作品は、アニメ「ヤングブラック・ジャック」間黒男役、「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅」キルヒアイス役、「ジョジョ ストーンオーシャン」ウェザー・リポート役、「アオアシ」栗林晴久役等です。

ミネバ・ラオ・ザビ役/藤村歩

ザビ家の遺児で、ネオ・ジオン軍残党・袖付きの指導者にあたる女性です。「UC(ユニコーン)」にて、ラプラス宣言を行い、フェネクスの目撃情報が相次ぐきっかけとなりました。「機動戦士NT」では、フェネクスの奪取を巡る一党・モナハン・バハロ一を企みを阻止するため奔走し、フェネクスに関する騒動の終結後は、バナージと共に事件の後片付けに取り掛かります。

ミネバ・ラオ・ザビのアニメ声優・藤村歩さんは、1982年生まれ、東京都出身の声優で、専門学校卒業後に声優養成所に入り、2004年に声優デビュー、2019年から無期限の休業が発表されました。声優・藤村歩さんの主な出演作品は、アニメ「マギ シンドバッドの冒険」ピピリカ役、「ハンター・ハンター」ネフェルピトー役、「神撃のバハムート」ガブリエル役等です。

ブリック・テクラート役/古川慎

ミシェルの秘書で、同性愛者という事情から彼女の傍に付き従うことを許された経緯を持つ青年です。ルオの指示でミシェルの秘書となるも、ミシェルからは兄のように慕われ、ブリック自身もミシェルを大切な存在と思っています。ミシェルの良き理解者・代弁者として支え続け、最後はミシェルと運命を共にしました。

ブリック・テクラートのアニメ声優・古川慎さんは、1989年生まれ、熊本県出身の声優・歌手で、専門学校を卒業後の2011年に声優デビューしました。声優・古川慎さんの主な出演作品は、アニメ「ゴールデンタイム」多田万里役、「ワンパンマン」サイタマ役、「デジモンユニバース アプリモンスターズ」大空勇仁役、「刀剣乱舞-花丸-」大倶利伽羅役、「かぐや様は告らせたい」白銀御行役等です。

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機動戦士ガンダムNTに関する感想や評価

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ニュータイプの定義の飛躍のし過ぎや、ガンダムらしさのない戦闘シーンを理由に、厳しい評価も寄せられた「機動戦士ガンダムNT」でしたが、フェネクスを巡るパイロットたちの攻防戦や、主人公3人が辿った数奇な運命を描いた作風は、観る者の興味を惹きつけています。以下では、劇場版「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」に関する感想や評価を紹介します。

感想1:ガンダム映画で一番よくできた作品

ガンダムの劇場版作品としては27年ぶりの上映となった「機動戦士ガンダムNT」は、テレビ版「UC(ユニコーン)」との繋がりから、公開前から多くの注目を集めた一方、映画を見た方の間では評価が大きく分かれ、好みが分かれやすい作品と評されました。しかし、ファンの中には、ガンダム映画の中で一番良い作品だったとの感想も寄せており、好きな方はどこまでもハマれるガンダム映画でしょう。

感想2:多くの人に見てほしい素晴らしい作品

劇場版「機動戦士ガンダム」は、ガンダムファンの間では評価が分かれやすい作品とも言われ、ニュータイプの定義に関する要素について、飛躍し過ぎなど、自身の考えるニュータイプとの違いの大きさが低評価につながったでしょう。一方で、物語としては素晴らしい作品と称賛されており、ミシェルの死など悲しい結末ラストであるものの、ガンダムを知らない方にも見て欲しいおすすめ映画として取り上げられています。

感想3:映画の映像がきれい

「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」の感想の中には、映像が綺麗との声も多数みられ、作画クオリティの高さや、キャラたちの躍動感ある動きが見る者を楽しませています。また、登場キャラクター達の複雑な心境も丁寧に表現されており、ストーリー全体に関しては様々な意見が寄せられたものの、作り込まれた映像美や、緻密に描かれたキャラクターの登場が、「NT(ナラティブ)」の人気を高めています。

感想4:1本の映画として好き

「閃光のハサウェイ」と公開時期が近かったことや製作会社の違いなどから、作品のクオリティが劣るとも評される「機動戦士ガンダムNT」は、ガンダムシリーズとしては評価が分かれやすい映画作品となっています。一方で、1本の映画として捉えれば「NT(ナラティブ)」はそれほどひどいと感じられず、「NT(ナラティブ)」は、面白いし好きとの感想も寄せられています。

感想5:ヨナの人間ドラマを描いた作品

「機動戦士NT(ナラティブ)と言えば、主人公の1人・ヨナと、フェネクスを巡る周囲の人々の関係も見どころであり、「NT(ナラティブ)」はヨナの人間ドラマを描いた作品とも評されています。リタへの罪悪感から、フェネクスへの執着を高めるヨナや、キャラ設定ではかなりの悪でありながら、観る者の目を引きつけてやまないゾルダンのカッコよさなど、登場キャラの魅力も作品の人気を高めています。

感想6:NT(ナラティブ)で泣いた

「機動戦士ガンダムNT」は、主人公の救われない結末が涙を誘う作品であり、ガンダム作品で泣くことがほとんどなかったファンも涙を流した感動のストーリーとなっています。最後はヨナと、フェネクスに取り込まれたリタ・ミシェルとの悲しい別れで締めくくられましたが、幼馴染3人の絆はどこまでも繋がっており、いつか会える日が来ると、主人公に希望がもたらされたような結末は、他作品では見ることが出来ないでしょう。

感想7:ガンダムには欠かせないキャラ設定

「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」の敵キャラであり、己の欲望を満たすためにフェネクスの奪取を目指すゾルダンは、狂気とも呼べる過激な性格でありながら、かっこいいキャラとしてファンの人気を集めています。また、「NT(ナラティブ)」に関する感想の中には、ゾルダンのように人々への憎悪や復讐心にかられる狂気に満ちたキャラも、ガンダムには必要との意見も見られ、好意的に受け止められています。

感想8:近年のガンダム設定に驚き

ファーストガンダムから様々な作品が展開されてきたガンダムは、その過程で劇中の設定も少しずつ変化をみせ、初期のガンダムしか見たことが無い方からは、「NT(ナラティブ)」でのニュータイプの定義や戦いのシーンが変わっていることに衝撃を受けたとの感想もみられます。このように時代の流れに乗るようにガンダムも変化していき、作品ごとに変化していく様子を楽しむのも、ガンダムの楽しみ方の1つでしょう。

機動戦士ガンダムNTのあらすじまとめ

機動戦士ガンダムNTのあらすじまとめ・イメージ画像

劇場版「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」のあらすじネタバレや、結末のあらすじネタバレ、映画に関する感想や評価を、あらすじネタバレ紹介しました。ガンダムシリーズにおいて重要な要素である、ニュータイプをテーマにした、劇場版「機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)」は、改めてニュータイプの定義について考えさせられる、ガンダムシリーズのターニングポイントとなった作品でしょう。

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