アオアシに登場したトレーニングメニューを紹介！練習の効果や上昇した能力を解説

今回は人気スポーツ漫画のアオアシに登場するトレーニングメニューに注目しました。プロリーグ直属の育成組織が舞台になっており、ストーリー展開だけでなく練習方法も非常に興味深いと話題になっています。中には、アオアシで描かれた首振りリフティングを試したというファンもいるほどです。そこでアオアシのトレーニングメニューを一覧で紹介し、方法と効果を解説していきます。

月刊誌の経験のあった漫画家の小林有吾は、2015年から週刊ビッグコミックスピリッツでアオアシの連載を開始しました。2017年には第10回マンガ大賞の4位にノミネートされ、2019年には伊勢直弘が脚本を務めた舞台が上演されました。着々と人気を集めており2022年6月時点での累計部数は1200万部を突破し、2022年4月から放送しているアニメも高評価を得ています。

愛媛在住のサッカー少年の青井葦人は公立中学の弱小チームに所属していましたが、Jリーグのユースチームの監督を務めている福田達也と出会って才能と情熱を評価されました。そして福田達也から声が掛かりユースチームのセレクションを受けて見事合格し、東京で寮生活を始めます。その後の新入生紅白戦で技術・知識のレベルの差を感じた青井葦人は、まずは基本動作を身に付けようと夜練に打ち込むようになります。

ファンの間で話題の練習方法や効果を解説していく前に、まずはアオアシの作品情報を説明しました。続いては首振りリフティングなどのトレーニングメニューの内容と効果を一覧で紹介します。スポーツライターの飯塚健司が監修しているアオアシには、どのようなトレーニングが登場するのでしょうか?

福田達也の誘いをきっかけにセレクションを受けて見事合格した青井葦人は、東京シティ・エスペリオンFCのユースチームに入団して試合形式のトレーニングに参加します。そしてBチームの11人は、ハイレベルなAチーム21人を相手にしてボロ負けします。その後人数を逆にして再戦しますが個々の役割が疎かになり、数的優位を覆されて敗北を喫します。このトレーニングでは、チームにおける役割を意識する必要がありました。

東京シティ・エスペリオンFCのユースチームの監督である福田達也は、技術は拙いながらも俯瞰能力の高さに目を付けて青井葦人をセレクションに誘いました。入団後は俯瞰能力を活かそうと、フォワードからディフェンダーへの転向を命じました。その後スポンサーの海堂電機の令嬢である海堂杏里から、周囲の状況把握能力を伸ばすために首振りリフティングが勧められました。

東京シティ・エスペリオンFCのユースチームでは、元日本代表の監督を務めたイビチャ・オシムが取り入れたトレーニングを採用しています。トレーニングの基本は、円陣の中央にディフェンスを設置したダイレクトパス回しです。しかしオシム式パス練習では、次に回す相手を指定します。このようにオシム式パス練習では指名者に回すだけでなく、フィールド全体の様子を把握して次のパス先を判断する能力が必要となります。

東京シティ・エスペリオンFCのユースチームでは、Aチーム昇格後に伸び悩んでいた冨樫慶司が中心となりBチームを巻き込んだ夜練が始まりました。そして夜練に顔を出した福田達也は、ロープで繋がった状態でディフェンス練習をするように指示しました。実はロープで個々を繋げることで、ディフェンス同士の距離感を意識させようとしていました。

冨樫慶司は夜練以外にも、青井葦人から首振りリフティングを教わっていました。そんな冨樫慶司の俯瞰能力を更に高めようと、福田達也は「通学路に赤い看板の店がいくつある?」という質問を投げ掛けます。これが冨樫慶司への特別メニューで、普段から周囲を正確に見て気を配らせるという狙いがありました。

アオアシの作品情報やあらすじを説明し、首振りリフティングなどのトレーニングメニューの方法と効果を一覧で紹介しました。続いてはアオアシの主要キャラクターと担当声優について掘り下げていきます。Jリーグのユースチームには、どんな個性を持ったキャラクターが所属しているのでしょうか?

アオアシの主人公である青井葦人は自信家でお調子者な性格ですが、サッカーに対しては直向きに努力を重ねる誠実さがあります。そんな青井葦人役を演じたのは、日本ナレーション演技研究所でノウハウを学んだ声優の大鈴功起です。ヴィムス所属の大鈴功起は2021年に「プラチナエンド」で鈴木役を演じており、2022年の「アオアシ」で初めて主演に抜擢されました。

ミッドフィールダーの大友栄作はすぐに緊張してしまう小心者ですが、ピッチでは周囲を盛り立てることの出来る主将向きな性格をしています。そんな大友栄作役を演じたのは、舞台俳優としても活躍している声優の橘龍丸です。座長経験もある橘龍丸は声優活動を開始して間もない2019年に「歌舞伎町シャーロック」の小林寅太郎役に抜擢されており、2022年は「群青のファンファーレ」に桜庭惣司朗役で出演しています。

フォワードの橘総一朗は天然で爽やかな好青年ですが、生真面目過ぎて責任を抱え込んでしまうところがあります。そんな橘総一朗役を演じたのは、大沢事務所に所属している声優の山下誠一郎です。山下誠一郎は2013年に「ワルキューレ ロマンツェ」の水野貴弘役で初主演を経験し、その後2015年の「バトルスピリッツ 烈火魂」の烈火幸村役や2021年の「ホリミヤ」の石川透役を演じてきました。

フォワードからディフェンダーに転向した冨樫慶司は唯一のスカウト組で、ヤンキーのような風貌ですがサッカーに真摯に取り組む誠実さがあります。そんな冨樫慶司役を演じたのは、第12回声優アワードで新人男優賞に選ばれた声優の八代拓です。八代拓は2016年に「タイガーマスクW」の東ナオト役で初主演を経験し、2019年の「炎炎ノ消防隊」ではヴァルカン・ジョゼフ役を演じました。

ミッドフィールダーの黒田勘平はにこやかに振る舞っていますが、毒舌で執念深い性格をしています。そんな黒田勘平役を演じたのは、音楽ユニットSparQlewのメンバーとしても活躍している声優の堀江瞬です。堀江瞬は2017年の「ナナマル サンバツ」に越山識役で起用されており、2022年は「トライブナイン」に白金ハル役で出演しています。

ジュニアユース組の朝利マーチス淳はイギリス人の父親と日本人の母親の間に生まれたハーフで、仲違いしていたセレクション合格組とも徐々に親しくいきます。そんな朝利マーチス淳役を演じたのは、アイムエンタープライズに所属している声優の加藤渉です。加藤渉は2020年の「ID:INVADED」に国府司郎役で起用されており、2023年には「勇者が死んだ!」にトウカ・スコット役で出演する予定です。

フォワードの本木遊馬はジュニアユースからの昇格組で、目立ちたがり屋なお調子者ですが味方へのコーチング力が高く評価されています。そんな本木遊馬役を演じたのは、従兄妹が同業種で活躍している声優の榎木淳弥です。榎木淳弥は2017年に「アイドルマスター SideM」の舞田類役を好演し、2021年には「はたらく細胞BLACK」の赤血球役に起用されました。

アオアシの作品情報やあらすじを説明し、首振りリフティングなどのトレーニングメニューの方法と効果を一覧で紹介しました。それでは最後に、アオアシのトレーニングに関する世間からの感想や評価を紹介します。Jリーグのユースチームで行っているという設定の練習方法に対して、世間からはどのような感想や評価が寄せられているのでしょうか?

こちらはアオアシのトレーニングを実際に取り入れているという感想ツイートです。アオアシに登場するトレーニングメニューは理に適っていると好評で、実践するファンが続出しています。アオアシのトレーニングメニューをしていたというプロサッカー選手が、沢山現れる日も近いかもしれません。

こちらはアオアシのトレーニングのお陰で上達したという内容の感想ツイートです。常に攻守を意識する必要があるサッカーで高みを目指すには、周囲を俯瞰する能力は大切だと言われています。アオアシのトレーニングをしてから良いプレーが出来るようになったという喜びの声が、ファンから沢山寄せられています。

こちらはサッカー経験者からのアオアシのトレーニングに対する感想ツイートです。サッカーから離れてしまってから、アオアシのトレーニングを知ったというファンも沢山います。このツイートのように現役世代ではないファンからは、実践したかったという残念そうな声も寄せられています。

アオアシの作品情報やあらすじを説明して首振りリフティングなどのトレーニングメニューを一覧で紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?アオアシはトレーニングメニュー以外にも、ストーリー展開やキャラクター設定という面でも高評価を得ている作品です。この機会にぜひ、アオアシをご覧になってみてはいかがでしょうか?