【バスタード】あらすじをネタバレ解説!各編の内容と登場キャラクターは?

2022年6月にWebアニメ版が配信された「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」は、世界の命運をかけて戦う主人公の活躍を描いたダーク・ファンタジー漫画です。本文では、「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」から、漫画の各編のあらすじネタバレや、登場キャラクターのネタバレ、バスタードの用語一覧、名言や名セリフ、アニメ主題歌などを、あらすじネタバレ紹介します。

【バスタード】あらすじをネタバレ解説!各編の内容と登場キャラクターは?のイメージ

目次

  1. バスタードとは?
  2. バスタードの漫画あらすじと各編の内容をネタバレ解説
  3. バスタードのキャラクター一覧
  4. バスタードの用語一覧
  5. バスタードの名言や名セリフ
  6. バスタードのアニメ主題歌
  7. バスタードに関する感想や評価
  8. バスタードのあらすじまとめ

バスタードとは?

バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)の紹介・イメージ画像

1988年に連載が開始された漫画「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」は、神話を彷彿させるようなストーリー展開や、天使や悪魔など黙示録をモチーフにしたキャラの登場が魅力的なダーク・ファンタジー作品です。以下では、Webアニメ化が話題を呼ぶ「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」から、漫画のあらすじネタバレや、登場キャラ、劇中用語、アニメ主題歌などを、あらすじネタバレ紹介します。

バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)の原作情報

萩原一至先生の漫画「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」は、1988年から連載されているダーク・ファンタジー作品で、累計発行部数は2020年9月時点で3000万部を突破しました。「週刊少年ジャンプ」にて連載が開始された「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」は、1990年に「週刊少年ジャンプ増刊(季刊)」へ、2001年に「ウルトラジャンプ」へ移籍しながら連載が継続されました。

一方で、作者・萩原先生の持病により、連載開始当初から、連載の中断・再開が繰り返されており、「打つ虎ジャンプ」2010年6月号を最後に連載が中断され、漫画再開のメドは立っていません。また、「少年ジャンプ増刊」で連載されていた「罪の罰編」は、1997年の少年ジャンプ本誌への移籍をきっかけに、未完のまま結末を迎え、新シリーズ「背徳の掟編」が開始される異例の事態が起きました。

バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)のアニメ情報

漫画「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」は、1992年~1993年にかけてOVA化され、2022年には動画配信サイト・Netflixにてアニメ化されました。Netflix配信のアニメ「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」は、2022年6月30日から全世界での配信が開始され、全2クール・24話が予定されています。

BASTARD:bangbang:-暗黒の破壊神

バスタードの漫画あらすじと各編の内容をネタバレ解説

バスタードの漫画あらすじネタバレ・イメージ画像

天使と悪魔をモチーフにしたキャラの登場が目を引く「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」は、主人公・ダーク・シュナイダーと強敵とのバトルはもちろん、SF的な要素を彷彿させるストーリーもファンを虜にしています。以下では、かっこいいキャラの登場や壮大な世界観で人気を集める、「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」の漫画あらすじと各編の内容をネタバレ解説します。

あらすじネタバレ①プロローグ

バスタードのプロローグのネタバレ・イメージ画像

科学の力によって生み出された「破壊神アンスラサクス」と「邪神群」は、やがて文明崩壊の引き金となり、「大破壊」と呼ばれる災害を経験した人類は、科学に代わる新たな文明の力・魔法を手に入れます。大破壊から400年後、世界は魔操兵戦争へ突入し、大陸の征服を目論む爆炎の魔術師・ダーク・シュナイダー(D.S)と、伝説の竜騎士と称される竜王子ラーズ・ウルが衝突、相打ちによってダーク・シュナイダーが敗北しました。

消滅の際、ダーク・シュナイダーは、転生の秘術を用いて次の肉体での覚醒を目論むも、五英雄のジオ・ノート・ソートによって封印され、戦災孤児・ルーシェ・レンレンとして生きることになりました。

あらすじネタバレ②闇の反逆軍団編

魔操兵戦争から15年後、大陸にある4つの王国は、ダーク・シュナイダーの配下だった四天王の脅威にさらされ、メタ=リカーナ王国にも迫ってきます。破壊神アンスラクサス復活を目論む勢力を前に、王国は危機的状況にさらされるも、大神官の娘・ティア・ノート・ヨーコの魔法によって、ルーシェに転生したダーク・シュナイダーが復活を遂げます。

ルーシェの変貌にヨーコが動揺する頃、ダーク・シュナイダーの復活は四天王の耳にも入り、その1人・ニンジャマスター・ガラは、ヨーコを人質にしてダーク・シュナイダーとの接触を目論みます。その頃、王国では、メタ=リカーナの王女であるシーラ・トェル・メタ=リカーナが、ダーク・シュナイダーを復活させることでヨーコの救出に成功、敗北したガラは、ダーク・シュナイダー側へ寝返ります。

ガラの裏切りを受け、四天王側では、最強の魔法戦士アーシェス・ネイと、彼女が使役する鬼道三人衆へダーク・シュナイダーの抹殺を命じます。しかし、鬼道三人衆は3人ともダーク・シュナイダーに敗北、彼の配下に下ってしまいます。劣勢を強いられたネイは、ダーク・シュナイダーへの憎悪をたぎらせるも、アビゲイルから、四天王を裏切ると肉体が破壊される呪詛をかけられます。

戦いの最中、ルーシェの意識を通じてネイの呪詛やそれらに苦しんでいることを見たダーク・シュナイダーは、自らの心臓を抉り出し、ネルを呪詛から開放させます。そして、メタ=リカーナ王国とアビゲイルの戦いは、シーラの中に眠る封印を巡る戦いに突入し、王国側に寝返ったガラとネイは、封印が解かれることを防ぐべく、軍団長・リンチと攻防戦を繰り広げます。

対リンチ戦に苦戦を強いられる中、アンラクサスと共にダーク・シュナイダーが復活を果たし、究極の不死の魔物エディ・イーを撃破します。追い詰められたアビゲイルは、リンチたちの魔動器を用いて巨大化し、最後の戦いに挑みます。しかし、ダークシュナイダーへの敗北を悟ると、アビゲイルは大爆発を起こし、メタ=リカーナ城を崩壊します。

あらすじネタバレ③地獄の鎮魂歌編

メタ=リカーナ王国の消滅とダーク・シュナイダーの行方不明から2年後、大陸の4つの国は、四天王の1人だったカ=ルスによって平定され、彼は氷の至高王ことハイ・キングとして君臨し、アンスラクサス復活の鍵を握るシーラを探し求めていました。一方、ヨーコとルーシェは、反乱軍と行動を共にしており、反乱軍の拠点へ、魔戦将軍のバ=ソリーとマカパインが襲撃を仕掛けます。

反乱軍を率いる侍たちが次々と倒され、ヨーコ達に再び危機が訪れようとした矢先、ダーク・シュナイダーが復活し、魔戦将軍を撃破します。反乱軍が一大反抗作戦の計画を練る頃、魔戦将軍一行は、失われたエルフの都・キング・クリムゾン・グローリーを目指し、シーラの奪取を目論みます。また、反乱軍も、魔戦将軍たちを出し抜くために先回りし、影使いの魔戦将軍であるボル・ギル・ボルと対峙します。

ダークシュナイダーとカル=スの戦い・イメージ画像

ボルを撃破後、カル=スに不審な言動が見られ、自らの封印を解くべく、ダーク・シュナイダーに襲いかかり、仲間を攻撃から守ったダーク・シュナイダーは深手を負ってしまいます。その時、反乱軍を率いる侍のアンガスが、ダーク・シュナイダーの回復にあたり、自分の正体はアビゲイルであり、メタ=リカーナ城の戦いにて破壊神に操られていたこと、カル=スもまた、破壊神に操られていることを明かします。

シーラの最後の封印を説いたカル=スは、目覚めたアンラクサスの力を用いて異形の怪物に変身します。ダーク・シュナイダーや魔戦将軍たちの奮闘が功を奏し、カル=スは開放されたものの、アンラクサスが完全復活を果たします。

あらすじネタバレ④罪と罰編

完全復活したアンスラクサスにより世界各地から集められた邪神が世界を破壊する中、ダーク・シュナイダー一行は、世界を影から支配するエウロペアの十賢者の召集を受け、方舟・ジャンボノアへ赴きます。十賢者の目的は、アンスラクサスへの対抗手段として、ダーク・シュナイダーと竜戦士の融合を考えるも、ダーク・シュナイダーに提案を拒否されてしまいます。

一方、アンスラクサスの復活により、ダーク・シュナイダーの力も高まりつつあり、アンスラクサスとの戦いも撃破しました。しかし、撃破と同時に、ダーク・シュナイダーの肉体が砕けて別空間に飛ばされてしまいます。実は、アンスラクサスの正体は、神の遣い・天使であり、ダーク・シュナイダーが転生したルーシェの正体も、堕天使・ルシフェルだったことが判明します。

ルーシェは、方舟の霊子動力(アストラルリアクター)を使えば、ダーク・シュナイダーを助け出せると言い残して消滅し、天使たちの攻撃を受ける方舟も、地上へ落下し始めます。魔戦将軍とミカエル率いる天使軍団との戦いが繰り広げられ、アビゲイルは霊子動力を使って異空間への接続を試みる中、ダーク・シュナイダーは、氷地獄(コキュートス)で悪魔王サタンと対面します。

天使との戦いを目論むサタンは、ダーク・シュナイダーを仲間に引き入れることを考え、彼を異空間に封印したものの、当のダーク・シュナイダーはその要求を拒否、サタンの配下・悪魔大元帥のポルノ・ディアナとの戦いに突入し、人間を超える圧倒的な強さにダーク・シュナイダーは苦戦を強いられます。

あらすじネタバレ⑤背徳の掟編

方舟での戦いから4年後、天使と悪魔の戦いにより、世界は荒廃の一途を辿り、地上では堕天使となった魔人・コンロンが人間に危害を加えていました。人々を救うべく、マカバイン、シュラ、バ・ソリーの3人が戦いに挑むも、彼らの力では太刀打ちできず、ミカエルを筆頭とする四代天使が出現し、天使と悪魔の戦いが勃発します。

地上で激戦が繰り広げられる中、地獄の淵から復活してきたダーク・シュナイダーが天使軍団に加わり、コンロンを圧倒します。しかし、どんなに攻撃を受けても、コンロンは再生を繰り返し、ウリエルの神槍グングニルによってやっとダメージを負わせることに成功するも、その衝撃によりダーク・シュナイダー達は地獄の一層へ突き落されます。

コンロンは、天使の攻撃を防ぐため、ウリエルの妹・アムラエルを自身に取り込むことで無効共鳴(ヴォイドハウリング)の発動を試みるも、それらに気が付いたウリエルによってアムラエルが殺害され、コンロンの作戦は打ち消されてしまいます。また、妹を手にかけたウリエルも、天使としてあるまじき行為に出てしまったことを悩み、堕天します。

一方、ダーク・シュナイダーは、地獄の戦いで得た、て七大悪魔のユダの痛み(ジューダペイン)を発動させて大魔神と化し、コンロンの身体を食らうと、堕天使・ウリエルとの戦いに挑みます。壮絶な戦いの末、ダーク・シュナイダーに勝機が見えた矢先、七大悪魔・べルゼバブによって、地獄で眠るアウゴエイデスが目を覚まし、ウリエルと合体したことで力を増しました。

また、ダーク・シュナイダーも、竜戦士ルーシェと合体することで増強し、ウリエルとの戦いは地上へと上がります。一方、地上では、悪魔による人類消滅計画・創成計画(ネガジェネシス)が勃発し、サタンを復活させた悪魔たちの計画を食い止めるべく、世界中の種族がシーラの元へ集まり、凡人類連合を結成します。

ダーク・シュナイダーと堕天使・ウリエルの戦いは地上でも激しい攻防戦が続き、ダーク・シュナイダーの手で決着がつけられます。敗北したウリエルは正気を取り戻したものの、身体が消滅し始めます。堕天の代償を受けるウリエルを前に、ダーク・シュナイダーは、コンロンからアムラエルの体を復元し、消えゆくウリエルに妹との再会をおくりました。

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バスタードのキャラクター一覧

バスタードのキャラクター一覧・イメージ画像

漫画「バスタード」と言えば、少年誌掲載にも関わらず、官能的なキャラデザであることも特徴に挙げられ、登場キャラの過激な描写・キャラデザも、漫画「バスタード」の魅力になっています。以下では、漫画「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」から、主人公・ダーク・シュナイダーをはじめとする登場キャラクターを、あらすじネタバレを交えながらネタバレ紹介します。

ダーク・シュナイダー

バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)の主人公で、略称は「D・S」、数々の魔術や秘術を扱う伝説の魔法使いです。400年以上前から生き続け、本編の15年前に魔操戦争への敗北を機にルーシェの身体に転生、四天王の侵攻を受けるメタ=カリーナ王国の危機を救うべく、ヨーコの口づけをきっかけに封印が解かれました。

劇中屈指の魔力・魔法を有し、強敵にも果敢に立ち向かうなど、敵に対して容赦がない交戦的な性格である一方で、自由を奪われたり、他人に服従することを極端に嫌う傲岸不遜・傍若無人な性格の持ち主です。また、自身を超絶美形魔法使いと評するなど、自信家かつナルシストでもあり、身長:192cmでありながら自分より背が高い相手を嫌いとも公言しています。

ティア・ノート・ヨーコ

バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)のヒロインで、メタ=リカーナ王国の神官・ジオの娘、14歳です。王国の危機を受け、ダーク・シュナイダーの封印を解いた人物で、束縛を嫌うダーク・シュナイダーを唯一、従わせることができます。正義感と包容力がある一方で、自身の倫理観にそぐわない相手に対しては容赦がなく、良く言えば勝気、悪く言えば気が短い性格の持ち主です。

登場初期は守られる側であったが、メタ=リカーナ王国崩壊後は独自に修行を積み、高位の治癒魔法や格闘術を習得したり、反乱軍の指揮を担うなどたくましい一面を見せています。

ガラ

かつてダーク・シュナイダーの配下だった四天王の1人で、旧世界の時代に作られた妖刀ムラサメ・ブレードを愛刀に戦う「ニンジャマスター」です。現四天王の中では加入した時期が遅い方で、忍者らしからぬ大柄な肉体を武器に正面から戦う豪快さが持ち味です。後先考えずに行動してしまう性格であるものの、非常に面倒見が良い親分肌であり、数千人規模の忍者軍団の頭として、部下に慕われています。

アーシェス・ネイ

四天王の紅一点で、魔剣「雷神剣(ライトニング・ソード)」を愛刀に、電撃系の呪文を繰り出す女魔法戦士です。ダークエルフと人間との間に生まれ、ハーフエルフという理由から一族に捨てられたところを、ダーク・シュナイダーに拾われた経緯を持ち、彼とは親子であり恋人のような関係にあり、「ダーシュ」と呼んでいます。

ハーフエルフという特異な存在のため、実年齢は100歳以上でありながら、外見は20歳前後を保っており、本編の50年前に四天王の座に就きました。また、魔道集団「鬼道衆」を従えており、その中の最精鋭が「鬼道三人衆」に当たります。

ルーシェ・レンレン

ダーク・シュナイダーが転生した少年で、赤ん坊の時に戦災孤児となり、ダーク・シュナイダーの存在を見抜いたジオに引き取られました。ダーク・シュナイダーの復活後は、彼と肉体・精神を共有することとなり、ヨーコより年下に見られることが多いです。また、ルーシェの正体は、地獄に封印された堕天使ルシフェルであり、ダーク・シュナイダーの真の半身だったことが判明します。

アビゲイル

ダーク・シュナイダーに匹敵する年月を生きる四天王で暗黒の僧侶(クレリック)、冥界の預言者とも呼ばれる人物です。破壊神の精神の封印を解いたことから、アンスラサクスに精神を支配され、破壊神の復活に利用されるも、ダーク・シュナイダーとの一戦により支配から開放され、以降は彼の参謀として活躍します。

カル=ス

氷の至高王(ハイ=キング)の異名を持つ四天王の1人で、氷魔法と氷の魔剣「アイス・ファルシオン」を武器に戦う魔導士です。四天王メンバーの古参であり、ダーク・シュナイダーの右手かつ親友でもありました。高すぎる能力ゆえに周囲から忌み嫌われていた経緯から、魔力が支配する理想郷を実現するべく、破壊神・アンラクサスの復活を目論みます。

シーラ・トェル・メタ=リカーナ

メタ=リカーナの第二王女で、ラースの妹です。破壊神アンスラクサスの封印を体内に宿したことから、破壊神の復活を目論む四天王に狙われます。メタ・リカーナの崩壊後は、破壊神の封印を守るためにエルフの聖地で眠りにつきました。しかし、方舟での戦いの最中に目覚め、闇の力の活性化により、封印が解かれてしまいます。

ラーズ

メタ=リカーナの第1王子でありシーラの兄。竜のオーラをまとう秘剣「封神剣」の使い手であり、十賢者によって鍛えられた超絶聖剣ヘヴィメタルを使う。魔操戦争における五英雄の1人であり、十賢者から竜戦士を与えられD・Sと刺し違える。D・Sを倒した後は肉体と魂が分離し子竜の姿となっていた。方舟の戦いで肉体を取り戻し当時の姿のまま復活する。その後は魔戦将軍達と共に天使達との戦いに参加する。

シーン・ハリ

ネイの配下・鬼道三人衆の1人で、あらゆる呪符を駆使して戦う呪符(フダ)使いです。ダーク・シュナイダーを討つべく、彼の女好きな性格に目をつけ、色仕掛けと蜘蛛の呪符を使って命を狙うも、鎧の跡を見られたことで計画は失敗に終わります。その後、ダーク・シュナイダーの優しさに触れたことで彼の元へ寝返り、以降も、ダーク・シュナイダーに付き従います。

カイ・ハーン

ネイの配下・鬼道三人衆の1人で、石化魔法と剣技を得意とする女戦士です。石化魔法でダーク・シュナイダーを後一歩まで追い詰めるも、寝返ったシーンによって阻止されてしまいます。戦いの最中に毒を受け、ダーク・シュナイダーに解毒してもらったことを受け、彼の元に寝返ります。

ダイ=アモン

ネイの配下の鬼道三人衆で、自らに魔術をかけて吸血鬼に変化した、不死者の1つ「真祖」です。にんにくや十字架など、吸血鬼が嫌うとされていたものは通用せず、満月の夜には複数の魔戦将軍を1人で戦えるなど、驚異的な力を発揮します。ネイの部下であるものの、彼女やカル=ス以上の野心家であり、かつ2人に反旗を翻すことも考えるも、ダーク・シュアイダーとの戦いに敗れ、絶対服従の呪いをかけられました。

アンスラサクス

メタリオン四王国に破壊と混沌をもたらした元凶であり、自身の復活を目指し、カル=スやアビゲイルの精神を支配した破壊神です。その正体は、科学が存在した旧世界の時代に、十賢者によって生み出された生体兵器・A-Systemと判明します。

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バスタードの用語一覧

バスタードの用語一覧の紹介・イメージ画像

以下では、漫画「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」から、物語を読み進める上で覚えておきたい、「バスタード」の用語について、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

用語一覧①魔法

呪文を唱えたり、魔法陣を描くことで魔力を発動させる能力で、自身の生命力・精神力を魔力に変えて発動させる魔術・白魔術・暗黒魔術・精霊魔術を主流とし、現代では主流ではない魔法は総称して古代語魔術(ハイエンシェント)と呼ばれています。白魔術は、護りや治癒能力を発揮する、神への信仰を源とする魔術である一方、暗黒魔術は、悪魔との契約によって魔力を行使することができます。

また、精霊魔術とは、四つの元素界・地・水・火・風に属する精霊との契約によって魔力が発揮され、様々な能力が見られます。

用語一覧②十賢者

自らを人工進化させた十賢者・イメージ画像

人の中で最も神に近い存在とされ、その正体は旧世界の科学者が自らを人工進化させた存在で、400年前に起きた大破壊によって荒廃した世界の均衡や、人の歴史の管理を担う調停者でした。また、破壊神・アンスラサクスやダーク・シュナイダー、竜戦士の生みの親でもあり、旧世界での大破壊の原因を作りました。

エウロペアの十賢者で通っているものの、実際のメンバーの数はかなり多いとされ、四天王のアビゲイルのように、十賢者から離反した元メンバーの存在も明かされています。

用語一覧③魔操兵戦争(ゴーレムウォー)

魔操兵戦争(ゴーレムウォー)のイメージ画像

本編の15年前にダーク・シュナイダーが引き起こした戦争で、四天王と共に魔操兵(ゴーレム)も加わって目タリオンに進行した経緯から、魔操兵戦争(ゴーレムウォー)と呼ばれています。戦争は、メタ=リカーナの第一王子ラーズと4人の仲間による五英雄によって終結されました。

用語一覧④大破壊

本編の400年前、西暦2008年7月に起きた、破壊神アンスラクサスの暴走によって起きた旧世界の崩壊を意味します。旧世界では、科学技術が発達し、十賢者と呼ばれる科学者によって破壊神が生み出されるも、制御不能となったアンスラクサスの暴走により科学文明は崩壊、数十億に及ぶ人類が命を落とし、生態系も大きく変化させました。

用語一覧⑤アンスラサクス

十賢者によって生み出された究極の自律思考型生体機動兵器であり、科学文明を崩壊させた破壊神です。アンスラサクスの暴走は、これまでの生態系を大きく変えるほどの破壊力を発揮したものの、どこからか現れた竜戦士によって封印されました。

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バスタードの名言や名セリフ

バスタードの名言や名セリフの紹介・イメージ画像

漫画「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」と言えば、神話を彷彿させるストーリーや、官能的なキャラデザが目を引く一方で、魅力あふれるキャラによる名言や名セリフも、「バスタード」の人気に拍車をかけています。以下では、漫画「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」から、主人公・ダーク・シュナイダーの名言や名セリフを、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

名言①「なぜならこのオレは…」

漫画「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」の名言1つ目は、単独で1つの王国を壊滅できるほどの強さを誇るエディ・イーとの戦いを前に、己の強さや戦いに勝つという自信を見せつけるダーク・シュナイダーの名セリフです。自らを「ハンサム様」と称するセリフは、ダーク・シュナイダーのナルシストな一面を見せるも、強敵を前にいつもと変わらない様子からは、どこか安心感を覚えるでしょう。

なぜならこのオレはハンサム様だからだ!

名言②「許してやる…」

漫画「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」の名言2つ目は、母親の命を奪ってしまった罪悪感に苦しむカル=スに対し、彼の罪を許し、邪神の支配から逃れるきっかけをもたらすダーク・シュナイダーの名セリフ・名シーンです。かつては、ダーク・シュナイダーの四天王であり、彼の右腕・親友でもあったカル=スは、魔力の高さゆえに周囲から疎まれ、母子共々辛い境遇に置かれていました。

周囲からの迫害はやがて母親によるカル=スの殺害にまで発展するも、長の命令によって息子に手をかけざるを得なくなった母親への怒りと憎悪から魔力が暴走し、カル=スは母親を殺めてしまい、その時の出来事は彼のトラウマとなりました。そのような経緯から、自分が生き続けることに罪悪感を抱いていたものの、ダーク・シュナイダーによってカル=スの罪が許され、生きる希望を見いだすことができたでしょう。

許してやる、俺が許してやる

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バスタードのアニメ主題歌

バスタードのアニメ主題歌の紹介・イメージ画像

「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」のアニメは、1992年に発売されたOVA版と、2022年6月30日にNetflixにて配信された版があり、原作漫画を読んだことがないアニメファンからも注目されています。以下では、「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」のアニメ主題歌を紹介します。

バスタードのOP主題歌

バスタードのOP主題歌のイメージ画像

Webアニメ版「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」のオープニング主題歌は、coldrainの「Bloody Power Fame」です。

バスタードのED主題歌

アニメ「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」のエンディング主題歌は、OVA版、Netflix配信のWeb版があり、OVA版は米倉利紀さんの「モノクロームトラブル」、Web版はTielleさんの「BLESSLESS」です。

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バスタードに関する感想や評価

バスタードに関する感想や評価・イメージ画像

「バスタード」と言えば、少年ジャンプの連載作品でありながら、過激なキャラデザから大人向けの作風というイメージが強い一方、他作品では見られない作画クオリティの高さも評価され、アニメ視聴をきっかけに、原作漫画を読み始めた方が増えています。以下では、「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」に関する仮想や評価を紹介します。

感想1:Webアニメをきっかけに漫画版も読みたくなった

2022年6月にNetflixで配信開始された「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」は、女性キャラを中心に過激な描写が多いことでも知られ、規制が厳しくなった現代でのアニメ化は難しいとも考えられてきました。しかし、地上波に比べて規制がやや緩いweb版では、原作に沿ったストーリー展開が繰り広げられ、アニメ視聴をきっかけに「バスタード」の単行本が読みたくなったとの感想も寄せられています。

感想2:漫画版が面白い

原作漫画ファンにとって待望のアニメ化となった「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」は、やや古い作品でありながら、それがまた新鮮にみえる独特の世界観が話題を呼び、原作ファンからも高く評価されています。一方で、ダーク・シュナイダーの声が予想よりトーンが高かったとの感想が多く見られたり、アニメより、原作漫画の方が面白いという意見もあり、「バスタード」のアニメ版に関する評価が分かれています。

感想3:原作に沿ったストーリーが良い

30年以上前に連載が開始された「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」は、現代との感覚の違いから、シーンによってはダサいと感じる箇所こそあるものの、ストーリ自体は面白いとの感想も見られます。また、アニメ「バスタード」では、原作に沿ったストーリー展開が繰り広げられ、原作漫画との相違の少ない作風やキャラデザも高く評価されています。

感想4:昭和を感じさせる敵キャラのノリが気になる

「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」のアニメに関する感想の中には、原作漫画を忠実に描きすぎてテンポが遅い、古くささを感じさせる表現がダサいなど、現代の感覚とのギャップの大きさも厳しい評価に繋がっているでしょう。また、「バスタード」は連載開始が1988年と古く、敵キャラのノリから昭和の漫画を感じるも、それ以外の面では面白いとの感想も寄せられています。

バスタードのあらすじまとめ

バスタードのあらすじまとめ・イメージ画像

「バスタード(BASTARD-暗黒の破壊神-)」の漫画あらすじネタバレ、登場キャラや劇中用語一覧のネタバレ、「バスタード」の名言やアニメ主題歌などを、あらすじネタバレ紹介しました。ダーク・ファタジーならではの壮大な世界観や、官能的なキャラが目を引く漫画「バスタード」は、2022年7月現在も休載を余儀なくされつつも、Webアニメ版の配信を機に、作品への注目が高まっています。

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