【ブルーピリオド】藝大首席合格者は誰なのか予想!センター試験1位は岡本?

月刊アフタヌーンにて連載中の漫画「ブルーピリオド」。2021年にアニメ化されたほか、翌年には舞台化・上演も行われています。そんな話題作ブルーピリオドで読者や視聴者の関心の的となっているのが「藝大首席同格者」をめぐる謎です。そこで、この記事では八虎の代の藝大首席合格者は誰なのかを予想、また、センター試験1位と目される岡本や次席同格者についてもあわせて考察していきます。

【ブルーピリオド】藝大首席合格者は誰なのか予想!センター試験1位は岡本?のイメージ

目次

  1. ブルーピリオドとは?
  2. ブルーピリオドの八虎の代の藝大首席合格者は誰なのか予想
  3. ブルーピリオドの次席合格者は村井八雲?
  4. ブルーピリオドは見ていてつらい?
  5. ブルーピリオドの首席に関する感想や評価
  6. ブルーピリオドの首席まとめ

ブルーピリオドとは?

ブルーピリオドの概要

ブルーピリオドは、講談社の月刊アフタヌーンにて2017年8月号より連載中の山口つばさによる漫画作品です。学業優秀の反面、酒やタバコにも手を出す不良青年が絵を描くことの楽しさに目覚め、藝大合格を目指し奮闘する姿が描かれます。

原作漫画ブルーピリオドは、2021年にアニメ化されTBS系列などにて放送された他、翌2022年には「ブルーピリオド」The Stageというタイトルで舞台作品化され、天王洲の銀河劇場にて上演されました。

また、漫画ブルーピリオドは漫画界で高い評価を得ており、2018年にみんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2018のネクストブレイク部門を受賞した他、2020年にはマンガ大賞2020および第44回講談社漫画賞一般部門をあわせて受賞しています。

ブルーピリオドのあらすじ

学業優秀な高校生の矢口八虎は、酒やタバコにも手を出すいわゆる不良優等生。将来に対する特別な夢や希望もなく、張りのない無為な高校生活を送っていました。ある日、学校の美術室で偶然目にした1枚の絵が、八虎のその後の人生を変えていきます。それまで全く縁のなかった絵の魅力の虜となった八虎は、さっそく学校の美術部に入部。難関の東京藝大を目指して奮闘する日々を送ることになりました。

ブルーピリオド|アフタヌーン公式サイト - 講談社の青年漫画誌

ブルーピリオドの八虎の代の藝大首席合格者は誰なのか予想

ここからは、この記事のメインテーマである、ブルーピリオドの主人公・矢口八虎が東京藝大を受験した時の首席合格者は誰なのかについて予想していきます。

まず、本題に入る前に藝大首席合格について解説しておきましょう。と言いますのも、実際の東京藝大の首席合格者とブルーピリオドのそれとは明らかに異なると言われているからです。

ブルーピリオド作中では、センター試験(学科)の得点が1位であれば、その後の実技試験の結果にかかわらず合格すると噂され、まことしやかに語られる場面があります。実際の藝大試験では実技試験が軽んじられることはありませんので、その点を念頭に置いて作品を鑑賞することが必要と言えるでしょう。

考察①作中では「首席合格者」の話題が何度も出る

高校に進学してから絵画の道に目覚めた遅咲きの八虎ですが、見事に難関・東京藝大へ現役で合格を果たします。作中では八虎が臨んだ入試での「首席合格者」の話題が何度も出ています。倍率の高い藝大に合格するだけでも大変なことなのですが、その頂点に立つ首席合格者ですから、どのような人間なのか、関係者でなくとも予想してみたくなるのではないでしょうか?

東京藝大では、センター試験の後に専攻に応じて「実技試験」が行われます。日本の芸術分野をけん引する人材を数多く輩出してきた藝大の合格者ですから、当然のことながら卓越した技能が要求されることになります。ところが、ブルーピリオドでは藝大の入試においてある噂が流れていました。

ある日、八虎は大学での講義終了後に油絵専攻の仲間と共に食事に出かけます。食事中、誰からともなく入試の「首席合格者」のことが話題に上り、そこで八虎はある噂を耳にしたのです。その噂とは「センター合格」という聞き慣れない言葉に関するものでした。

事情通な仲間の話によると、センター合格とはセンター試験の学科の成績が1番であれば1次試験に合格した時点で、その後の実技試験の結果いかんにかかわらず合格するという内容でした。芸術家を志して藝大を受験する人にとっては、衝撃的であり受け入れがたいことかも知れません。

考察②藝大首席合格者は不明?

それでは、話題となっている藝大の首席合格者とは一体誰なのでしょうか?残念ながらブルーピリオド作中で、藝大の首席合格者が誰なのかについて明きらかにされていません。現時点で藝大首席合格者が誰なのかは不明のままとなっています。

首席合格者が誰なのかはわからないのですが、2番手の次席合格者は判明しています。その人物について詳しくは後述しますので、ここでは名前だけ明らかにしておきます。藝大の入試で次席合格者となったのは、八虎と同じ美術学部絵画科で油画を専攻している村井八雲です。本人が明かしたのですから間違いないでしょう。大学当局に入試結果の情報開示請求をしたようです。

考察③藝大首席合格者・センター試験1位は岡本?

ブルーピリオド作中では明らかにされていない藝大首席合格者。それでは、誰が首席合格者なのか、さまざまな事実をもとに予想してみましょう。

ブルーピリオドの読者の間でも首席合格者、そして首席合格者となるのに重要なセンター試験1位が話題になっており、候補者の予想が行われています。その候補者の1人に、藝大の狭き門を現役で突破した岡本煕史がいます。岡本は八虎と同じ油絵を専攻で、ウサギ好きの同好の士であることから高橋世田介と懇意にしています。

そんな岡本が首席合格者の候補として名前が挙がったのはなぜなのでしょうか?実は、作中で首席合格者の話題になったとき、背景に岡本の描写が映り込んでいたのです。そこから岡本が首席合格者では?という噂が流れました。

かつて岡本は、世田介に藝大の第一印象を次のように話しています。「入学したばかりの頃は、同級生が年上の学生ばかりで驚いた」と。この岡本の言葉にはさすがの世田介も「藝大に多浪生が多いことを知らずに受験したの?」と驚きを隠せませんでした。

考察④藝大首席合格者・センター試験1位は世田介?

ブルーピリオド読者の間では、センター試験1位の予想として岡本の他に高橋世田介の名前が浮上しています。世田介は、絵の才能に恵まれ学業の成績も申し分ないので、予想する人も多いのでしょう。

また、世田介には絵の才能とは別にセンター試験1位をにおわせるシーンがあります。それは、藝大の猫屋敷教授が世田介に対し厳しい言葉を投げかける場面です。世田介の絵の才能を認めつつ、「君にこういうのは求めていない」と世田介の作品に苦言を呈します。さらに「頭使ってよ」とシビアな言葉の後に「だからぁ君は絵でとったんじゃ」と言いかけてその場を後にします。

猫屋敷教授の言葉の意味をはかりかねていた世田介に、側にいた八虎が「センター合格」の話を伝えたのです。猫屋敷教授の言葉から、八虎は世田介が絵の実技試験で合格したのではない、つまりセンター試験で1番を取ったと解釈したのかも知れません。

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ブルーピリオドの次席合格者は村井八雲?

考察①学科試験の次席は八雲?

ブルーピリオド作中では藝大首席合格者の名は明かされていないのですが、前項で触れたとおり2番手となる次席合格者の名前は判明しています。

その人の名は村井八雲、「でっけえことは最強」と豪語し大きなことをしたがります。これは、八雲自身が大学側に情報開示請求をして知ったとのことですから事実と考えていいでしょう。

考察②八雲は読書のおかげで様々な知識を得ていた?

ストレートで藝大に合格した八虎とは違い、八雲は浪人生活を経て藝大入試にパスしました。浪人時代、八雲は沢山の本を読み、本から幅広い知識を吸収していました。八虎が東京・渋谷をテーマとして作品作りをしようとしたとき、八雲は渋谷に関する造詣の深いうんちくを披露し八虎を驚かせました。

八雲は、西武百貨店を渋谷に進出させ成功を収めた実業家の堤清二の功績、とりわけ日本のアート文化育成への貢献をわかりやすい言葉で説明します。わかりやすく説明できるということは、単に本の知識を暗記していただけでなく、それを咀嚼し自分のものにしていた証と言えるのではないでしょうか?八雲が藝大の次席合格者という話を裏付ける事実かも知れません。

考察③八雲は個展を開いていた?

藝大受験に失敗し浪人生活を送っていた村井八雲。大量の読書と共に精力的に取り組んでいたことがあります。それは、作品の個展を開くことです。藝大入学後の自己紹介で大きな絵を持ち込み、自分の作品の中でも最強作と紹介していました。個展で出品した作品だったのかも知れません。

指導教授からは、最強のものがすでにできているなら、わざわざ大学に来なくてもいいんじゃない?と皮肉を言われてしまいます。それに対して八雲は動じることなく、「俺は常に最強を更新し続けるんです」と返していました。堂々とした受け答えから、次席合格者としての自信が垣間見えるシーンと言えるのではないでしょうか?

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ブルーピリオドは見ていてつらい?

ブルーピリオドの八虎の傷心姿がつらい

芸術を志す若者たちのリアルな心理描写や人間関係を描き人気を博しているブルーピリオド。しかし、その反面、見ていてつらいという読者や視聴者も少なからずいると言われています。そのように思われる理由はどこにあるのでしょうか?

ブルーピリオドを見ていてつらいと感じる人の多くは、主人公の矢口八虎の姿に負の感情を抱いているようです。高校時代に絵を描くことの楽しさに目覚めた八虎。藝大合格を目標に努力し、見事現役での合格を成し遂げます。

ところが、大学に入学した八虎は大きな壁にぶつかり、苦難の連続が彼を襲います。表情は暗くなり活力も失われていきました。ポジティブに前進していた頃とのギャップの大きさが、よけいに見ていてつらいという思いを掻き立てるのかも知れません。

ブルーピリオドのリアルすぎる現実がつらい

ブルーピリオドには、主人公・八虎以外にもしんどくてつらいと読者に感じさせる要素があります。それは、リアルすぎる現実です。芸術家の卵の心理描写を売りの1つにしているブルーピリオドでは、現実の世界がよりリアルに描かれる傾向にあるようです。

意地の悪い言葉を投げかける教授をはじめ、個性的な登場人物の発する言葉は、時として観る者の心をグサッとつきさすようなのです。ブルーピリオドを観ていて、キツイ言葉を浴びせられたキャラに自分を重ねてしまい、傷つく人も多いそうです。また、過去に経験したつらい記憶を思い出し、トラウマとなってしまう人もいるのではないでしょうか?

ただし、つらくてしんどいけどやはりブルーピリオドは面白いというファンも多くいます。読者や視聴者にそこまで強烈なインパクトを与えるということは、ブルーピリオドという作品がいかにリアルに描かれているかを示していると言えるのかも知れません。

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ブルーピリオドの首席に関する感想や評価

ここまで漫画ブルーピリオドの藝大首席合格者予想を中心にお届けしてきましたが、最後にブルーピリオドの首席に関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介する感想・評価は、首席合格者を予想するツイートからです。岡本が本命で、対抗馬として世田介の名前を挙げています。本記事でも指摘したように世田介に対する猫屋敷教授のセリフが気にかかるそうです。

続いて紹介する感想・評価ですが、こちらも「首席合格者は誰なのか?」についてのツイートです。様々な可能性を検討しているようですが、結局堂々巡りになっているようでした。

最後に紹介するツイートは、家族全員が藝大出身というサラブレットのような桑名マキを取り上げています。家族全員が藝大出身ということに加えてお姉さんが首席で藝大に合格しているとのこと。プレッシャーに押しつぶされそうになっていたマキを救った八虎の一言にも注目していました。

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ブルーピリオドの首席まとめ

ここまで、「ブルーピリオドの藝大首席合格者は誰なのか予想!」と題して、読者の最大の関心事となっている藝大首席同格者の判明状況から、首席となるために重要なセンター試験1位が岡本とされる根拠などについて考察してきました。いかがでしたでしょうか?

ブルーピリオド作中では何度も話題に上がるほど、「首席合格者」の問題は学生にとって高い関心事となっているようです。しかし、作中では首席合格者については明らかにされず不明のままとなっています。

そんな中、ブルーピリオド読者の間では、首席合格者となるのに大きな影響を持つとされるセンター試験1位と目される人物について囁かれるようになりました。最初に名前が挙がったのは、藝大の狭き門を現役で突破した岡本煕史です。理由は作中で首席合格者の話題になったとき、背景に岡本の姿があったというもの。また、猫屋敷教授の意味深なコメントから高橋世田介もまた候補者の1人にノミネートされています。

ブルーピリオドは現在連載中ですからの、センター試験1位や最大の謎である首席合格者が明かされる日が来るかもしれません。ブルーピリオドの今後の展開に期待しましょう。

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