【メイドインアビス】ガブールンはショウロウ層の干渉器！作られた目的や制作者は？

今回はメイドインアビスの隠れ人気キャラクターのガブールンに注目しました。ガブールンが登場するメイドインアビスとは、少女とロボットが命懸けで秘境の底を目指すダークファンタジー作品です。可愛らしい絵柄と主人公補正の無いリアルな展開が高く評価されており、アニメ化やゲーム化などのメディアミックスで徐々にファン層を拡大しています。

メイドインアビスは細部まで緻密に練られている設定や知恵を絞って問題を解決していくストーリー展開が、コツコツと積み上げたり創意工夫を凝らすゲーム好きを中心に人気を集めています。また一癖も二癖もあるキャラクター達が抱える問題によって作品に深みが増しています。ただしオーバーテクノロジー的な要素が少なく残酷な描写が多いため、劇場版やゲームには年齢制限が設けられています。

つくしあきひとはゲーム会社でのキャラクターデザインやフリーのイラストレーターを経験した後、同人誌で漫画作品を発表するようになりました。2012年からWEBコミックガンマでメイドインアビスの連載を開始すると、年間2回程度の不定期更新ながら徐々に注目を集めるようになりました。2013年には単行本が発売され、2017年にはAT-Xほかで放送されたアニメ1期が話題になりました。

2019年と2020年に公開した劇場版も好評で、謎解きゲームとのコラボレーションで更なるファン層を獲得しました。そして2022年7月から放送を開始したアニメ2期も高く評価されています。また2021年時点で決まっていたゲーム化の話も進行しており、2022年9月にスパイク・チュンソフトからの発売が予定されています。

孤児院で暮らしていた金髪少女のリコは、一流の探窟家に強い憧れを抱いていました。ある日見習いとして活動してたリコは、秘境アビスで停止中の少年型ロボットのレグを発見します。その後レグとの親交を深めていったリコの元に、秘境アビスの底に居る母親のライザから手紙が届きます。そして2人はライザとの再会とレグの過去を知るために、秘境アビスの底を目指す命懸けの旅に出発します。

隠れ人気キャラクターのガブールンについて掘り下げていく前に、まずはメイドインアビスの作品情報を紹介しました。続いてはメイドインアビスのガブールンの正体に迫っていきます。秘境アビスのショウロウ層とは、どのような場所なのでしょうか?またガブールンの他にも、干渉器という存在はいるのでしょうか?

1900年前に発見された縦穴秘境のアビスは、大きく分けて8つの階層が存在します。深度0ｍから1350ｍの深界一層はアビスの淵と呼ばれており、2000年前の合掌した白骨死体が沢山眠っています。次に深度1350mから2600ｍの深界二層は誘いの森と呼ばれており、ネズミ返しのような構造と逆さまに生えた森林地帯が特徴です。そして深界三層は大断層と呼ばれており、危険な原生生物が増えてきます。

続く深界四層は巨人の盃と呼ばれており、ダイラカズラという巨大な植物が名前の由来です。後半に差し掛かる深界五層はなきがらの海と呼ばれており、水に満たされた一番広い階層です。そして深界六層は還らずの都と呼ばれており、上昇負荷により人間から変異した成れ果てという存在がいます。この深界六層こそがショウロウ層であり、漢字では精霊層と表記されるため死者を送る地という意味合いで名付けられたと言われています。

縦穴秘境アビスを下へと潜っていくと、深界六層で干渉器と呼ばれるキャラクターが出てきます。干渉器はロボットの一種と考えられており、容姿様々な複数体の個体が登場します。ある個体からの説明によって、見て触れて知り集める役割を持っていることが判明しました。実際にレグと出会った時には、干渉するという役割を全うするかのようにすぐに言葉を覚えていました。

また干渉器は階層を移動することが出来ないため、元々はそれぞれの階層に設置されていたようです。以前は干渉器同士で連絡も取れていたようですが本編では深界六層が初めての登場となり、現在は通信が途絶えてしまって連絡が取れないと語っていました。大型の干渉器であるガブールンはレグを干渉器だと見なしており、階層の移動が可能な特殊型として干渉器の謎の解明を託していました。

ガブールンは自分のことをショウロウ層の干渉器だと語っていますが、見て触れて知り集める以外にも役目があります。それは成れ果ての姫と呼ばれているファプタの守護です。ファプタは成れ果ての村と化したイルミューイが村外に産み落とした末子で、母の解放と兄姉達の恨みを晴らそうと動いています。

村から離れた場所に誕生した末子は大型の干渉器と出会って文字や知識を学び、「果てぬ姫君」という意味合いのファプタという名前を付けてもらいました。そしてファプタはお返しに修繕用の部品を運び、大型の干渉器を「女王の守護者」という意味合いのガブールンと名付けました。そして2人はファプタの目的を果たすために奮闘します。

メイドインアビスの作品情報を紹介し、隠れ人気キャラクターのガブールンの正体に迫りました。続いては干渉器が作られた目的や、制作者について迫っていきます。果たして干渉器の制作者と噂されるキャラクターは、ショウロウ層までの旅路で主人公のリコと相棒のレグが遭遇していた人物なのでしょうか?

干渉器には謎が多く、誰が作ったのか明らかになっていません。しかし数少ない白笛の1人であるボンボルドが、ファンの間で有力視されています。ボンボルドは遺物で精神を複製することで不死性を保っており、上昇負荷に抗うためにカートリッジを発明したマッドサイエンティストです。またレグを解体していた時に前例のない個体と語っていたことも、制作者だから干渉器について詳しいのではないかと考察されています。

干渉器には謎が多く、その目的も明らかになっていません。ボンボルドの情報収集のためとも考えられていますが、レグとの関係にも注目が集まっています。実はそれぞれの階層の干渉器が集めた情報が親機であるレグに送られていて、完成形のロボットを作り上げようとしているのではないかという考察もあります。

隠れ人気キャラクターのガブールンの正体に迫り、干渉器が作られた目的や制作者について掘り下げてきました。それでは最後に、メイドインアビスのガブールンに関する世間からの感想や評価を紹介します。成れ果ての姫であるファプタと行動を共にしているガブールンに対して、世間からはどのような感想や評価が寄せられているのでしょうか?

こちらはメイドインアビスのガブールンの声優に関するツイートです。ショウロウ層の干渉器であるガブールンの初登場は、2022年7月から放送を開始しているアニメ2期になります。声優の竹内良太の起用も好評で、多くのファンから声と動きのあるガブールンが楽しみというような声が寄せられています。

こちらはメイドインアビスのガブールンの容姿に関する感想ツイートです。少年型のレグとは違い、ガブールンは部品を繋ぎ合わせたオーソドックスな機械キャラクターの形状をしています。そんなガブールンの姿は味があって素敵だと、多くのファンから高評価を得ています。

こちらはメイドインアビスのガブールンをかっこいいと評価している感想ツイートです。メイドインアビスのガブールンはレトロさのある容姿だけでなく、ファプタやレグとのやり取りもかっこいいと評判です。ショウロウ層だけの登場となりそうですが、多くのファンから根強い人気を誇っています。

隠れ人気キャラクターのガブールンの正体に迫って干渉器が作られた目的や制作者について掘り下げてきましたが、いかがでしたでしょうか?メイドインアビスにはガブールン以外にも、個性的なキャラクターが沢山登場します。この機会にぜひ、メイドインアビスをご覧になってみてはいかがでしょうか?