【ワールドトリガー】ウェン・ソーはかわいいガロプラ遠征部隊隊員！強さやトリガーは？

ガロプラ遠征部隊の一員としてワールドトリガーに登場したのがウェン・ソーです。今回はそんなウェン・ソーについてまとめて紹介していきます。

ウェン・ソーが活躍するワールドトリガーは2013年から葦原大介先生が週刊少年ジャンプにて連載しているサイエンス・ファンタジーです。精巧に構築された世界観、集団戦闘の描き方、個性豊かなキャラクターが高い人気を集めた作品で、作者の病気で2019年に月刊誌のジャンプスクエアに移籍後もその人気を継続し、より高めている程の作品になっています。

連載開始当初からジャンプ編集部の大きな後押しを受けた影響もあって早期にメディアミックス展開が行われ連載開始したばかりの2013年にはVOMIC化、さらに2014年にはまだ原作が80話にも満たない状態でアニメ化が行われた他、ゲーム化、舞台化、2021年にはアニメ２期、アニメ３期も放送されるなど幅広いメディアミックスの題材にされえいる作品になっています。

三門市に突然開いた異世界からのゲート、そのゲートから侵攻してきた近界民（ネイバー）に対して地球上の兵器は効果を発揮せずに人々は恐怖します。そこに現れた謎の一団「ボーダー」はネイバーを撃退、瞬く間に対ネイバー対策の防衛機関としての体制を整えます。ワールドトリガーの物語は大規模侵攻と呼ばれるようになった最初の侵攻から4年半後、ネイバーの少年空閑遊真とボーダーのC級隊員三雲修が出会うところから始まります。

ウェン・ソーはアフトクラトルの属国であるガロプラの軍人として登場したキャラクターです。赤い髪をポニーテールにしたのが特徴的な見た目をしており、ガロプラ遠征部隊の中では唯一の女性キャラクターになっています。事情を理解しつつも軍人として与えられた任務は忠実にこなすタイプになっており、アフトクラトルに対しての不満は他の遠征部隊員と同様抱えていますが、作戦には忠実に応えています。

ウェン・ソーに関してその他判明しているプロフィールとしては、年齢は24歳で身長は164cm、好きなものはオレンジ・はちみつ・昼寝・犬、苦手なものはムカデである事が明らかになっています。また余談ですがガロプラの遠征部隊員は「キテレツ大百科」のキャラクターが名前のモチーフになっており、ウェン・ソーは刈野勉三が元ネタだと考えられています。

ウェン・ソーはガロプラ遠征部隊として登場しているので強さの詳細は不明ながらも天羽月彦によると「A級以上の良い色をしている」とされておりA級並の実力を持っているとされています。公開されているパラメータもトリオン6、攻撃9、防御・援護8、機動9、技術9、射程2、指揮7、特殊戦術7のトータル57でかなり高い数値を叩き出しています。

そんなウェン・ソーの使用するトリガー藁の兵（セルヴィトラ）は実体のない分身を作り出し相手を撹乱するトリガーです。壁や天井に設置する事で対象を鏡面反射の要領で分身させる事ができます。そのままだと左右反転している分身ですが、その分身をさらに鏡面反射させて分身を増やす事で本物の偽造を行っています。その特性上、室内戦闘でより強さを発揮するトリガーになっていると思われます。

ウェン・ソーは藁の兵（セルヴィトラ）をメインにしつつもサブのトリガーとして円形ブレードトリガー、シールドトリガー、ベイルアウトを模した新型トリガーを装着している事も明らかになっています。

ワールドトリガー作中でウェン・ソーはガトリン隊長、ラタリコフと共にボーダー基地本部に潜入する事に成功すると迅の追撃から逃げ切りますが那須隊と鉢合わせする事になります。ガトリン、ラタリコフを先に行かせて1にで那須隊と対峙するも藁の兵（セルヴィトラ）の能力を上手く使って那須隊を撹乱し、戦況を有利に進めていきます。

しかし藁の兵（セルヴィトラ）の弱点である「分身には音がない」という弱点を加勢した菊地原に突かれてその助言を受けた那須のバイパーの集中攻撃を受けて最後には敗れています。しかしベイルアウトを模した新型トリガーで遠征艇に戻っており、ボーダー側に下手な情報を渡す事なく帰還する事には成功しています。

アニメワールドトリガーにてウェン・ソー役を担当したのは声優の園崎未恵さんです。1994年に女優としてデビューしますが1997年に事務所を移籍した事をきっかけに声優としての活動がメインになっていた声優です。幅広いキャラクターを演じる事が出来る声優ですが特に気の強いタイプの女性キャラクターを演じる機会が多い声優になっています。

アニメの声優としてだけではなく吹き替えでも活躍しており、海外作品ファンにも高い知名度を誇っています。

園崎未恵さんがこれまでに演じたキャラクターとしては「BLEACH」の袖白雪役、「キングダム」の楊端和役、「僕のヒーローアカデミア」の志村菜奈役、「ワンピース」のヴァイオレット（ヴィオラ）役、「デジモンアドベンチャー：」のテイルモン役、「キズナイーバー」の漆原睦役、「NARUTO」のニ位ユギト役、「遊戯王ZEXAL」の羽原海美役、「遊戯王ARC-V」の紫雲院素良役などを担当しています。

園崎未恵さんが近年演じたキャラクターとしては「アオアシ」の青井紀子役、「史上最強の大魔王、村人Aに転生する」のオリヴィア・ヴェル・ヴァイン役、「ラブオールプレー」の東山春香役、「ルパン三世PART6」のハドソン役、「EDENSZERO」の紅婦人役、「白い砂のアクアトープ」の宮澤絵里役、「SK∞エスケーエイト」の駒川菜々子役などを担当しています。

ここからは既にワールドトリガーを視聴した人のウェン・ソーに関しての感想を紹介していきます。かっこいい系の女子ともされるウェン・ソーですが同時にかわいいという声も非常に多いキャラクターになっています。初登場時は年齢が明かされていなかった事もあり、かっこかわいいと言われるタイプのキャラクターとして人気を集めていました。

ガロプラの遠征部隊では紅一点のウェン・ソーですが、対決したのがガールズチームである那須隊だったのが良かったという声は非常に多くなっています。ワールドトリガーには女性隊員も多い一方で、女性同士の対決はほぼなかった為、女性同士の戦いは新鮮だったという声も多くなっています。実際那須隊だけだったら負けていた可能性も高い程に個人で高い実力を誇っているのもかっこかわいいウェン・ソーらしいという声も多くなっています。

声優を演じた園崎未恵さんに関してはイメージ通りだったという声が多い一方で、他に演じたキャラクターとの差に驚いたと言われる事も多くなっています。様々なタイプのキャラクターを演じている事もありますが、ウェン・ソーはワールドトリガー全体で見れば決して出番の多いキャラクターではないだけにウェン・ソーを含めてガロプラ遠征部隊の声優が豪華すぎるという声も多くなっています。

ウェン・ソーはワールドトリガーに登場するガロプラ遠征部隊の紅一点で、かっこかわいいと言われるキャラクターになっています。その強さもトリガーの弱点さえ突かれなければ那須隊を圧倒する程の強さを誇っており、自身の専用トリガーを使いこなすばかりか新型のトリガーであるベイルアウトも込みで戦略を考える事が出来る頭の良さも持っています。

2022年7月現在、ワールドトリガー全体で見れば決して活躍の多いキャラクターではありませんが、ワールドトリガーの物語が遠征に向かえば再登場する可能性も十分にあるのではないかと考察されており、今後も活躍する可能性があるのでウェン・ソーの再登場にも注目しながらワールドトリガーを視聴してみてはいかがでしょうか？