2022年07月15日公開
2022年07月15日更新
平成狸合戦ぽんぽこで流れる歌まとめ!作中で登場するわらべうたやテーマ曲は?
こちらの記事ではスタジオジブリのアニメ映画『平成狸合戦ぽんぽこ』で使用されている童歌(わらべうた)や、主題歌の『いつでも誰かが』についてご紹介しています。「そいやっさ」の掛け声が印象的な挿入歌の名前や、劇中で使用されている曲の名前が気になっている人はこちらの記事を参考にしてみてください。また『平成狸合戦ぽんぽこ』のテーマ曲『いつでも誰かが』を歌う上々颱風についての情報や歌詞の意味が気になる人も参考にしてみてください。
平成狸合戦ぽんぽことは?
平成狸合戦ぽんぽこの概要
- 監督・脚本・原作:高畑勲
- 制作:鈴木敏夫
- 音楽:紅龍、上々颱風ほか
- アニメーション制作:スタジオジブリ
- 製作会社:徳間書店、日本テレビ放送網、博報堂
- 配給:東宝
- 主題歌:上々颱風「いつでも誰かが」
- 公開日:1994年7月16日
- 上映時間:119分
『平成狸合戦ぽんぽこ』
— アニメの都市伝説・雑学 (@animetosi) June 29, 2022
環境保護をテーマにしていることと
もうひとつテーマが存在する
「タヌキたち」は
第二次世界大戦後の「日本人」
「人間」は「アメリカ人」を
表している。 pic.twitter.com/6gKM2ckUWj
『平成狸合戦ぽんぽこ』は、スタジオジブリが1994年に公開したアニメーション映画で、『火垂るの墓』や『かぐや姫の物語』も手掛けた高畑勲氏が監督を務めた作品。普段は全てイラストで作成されているジブリ作品ですが、『平成狸合戦ぽんぽこ』では実写映像やCGも使用するといった試みが行われました。
1994年に公開された日本映画では配給収入1位を獲得し、その収益は26億円を記録しています。また第49回毎日映画コンクールアニメーション映画賞、アヌシー国際アニメーション映画祭 長編部門グランプリといった映画賞を受賞する人気ぶりを見せ、子供から大人まで多くの観客を楽しませました。
平成狸合戦ぽんぽこのあらすじ
【「平成狸合戦ぽんぽこ」 ジブリ隠れキャラ2】
— 知らないほうが…アニメの裏設定 (@shiritakunaiura) June 30, 2022
「紅の豚」のポルコ・ロッソ pic.twitter.com/pxrCHefQuY
時は昭和40年。狸たちは多摩丘陵で日々平和に暮らしていましたが、人間たちの手によって山や森が伐採され、多くの自然が失われ始めました。そんな状況に危機を感じた狸たちは、人間たちの開拓を阻止しようと立ち上がります。"化学"と呼ばれる変化能力を持つ狸たちは、その能力を使い超常現象や怪奇現象に見せかけ人間に立ち向かい、四国にいる仲間たちと手を取り合って人間の自然破壊を阻止しようと奮闘するのでした。
平成狸合戦ぽんぽこのそいやっさの掛け声の歌やわらべうた一覧
平成狸合戦ぽんぽこ昔から好きでエンディングの歌聴くとえもくて泣いちゃう(;-;)(;-;)(;-;) pic.twitter.com/h8qKZ4ohGS
— れご (@00nksta_mgratin) March 29, 2021
スタジオジブリの高畑勲監督作品の1つ『平成狸合戦ぽんぽこ』。こちらの項目では、そんな『平成狸合戦ぽんぽこ』に登場する童歌(わらべうた)から「そいやっさ」の掛け声が特徴的な『元気節』をはじめとする3つの童歌(わらべうた)をご紹介します。『平成狸合戦ぽんぽこ』を見て、気になる童歌(わらべうた)があった人はこちらでご紹介する曲をチェックしてみてください。
元気節
元気節聴くと本当に元気出る、、、。ありがとう🥺 pic.twitter.com/QYbyuI0wFg
— 透羽 (@toh_gbl) April 12, 2022
『平成狸合戦ぽんぽこ』に登場する童歌(わらべうた)の曲1つ目は、『元気節』です。『平成狸合戦ぽんぽこ』を見た人の中には「そいやっさ」とも「ちょいやっさ」とも聞こえるこの掛け声が頭に残っているという人もいるのではないでしょうか?「そいやっさ」という元気な掛け声が印象的なこの曲のタイトルは、その名の通り『元気節』。
こちらの記事では「そいやっさ」という掛け声でご紹介していますが、ジブリをもっと楽しむために裏話や設定などを解剖した書籍『ジブリの教科書8 平成狸合戦ぽんぽこ』では、この掛け声は「そいやっさ」ではなく「ちょいやっさ」と記載されています。そのため、『平成狸合戦ぽんぽこ』で流れているこの曲の正式な掛け声は「そいやっさ」ではなく「ちょいやっさ」が正解のようです。
たぬきさん遊ぼうじゃないか
暇だから録画した。
— 山田哲人推し⛱次は7/22神宮⛱ (@swallowslike42) April 21, 2019
平成狸合戦ぽんぽこみてないた👀
大人になってわかるよさがある。
歌が感動すんだよなー pic.twitter.com/jvPuqiO07y
『平成狸合戦ぽんぽこ』に登場する童歌(わらべうた)の曲2つ目は、『たぬきさん遊ぼうじゃないか』です。この童歌(わらべうた)は『平成狸合戦ぽんぽこ』の物語冒頭で流れている曲で、20秒程度の短い歌となっています。子どもたちが「たぬきさんたぬきさん」と元気に歌い始める、いかにも童歌(わらべうた)といった雰囲気の曲となっています。
『平成狸合戦ぽんぽこ』の物語冒頭で、この元気の溢れる曲『たぬきさん遊ぼうじゃないか』が流れることによって、鑑賞者を一気に『平成狸合戦ぽんぽこ』の世界へと引き込みます。この曲は『平成狸合戦ぽんぽこ』のサントラCDでも1曲目に収録されており、「そいやっさ」の掛け声で印象的な『元気節』と並び、『平成狸合戦ぽんぽこ』を代表する歌の1つとなっています。
あんたがたどこさ
「平成狸合戦ぽんぽこ」が見たい
— 累花𖡿💟🆚💟𖡿 (@iJYwK0lHkaYOG3h) June 27, 2021
ニュータウンの開発に追われ
住む場所をなくし、戦った愛らしい彼ら
今もきっと住みにくいよね
どうしてますか?
そんな中でも彼らが
いつでも誰かがきっとそばにいる🎵
と謳うあの優しい歌を聴きたい
タヌキだってがんばってるんだよォ
本当に今そう思う#ジブリ pic.twitter.com/Vd95bCfvqb
『平成狸合戦ぽんぽこ』に登場する童歌(わらべうた)の曲3つ目は、『あんたがたどこさ』です。この曲は『平成狸合戦ぽんぽこ』だけではなく現実でもよく知られている童歌(わらべうた)の1つで、「狸を食べる」といった内容の歌詞となっています。そんな内容の歌詞のため、狸が主人公の『平成狸合戦ぽんぽこ』の物語では"残酷な歌"として取り上げられていました。
この『あんたがたどこさ』は現実では手鞠歌として言い伝えられてきた歌で、発祥地が熊本県ではなく埼玉県の川越市であるということや、当時の熊本藩出身だった兵士と子どもたちの会話を歌にしたものではないかといったことが明らかにされてきています。またこの歌に登場する"狸"とは、動物の狸ではなく"狸おやじ"と揶揄されていた初代将軍・徳川家康のことではないかと言われています。
平成狸合戦ぽんぽこのエンディングテーマ曲の歌
エンディング主題歌は「いつでも誰かが」
『平成狸合戦ぽんぽこ』の映画では様々な童歌(わらべうた)や曲が使用されていますが、その中でも『平成狸合戦ぽんぽこ』の代表曲と言えば主題歌の『いつでも誰かが』ではないでしょうか?リズミカルで明るい雰囲気を漂わせるこの主題歌『いつでも誰かが』を歌うのは、女性のツインボーカルグループ・上々颱風(シャンシャンタイフーン)。
平成狸合戦ぽんぽこの挿入歌。これも好き。 pic.twitter.com/TqvsvEjygY
— KAI【リーダー募集中】 (@vivirconfeliz17) June 18, 2020
『平成狸合戦ぽんぽこ』の主題歌『いつでも誰かが』を歌う上々颱風はボーカルの白崎映美さんと西川郷子さんの他に、三線バンジョーを担当する紅龍さんを始めとする楽器担当のメンバーもおり、琉球音階といったアジア系の民謡を取り入れた"無国籍音楽"を主として演奏されています。
このスタイルは上々颱風自ら「ちゃんちきミュージック」と名付け、国籍に縛られないその音楽と同様に衣装も様々なデザインを取り入れ世界各地で上々颱風の音楽スタイルを披露しています。『平成狸合戦ぽんぽこ』の主題歌『いつでも誰かが』を歌った上々颱風は2022年現在も健在ですが、リーダーのさんが病気を患い療養に入られたため、2013年からは活動を休止されています。
「いつでも誰かが」の歌詞の意味
平成狸合戦ぽんぽこの歌子供の頃鬼聞いたな懐かし〜と思いながら久々に聴いたら、めちゃくちゃ明るい曲やのに歌詞が良すぎて涙出そうになったわww w pic.twitter.com/4QUlD6JP9j
— カリ卍メロ (@Karin_daily7) May 16, 2021
忘れないでおくれ あの街の風を
いつでも誰かが きっとそばにいる
そうさきっとおまえが いつもそばにいる
『平成狸合戦ぽんぽこ』の主題歌『いつでも誰かが』は、歌として聞き流していると、賑やかな曲調もあって明るい曲だと感じる人も多いですが、その歌詞は少ししんみりとしたものとなっています。人間が自分たちの暮らしやすいように自然を切り倒し、それを阻止しようとする物語の『平成狸合戦ぽんぽこ』。
主題歌の『いつでも誰かが』には、そんな『平成狸合戦ぽんぽこ』のストーリーを彷彿とさせるような「忘れないでおくれあの街の風を」「争いに傷ついて光が見えないなら」といった歌詞が盛り込まれています。その歌詞からは、人間たちが当たり前に暮らしている社会のすぐ隣では、今も狸や野生動物がひっそりと暮らしている風景が見えてくるのではないでしょうか?
平成狸合戦ぽんぽこの歌に関する感想や評価
平成狸合戦ぽんぽこの歌ええよな
— 元燐子おた⚓ (@garupa_rinrin) June 28, 2022
「いつでも誰かが」だっけかな
こちらの項目では『平成狸合戦ぽんぽこ』で使用されている歌や曲についての感想をご紹介していきます。まずはこちらの方。『平成狸合戦ぽんぽこ』の主題歌『いつでも誰かが』が好きというツイートを投稿されています。作品のイメージにぴったりな明るい曲調の『いつでも誰かが』はジブリの人気曲の1つとなっています。
同率7位は平成狸合戦ぽんぽこの元気節。歌モノでは無いけどわけなくテンション上がる曲です
— マー(風の行方) (@kazeno_yukue) May 30, 2022
#くるめラGP
また、こちらの方の感想では「そいやっさ」の掛け声が耳に残る童歌(わらべうた)『元気節』がお気に入りだとツイートされています。こちらの曲は歌詞はありませんが、主題歌『いつでも誰かが』と同じく明るい曲調で、思わず「そいやっさ」と合いの手を入れたくなる人も多いノリが好評となっています。
【グッとくる歌詞】
— みにきなこ👨👩👧👧双子ママフリーランス (@minikinako_) May 10, 2022
心がふさいで何も見えない夜
きっときっと誰かがいつもそばにいる
生まれた街を遠く離れても
忘れないでおくれあの街の風を
いつでも誰かがきっとそばにいる
そうさきっとお前がいつもそばにいる
※平成狸合戦ぽんぽこエンディングの歌「いつでもだれかが」
私の中で卒園ソングNo1
最後にこちらの方の感想では『平成狸合戦ぽんぽこ』の主題歌『いつでも誰かが』が卒園ソングとしても良い曲だと意見を出されています。『平成狸合戦ぽんぽこ』では人間社会と近い場所にいる狸たちの歌としての印象を残しますが、他のシチュエーションにも当てはめられる曲となっています。
平成狸合戦ぽんぽこの歌まとめ
千歌ちゃんの思い浮かべて実践した東京ファッション、平成狸合戦ぽんぽこの四国から招いた3長老を思い出してしまう pic.twitter.com/DufhbWPwSq
— 蒟蒻六兵衛 (@akaihasinnsya1) August 13, 2016
以上、『平成狸合戦ぽんぽこ』で使用されている童歌(わらべうた)や主題歌についてご紹介してきました。『平成狸合戦ぽんぽこ』には様々な曲が使われており、その中でも物語冒頭で流れる「そいやっさ」の掛け声が印象的な『元気節』や、映画の主題歌となっている『いつでも誰かが』が人気となっているようです。『平成狸合戦ぽんぽこ』には明るい曲がたくさん使われているので、曲にも注目して視聴してみてはいかがでしょうか?