【崖の上のポニョ】映画の舞台（聖地）は広島県鞆の浦！モデルになった場所はどこ？

『崖の上のポニョ』は、2008年に公開されたスタジオジブリのアニメ映画です。崖の上のポニョの舞台は広島県の鞆の浦といわれています。本記事では、崖の上のポニョの舞台（聖地）といわれている鞆の浦について紹介します。崖の上のポニョのモデルとなった場所もまとめているので、必見です。

• 作品名：崖の上のポニョ
• 監督：宮崎駿
• 脚本：宮崎駿
• 原作：宮崎駿
• 出演者：奈良柚莉愛、土井洋輝、山口智子、天海祐希、所ジョージ、柊瑠美、矢野顕子、吉行和子、奈良岡朋子

『崖の上のポニョ』は、2008年7月19日に公開されたスタジオジブリのアニメ映画です。原作から監督までを宮崎駿さんが手掛けるのは約7年ぶりで、公開前から注目を集めていました。

『崖の上のポニョ』は、5歳の優しい男の子の宗介と、人間になりたい魚の女の子のポニョが登場する、心温まるストーリーが人気です。家出をして海岸にたどり着いたポニョを宗介が助けたことで、お互いに思いを寄せるようになりました。しかし、家出に気づいたポニョの父のフジモトが海底に連れ戻します。宗介とポニョは、無事にハッピーエンドを迎えられるのでしょうか？

鞆の浦は、福山市内にある福山駅から南へ14kmの瀬戸内海岸の中央に位置します。鞆港にある市街地周辺を鞆の浦と呼ばれており、鞆公園は国立公園にも指定されています。懐かしい気持ちになる、のどかな街並みも観光客に人気です。

鞆港ができたのは、飛鳥・奈良時代ともいわれており、730年の万葉集に登場していました。交流の拠点として、多くの船や人を迎え入れており、経済の発展の拠点となっていました。天下統一を目指す武士たちの争いの場所でもあり、日本の歴史を古くから見守ってきた場所ともいえるでしょう。

鞆の浦は、日本で一番美しい景色が見られる場所として、朝鮮通信使で紹介されました。日本だけではなく、海外でも美しい景色が見られる場所として有名で、多くの観光客が鞆の浦を訪れています。『崖の上のポニョ』のファンはもちろん、景色を楽しみたい人にもおすすめの観光スポットです。

広島県にある鞆の浦へのアクセス方法を紹介します。鞆の浦へは、車だけでなくバスなどの公共交通機関を利用してアクセス可能です。車でアクセスする場合は、中国・山陽自動車道の福山東ICから国道22号線を南に進むと、瀬戸内海が広がります。海岸道路を直進することで、鞆の浦に到着します。福山東ICからは、35分ほどの時間がかかります。

鞆の浦へは、バスでのアクセスがおすすめです。バスでアクセスする場合は、JR福山駅南口の福山駅前バス乗り場を利用しましょう。5番乗り場の「鞆の浦」行きか「鞆港」に乗車してください。鞆の浦に向かうバスは、トモテツバスのみとなるため、乗車の際は注意が必要です。

『崖の上のポニョ』のモデルになった場所を紹介します。鞆の浦には、レトロな街並みだけではなく、絶景が楽しめる公園や、存在感のある建物があり、映画のモデルとして採用されています。

• 住所：〒720-0312 広島県福山市沼隈町能登原
• アクセス：福山駅から車で約27分

映画の終盤、海の水が押し寄せて街が水没するシーンが印象に残っている人も多いのではないでしょうか。海の水から避難するために、人々が向かった場所が「後山公園」をモデルにした場所です。モデルとなった後山公園にある展望台からは、岡山から愛媛までを一望できる絶景スポットとしても人気があります。『崖の上のポニョ』の映画では、展望台もそのまま描かれていました。

• 住所：〒720-0202 広島県福山市鞆町1413
• アクセス：福山駅から車で約30分

宗介の住む家は、「楢村幸男美術館」をモデルにしているのではないかといわれています。宗介の家といえば、赤い屋根が印象的です。モデルとなった「楢村幸男美術館」の屋根も赤色で、遠くから見ても存在感があります。宮崎駿監督もこの存在感のある建物を見て、主人公の宗介の家に決めたのではないでしょうか。

鞆の浦は、原作から監督までを手掛けた宮崎駿さんのお気に入りの場所です。実際に、宮崎駿さんは鞆の浦の崖にある一軒家で2か月滞在し、鞆の浦で生活しています。一人で鞆の浦に滞在し、昔ながらの落ち着いた雰囲気の街中で、心癒されたのではないでしょうか。宮崎駿さんは、鞆の浦に滞在中、散歩に出かけることが多く、鞆の浦にある飲食店には宮崎駿さんのスケッチが飾ってあります。

何度も訪れるほどお気に入りの場所である鞆の浦を、『崖の上のポニョ』の舞台に選んだのではないでしょうか。『崖の上のポニョ』の映画が公開されたことで、日本だけではなく海外でも有名な鞆の浦の絶景を、多くの人に知ってもらうきっかけにもなりました。

• 名称：御舟宿いろは
• 住所：〒720-0201 広島県福山市鞆町鞆670
• アクセス：福山駅からトモテツバスで約30分

鞆の浦には、宮崎駿監督がデザインした宿があることをご存知でしょうか。宮崎駿監督がデザインした宿は、「御舟宿 (おんふなやど) いろは」です。御舟宿いろはは、江戸時代に坂本龍馬が訪れた、歴史的にも有名な建物で、1800年前後に建築されました。明治以降は、呉服店や雑貨店などのさまざまな店として利用されてきましたが、2年ほど空き家になっていました。

その後、坂本龍馬が訪れた重要建物を残すために、NPO法人が空き家の再生を始めました。そこで、鞆の浦を気に入っている宮崎駿監督のデザイン画をもとに、リノベーションを始めました。2008年には食事処「御舟宿いろは」としてオープンしています。「みんなで部屋」や「かけもちもの部屋」といった客室がありますが、客室に名前を付けたのも、宮崎駿監督といわれています。

宿には宮崎駿監督がデザインした際のデザイン画も飾られており、ジブリファンにはたまりません。御舟宿いろはは、地元ならではの食事が楽しめる宿として、多くの観光客が訪れています。昔の建物の良さを生かしたデザインで、歴史を感じられるでしょう。

鞆の浦には、ポニョをモデルとした「ポニョ石」があります。映画のワンシーンのように、ポニョの口から水が出ています。鞆の浦に訪れた際は、1度は見ておきたいものです。

スタジオジブリの作品は、物語の内容だけではなく綺麗な景色も人気があります。鞆の浦のレトロで美しい街並みが、スタジオジブリの世界観にぴったりです。ジブリの世界観に似ていることから、宮崎駿監督が鞆の浦を『崖の上のポニョ』の舞台に選んだのではないでしょうか。スタジオジブリの美しい街並みに注目することで、ジブリの物語をより一層楽しめるでしょう。

ここからは、『崖の上のポニョ』の聖地巡礼に行くおすすめの方法を紹介します。崖の上のポニョの舞台となった広島県の鞆の浦へは、飛行機だけではなく新幹線や電車でもアクセス可能です。それぞれの移動手段のメリットやデメリットをまとめているので、聖地巡礼に行く際は参考にしてください。

崖の上のポニョのの聖地巡礼の移動手段として飛行機を使う場合は、広島空港を利用します。広島空港から鞆の浦までは、エアポートバスやトモテツバスを利用してください。小さい子供がいる人や短時間で移動したい人には、飛行機での移動がおすすめです。また、飛行機は搭乗時間まで空港内でショッピングや食事が楽しめます。普段見ることのできない空からの景色は、子供も喜ぶこと間違いなしです。

しかし、飛行機での移動は、メリットだけではありません。飛行機は他の移動手段に比べて料金が高い傾向にあります。特に、ゴールデンウィークや年末年始などの長期休暇は高額になり、移動だけでもお金がかかります。また、飛行機は2歳から搭乗料金がかかるため注意が必要です。悪天候の場合はフライトできないこともあり、スケジュールがずれてしまう可能性もあります。

新幹線を利用して、崖の上のポニョの聖地巡礼に行く際は、福山駅で下車します。福山駅から福山駅前まで徒歩で移動し、トモテツバスを利用することで、鞆の浦にアクセスできます。新幹線は天候などに左右されにくく、目的地までの移動時間が読みやすいというメリットがあります。新幹線駅からはアクセスが多く、目的地までスムーズに移動できるでしょう。

飛行機ほどではないですが、新幹線も価格が比較的高いため、注意が必要です。ハイシーズンはチケットが取りにくくなるというデメリットも挙げられます。新幹線は手軽に利用できるため、ひとり旅にもおすすめです。

移動時間も楽しみたい人には、電車での聖地巡礼がおすすめです。ローカル線での移動は飛行機や新幹線に比べると時間がかかりますが、移動中の景色が楽しめます。また、各駅で下車することもできるため、目的地までにある観光地に立ち寄ることも可能です。新幹線や飛行機よりも料金が安く、「青春18きっぷ」などを利用すると、移動にかかる料金を安く抑えられるでしょう。

移動に制限なく、自由に移動したい場合は自動車（レンタカー）の利用がおすすめです。自動車でしか行けない、駅から遠い観光スポットにも気軽に立ち寄れます。また、車内に荷物を多く積み込めるため、車中泊も可能です。しかし、駐車場のない観光スポットもあるため、注意しなければなりません。移動に必要な料金は比較的安く抑えられますが、長距離移動の場合はガソリン代も高くつきます。

また、観光シーズンによっては高速道路が渋滞して、予定時刻に間に合わない可能性があります。また、長時間の運転は交通事故につながることがあるため、運転を交替するなどの工夫が必要です。

とにかく移動にかかる料金を安く抑えたい人には、高速バスでの移動がおすすめです。深夜バスを利用することで、料金を安く抑えるだけではなく、効率的な時間の使い方ができるでしょう。シングルシートの高速バスもあるため、快適にひとり旅も楽しめます。しかし、車内の揺れや車内の明かりが気になる人は、高速バスでの聖地巡礼は不向きです。神経質の人は眠れずに、移動だけで疲れてしまうでしょう。

また、お盆やゴールデンウィークなどのハイシーズンは、高速バスの料金も高くなります。夜行バスを予約し、キャンセルした場合はキャンセル料がかかる場合もあるため、予約の際はキャンセル料の発生時期についていも注意しておきましょう。

崖の上のポニョの舞台と聖地に関する感想や評価で、鞆の浦の景色が美しいというコメントが寄せられています。昔ながらのレトロな街並みが有名な鞆の浦は、絶景スポットとしても有名です。鞆の浦の美しい景色に、心癒される人も多いのではないでしょうか。

崖の上のポニョの舞台と聖地に関する感想や評価で、崖の上のポニョを手掛けた宮崎駿監督のデザインした「御舟宿いろは」についてのコメントも寄せられています。宮崎駿監督の鞆の浦への想いがつまった宿として有名な御舟宿いろはには、宮崎駿監督のデッサンなどが飾られています。地元の食材を使った料理も絶品です。

崖の上のポニョの舞台と聖地に関する感想や評価で、鞆の浦の雰囲気のある街並みを楽しんだというコメントが寄せられています。リアルにつくられたポニョ石は、映画のファンや観光客にも人気です。

崖の上のポニョの舞台（聖地）となった広島県の鞆の浦や、崖の上のポニョのモデルになった場所について詳しく紹介しました。広島県にある鞆の浦は、レトロな街並みと美しい景色が有名で、多くの観光客が訪れています。鞆の浦は、宮崎駿監督のお気に入りの場所でもあるため、崖の上のポニョの舞台として選ばれたのではないでしょうか。

鞆の浦のレトロで美しい街並みは、スタジオジブリの世界観にぴったりです。鞆の浦の街中には、ポニョ石や宮崎駿監督のデッサンなどを探しながら、鞆の浦観光を楽しんでください！