【ルパン三世】小山田マキはナウシカに似ている？ジブリ作品との共通点や声優は？

本記事では「ルパン三世/さらば愛しきルパンよ」に登場した小山田真希/小山田マキのプロフィールを紹介していきます。また小山田マキがナウシカに似ている理由や、父親が開発したロボットの情報をまとめていきます。その他には、ツイッターに投稿されている感想を紹介していきます。

小山田真希/小山田マキのプロフィールや声優を知る前に、まずは「ルパン三世/さらば愛しきルパンよ」の作品情報を紹介していきます。小山田マキが登場した「さらば愛しきルパンよ」は「ルパン三世/第2シリーズ」の最終話で放送されたストーリーです。ルパン三世/第2シリーズは1977年から1980年まで放送されていました。

ルパン三世/さらば愛しきルパンよはジブリ映画で知られる宮崎駿が脚本・演出を担当しており、本作では「照樹務」という名義を使用しています。宮崎駿はルパン三世/第2シリーズに不満を感じていたようで、「死の翼アルバトロス」「さらば愛しきルパンよ」では他のストーリーと毛色の違うストーリーを制作しているようです。そのため「イメージと違う」という理由でスタッフがボツにする可能性があったようです。

宮崎駿は反戦思想が強い事で知られているため、自身が脚本・演出を担当したルパン三世/第2シリーズのストーリーでは「ルパン三世は正義のヒーロー」というキャラクター設定になっているようです。145話の「死の翼アルバトロス」では悪の科学者が小型原子爆弾を作っていますが、ルパン三世が科学者の目論見を阻止しているため、宮崎駿のルパン三世はメッセージ性が強い作品になっているようです。

ルパン三世/さらば愛しきルパンよの舞台は「1981年の東京」です。突如東京の上空に巨大なロボットが現れ、ロボットは宝石店の宝石を強奪していきます。またロボットは去り際にルパン三世の犯行声明を残していきましたが、物語途中に犯行声明を出したルパン三世は偽物である事が判明しています。

小山田マキはロボット研究者・小山田鉄一の娘です。ロボットの軍事利用を目論む永田重工を止めるためにルパン一味と手を組んでいますが、偽物のルパン一味の策略でロボットを各国に宣伝してしまいます。ルパン三世/さらば愛しきルパンよは名作と言われているため、小山田マキもファンの間で有名な女性キャラクターのようです。

作品情報や宮崎駿との関係を知った後は、「ルパン三世/さらば愛しきルパンよ」に登場した小山田真希/小山田マキとナウシカが似ている理由を考察していきます。また小山田マキとナウシカの声を演じた声優のプロフィールをまとめていきます。

ルパン三世/さらば愛しきルパンよに登場した小山田マキとナウシカは容姿が似ています。ルパン三世/第2シリーズは1980年まで放送されており、「風の谷のナウシカ」は1984年公開されているため、小山田マキがナウシカのモデルになった可能性があるようです。また同じ声優が声を担当しているため、小山田マキを描いた事で宮崎駿が何らかのインスピレーションを得たのかもしれません。

小山田マキとナウシカの声は声優の島本須美が演じています。島本須美は高知県出身で、1979年から声優活動を行っている人物です。大学卒業後に「劇団青年座」に入団しており、2022年6月現在はフリーで活動を行っています。本名は「越川須美」で、お笑いタレント・劇作家の越川大介と結婚しています。

幼少期の島本須美は運動が得意だったようで、中学生時代は体操部に所属していたようです。また高校には体操部がなかったため演劇部に入部しており、演劇コンクールで審査員に褒められた事が役者を目指すきっかけになったようです。そのため元々は女優でキャリアをスタートさせており、「ゼンダマン」に出演してから声優の活動が多くなっています。

島本須美はアニメ「めぞん一刻」で「音無響子」というキャラクターを演じています。音無響子は本作のメインヒロインで、「一刻館」というアパートの管理人です。高校生時代に出会った男性と結婚していましたが、結婚して半年足らずで夫が亡くなった事が分かっています。音無響子が登場した本作は1980年から1987年まで連載されていた漫画が原作で、1986年から1988年までアニメが放送されていました。

島本須美はその他にも、「それいけ！アンパンマン」「名探偵コナン」「猫のダヤン」「ザ☆ウルトラマン」などのアニメでキャラクターの声を演じています。また「ルパン三世/カリオストロの城」ではヒロイン・クラリスを演じているため、小山田マキはクラリスにも似ていると言われています。長編アニメのキャラクターを演じる事が多いため、「キャリアの割には出演作が少ない」と語っています。

宮崎駿・ナウシカとの関係を知った後は、「ルパン三世/さらば愛しきルパンよ」に登場した小山田真希/小山田マキの父親を紹介していきます。また小山田マキが搭乗している巨大ロボットの情報をまとめていきます。

小山田鉄一は小山田マキの父親で、娘が搭乗していたロボットの開発者・研究者です。独自にロボット研究を行っていた時に資金難に陥っており、救いの手を差し伸べた永田重工から資金援助を受けていましたが、「ロボットを軍事転用する」という決定に反対しています。そのため研究成果の全てを奪われてしまい、小山田鉄一は失意のうちに亡くなったと言われています。

父親の意志を継いだ小山田マキは「ロボットは危険なもの」と知らしめるためにルパン一味と手を組んでいます。ですがこのルパン一味は永田重工の偽物だったため、世界中に「ロボットの有用性」を宣伝する結果になっています。最終的には本物のルパン一味が永田重工に乗り込み、全てのロボットは小山田マキのプログラムで自爆しています。

小山田マキは「ラムダ」というロボットに乗って活動しています。ラムダは小山田マキの声に反応して動いているため、音声認識機能が付いていると予想されています。物語終盤にはラムダを改良した「シグマ」が登場していますが、プログラムで暴走した後に自爆しています。

ジブリ映画「天空の城ラピュタ」にはロボット兵が登場しますが、このロボット兵がルパン三世の「ラムダ」「シグマ」と同じ外見をしているようです。天空の城ラピュタは1986年に放映された作品のため、ルパン三世/第2シリーズが放送された時にはすでに構想ができていたのかもしれません。

宮崎駿・ナウシカとの関係や巨大ロボットの情報を知った後は、「ルパン三世/さらば愛しきルパンよ」に登場した小山田真希/小山田マキに関する感想を紹介していきます。ルパン三世/さらば愛しきルパンよは人気ストーリーのため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。

アニメ視聴者からは「小山田マキは可愛い」という感想が挙がっているようです。また小山田マキは騒動が終わった後に自首しているため、「終わり方が切ない」「小山田マキは悪くない」という感想も挙がっているようです。

小山田マキはナウシカ・クラリスと容姿が似ているキャラクターです。ルパン三世/カリオストロの城は第2シリーズよりも先に放映されているため、小山田マキのモデルはクラリスで、ナウシカのモデルは小山田マキと予想されているようです。また「死の翼アルバトロス」ではカリオストロの城と同じ演出・音楽が使用されているため、宮崎駿の作品の共通点が面白いという感想が挙がっているようです。

本記事で紹介したように、小山田マキ・ナウシカ・クラリスの声は声優の島本須美が演じています。島本須美は3人のヒロインの違いを上手く演じ分けているため、島本須美の演技が凄いという感想が挙がっているようです。

本記事では「ルパン三世/さらば愛しきルパンよ」に登場した小山田真希/小山田マキを紹介していきましたがいかがだったでしょうか？小山田マキはナウシカと性格・容姿が似ているため、宮崎駿作品の繋がりが面白いという意見が挙がっているようです。そんな小山田マキが登場した本作を見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。