【風立ちぬ】堀越二郎の声優に庵野秀明が起用された理由は？棒読みでひどい？

堀越二郎は『風立ちぬ』の主人公であり、声優キャストが大きな話題になりました。庵野秀明の演技はひどいという感想や棒読みという感想も多いですが、堀越二郎のキャラクター性は『風立ちぬ』にはなくてはならない要素になっています。ここではまず堀越二郎の声優になぜ庵野秀明が選ばれたのかやひどいといわれる感想や評価などを見ていく前に、ジブリ映画『風立ちぬ』の基本的な情報をまとめていきましょう。

ここでは大ヒットを記録したジブリ作品『風立ちぬ』は圧倒的な売り上げを獲得した作品として知られ、宮崎駿の長編引退作品として大きな話題になったジブリ映画です。宮崎駿の好きなものが詰まった映画であるとされていて、人の生き死にや戦闘機など数多くのテーマ性がジブリ作品の集大成とも言われています。ここでは『風立ちぬ』の概要と簡単なあらすじを紹介していきましょう。

『風立ちぬ(かぜたちぬ)』は宮崎駿が監督を務めて、スタジオジブリが制作した長編アニメーション映画です。原作となっているのは宮崎駿が『モデルグラフィックス』で発表した漫画作品『風立ちぬ』と公表されています。2013年に宮崎駿は本作を長編アニメ製作の最後の作品と公表していて大きな話題になりました。興行収入120.2億円を記録していて、ストーリーや声優など多くのことが話題になったことでも知られています。

飛行機に憧れている少年・堀越二郎は飛行機を設計することを夢見ていました。ある日、飛行機の設計家・カプローニ伯爵が夢に現れて、その思いをさらに強くします。二郎は東京帝国大学に進学して設計学を学んでいましたが、そこへ関東大震災が襲い掛かります。そして、その激動の中で偶然出逢った少女・里見菜穂子に出会い、その運命が大きく動き出すのでした。

堀越二郎は比較的に裕福な家庭に生まれていて性格はかなり穏やかな性格と言われています。幼少期から夢想家と言われていて脳裏には飛行機と飛行機の設計プランがあり、他人のことを顧みることはしません。時間などにも無頓着で物事に集中すると周囲の声が聞こえなくなるタイプです。能力は極めて優秀で東京帝国大学に通う秀才でもありました。災害や戦争など過酷な状況でも夢をあきらめない精神的な強さも持ち合わせています。

ここではメガヒットを記録した『風立ちぬ』の堀越二郎の声優に庵野秀明が起用された理由はなぜなのかを見てきましょう。『風立ちぬ』の堀越二郎の声優に庵野秀明が起用された理由はなぜはファンにも気にされていて、声優経験がない庵野秀明が起用されたことにはどんな理由があるのかが注目されています。それにはジブリ作品の特性や宮崎駿の独特の感性が関わっているので、そういったことをまとめていきます。

風立ちぬの堀越二郎の声優に庵野秀明が起用された理由①は『ジブリはプロ声優を起用しない』です。『ジブリ』はメインキャラクターにプロ声優を起用しないという事でも知られていて、近年ではその傾向がより強くなっていて木村拓哉や神木隆之介、志田未来などの俳優が起用されることが多いですが、『風立ちぬ』ではプロの声優でも俳優でもないアニメ監督・庵野秀明が起用されている異色作となっています。

『風立ちぬ』はプロの声優では出せない演技が必要だったために庵野秀明が起用されることになりましたが、発表された時にはなぜ庵野秀明なのかと大きな話題になりました。プロの演技が必要ないというのは宮崎駿の考え方であり、鈴木プロデューサーは興行収入のために有名な俳優を起用していると言われています。そのため庵野秀明の起用には様々な思惑が隠されていると考えられています。

風立ちぬの堀越二郎の声優に庵野秀明が起用された理由②は『堀越二郎のイメージに合っていたから』です。堀越二郎というキャラクター性に合っていると宮崎駿は起用されていることも公表されています。堀越二郎は傷つきながらも生きていくキャラクター性が庵野秀明のイメージに合っていると鈴木プロデューサーと話し、起用することが決定したとされています。堀越二郎のどこか陰のある雰囲気がピッタリと二人は同意しています。

風立ちぬの堀越二郎の声優に庵野秀明が起用された理由③は『存在感がすごいから』です。宮崎駿は庵野秀明のテストでの演技を聞いて、『声質がいい。ただ者じゃない感がある』と絶賛したと明かされています。存在感がすごいからと理由を語っていますが、真意については明らかにしておらず、どういったところがただ者じゃない感なのかは明言されていません。なぜ庵野秀明が起用されたかは宮崎駿の感性によるものとされています。

風立ちぬの堀越二郎の声優に庵野秀明が起用された理由④は『傷つきながら生きてる感じ』です。堀越二郎は傷ついて、それでも強く生きていくキャラクターであり、庵野秀明の生き様と重なる部分があると言われています。『エヴァンゲリオン』などで世間からも様々なバッシングがあった庵野秀明なので、『庵野が現代で一番傷つきながら生きてる感じを持っていて、それが声に出ていると思ったから』と宮崎駿は語っています。

ここからは『風立ちぬ』の堀越二郎の声優・庵野秀明は棒読みでひどいと言われていることについて見ていきましょう。堀越二郎の声優に起用された庵野秀明は声優としての経験がないので、その演技には多くのファンからひどいと酷評されてしまったことでも知られています。ここでは堀越二郎の声優・庵野秀明は棒読みでひどいという感想などについて、ネット上での感想をまとめていきます。

庵野秀明は棒読みでひどいという否定的な意見を紹介していきましょう。庵野秀明は声優経験がないので棒読み演技になってしまっていると言われていて、ひどいと公表されていることでも知られています。ネット上には『堀越二郎の声を務めた庵野秀明氏が棒読みで下手だと話題だったけど』という感想や『庵野監督が堀越二郎役やってるが棒読みだな。宮崎監督はそれがいいらしいが』という感想があります。

若い青年の役にも関わらず、庵野秀明の声がおじさんであることも多くのファンから酷評されています。ネット上には『風立ちぬは堀越二郎の声優に違和感があったことしか覚えてねーわ』という声や『風立ちぬの堀越二郎の声が、違和感ありすぎて誰だと思ったら、庵野秀明だったのか』という声、『『風立ちぬ』で堀越二郎を庵野秀明さんが演じていて違和感がある』という声が挙がっています。

堀越二郎の声優・庵野秀明への肯定的な意見もあります。ネット上には『庵野さんの堀越二郎の声よかったなあ』という声評価や『なんか泣けた。堀越二郎の声が庵野秀明さんだったのでびっくりした。いかにも二郎っぽい感じでとってもよかったな』という評価、『堀越二郎さんのなんともいえない人間性、素敵だな。声がまたよかった、ザ大人ジブリだ。』という評価が挙がっています。

堀越二郎の声優・庵野秀明の声は途中から慣れてくるともいわれています。ネット上には『堀越二郎の声に最初違和感あるけど段々馴染んでくるというか気にならなくなる』という評価や『最初は少し違和感があったけど後半に いくにつれとてもしっくりきた。 その違和感もまた魅力のひとつ』という評価、『風立ちぬの堀越二郎は流石に違和感あったけど20分くらいでそういうもんだに脳が切り替わった』という評価が挙がっています。

ここまではなぜ庵野秀明が声優起用されたのかを見てきましたが、ここでは『風立ちぬ』の堀越二郎の声優・庵野秀明とジブリの関係を見ていきましょう。堀越二郎の声優・庵野秀明とジブリの関係はアニメファンにも注目されていて、宮崎駿と庵野秀明の関係性はアニメファンであれば知らない人がいない関係性となっています。この関係性が堀越二郎の声優に起用された理由にもつながることからジブリファンにも注目されています。

風立ちぬの堀越二郎の声優・庵野秀明とジブリの関係①は『風の谷のナウシカの作画スタッフだった？』です。庵野秀明は若手の頃に宮崎駿の作品にアニメーターとして関わっていました。その時はちょうど『風の谷のナウシカ』の製作をしていて、庵野秀明は巨神兵登場シーンの原画を務めています。この頃のことを庵野秀明は監督としての仕事の進め方等を学んだと語っていて、大きな影響を受けていることを明かしています。

巨神兵登場のシーンの作画を宮崎駿は次回作である『天空の城ラピュタ』にも誘いましたが、庵野秀明は別の作品への参加が決まっていたので断ったというエピソードもあります。その後もしばらくは『火垂るの墓』などの作画を務めるなどジブリ作品の初期の名作に関わったこともあることで知られています。その後『彼氏彼女の事情』や『エヴァンゲリオン』などでアニメ監督として大ブレイクを果たしていきます。

風立ちぬの堀越二郎の声優・庵野秀明とジブリの関係②は『庵野秀明にとって宮崎監督は師匠？』です。庵野秀明にとって宮崎駿は師匠ともいえる存在であることもインタビューなどで明かしています。アニメの作り方、映画の進め方などを若手の時に学んだので、そうした経験が『エヴァンゲリオン』や『シン・ゴジラ』などの名作につながっているとたびたび語っています。

アニメ監督として大御所になった後に、なぜ『風立ちぬ』の声優のオファーを引き受けたのかという疑問には「宮さんの頼みじゃ断れない」という庵野秀明の発言がすべてを物語っています。こうした師弟関係は庵野秀明が名監督になった後にも続いていることが分かります。いまでは二人ともが世界に誇るアニメ監督なので、二人の関係性を知って驚くファンも数多く存在しています。

ここではジブリ映画『風立ちぬ』の堀越二郎に関するネット上の感想や評価などを見ていきましょう。堀越二郎はジブリの主人公の中では異色の存在であり、ジブリファンにはかなり不評を買ったキャラクターとして知られています。そのためジブリ映画『風立ちぬ』の堀越二郎に関する感想や評価はネット上にも数多く見つけることができます。

『風立ちぬ』の主人公である堀越二郎の声優はネット上でも大きな話題になっています。ネット上には『堀越二郎さんの声優がエヴァの庵野監督だって今知ってめちゃめちゃビビってる』という声や『『風立ちぬ』の主人公・堀越二郎の声優を務めたのは 庵野秀明と知ったときは嘘だと思った！』という声、『風立ちぬの堀越二郎の声優が庵野監督と知って衝撃』という声が挙がっています。

堀越二郎は人気がない主人公と言われていて、このキャラクターにはファンからも賛否両論となっています。ネット上には『堀越二郎、ジブリアニメの中で積極的に嫌いな唯一の主人公なんだけど』という声や『風立ちぬ観て、堀越二郎嫌いだ！ハウルがいい！となった』という声、『『風立ちぬ』、堀越二郎は心の底から嫌いだが、いい映画だぜ』という声が挙がっています。

堀越二郎は宮崎駿の分身とも言われています。ネット上には『宮崎駿にとっては「堀越二郎＝若い頃の自分の分身」』という声や『宮崎駿解釈の自分の分身でもある堀越二郎は、クリエイターの性を業のような悲壮感あるニュアンスで捉えてる』という声、『ジブリ「風立ちぬ」の堀越二郎がヘビースモーカーなのは、単なる宮崎駿の分身だから』という声が挙がっています。

今回は『風立ちぬ』の堀越二郎の声優・庵野秀明に関して堀越二郎の声優に庵野秀明が起用された理由はなぜか、棒読みでひどい、庵野秀明とジブリの関係、ネット上の感想や評価などを紹介してきました。堀越二郎は声優としての経験がなかったために、棒読み演技と公表されたことでも知られています。今回紹介した庵野秀明が起用された理由はなぜかなどにも注目して、『風立ちぬ』をお楽しみください。