【となりのトトロ】お父さん・草壁タツオの仕事と年収は?非常勤講師の他に副業も?

『となりのトトロ』に登場するお父さん・草壁タツオの仕事と年収は?非常勤講師のほかに副業も?草壁タツオと言えば主人公であるサツキとメイのお父さんで、どこか頼りなさそうな印象がありながらも優しい人物として視聴者の心に残っています。病気がちの妻と2人の子供を養うために働いているお父さんですが、『となりのトトロ』の劇中では仕事については詳しく言及されていません。非常勤講師として考古学を教えているという情報がありますが、今回はその真偽についてやその他の職業について解明していきます。

【となりのトトロ】お父さん・草壁タツオの仕事と年収は?非常勤講師の他に副業も?のイメージ

目次

  1. となりのトトロのお父さんとは?
  2. となりのトトロのお父さんの仕事や年収・副業を考察
  3. となりのトトロのお父さんの名言や名セリフ
  4. となりのトトロのお父さんはイクメン?学生結婚だった?
  5. となりのトトロのお父さんのアニメ声優
  6. となりのトトロのお父さんに関する感想や評価
  7. となりのトトロのお父さんの仕事まとめ

となりのトトロのお父さんとは?

『となりのトトロ』に登場するサツキとメイのお父さんの仕事や年収についてまとめていく前に、お父さんのプロフィールについて解説していきます。もはや馴染み深い『スタジオジブリ』の映画作品『となりのトトロ』ですが、詳細については明かされなかったお父さんがどんな人物なのかが詳しく分かる内容となっております。また、『となりのトトロ』の作品概要やあらすじも紹介しますので、ぜひご覧になってみてください!

となりのトトロの作品情報

となりのトトロの概要

『となりのトトロ』は1988年に公開された『スタジオジブリ』の映画作品で、監督は宮崎駿が務めています。物語は昭和30年代前半の日本を舞台としており、主人公であるサツキとメイの姉妹がトトロという謎の生き物と関わっていきます。興行収入は5.9億円と制作者の予想を遥かに下回る結果となりましたが、その後に『金曜ロードーショー』で放送されると反響を呼び、それ以来テレビ放送では毎回高視聴率を獲得するようになりました。

となりのトトロのあらすじ

昭和30年代の夏にサツキとメイ、お父さんの草壁タツオは療養中のお母さんが入院している病院の近くにある農村に引っ越してきました。引っ越し先の古い家を探検していたサツキとメイはススワタリという子供にしか見えないおばけを目撃します。近所に住む少年・カンタにお化け屋敷と呼ばれるこの家で、3人は新しい生活をスタートさせました。そして、サツキとメイは森の中に住むトトロという謎の生き物と出会う事になっていきます。

お父さん(草壁タツオ)のプロフィール

『となりのトトロ』に登場する草壁タツオは主人公であるサツキとメイのお父さんです。身長180センチ、年齢は32歳となっています。瘦せ型の体型に黒縁メガネが見た目の特徴です。性格は常に穏やかで落ち着きのある性格をしていますが、サツキとメイとお風呂に入っている時におばけを追い出すために大声で笑いながらはしゃぐなど、明るく楽しい一面も持っています。

また、純粋で子供心を忘れておらず、お化け屋敷に住む事が子供の頃からの夢だったと語っている場面がありました。しかし、寝坊癖があり、家族の中でしっかり者のサツキに朝食を作ってもらうなど、少し頼りない面も目立ちます。大人である事からトトロの姿を見る事が出来ませんが、サツキとメイがトトロの事を話してきた時には疑う事なく信じており、塚森の主だと解釈していました。

となりのトトロ - スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI

となりのトトロのお父さんの仕事や年収・副業を考察

子供心を忘れない優しいお父さんですが、ここからはメインである彼の仕事や年収についてを解説していきます。『となりのトトロ』の劇中では外ではなく家で仕事をしている様子を見せていたお父さんですが、果たしてどんな職業に就いているのでしょうか?また、何不自由なく生活している様子の草壁家なので、お父さんの年収も気になるところですが、お父さんはどうやら様々な職業についているようです。

お父さんの仕事や職業①考古学者

お父さんこと草壁タツオの仕事は考古学者であると考えられます。お父さんの部屋には本が大量に置かれており、その中に『縄文農耕説』というタイトルの本が確認出来ました。その事から日本の考古学を研究していると考察出来ます。家で仕事をしているお父さんは常に机に向かって真剣な表情を浮かべており、考古学の研究結果を本にして出版したり、論文にして発表しているのではないでしょうか。

お父さんの仕事や職業②大学の非常勤講師

お父さんこと草壁タツオは東京にある大学で非常勤講師をしています。『となりのトトロ』の劇中でサツキがお父さんの仕事先に電話をかけているシーンがありましたが、この時に『考古学教室の草壁をお願いします』と言っていました。非常勤講師とは正規の教師とは違い、生徒指導を行わなかったり学校行事に参加する必要はありませんが、授業やテストの作成、採点などの基本的な仕事は一緒のようです。

お父さんが正規の講師となると他の大学への転勤などもある事から、妻が入院している病院から近くに住みたいお父さんには非常勤講師の方が都合が良いと考えられます。もしも妻が療養を終えれば大学で正規の講師となる道も可能性としてあるでしょう。

お父さんの仕事や職業③中国語の翻訳

お父さんこと草壁タツオは大学の非常勤講師の他に翻訳の仕事もしています。この翻訳の仕事は生活費を稼ぐためのものだという事で、主に中国語の翻訳をしているという事です。考古学にも精通している他に中国語にも詳しいという事で、かなり優秀な勉学お父さんです。また、『となりのトトロ』の小説版ではお父さんが北海道大学出身だという事が示唆されており、インテリである事が分かります。

お父さんの年収はいくら?

大学の非常勤講師や中国語の翻訳など数種類の仕事をこなしているお父さんですが、ここで気になる年収を考えていきます。まずは大学の非常勤講師ですが、現在の日本では200万から300万と言われています。正規の講師とは違って授業1コマで給料が発生し、バイトや契約社員のような括りに入るようです。また、基本的には1年契約である事から、非常勤講師は少し不安定な仕事である事が分かります。

そして翻訳の仕事ですが、こちらは会社員かフリーランスで年収が大きく変わるようです。お父さんの場合は家で仕事をしている事からフリーランスだと考えられますがその場合は低いと年収は100万ほどとなります。もちろん頑張り次第なので300万から500万ほど稼ぐ人もいるようですがお父さんは非常勤講師もしている事から多忙であり最低の100万ほどと仮定します。するとお父さんの年収は合わせて400万ほどだと考えられます。

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となりのトトロのお父さんの名言や名セリフ

お父さんこと草壁タツオの仕事は大学の非常勤講師や中国語の翻訳だという事で、かなりのインテリだという事が分かりました。年収は400万ほどだと仮定しましたが、夜中まで頑張って仕事をしている事も多いお父さんはそれ以上の年収である可能性ももちろんあります。そしてここからはそんなお父さんの名言をご紹介です。純粋で優しいお父さんの名言の数々は子供だけでなく大人の心にも残る素敵なものとなっています。

お父さんの名言①「お化け屋敷に住むのが…」

お化け屋敷に住むのが、子供の時からお父さんの夢だったんだ

サツキとメイは引っ越してきた新しい家に気配を感じ、お化け屋敷なのではないかと考えます。2人はその事をお父さんに報告しますが、お父さんは驚く様子も見せずにこのセリフを述べていました。通常は家がお化け屋敷だと怖くなりそうなものですが、子供心を忘れないお父さんの気持ちをうかがわせます。子供に目線を合わせて会話をする純粋で優しいお父さんの素敵な名言です。

お父さんの名言②「お父さんもサツキも…」

お父さんもサツキも メイがウソつきだなんて思っていないよ

『となりのトトロ』の劇中で一番初めにトトロに出会ったのはメイで、その後にお父さんとサツキにトトロの事を説明します。初めは笑っていたお父さんとサツキに対してメイは必死で訴え、ついには泣き出しそうになってしまいます。トトロという生き物に出会ったという事は大人からすると信じられない話ですが、お父さんは疑う事なくメイのいう事を信じ、トトロを森の主と解釈していました。娘を決して疑わない素敵なお父さんです。

お父さんの名言③「木と人は仲良し…」

木と人は仲良しだったんだよ

森の主であるトトロに出会えた事がとても運の良い事だと説明したお父さんは、その後にサツキとメイを連れてくすのきの大木を参拝します。その際にこのセリフを娘達に述べますが、子供に分かりやすい言葉を使って自然と共存する事の大切さを伝えていました。自然の大切さを教えてくれるお父さんのかっこいい名言です。ちなみに、このセリフを述べた後、お父さんは『家まで競争!』と楽しそうに走っていました。

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となりのトトロのお父さんはイクメン?学生結婚だった?

お父さんはイクメン?

お父さんこと草壁タツオは『となりのトトロ』の視聴者からイクメンと呼ばれることが多いです。寝坊癖がある事からサツキに朝食を作ってもらうこともあるようですが、妻が入院している事から仕事以外にも家の事をこなしながら子供達の面倒を見ています。サツキとメイと一緒にお風呂に入り、自転車に娘2人を乗せながらお母さんの病院まで向かうなど、かっこいいイクメンお父さんだと感じられるシーンは多いです。

『となりのトトロ』の時代ではお父さんが仕事で稼ぎ、お母さんが専業主婦として家事をこなすという事が多かったようで、亭主関白なお父さんが多くいました。しかし、『となりのトトロ』のお父さんは子供の世話を全く面倒くさがらずにこなしている事から、この時代では珍しいタイプだったと言えます。その事からお父さんは理想的なお父さん像として挙げられる事も少なくありません。

お父さんとお母さんは学生結婚だった?

お父さんこと草壁タツオとお母さんこと草壁靖子は学生結婚であると考えられます。お父さんの年齢は32歳で、サツキの年齢は12歳なので、お父さんは大学在学中だった20歳の時には結婚していたはずです。大学では恐らく考古学を勉強中だったと考えられるので、同時進行で何かしらの職業に就いていたという事になります。大変だったはずですが、現在の穏やかなお父さんを見るとそんな過去さえ楽しく乗り切っていたのかもしれません。

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となりのトトロのお父さんのアニメ声優

糸井重里のプロフィール

『となりのトトロ』でお父さんこと草壁タツオの声を担当した声優は糸井重里(いといしげさと)です。群馬県出身で1948年11月10日生まれの2022年6月現在73歳で、血液型A型、身長174センチとなっています。職業はコピーライターをメインとしながら、エッセイストや作詞家、タレントとしても活動しています。また、ゲーム会社『任天堂』と深い関りを持ち、1989年に発売された『MOTHER』はシナリオを担当しました。

プライベートでは1993年に女優の樋口可南子と結婚しています。また多趣味という事でも知られており、その1つであるモノポリーは『日本モノポリー協会』の会長にまでなっています。バス釣りも趣味の1つで、1996年に『誤釣生活』という本を刊行しました。

糸井重里がお父さん役の声優に起用された理由

『となりのトトロ』のお父さんの声を聴いて、少し棒読みに聞こえた視聴者は少なくないはずです。それは担当声優である糸井重里の職業が声優ではなく、コピーライターであった事が理由となっています。ではなぜ専門の声優ではなく糸井重里が起用されたのでしょうか?どうやら当初は俳優のイッセー尾形が声優を担当するはずだったようですが、イッセー尾形の所属事務所が糸井重里の方が適任だと判断して紹介したという事のようです。

また、監督の宮崎駿も糸井重里の声を気に入ったようで、鶴の一声という事もあり大抜擢となりました。結果的にお父さんの声は棒読みのように聞こえる事となりますが、宮崎駿が求めていたのは演技力ではありませんでした。求められていたのは不器用でそっけないような演技で、これが専門声優を起用しなかった理由です。ちなみに、この縁で糸井重里は長らく『スタジオジブリ』作品のキャッチコピーを担当するようになりました。

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となりのトトロのお父さんに関する感想や評価

『となりのトトロ』のお父さんが考古学の研究をしている事が分かって驚くファンの感想があります。1988年に公開された『となりのトトロ』を子供の頃に鑑賞し、大人になって改めて観てみるとお父さんの職業に気付くことも多いようです。いつも家で仕事をしていたお父さんの職業は気になるところではありますが、考古学者だと知っている方は意外と多くありません。

サツキとメイのお父さんがめちゃくちゃ好きだというファンの感想があります。非常に多くみられる感想となっていますが、理由はやはり優しさと子供の目線に合わせられる純粋さのようです。大学で考古学を教え、さらに翻訳の仕事もこなして夜遅くまで働いている姿もかっこいいという事で人気の理由の1つとなっており、理想的なインテリお父さんと言えます。男女問わず人気の素敵で優しいお父さんです。

お父さんがサツキとメイと一緒にお風呂に入っているシーンが好きというファンの感想があります。このシーンは家族の微笑ましい団らんといった印象を受ける事から人気となっており、無邪気でかわいい姉妹と優しいお父さんを見ていて癒されるといった意見を多くの視聴者が述べています。また、お父さんがおばけを追い払うために笑い出すところがこのシーンの見どころで、実際に真似をするファンも多かったようです。

お父さんがサツキとメイを乗せて3人乗りで自転車に乗るシーンがありますが、すごい運転技術だというファンの感想があります。普通に3人乗りで自転車を乗りこなしているところもすごいですが、坂道で猛スピードで下っていく時にも転ぶことなく乗りこなしています。自転車に乗っているシーンでは家族3人で笑い合っており、微笑ましく素敵な印象を受ける事から人気です。

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となりのトトロのお父さんの仕事まとめ

『となりのトトロ』に登場するお父さんの仕事についてまとめてきましたが、職業は考古学の研究者で、大学で非常勤講師として働いている事が分かりました。今回のお父さんについての記事を読んだ後にもう一度、『となりのトトロ』を観てみるというのはいかがでしょうか?

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