【吸血鬼すぐ死ぬ】ナギリは指名手配の吸血鬼！正体やカンタロウとの関係は？

本記事では「吸血鬼すぐ死ぬ」に登場した「辻斬りナギリ」の正体や人形に関する情報をネタバレしながら解説していきます。また辻斬りナギリが辻田という名前を名乗っている理由や、弱体化した理由をまとめていきます。その他には、ツイッターに投稿されている辻斬りナギリに関する感想を紹介していきます。

辻斬りナギリの正体・人形や辻田という名前について知る前に、まずは「吸血鬼すぐ死ぬ」の基本情報を紹介していきます。吸血鬼すぐ死ぬは2015年から連載されている漫画が原作で、2021年にアニメが放送されていました。原作者の「盆ノ木至」は2013年から活動している漫画家で、連載を持つ前には「ONE」の仕事場でアシスタントをしていたようです。

吸血鬼すぐ死ぬの主人公は「ドラルク」です。ドラルクはルーマニア出身の吸血鬼で、ちょっとしたダメージを受けるだけで塵になってしまいます。そんなドラルクは埼玉県の郊外の城に住んでおり、「子供が戻ってこない」という依頼を受けた吸血鬼退治人・ロナルドが城を訪れています。そしてドラルクは子供と遊んでいるだけと分かり、城を壊されたドラルクはロナルドの事務所に住み着いています。

吸血鬼すぐ死ぬの「ナギリ」は全国に指名手配されている危険な吸血鬼で、無差別に人を斬っていた事で「辻斬り」という二つ名を付けられています。作中の吸血鬼の中でも特に高い戦闘能力を持っており、掌から自由自在に血液の刃を作り出す事ができます。そのため吸血鬼対策課はナギリを危険視していますが、ナギリはとある理由で弱体化しています。

ここからは「吸血鬼すぐ死ぬ」の辻斬りナギリが弱体化した理由と人形に関する情報を解説していきます。また辻斬りナギリとカンタロウの関係や、辻田という名前を名乗っている理由をまとめていきます。辻斬りナギリは凶悪な吸血鬼ですが、作中では面白い姿が描かれているようです。

辻斬りナギリは魂を肉体から切り離しており、それを人形に納めて土の中に隠していました。その人形をドラルクが見つけて破壊したため、辻斬りナギリは吸血鬼の不死性を失って弱体化しています。また復讐するために新横浜に居ついていますが、まともに吸血できない事で復讐は成し遂げられていません。

弱体化した辻斬りナギリは「川の魚の血」で生き長らえています。また酷い生活を送っている事で思考がずれ始めており、ドラルクの使い魔・ジョンを「退治人に囚われ、自分に助けを求めている存在」と勘違いしています。物語途中には「吸血鬼研究センター」の職員に拘束されていますが、他の吸血鬼と協力して脱出しています。

吸血鬼すぐ死ぬに登場した辻斬りナギリは「元人間」のようで、自身と同じ能力を持つ吸血鬼に襲われた事で吸血鬼になった事が分かっています。また自身を襲った吸血鬼の記憶を保持しているようで、それが知恵や知識に繋がっているようです。幼少期は「退治人になる」という夢を抱いていたため、辻斬りナギリは可哀想で不憫なキャラクターのようです。

吸血鬼すぐ死ぬには「ガブリエラ」という吸血鬼が登場しています。ガブリエラは強大な一族の当主でしたが、お家騒動で血族から追放された事が分かっています。辻斬りナギリを襲った吸血鬼は「ガブリエラに並ぶ凶悪な存在」と言われていますが、2022年6月時点では詳しい正体は明らかになっていないようです。

前述したように、辻斬りナギリは分霊体を破壊された事で弱体化しており、吸血鬼の長所である不死性を失っています。また辻斬りナギリと人形は感覚がリンクしているため、ドラルクに人形を踏まれて身動きが取れなくなるなどの不憫な姿が描かれています。作中では不思議な力で辻斬りナギリの服が弾け飛んでおり、その際には他のキャラクターから「エキセントリック露出魔」と呼ばれていました。

吸血鬼すぐ死ぬの「ケイ・カンタロウ」は辻斬りナギリの逮捕に執念を燃やしている警察官です。交番勤務の時に辻斬りナギリに敗北しており、その悔しさを糧に修行を行って「吸血鬼対策課」に配属されています。カンタロウは無限の体力を持つ熱血漢で、存在自体が迷惑な台風のような男と言われています。   

カンタロウは辻斬りナギリが弱体化している事を知りません。また「辻斬りナギリは凶悪な吸血鬼」というイメージが付いているため、「辻田」という名前を名乗る辻斬りナギリの正体に気付いていません。カンタロウは「辻田さんは親切な情報提供者」と思っており、辻田と話す時に頬を赤らめるなどの特別な感情を抱いています。

辻田という名前を名乗っている理由や正体・人形について知った後は、アニメ「吸血鬼すぐ死ぬ」で辻斬りナギリの声を演じた声優を紹介していきます。声優のプロフィール・経歴や、過去に出演した作品を一覧でまとめていきます。辻斬りナギリの声は大御所声優が担当しているようです。

アニメ「吸血鬼すぐ死ぬ」で辻斬りナギリの声を演じたのは声優の関俊彦です。関俊彦は栃木県出身で、1983年から芸能活動を行っている人物です。姉が劇団四季のファンだった事が演技に興味を抱いたきっかけで、大学在学中にラジオドラマでデビューしているようです。2022年6月時点の所属事務所は「81プロデュース」で、ファンからは「関ちゃん」という愛称で呼ばれています。

声優・関俊彦はアニメ「鬼滅の刃」で「鬼舞辻無惨」というキャラクターを演じています。鬼舞辻無惨は千年以上前に誕生した鬼の始祖で、鬼になる前は人間だった事が分かっています。圧倒的な戦闘能力を持っており、衝撃波と無数の触腕で鬼殺隊の剣士を苦しめています。鬼舞辻無惨が登場した本作は2016年から2020年まで連載されていた漫画が原作で、2019年からアニメの放送がスタートしています。

声優・関俊彦はその他にも、「新機動戦記ガンダムW」「機動戦士ガンダムSEED」「ひぐらしのなく頃に」「キルラキル」などのアニメでキャラクターの声を演じています。2012年には「とちぎ未来大使」に就任しており、2021年には声優アワードで富山敬賞を受賞しています。またプライベートではギターを趣味にしているようです。

辻田という名前を名乗っている理由や正体・人形・声優について知った後は、「吸血鬼すぐ死ぬ」に関する感想を紹介していきます。本記事で紹介した吸血鬼すぐ死ぬの辻斬りナギリに関する感想をまとめていきます。吸血鬼すぐ死ぬは累計発行部数200万部を突破している人気作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。

吸血鬼すぐ死ぬの辻斬りナギリは凶悪な吸血鬼ですが、作中では可愛い言動を見せています。そのため読者・視聴者から「辻斬りナギリは可愛い」という感想が挙がっているようです。また人間時代は穏やかな性格をしていたため、過去と現在のギャップが凄いと言われているようです。

吸血鬼すぐ死ぬの辻斬りナギリは「無理やり吸血鬼にされる」「人形を壊される」という酷い目に遭っているため、読者・視聴者から「辻斬りナギリは不憫で可哀想」という感想が挙がっているようです。またカンタロウに振り回されている様子が面白いと言われているようです。

本記事で紹介したように、アニメ「吸血鬼すぐ死ぬ」では声優の関俊彦が辻斬りナギリの声を演じています。関俊彦は色気がある声質をしているため、辻斬りナギリの声がかっこいいという感想が挙がっているようです。また辻斬りナギリは酷い目に遭うギャグキャラクターのため、声だけ無駄にかっこいいと言われているようです。

本記事では「吸血鬼すぐ死ぬ」に登場した辻斬りナギリの正体・声優や辻田という名前を名乗っている理由を解説していきましたがいかがだったでしょうか？辻斬りナギリは見た目・思想が凶悪な吸血鬼ですが、作中では酷い目に遭うギャグキャラクターとして描かれているようです。そんな辻斬りナギリが登場したエピソードを見た事がない方も、本記事を参考にしながら是非ご覧下さい。