【ワンピース】ジェリーはCP6の諜報部員！強さ・必殺技や声を演じた声優は？

今回は「ワンピース」に登場するCP6の諜報部員・ジェリーの強さや必殺技を考察していきます。さらに、ジェリーのアニメ声優・楠見尚己さんについてもみていき、ジェリーの名言も紹介していきます。まず、ここでは「ワンピース」の作品情報をみていきます。

「ONE PIECE（ワンピース）」は尾田栄一郎先生原作の海洋ロマンを描いたバトル・ファンタジー漫画です。連載スタートは1997年7月で、2022年現在も集英社の人気雑誌「週刊少年ジャンプ」にて連載中となっています。さらに、2015年にはギネス世界記録に「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」として認定され、国内外で高い人気を集めています。

実際、コミックの累計発行部数（2021年7月時点）は国内では4億部（日本の漫画では最高）以上で、世界全体では4億9000万部以上となっています。また、テレビアニメは1999年10月に放送がフジテレビ系列でスタートして以来、2022年現在も同局系列で放送が続いています。そして、劇場版アニメに関しても、劇場版シリーズの第15作目で、FILEシリーズの4作目「ONE PIECE FILM RED」が2022年8月6日に公開予定です。

海賊王ロジャーが処刑され、大海賊時代が到来。彼の遺した「ワンピース（ひとつなぎの大秘宝）」を求め、グランドライン（偉大なる航路）に大勢の海賊が乗り込んでいきます。東の海（イーストブルー）でも、海賊王に憧れる少年モンキー・D・ルフィが故郷を発ち、信頼できる仲間たちと出会います。そして「麦わらの一味」と呼ばれるようになったルフィと彼の仲間たちは、世界にその名を轟かせる海賊団へと成長していくのでした。

「ワンピース」に登場するジェリーは、CP6（サイファーポールNo.6）に所属する諜報部員の男性です。誕生日は2月22日、年齢は44歳、出身地は南の海、身長は676㎝、血液型はXF型で、巻き寿司とトルネードポテトが好物となっています。また、その容姿について、面長でメガネをかけており、パーマ気味の白髪は上方向に伸びています。そして、ひげも髪の毛と同じく白く、手足の長いかなりの長身の人物です。

ただ、成人している巨人族の身長は平均12～13ｍとされているため、ジェリーも676㎝と長身ですが、巨人族ではありません。また、服装について、黒スーツに黒いネクタイ、ボクシングをするために赤いグローブを付けています。そんなジェリーの初登場は原作漫画では38巻の362話「引き潮」で、テレビアニメではウォーターセブン編にあたる253話「サンジ突入！嵐の中の海列車バトル！」です。

「CP（サイファーポール）」とは世界政府の諜報機関で、世界政府の命令に従って、政府の脅威となり得る人物や組織などのあらゆる情報を集めています。そして、CP1～8までは世界に8か所の拠点を持ち、基本的に諜報部員は全員黒スーツで統一されています。

また「CP（サイファーポール）」には他に、一般人にはその存在が知られていらず、政府に楯突く者などの「殺し」を許可されている暗躍諜報機関のCP9。世界貴族直属の「世界最強の諜報機関」と謳われる組織で、天竜人の警護や政治活動をメインに行うCP0が存在します。ジェリーはそんなCPの中でも、CP6（サイファーポールNo.6）に所属しています。

ニコ・ロビンの嘘を見抜いていたサンジは、仲間と別行動で海列車を見張っていました。そして、サンジの読み通り、ロビンはCP9によってエニエス・ロビー行きの海列車に乗せられます。そんな彼女を救うため、サンジは単身で海列車に乗り込みました。そんなサンジが海列車内で最初に戦った相手が、CP6の諜報部員であるジェリーです。

侵入者であるサンジに次々と攻撃を仕掛けるジェリーでしたが、サンジの足技「串焼き（ブロシェット）」を顔に受け、あっけなく一撃で倒されてしまいました。

次に「ワンピース」ウォーターセブン編にて、ジェリーが海列車の中でサンジに披露した必殺技を一覧で紹介していきます。

「ワンピース」のジェリーの必殺技、1つ目は「ジェリーオーロラフリッカージャブ」です。ルフィが放つ「ゴムゴムの銃乱打（ガドリング）」のように相手に向かって、無数のジャブを放つ攻撃技です。ただ、相手を見ないで無数のジャブを放つことから、相手を途中で見失いがちなところが難点となっています。

「ワンピース」のジェリーの必殺技、2つ目は「スクリュードロップキック」です。回転しながら宙に浮き、全身を伸ばして蹴りを入れる攻撃技です。サンジには容易にかわされ、「ボクシングのルール無視か」とツッコミを入れられていました。

「ワンピース」でジェリーのアニメ声優を務めた楠見尚己さんは、1954年6月17日生まれ、年齢は68歳（2022年6月下旬現在）で福岡県出身です。身長は174㎝、血液型はA型、俳優デビューは1978年、1990年代からは声優としての活動も開始。所属事務所はマウスプロモーションで、声優や俳優として活躍しています。次に、そんな楠見尚己さんの声優としての主な出演作品や演じたキャラをみていきます。

吹き替え「ハリー・ポッター」シリーズのバーノン・ダーズリー役、「トランスフォーマー」ハウンド役、「おさるのジョージ3」ヒューストン役、「スクービー・ドゥー」スクービー・ドゥー役、「マーベル・シネマティック・ユニバース」ドラックス役、「ラマになった王様」シリーズのパチャ役、テレビアニメ「ONE PIECE」マッハバイス役、「宇宙戦艦ヤマト2202」土方竜役、「BLEACH 千年血戦篇」兵主部一兵衛役などです。

他にテレビアニメ「SDガンダムワールド ヒーローズ」ベンジャミンV2ガンダム役、「キングダム」廉頗役、「オーバーロードII」シャースーリュー・シャシャ役、「境界線上のホライゾン」本多・忠勝役、「歌舞伎町シャーロック」セバスチャン・モラン役、「義風堂々!! 兼続と慶次」直江景綱役、「博多豚骨ラーメンズ」王龍芳役、「精霊の守り人」ジグロ役、「恋する小惑星」遠藤昇役、ゲーム「龍が如く」シリーズの嶋野太役などです。

海列車に入ってすぐはジェリーの姿は見えませんでした。ジェリーは長身なので、腰を曲げて扉をまたぐようにして立っていたのです。そして、扉の前でタバコを吸い始めたサンジのタバコの煙を受けてむせながら、ジェリーが覗き込むようにサンジに以下のように自己紹介を始めました。このとき、ジェリーはサンジに「空手やれよ」と冷静なツッコミを入れられ、ジェリーとサンジのコミカルなシーンとして知られています。

サンジとの戦闘となり、必殺技の「オーロラフリッカージャブ」を繰り出します。しかし、サンジにかわされ、以下のセリフを発しました。こちらもジェリーとサンジのコミカルな戦闘シーンでの名言となっています。

そして、ジェリーは「おれのボクシングは狭い場所ではむしろ有利」と語り、攻撃する体勢を「ヨガスタイル」に変更。ヨガのようなポーズから攻撃を放つと見せかけ、ジェリーは蹴り技「スクリュードロップキック」を繰り出します。しかし、それもサンジにかわされて「もうボクシングルール無視か」とツッコミを入れられたジェリー。サンジの足技「串焼き（ブロシェット）」を受けてあっけなく敗北してしまいました。

こちらは「ワンピース」のジェリーに関するツイートです。CP6のジェリーが好きだという感想となっています。

こちらも「ワンピース」のジェリーに関するツイートです。ジェリーがハイスペックだという感想で、ファンの間で密かな人気を集めているようです。

こちらも「ワンピース」のジェリーに関するツイートです。原作漫画1044話にて、太陽の神ニカの能力を覚醒させたルフィの戦いぶりが「トムとジェリー」のようだと話題になっていますが、ウォーターセブン編で登場したフランキーの船大工の師匠トムと、CP6のジェリーから、当時既に「トムとジェリー」ネタを匂わせていたのかもという感想となっています。

いかがでしたか？「ワンピース」に登場するCP6の諜報部員・ジェリーの強さや必殺技をみていき、ジェリーはウォーターセブン編の海列車の中でサンジと戦ったこと。必殺技の「ジェリーオーロラフリッカージャブ」や「スクリュードロップキック」を繰り出すも、サンジに敗北したことなどが分かりました。

さらに、ジェリーのアニメ声優・楠見尚己さんについてもみていき、ジェリーの名言も紹介してきました。皆さんもぜひ「ワンピース」ウォーターセブン編で登場したCP6の諜報部員・ジェリーの活躍に注目してみてください！