【ワンピース】ムースは生贄になったカルガラの娘！ノーランドとの関係や声優は？

生贄になった?と話題を集めているカルガラの娘・ムースについて詳しくご紹介する前に、ムースが登場する「ONE PIECE（ワンピース）」の作品情報を簡単にご紹介します。

• 作品名：ONE PIECE（ワンピース）
• 原作：尾田栄一郎（おだえいいちろう）
• ジャンル：海賊バトル冒険ファンタジーアニメ
• 放送局：フジテレビ
• 放送期間：1999年10月〜

ムースが登場するワンピースは、1997年7月〜週刊少年ジャンプで連載されている尾田栄一郎の人気漫画です。ワンピースは、ワンピといった愛称で親しまれている人気海賊冒険ファンタジーで、日本のみならず世界的に人気を獲得している日本を代表する漫画作品です。

ワンピースは、2015年に最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズとしてギネス認定されており、2021年7月に海外のコミック累計発行部数が9000万部を突破、全世界累計発行部数は4億9000万部を突破している人気作品シリーズです。高い人気を獲得しているワンピースはあらゆるメディア展開がなされており、Netflixで実写ドラマ化もされる人気漫画作品です。

ムースが登場するワンピースは、海賊にあこがれている少年のルフィが主人公の物語です。伝説の海賊と称されている「ゴールド・D・ロジャー」が遺した「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を手に入れるために、海賊として冒険するルフィとその仲間たちの姿を描いた、友情あり涙ありの海洋冒険ロマン作品です。ムースは、ワンピースの空島編で登場します。

ワンピースの登場キャラ・ムースは、6月3日生まれ・ワンピースの空島編で登場する女性キャラクターです。ムースは、空島の原住民シャンディアの大戦士の一人娘で、黒のロングヘアーを2つに赤いヘアアクセでまとめたヘアスタイルが特徴的なキリッとした外見の美人キャラクターです。

ワンピースの登場キャラ・ムースは、キリッとした外見のようにクールな性格の持ち主であり、感情を表に出さず、動揺も見せないような大人びた雰囲気のキャラクターです。強くて勇敢な性格の一方で、自分の感情を上手く表に出せないといった不器用な一面ももつキャラクターです。

ワンピースのキャラ・ムースは、ワンピースの空島編で登場したキャラクターです。空島編に登場した空島のジャヤ島は、かつてムースが住んでいた島です。しかし、スカイピア人との戦いに敗北したことがきっかけで島からムースたちは追い出されており、現在は「聖地アッパーヤード」と呼ばれています。

聖地・アッパーヤードと呼ばれているジャヤ島は、現在はシャンディアの戦士たちではなく、神の住む島とされています。一方でジャヤ島を追い出されたムースたちは、雲隠れの島で暮らしています。

ワンピースのムースと検索すると、必ずといって出てくるワードがカルガラです。カルガラは、ムースの父親であり、シャンディアの大戦士です。カルガラは、赤い炎のようなロングヘアーに、熊取のようなデザインが入った顔が特徴的な高身長の男性キャラクターです。ムースはカルガラの一人娘であり、ムースとは親子関係にあるキャラクターです。

ムースの父親のカルガラは、ワンピースの空島編から遡る400年前に、ジャヤ島の先住民族のシャンディアを率いるシャンディア戦闘隊長を務めていた戦士です。カルガラは、義理人情に厚い性格の持ち主である一方で、保守的で伝統を常に守り続けようとするキャラクターです。カルガラはやりを使った戦闘スタイルを得意とし、強い腕力を持っているキャラクターです。

ワンピースのムースと検索すると、必ず生贄といったワードが出てきます。そこで、生贄になった理由などについても考察していきます。400年前の空島では、ジャヤの人々が次々に疫病にかかっていました。そんなジャヤ島では古くから、神様に若い娘を生贄に捧げると村を守ることができるといった言い伝えが存在していました。

どんな病気なのかわからない疫病を恐れたジャヤの人々は、村の言い伝えを実行するべく、若い娘を生贄に捧げることを決め、若い娘に選ばれたのがカルガラの娘のムースでした。感情を表に出さないムースは、生贄に選ばれて死んでしまうことがわかっていても、ジャヤの島の人のためならと笑って受け入れており、その姿に涙するワンピースファンが多い印象的なシーンです。

空島のジャヤにあった古くからの言い伝えによって、神に捧げる生贄に選ばれたムースでしたが、実際は死亡していません。ムースは言い伝えを実行するために、造られた祭壇の上に立ち、神様と呼ばれている蛇のようなカシ神が現れるのを静かに待っていました。

ジャヤの村人たちが生贄の儀式を開始しようとした際、探検家のモンブラン・ノーランドが儀式を見て、カシ神を一刀両断してしまいます。モンブラン・ノーランドの行動によって、ムースはカシ神に食べられることはなく、死亡せずに生き延びます。モンブランド・ノーランドの行動で生き延びたムースは、感情を表に出し泣き崩れ、少女らしい一面が見られるのでした。

生贄に捧げられたムースを助けた人物が、探検家のモンブラン・ノーランドです。モンブラン・ノーランドは、ワンピース空島編の400年前に、ルブニール王国探検船提督を務めていた人物で、モンブラン・クリケットの先祖です。モンブラン・ノーランドは、頭に栗がついた姿が特徴的なキャラクターです。

ムースを助けたモンブラン・ノーランドは、道徳的でとても優しく、礼儀正しい性格の持ち主です。カシ神を一刀両断してしまうほどの剣術の持ち主で、高い戦闘能力を持ち合わせているキャラクターです。モンブラン・ノーランドは、若い娘を生贄に捧げるといった悪しき風習を断ち切るために、カシ神を一刀両断しムースを助けたキャラクターです。

モンブランド・ノーランドがカシ神を一刀両断したことにカルガラは怒りますが、疫病を治すことができるのであれば許すと、ノーランドに猶予を与えます。猶予を与えられたモンブラン・ノーランドは、ピンチに陥りながらも疫病の原因と特効薬を見つけ、村の人々を救います。その後、モンブラン・ノーランドとカルガラは親友関係になっています。

アニメ「ワンピース」の登場キャラ・ムースを演じた声優が、皆口裕子（みなぐちゆうこ）です。皆口裕子は、1966年6月26日生まれ・東京都文京区出身で、青二プロダクションに所属している声優兼ナレーター、舞台女優です。皆口裕子は、1985年にOVA「GREED（キィ・ミ）」で声優デビューを果たしており、モコといった愛称で親しまれている人気声優です。

皆口裕子は、ピアノや編み物、読書などが趣味で、野球観戦が大好きな声優です。皆口裕子の声は、皆口ボイスといった愛称で親しまれており、皆口裕子らしい甘くて癒やされる声が可愛いと人気を集めています。また、可愛い女性のみならず、少女からツンデレな大人な女性まで演じられる演技力にも定評のある人気声優です。

ムースの声優・皆口裕子のアニメ「ワンピース」以外の出演代表作が、「美少女戦士セーラームーンシリーズ」です。美少女戦士セーラームーンは、武内直子の人気戦闘美少女漫画を原作にした人気アニメです。皆口裕子は、セーラーサターンに変身する美少女の土萠ほたる（ともえほたる）を演じています。

ムースの声優・皆口裕子のアニメ「ワンピース」以外の出演代表作が、「ご近所物語」です。ご近所物語は、矢沢あいの人気少女漫画を原作にした人気アニメです。皆口裕子は、主人公の幼馴染・ツトムの友人で、気配りができる美人でシャイな女性キャラ・及川歩（おいかわあゆみ）を演じています。

ムースの声優・皆口裕子のアニメ「ワンピース」以外の出演代表作が、「ドクタースランプ」です。ドクタースランプは、鳥山明の人気漫画「Dr.スランプ」を原作にした、ギャグコメディアニメです。皆口裕子は、主人公のアラレが通う中学園の先生で、後にアラレの生みの親・則巻博士と結婚するおっちょこちょいなかわいいキャラ・山吹みどり（則巻みどり）を演じています。

ムースの声優・皆口裕子のアニメ「ワンピース」以外の出演代表作が、「ドラゴンボールシリーズ」です。ドラゴンボールは、鳥山明の人気バトル漫画を原作にした人気アニメです。皆口裕子は、ミスター・サタンの娘で、舞空術を使用できる活発で正義感が強い負けず嫌いな少女・ビーデルを演じています。

ワンピースの登場キャラ・ムースは、ワンピースの空島編で登場するキャラクターです。ワンピースのキャラ・ムースは、空島編が掲載されているワンピース31巻の第287話「神殺し」で初登場したキャラクターです。

ワンピースの空島編から400年前を遡る回想シーンで、ムースは登場します。400年前のジャヤ島では、原因不明の疫病が流行っているため村の風習によって生贄に抜擢されてしまう若くてきれいな娘として、ムースは登場しています。

ワンピースの登場キャラ・ムースは、登場シーンは多くないものの、凛とした強さを持つ女性キャラクターとして密かな人気を集めています。そんなムースの魅力の1つに、ムースの名言や名セリフがあがっています。そこで、ムースの感動する名言や名セリフについてもご紹介します。

ムースの感動する名言の1つが、「生贄に選ばれるのは…」です。この名言は、疫病から村を救うために、カシ神に若い娘を捧げる風習を行おうとした村人たちによって、生贄に選ばれた時に母親に向けて言った言葉です。

生贄に捧げられるということは、神と呼ばれている蛇に食べられてしまい、死亡してしまいます。そんな自身の命を失うと分かっている行為を、村のためになるのならと受け入れたムースの言葉は、切なくなるといった声が多い印象的な名言です。

もう一つのムースの名言が、「私でお役に立てるなら…」です。生贄に選出されてしまい、普通であれば自身が一番怖くてショックなのにも関わらず、心配している母に向けて言ったムースの言葉です。母を安心させるために、自分は大丈夫だからと、母を気遣い微笑みながら語った言葉で、ムースの優しさと信念の強さのようなものがわかる名言です。

ワンピースの空島編で登場したキャラ・ムースは、空島編のみの登場で、登場シーンは多く内にも関わらず、印象強いキャラとして人気を集めている隠れ人気キャラです。感情をあまり出すことが無く不器用なのにも関わらず、優しくて芯の強いムースが見ていてほっておけない・強くてかっこいい・真面目で好きといった声が多くあがっています。

ワンピースの空島編に登場するキャラ・ムースは、原作漫画のときから密かに人気を集めていましたが、アニメを見てより好きになったと言った声が多くあがっているキャラクターです。ムースの声を演じる声優が皆口裕子でびっくりしたといった声が多く、声優が豪華すぎると話題を集めたキャラクターです。

ワンピースの空島編で登場する女性キャラ・ムースは、ワンピースに登場する女性キャラの中で一番好きといった声もあがっているキャラクターです。空島編のみの登場ではあるものの、綺麗でかっこいいといった声や、すごく良い子でとにかく泣けるといった声が多く、ワンピースファンから愛されている人気キャラクターです。

ワンピースの登場キャラ・ムースは、ワンピースの空島編で登場するまっすぐで優しい美人キャラクターです。本当は怖いはずなのに村の人のためになら、生贄になることも受け入れるといった姿が感動するといった声が上がっています。ムースが気になった方は、一度「ワンピース」を見てみてはいかがでしょうか?