【ワンピース】全力のシシリアンはイヌアラシ三銃士の一人！強さやアニメ声優は？

『ワンピース』のゾウ編では「全力のシシリアン」という異名で呼ばれている通り、常に大声で喋り何事も全力で対応しているシシリアンが登場しています。シシリアンはミンク族の中でもトップクラスの実力を持った人物だけがなれる「イヌアラシ三銃士」の一人です。ここからはそんなシシリアンについて、強さや能力・活躍シーン、アニメ声優を中心にまとめていきます。それではまず『ワンピース』の作品情報からご覧ください。

『ワンピース』とは、尾田栄一郎による少年漫画です。週刊少年ジャンプにて連載後、累計発行部数が日本の漫画史上最高となる4億部を突破し、第67巻における初版発行部数405万部、ギネス世界記録として「最もt多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」に認定されるなど数々の記録を樹立した大人気作品となっています。

当記事で紹介するシシリアンは『ワンピース』のゾウ編(80巻-82巻)に登場しています。ゾウ編はドレスローザにてドフラミンゴを倒したルフィたちが、次に向かった「ゾウ」を舞台にしていました。ゾウは1000年も生きている巨大な象。その体は獣人の種族「ミンク族」の国「モコモ公国」ができるほどの大きさでした。ところが、ルフィたちがゾウを訪れる前、ゾウとその背中の上に住むミンク族は危機に陥ってしまい…

• 名前：シシリアン
• 出身地：モコモ公国
• 誕生日：4月4日
• 年齢：34歳
• 血液型：XF型
• 身長：196cm
• 好きなもの：カバの肉

『ワンピース』のシシリアンとは、オレンジ色の鬣と巻き髭が特徴的なミンク族イヌアラシ銃士隊隊長です。何事にも全力で対応する姿から「全力のシシリアン」という異名が名付けられています。実際にルフィに対して全力の土下座をしたのが印象的でした。

騎士風の風貌が特徴的なシシリアンはミンク族が住むモコモ公国出身です。そして、モコモ公国を治めている「昼の王」イヌアラシや「夜の王」ネコマムシと同じライオンのミンク族というのがシシリアンの種族となっており、ネコマムシやイヌアラシに比べると小さくスマートなライオンに似ています。

『ワンピース』のゾウ編にて登場したシシリアンと言えば、ルフィが言ったように「暑苦しい」性格をしているのが特徴です。さらに、前述した通り常に大声で喋るため、潜入作戦には最も不向きな人物でもあります。他にも甘ったるい話を苦手としており、たとえば優しさや愛、恋愛、ハチミツなどといったモノが嫌いで、部下が甘いことを言ったり、甘い話をしたりした場合も谷底に叩き落としてしまいます。

シシリアンは「昼の王」イヌアラシから戦闘部部隊銃士隊の隊長を任せられていました。そして、銃士隊の中でも最も戦闘能力が高い3人をイヌアラシ三銃士と呼んでいます。イヌアラシ三銃士のメンバーには、シシリアンを含めシマウマのミンク族・ジョパン二(原作759話-776話にて登場)、キツネのミンク族・コンスロット(原作759話-776話にて登場)の二人が所属しています。

『ワンピース』のシシリアンはジョバンニ・コンスロットと共にイヌアラシ三銃士として活躍しており、イヌアラシからも絶大な信頼を置かれていました。そして、シシリアンはミンク族であるため、「月の獅子」と言われるスーロン化の能力を持ち合わせています。

まだスーロン化の能力が披露された描写はありませんが、おそらくキャロットがスーロン化した時以上の強さを発揮すると考えられます。では、シシリアンの本来の強さはどの程度なのでしょうか？ここからはシシリアンの強さや能力・活躍シーンを見ていきましょう。

シシリアンは戦闘部隊銃士隊の中でも最も高い戦闘能力を誇るイヌアラシ三銃士の一人であるということから、ワンピースの登場人物の中でトップクラスの強さを誇る可能性があります。そもそも、シシリアンが任せられている戦闘部隊銃士隊の隊長とは、ミンク族の誰よりも訓練を重ねた上で実力を示した限られた者しかなれません。

さらに、ミンク族というのは戦闘民族として有名であることから、その中でも突出した者がいかに強いのかが分かります。そんなミンク族の中でもトップクラスの強さを誇るシシリアンは電撃を纏わせた剣を武器にしていました。どうやら、多くのミンク族の銃士隊員が圧倒的な強さを持つシシリアンのことを「厳しい…が、格好いい」と憧れを抱き、シシリアンの電撃を纏わせた剣の修行をおこなっているようです。

『ワンピース』のゾウ編ではルフィたちがゾウを訪れる直前に、百獣海賊団の大看板であるジャックがシシリアンらミンク族が住むモコモ公国を襲撃していました。そこで、イヌアラシ三銃士であるシシリアンは銃士隊隊長として最前線で指揮を取っています。その結果、シシリアンはジャックを相手に互角の戦いを繰り広げることに。

それから5日間、シシリアンはジャックを押さえ続けていましたが、シーザーが開発した毒ガスを吸ってしまい戦闘不能になってしまいます。ドレスローザにてルフィと別れて出発したチョッパーらがゾウに到着したのは、シシリアンが毒ガスにより瀕死の状態に陥った後のことでした。そして、シシリアンを含むミンク族は麦わら海賊団の船医であるチョッパーを中心とした一味による治療によって一命を取り留めます。

この時、シシリアンは「全力のシシリアン」という異名に相応しい土下座を披露。シシリアンは麦わらの一味に全力で感謝の意を述べたのでした。その後、場面は変わり『ワンピース』のワノ国編にてシシリアンが再登場しています。

『ワンピース』のワノ国編はルフィら麦わらの一味が四皇カイドウを討つべく、カイドウが拠点にしている鬼ヶ島に乗り込むといった流れでストーリーが進んでいきます。シシリアンが再登場したのはイヌアラシと共に鬼ヶ島へ乗り込んだ時です。そして、おでんの部下として参戦して欲しいという思いの元、イヌアラシに変わって部隊の指揮を取っていました。戦闘では百獣海賊団のギフターズを一蹴する強さを見せつけています。

眠りかけでない限りいつも全力で対応するシシリアンは、ミンク族のイヌアラシとペドロとの間にどのような関係性を築いているのでしょうか？ここではシシリアンとイヌアラシやペドロの関係を具体的にしていきます。

ミンク族銃士隊隊長にしてイヌアラシ三銃士のシシリアンは、イヌアラシの部下として活躍しています。シシリアンはイヌアラシのことを「公爵様」と呼び、尊敬の念を抱いていました。また、ミンク族を治める「夜の王」ネコマムシのこともイヌアラシと同様に尊敬しています。

シシリアンがそんな二人を慕っているのが分かるシーンとして挙げられるのが、ジャックがモコモ公国に来襲してきた時のエピソードです。ジャックに敗北したミンク族の代表者としてイヌアラシとネコマムシが拷問され磔にされてしまいます。シシリアンは二人を絶対に死なせまいと必死に助けを求めていました。

ミンク族が住むモコモ公国は「昼の王」イヌアラシと「夜の王」ネコマムシを頂点として、昼夜の活動時間が種族ごとに決まっています。シシリアンは「昼の王」イヌアラシの部下として昼の時間に活動しているのですが、「夜の王」ネコマムシの部下として夜に活動している侠客団団長・ペドロとは隊長同士であることから、よく口喧嘩をしていました。

結果的にペドロは死亡してしまいますが、イヌアラシとネコマムシ、どちらの配下関係なくペドロのことを思っている様子があることから、シシリアンとペドロは良く口喧嘩しながらも互いの実力を認め合っていたのが分かります。シシリアンとペドロの関係性は、彼らの上司であるイヌアラシとネコマムシの関係性と似ていると言えるでしょう。

「全力のシシリアン」の異名を持つシシリアンは大声で話すのが特徴的です。では、ここからはその特徴をおさえた上でアニメ『ワンピース』にてシシリアンの声を担当した声優のプロフィールや主な出演作品と演じたキャラを見ていきましょう。

• 名前：花輪英司(はなわえいじ)
• 生年月日：1974年7月6日(47歳)
• 職業：声優、ナレーター
• 所属事務所：ケンユウオフィス

アニメ『ワンピース』にてイヌアラシ三銃士の一人、全力のシシリアン役を演じた声優は、声優事務所「ケンユウオフィス」所属の花輪英司(はなわえいじ)さんです。花輪英司さんは『魔術士オーフェン Revenge』のリード役にてアニメデビューを果たしており、1998年からは声優としてアニメやゲーム、吹き替え、ナレーションのジャンルを中心に活動しています。

• 2000年～：それいけ!アンパンマン(モオさん〈3代目〉、おりがみまん〈5代目〉、氷鬼〈2代目〉 役)
• 2004年～：ファンタジックチルドレン(デュマ/デミアン 役)
• 2007年～：おおきく振りかぶって(河合和己 役)
• 2007年～：DEATH NOTE(三堂芯吾 役)
• 2008年～：西洋骨董洋菓子店 〜アンティーク〜(小早川千影、レフェリー 役)
• 2012年～：HUNTER×HUNTER(アベンガネ、ガシタ 役)
• 2014年～：ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ(アイアンマン 役)
• 2015年～：ルパン三世 PART IV(浦賀航 役)
• 2017年～：マーベル フューチャー・アベンジャーズ(アイアンマン 役)
• 2021年～：ポケットモンスター(ガンピ 役)

ここまでイヌアラシ三銃士の一人であるシシリアンについて、強さや能力・活躍シーン、イヌアラシやペドロとの関係、そしてアニメ声優を紹介してきましたが、果たしてネット上ではシシリアンについてどのような声があがっているのでしょうか？ここからは、ネット上に寄せられた『ワンピース』のシシリアンに関する感想や評価を紹介していくのでぜひ最後までご覧ください。

『ワンピース』のイヌアラシ三銃士の一人であるシシリアンの魅力に関する感想があがっています。感想では「シシリアンかっこいい」と言われているのですが、果たしてシシリアンのどういった点にその魅力を感じているのでしょうか？シシリアンは暑苦しい性格をしている反面、騎士風の見た目通り真面目かつ誠実な性格をしています。もしかすると、その性格と見た目がかっこいいと言われる理由となっているのかもしれません。

『ワンピース』に登場するシシリアンとペドロに関する感想があがっています。こちらでは「ワンピはペドロとシシリアン」と言われているのですが、おそらく感想で言われているのは漫画『ワンピース』において好きなキャラがペドロとシシリアンだということなのでしょう。やはり、良く口喧嘩をしている一方で、互いに認め合っているペドロとシシリアンの関係性に注目されているのでしょうか？

『ワンピース』のイヌアラシ三銃士の一人であるシシリアンの声優に関する感想や評価があがっています。どうやら、この方はシシリアンの声優・花輪英司さんについて「良い声」と高く評価しているようです。また「今更気付いた」とのことですが、他にもシシリアンの声優が花輪英司さんだったという事実に気付いていない方がいらっしゃるのかもしません。これを機にシシリアンの声優情報をチェックしてみてください。

『ワンピース』のイヌアラシ三銃士の一人であるシシリアンについて、イヌアラシやペドロとの関係、強さ、アニメ声優を紹介してきましたがいかがでしたか？シシリアンはミンク族イヌアラシ銃士隊の中でも特に戦闘能力が高いということで、イヌアラシ三銃士を任されていました。ただでさえ戦闘民族として有名なミンク族であるため、シシリアンがワンピース作中においていかに圧倒的な強さを誇る人物なのかが分かります。

やはりネット上では、暑苦しい性格をしている反面、真面目かつ誠実な性格をしているシシリアンが圧倒的な強さを持つゆえに「かっこいい」「好き」と好評でした。これを機にぜひ『ワンピース』をご覧になった際はシシリアンの活躍に注目してみてください。