【ワンピース】ゲダツはうっかり者のエネルの神官！扉絵に描かれたその後とは？

『ワンピース』の空島編では、空島スカイピアの支配者・エネルとその部下である4神官が登場しています。そして、その4神官の中でも特に印象深いキャラがゲダツです。ここからはゲダツについて、戦闘能力や強さ、再登場した扉絵シリーズのその後、アニメ声優をまとめていきます。それではまず『ワンピース』の作品情報からご覧ください。

『ONE PIECE(ワンピース)』とは、熊本県熊本市出身の漫画家・尾田栄一郎による海賊・冒険漫画です。略称は「ワンピ」。1997年7月22日より週刊少年ジャンプにて連載され、その後2022年現在も少年漫画の王道を行く物語として人気を得ています。また、1999年からはフジテレビ系列にてテレビアニメが放送されました。

当記事で紹介するゲダツが登場したのは『ワンピース』の空島編(原作26巻-32巻)です。空島編は上空1万メートルにある空島が舞台となっています。空島は地上と接点を持っていないため、未知の文化が広がっていました。しかし、空島の人々は神の軍団を率いる神・エネルに支配されていたため、ルフィたちはエネルを打倒すべく神の島(アッパーヤード)に乗り込むことに…

『ワンピース』に登場するゲダツは神・エネルに仕える4人の神官の1人です。4人の神官はそれぞれが罪人を裁く役割を担っているため、アッパーヤード全域で心鋼(マントラ)が使えるほどの実力を持っています。そして、4人の中でも特に強いと言われているのがゲダツでした。作中ではゲダツと1対1の勝負をすると、ほとんどが敗北していく強さを持っていると言われています。

『ワンピース』のゲダツは強者の雰囲気を漂わせる見た目とは裏腹にかなりのうっかり屋です。うっかりエピソードとしては、腕組みのつもりなのか腕を前で交差したり、番頭を番長と勘違いしていることを知って驚愕の表情を浮かべたり、白目をむいたまま敵を探したりする描写がありました。

前述した通り、ゲダツは空島スカイピアの神・エネルに仕える神官の1人です。そして、ゲダツは「沼の試練」にてチョッパーに敗北し、そのまま空島から落下しています。空島から落下したゲダツが取った行動は下界で暮らすことでした。なぜなら、空島に戻れず戻れたとしてもエネルに処刑されると思ったからです。このゲダツの考えから察するにゲダツにとってのエネルは恐怖の対象であることが窺えます。

ゲダツのうっかりは戦闘シーンでも発揮されています。チョッパーと戦闘中にうっかりが邪魔をした結果、半分以上威力が減少した攻撃を繰り出していました。では、ゲダツの強さと能力は？

まず、ゲダツの戦闘能力はかなり高いです。アッパーヤード全域で使える見聞色の覇気「心鋼(マントラ)」を習得しており、この相手の動きを先読みする能力とダイヤルを併用した格闘術で戦闘します。さらに、「泥雲」という能力も持っており、この能力は雲の質量と泥の性質を持った雲で相手を窒息させるというものです。

『ワンピース』のゲダツは扉絵にて再登場を果たしています。では、ゲダツのその後はどうなったのか？ここからは、ゲダツの扉絵シリーズを紹介していくためぜひ最後までご覧ください。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol1「空から天使が舞い降りる」です。扉絵では天使と思われる何かが空から何かが落ちてきています。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol2「穴だらけの島」です。Vol1にて天使が空から落ちたのは穴だらけの島でした。その後、天使はそのまま穴にハマってしまいます。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol3「うっかり生きてた」です。穴から抜け出した天使、その正体はエネルに仕えていた神官・ゲダツでした。扉絵はチョッパーと戦ったその後の様子が描かれています。沼雲に突っ込むも脱出したゲダツは雲の上から落下してしまったのです。そんなゲダツを穴掘り男のゴローが救出しています。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol4「穴掘り男ゴローの夢は温泉島」です。ゲダツが落ちた島が穴だらけな理由には、ゲダツを助けたゴローの夢が関係していました。その夢というのが温泉島を作ること。だからこそ、ゴローは温泉を掘り当てるために穴を掘り続けていたのです。そして、その後ゲダツはゴローの家に泊めさせてもらうことにします。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol5「おれは青海の番長になることにした」です。ゴローの家に泊めさせてもらうこととなったゲダツは、その後青海の番長になると言います。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol6「穴掘りの日々-呼吸せねばゲダツ様-」です。ゲダツは温泉を掘り当てようとするゴローの穴掘りを手伝っていました。しかし、なぜかゲダツはツルハシで穴を掘っている時に息を止めています。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol7「穴掘りの日々-口に入れねばゲダツ様-」です。穴掘り作業がひと段落した頃、休憩ということでゴローが作ったサンドイッチを食べることに。しかし、ゲダツはサンドイッチを食べません。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol8「穴掘りの日々-まばたきせねばゲダツ様-」です。サンドイッチでの休憩が終わり、その後再び穴掘りをするゲダツの姿がありました。ゲダツはなぜかまばたきをしません。まばたきをしないことによって目に涙が溜まっているものの、それをこらえて穴掘りを続けています。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol9「 穴掘りの日々-入らねばゲダツ様-」です。穴掘り作業は終わりを迎えました。その後、ゲダツはお風呂に入るため、ゴローと共に火を起こしてお風呂を焚いています。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol10「穴掘りの日々-地面に立たねばゲダツ様-」です。翌日、穴掘り作業を再開しているゲダツ。ゲダツはなぜか地面に立たずに壁に立って穴を掘っていました。その後、ゲダツのツルハシの先に何かが当たり…

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol11「うっかりなんか掘り当てた」です。ツルハシが何かに当たって曲がってしまったものの、ゲダツはうっかり何かを掘り当てます。その後、ゲダツとゴローは掘り当てたものの様子を見て…

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol12「ウッカリ起こした伝説の土番長」です。ゲダツが掘り当てたものはモグラ。しかもただのモグラではなく、巨大なモグラでした。どうやら、巨大なモグラは伝説の土番長のようで…

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol13「空番長VS土番長」です。ゲダツは空の番長でした。そこで、空の番長であるゲダツと土の番長である巨大なモグラの戦闘が始まります。その後、ゲダツは圧倒的な力で巨大なモグラを殴り飛ばすのでした。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol14「うっかり倒した」です。ゲダツはうっかり土の番長である巨大なモグラを殴り、殴られた巨大なモグラは目を回して倒れてしまいます。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol15「下部にして、うっかりヘルメットを改造してみた」です。巨大なモグラは倒されたことでゲダツの部下になります。その後、ゴローと共に改造したヘルメットを着用した巨大なモグラに乗っているゲダツの姿がありました。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol16「掘れ掘れ番長」です。やはり、伝説の土番長というだけあって、巨大なモグラの穴掘りスピードは圧倒的でした。ゲダツがゴローと一緒に穴掘りをしていた時よりも遥かに早く穴が深くなっていきます。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol17「掘り当てました〜イェーイ」です。巨大なモグラの活躍により、遂に温泉を掘り当てることに成功しました。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol18「爆音聞きつけた森番長」です。温泉を掘り当てた一行ですが、源泉が吹き上がった時の爆音が辺りに響き渡ったことにより、森から木を担いだヒヒの森番長が現れます。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol19「森番長も手下につけた空番長」です。ゲダツはまたしてもうっかり森番長を殴ってしまいます。しかし、その後倒された森番長はゲダツの部下になりました。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol20「森番長に島を任せてもっと掘れ掘れ土番長」です。ゲダツとゴローは本日も土番長に乗って穴を掘っています。その間、部下にした森番長は島を管理していました。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol21「ドンと出た砂漠のオアシス」です。穴を掘り進めていたゲダツたちは、その後どこかの砂漠のオアシスに到着します。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol22「コーザのおじで、トトの弟・ゴロー偶然帰郷」です。ゲダツたちが辿り着いた砂漠のオアシスはアラバスタでした。さらに、ゴローは兄・トトと再会を果たします。トトはコーザのおじでもあります。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol23「温泉視察団」です。ゲダツはトトとコーザに掘り当てた温泉の視察を頼みます。温泉視察団にはカルーの姿もありました。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol24「帰ってびっくり森番長の大仕事」です。巨大なモグラに乗って島に帰還したゲダツたちでしたが、なぜか温泉島に温泉施設ができていました。森番長がうっかり作ってしまったのです。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol25「砂の国よりうっかり温泉島行きトンネル開通」です。立派な温泉施設ができたため、ゲダツたちはそのままそれを活用することにします。アラバスタと温泉島の間にトンネルを開通することで、アラバスタから温泉施設に行きやすくしました。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol26「ハサミの海底バス開業」です。トンネルを開通したことによりアラバスタと温泉島を行き来しやすくなったものの、まだ移動手段が確立されていませんでした。そこで、うっかり温泉島へのトンネル移動にはハサミがバスとして働き、多くのアラバスタの人々を乗せてトンネルを往復することとなります。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol27「王女の一行やってきた」です。トンネルが開通し移動手段も確立したその後、ゲダツはうっかり温泉で働くことになりました。本日の来客はアラバスタの王女とその護衛。ビビ・イガラム・チャカ・ペルー・カルーの5人の姿が…

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol28「男湯」です。アラバスタ一行は女性と男性に分かれて温泉に入ることになります。男湯にはアラバスタの王女を護衛しているイガラム・チャカ・ペル・カルー、そしてその後ろにゴロー・トト・コーザ・超カルガモ隊・ラクダのマツゲの姿がありました。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol29「女湯」です。女湯にはビビ・テラコッタ・クンフージュゴンの姿がありました。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol30「青海の番長になったゲダツ様」です。うっかり温泉で働くこととなったゲダツは、そのまま温泉の番長になりました。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol31「 それは番頭でございますゲダツ様」です。うっかり温泉の番長になったつもりで頑張っていたゲダツですが、衝撃の事実を知ってしまいます。実は番長ではなく番頭だったのです。それを知って驚愕の表情を見せるゲダツ。

ワンピースのゲダツが再登場した扉絵シリーズは、Vol最終話「一度はおいで温泉島のうっかり湯」です。うっかり温泉には今日もアラバスタから多くの人々が訪れていました。

ゲダツはアッパーヤードの生き残りをかけたサバイバルに参加し、エネルに任された担当区域「沼の試練」にやってきたチョッパーと戦うこととなります。早速、ゲダツはチョッパとの戦闘でダイヤルを使った格闘術を展開するも、チョッパーの渾身の一撃を食らってしまいました。

実はゲダツがチョッパーの渾身の一撃を食らう前、ゲダツが「沼の試練」について話しているのですが、最後に「沼の試練！！」というセリフを放った直後に沈んでしまっています。しかも沈んだゲダツはなぜかどや顔。さらに、ゲダツのうっかりはその後も続きます。

ゲダツは沈んだ状態でチョッパーの渾身の一撃を食らってしまうのですが、逆さまの状態で雲に沈んでしまいました。そこで、ゲダツは足に付けた雲貝(ミルキーダイアル)で脱出を図るも、思いっきり沈んでしまいます。ゲダツは自身が逆さまの状態で雲に突っ込んでいることを忘れていたのです。

戦闘中にうっかりを連発するゲダツですが、戦闘能力そのものは非常に高いです。そんなゲダツと対峙したチョッパーは負けることのトラウマを乗り越えています。そして、チョッパーはゲダツに立ち向かう決心をしました。そこで、ゲダツは逃げ回るチョッパーに全力攻撃を仕掛けます。しかし、何かを思ったのかチョッパーを一つ成長させてしまったゲダツは、チョッパーの行動に罵ることなく見つめていました。

アニメ『ワンピース』にてうっかり者のエネルの神官・ゲダツ役を演じた声優は、声優事務所「青二プロダクション」に所属する声優・高塚正也(たかつかまさや)さんです。声優・高塚正也さんは『ワンピース』の物語において必要不可欠な声優で、彼は『ワンピース』に登場するゲダツ以外にも数多くのキャラクターを演じています。

少し抜粋すると、Mr.4、Mr.5、ディカルバン、ジャブラ、ビスタ、セキ王、ヴァン・オーガーなど。『ワンピース』の本編で活躍するキャラから脇役まで多くのキャラクターを演じる声優・高塚正也さんは、人気アニメ『キングダム』や『ボボボーボ・ボーボボ』でも活躍していました。

• 2001年～：ののちゃん(タブチ先生 役)
• 2001年～：RAVE(フランケン・ビリー 役)
• 2002年～：ハングリーハート WILD STRIKER(境・ジェファーソン・公司 役)
• 2003年～：FIRESTORM(サム・スコット 役)
• 2003年～：ボボボーボ・ボーボボ(ボジ、ノドチンコ、ゲハ、インダス文明、王龍牙 役)
• 2005年～：銀牙伝説WEED(ジェロム 役)
• 2007年～：BLUE DRAGON(ブルードラゴン 役)
• 2010年～：さらい屋 五葉(梅造 役)
• 2012年～：キングダム(龐煖 役)
• 2020年～：アサティール 未来の昔ばなし(パパ 役)

『ワンピース』に登場するうっかり者・ゲダツの能力やスペックに関する感想や評価があがっています。こちらではカイドウの能力やスペックを考察する前に、ゲダツのことを思い出して欲しいと言われているのですが、おそらくカイドウとゲダツが空から落下してもなお生きているという事実に注目しているのでしょう。

カイドウの能力上、上空1万ｍから落下しても無傷というのは分かりますが、カイドウほどの能力を持っていないゲダツがなぜ生きているのか分かっていません。能力無しでもかなりの強さを持っているということなのでしょうか？

『ワンピース』に登場するうっかり者・ゲダツの声優に関する感想や評価があがっています。こちらではビスタの声優・高塚正也さんがゲダツの他にも多数のキャラを演じているということで「凄い」と言われています。声優・高塚正也さんはゲダツ以外のキャラも演じているため、『ワンピース』のキャラを演じた声優を調べると高確率で声優・高塚正也さんの名前がヒットするのかもしれません。

こちらでも『ワンピース』に登場するうっかり者・ゲダツの声優に関する感想や評価があがっています。どうやら、この方はゲダツの声優・高塚正也さんがジャブラを演じていることに注目しているようです。やはり、ゲダツの声優・高塚正也さんが演じているキャラは多いため、この方のように気になっている方が多いと考えられます。

『ワンピース』に登場するうっかり者のエネルの神官・ゲダツについて、再登場した扉絵に描かれたその後や能力、アニメ声優をまとめてきましたがいかがでしたか？

ネット上では4人の神官の中で唯一印象に残っていて思い出せる名前がゲダツだと言われていることから、ゲダツはかなり癖の強いキャラであることが窺えます。やはり、うっかり屋な性格が強烈なインパクトを残しているのでしょう。これを機にゲダツのうっかりシーンに注目してみてください。