ブルーロックが嫌いと言われる理由は?ひどい・つまらないという評価を調査

原作:金城宗幸、作画:ノ村優介によるサッカー漫画「ブルーロック」。単行本の売上が830万部を突破する人気作品なのに「嫌い」と言われる理由はどんなところにあるのでしょうか?この記事では、ブルーロックが嫌い・ひどい・つまらないという批判を徹底調査していきます。また、逆に面白いと言われる理由やTwitterでの感想・評価もあわせて紹介します。これから読んでみようとする方は参考になさってください!

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目次

  1. ブルーロックとは?
  2. ブルーロックが嫌い・つまらない・ひどいと批判される理由
  3. ブルーロックが面白いと言われる理由
  4. ブルーロックに関する感想や評価
  5. ブルーロックが嫌いと言われる理由まとめ

ブルーロックとは?

ブルーロックの概要

この記事で特集する「ブルーロック」は、原作:金城宗幸、作画:ノ村優介によるサッカー漫画です。講談社の週刊少年マガジン2018年35号に掲載され、以降現在まで連載が続いています。単行本は19巻まで刊行され、2022年3月現在累計発行部数は830万部に上っています。2021年5月には第45回講談社漫画賞・少年部門を受賞しました。

また、2022年3月には週刊少年マガジン7月号より元・チームVの天才的FW・凪誠士郎(なぎ・せいしろう)を主人公とするスピンオフ作品「ブルーロック episode凪(仮題)」の連載開始がアナウンスされました。本編「ブルーロック」の原作・作画コンビに漫画担当として三宮宏太が加わります。その他、ファン待望のテレビアニメ「ブルーロック」がテレビ朝日系列にて2022年10月より放送予定であることも発表されました。

ブルーロックのあらすじ

1018年のサッカーW杯で日本代表は2大会ぶりとなるベスト16の成績を残しました。日本フットボール連盟はW杯優勝を目指し攻撃力のさらなる強化を宣言。早速FW強化の「青い監獄プロジェクト」を立ち上げ、訓練施設「ブルーロック」の建設に着手します。世界一のストライカーを目指す高校生・潔世一は、失格者となったときのリスク(日本代表入り資格の永久喪失)を物ともせず選抜試験に挑みます。

ブルーロック

ブルーロックが嫌い・つまらない・ひどいと批判される理由

嫌いと言われる理由①序盤の主人公のキャラ性が薄い

ここからは、この記事のメインテーマである人気サッカー漫画ブルーロックのネガティブな評価について見ていきます。ブルーロックが嫌いだとかつまらない、あるいはひどいと批判される理由にはどのようなものがあるのでしょうか?

まず、SNSで指摘されているのは、作品序盤での主人公・潔世一のキャラ性が薄くよくわからないというものです。一般的には読者に主人公のキャラをよく刷り込んだ上でストーリーを膨らませていくとされています。しかしブルーロックの場合には、主人公・潔世一がどのような選手なのか特徴がわからないまま話が進んでいきます。

嫌いと言われる理由②ありえないストーリー設定

ブルーロックが嫌いと言われる理由の2つ目は、ストーリー設定がありえなさ過ぎてつまらないというものです。ありきたりの設定では読者が惹きつけられることはないでしょうが、逆にありえないストーリー設定では読者が離れてしまうようです。

ある方は、「ストーリーがぶっ飛んでいて面白くない」と苦言を呈しています。スポーツ漫画にリアリティを求める読者には、現実にありえない必殺技や超能力が出てくるブルーロックは向いていないのではないでしょうか?しかし、反対にFWだけでチーム編成をすることなど現実にはありえないのですが、そんなありえないことを敢えて設定するのがブルーロックと割り切って考えられる人には刺さる漫画なのかも知れません。

嫌いと言われる理由③担当T屋が嫌い

ブルーロックが嫌いと言われる理由の最後は、担当T屋が嫌いだだからというものです。ところで、この担当T屋とは一体誰なのでしょうか?

調べてみたところ担当T屋は、漫画の最後のページでいろんなコメントを発信している自称・少年漫画編集者ということが判明しました。炎炎ノ消防隊やアルスラーン戦記などの人気漫画作品を担当しており、過去には七つの大罪も担当していたそうです。

そんな編集者が発するコメントはかなりきわどい煽りで、SNSで大炎上しています。少年マガジン愛読者からは「マジで嫌い!」、このコメントを見たくないのでブルーロックを読まなくなったなど批判が絶えません。このように、漫画そのものではなく雑誌編集者の仕掛けが嫌い・つまらないと批判される原因の1つになっているようです。

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ブルーロックが面白いと言われる理由

面白いと言われる理由①実在する選手をモデルにしたキャラ

ここまでブルーロックが嫌い・つまらない・ひどいと批判される理由について解説してきましたが、様々な理由から不評を買っていることがわかりました。なかには漫画作品に直接関係のない理由も混じっていました。ブルーロックとは本当につまらない・ひどい漫画なのでしょうか?

概要欄でも説明した通り、ブルーロックは単行本売上がすでに830万部を突破している人気漫画で、講談社漫画賞を受賞した作品でもあります。当然、ブルーロックが面白いという読者も大勢います。次にブルーロックが面白いと言われる理由について解説していきます。

ブルーロックが面白いと言われる理由として最初に挙げられるのは、登場キャラが実在する選手をモデルにしているという点です。まず、主人公・潔世一ですが、味方のドリブルを生かして最後は自分がシュートを決めるテクニカルなFWということで、モデルとしてはリヴァプールに所属するブラジルを代表するFW・フィルミーノの名前が挙がっています。

また有名選手の名前をもじっているプレーヤーも多く、チームの指導者であるラヴィーニョはロナウジーニョ、高いジャンプ力を武器とするダダ・シウバはチェルシーFC所属のチアゴ・シウバをモデルにしていると言われています。

面白いと言われる理由②「エゴイズム」を求める

サッカー漫画として登場したブルーロックですが、従来のスポーツ漫画の常識、例えばチームワークや血のにじむような地道な努力は重視されません。どれだけ自分自身が勝利することに執着するか、すなわち「エゴイズム」が要求されます。勝利を掴むために仲間を平気で犠牲にしたりします。そのためブルーロックを「史上最もイカれたサッカー漫画」と表現する人もいるくらいです。

こうしたことは、ありえないストーリー設定として嫌いな理由の1つになっていました。しかし、反面で常識にとらわれない練習メニューや実在の有名選手の批判など「イカレタ」点を支持する読者も多いようです。

面白いと言われる理由③読めないストーリー展開

ブルーロックが面白いと言われる理由の3つ目は、「イカれたサッカー漫画」の延長線上にあるのですが、ストーリー展開が予測不能な点にあります。ありきたりではない読めない展開に刺激を受ける読者も多いようです。

本の画像

例えば、主人公・潔世一が到底勝ち目のない相手にあっさりと勝ってしまったり、格下の相手に敗れてしまったりと勝敗の予測がつきません。「エゴイズム」が奨励されていますので、相手を蹴落としたり裏切り行為も普通に出てきます。それを不快に思うか面白いと思うかは人それぞれでしょう。

また、登場キャラの入れ替わりが頻繁に起こるところも面白いと言われています。毎回新たなキャラが登場したかと思うと、誰かが脱落していきます。推しキャラを決められないという声もあるくらいです。

面白いと言われる理由④恋愛描写が一切ない

サッカー漫画のブルーロックですが、作中で描かれるのはまさにサッカーのみ。スポーツ漫画であっても思春期の高校生が主人公の作品なら、主人公の恋焦がれるヒロインが登場し恋愛関係へと発展していくのが普通でしょう。ところが、ブルーロックで登場する女性キャラはフットボール連合職員・帝襟アンリたった1人なのです。男勝りな性格の女性で選手たちと恋愛関係になる気配はありません。

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ブルーロックに関する感想や評価

ここまでブルーロックが嫌いと言われる理由について解説してきましたが、最後にブルーロックに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するブルーロックに関する感想・評価は、第1話で読めなくなったというツイートからです。実在のサッカー選手を揶揄したり、理想のサッカー戦術が現代サッカーのセオリーに反していたと読むに堪えなかったということでした。

続いて紹介する感想・評価は、この記事でも取り上げた「担当T屋」に関するツイートからです。担当T屋に足を引っ張られる作者に同情を示していました。

最後に紹介する感想・評価は、ブルーロックが面白いというツイートからです。恋愛や人間関係抜きのストイックで熱い展開に好感を持ったようです。

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ブルーロックが嫌いと言われる理由まとめ

ここまで「ブルーロックが嫌いと言われる理由は?」と題して、ブルーロックが嫌い・つまらない・ひどいと批判される理由について、Twitterに寄せられた感想・評価を交えて解説してきました。いかがでしたでしょうか?

あえてブルーロックが嫌い・ひどいと言われる理由をメインに取り上げましたが、単行本の売上が830万部を超える人気作品ですからもちろん面白いという感想や評価もあります。「史上最もイカれたサッカー漫画」と評されるアクの強い作品のようですから、好悪が分かれるのかも知れません。

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