【名探偵コナン】未亡人と探偵団のあらすじ・感想ネタバレ！ゲスト声優は誰？

こちらの記事ではアニメ『名探偵コナン』の『未亡人と探偵団』のあらすじや見た人の感想をネタバレを含めてご紹介しています。その前に『未亡人と探偵団』が収録されている作品『名探偵コナン』の原作漫画の概要や簡単なあらすじをご紹介。作品情報をおさらいしたい人はこちらの記事にも目をとおしてみてください。

• 作者：青山剛昌
• 出版社：小学館
• 掲載誌：週刊少年サンデー
• レーベル：少年サンデーコミックス
• 発刊期間：1994年5月号～連載中（2022年6月現在）
• 巻数：101巻（2022年6月現在）
• アニメ放送期間：1996年1月8日～放送中（2022年6月現在）
• アニメ話数：1044話（2022年5月21日時点）

『未亡人と探偵団』の原作漫画『名探偵コナン』は漫画家・青山剛昌先生によるミステリー少年漫画で、単行本発行数が100巻を超えた作品としても話題となっている漫画作品です。原作漫画の連載が開始されたのは1994年で、2022年現在では28年以上も続く人気作品となっています。また『名探偵コナン』のアニメもご長寿番組として幅広い年齢層の視聴者に楽しまれており、1996年の放送開始から26年目を迎えました。

『名探偵コナン』の原作漫画はスピンオフ作品も複数登場しており、物語に登場する黒い姿をした犯人のシルエットの"犯沢"を主人公とした『犯人の犯沢さん』や、『名探偵コナン』の人気キャラクター"降谷零"を主人公とした『ゼロの日常』『警察学校編』なども制作されています。

黒ずくめの組織に飲まされた薬によって、体が小学生の大きさに縮んでしまった高校生探偵の工藤新一。"江戸川コナン"と名乗り、幼なじみの毛利蘭の家に居候することになった新一は小学生として生活をしていましたが、ある日黒の組織の科学者だった少女に出会います。小学生の姿をした彼女もまた、コナンと同じように黒ずくめの組織の薬を飲んで体が縮んでしまった1人だったのでした。

『名探偵コナン』のアニメオリジナルエピソードとして放送された『未亡人と探偵団』。この『未亡人と探偵団』の回はアニメ『名探偵コナン』のシーズン24に収録されてる第960話のエピソードとなっています。こちらの回は『劇場版 本当にあった怖い話2017』や『ホラーちゃんねる』といった映画作品も手掛けている能塚裕喜さんが脚本を務めたエピソード。

そんなホラー作品も多く制作されている能塚裕喜さん作品ということもあり、ホラー作品の醍醐味である後味の悪さを感じさせる回となっています。そんな『未亡人と探偵団』は、コナンたち少年探偵団がある未亡人（ミズロンリー）と会社を経営する男性と出会い、悲惨な事件に巻き込まれるストーリーとなりました。

『未亡人と探偵団』のあらすじネタバレ1つ目は、公園でお酒を飲む未亡人（ミズロンリー）と出会うシーン。公園に訪れていたコナンと少年探偵団の面々。歩美たちがはしゃいでいる横では1人の女性が東屋でワインを飲んでいました。その姿が目に止まった歩美・元太・光彦は、なぜこんな場所で1人だけでお酒を飲んでいるのか気になり始めます。

彼女に駆け寄り、何をしているのか無邪気に聞く子供たち。その問いに彼女は、最愛の人を亡くし公園でひとり酒をあおっていたことを涙ながらにはなすのでした。そうして仲良くなった少年探偵団と未亡人は、後日、休日の暇を潰すため一緒に植物園へと足を運びます。

『未亡人と探偵団』のあらすじネタバレ2つ目は、梶木浩平のシーン。植物園へ遊びに来た少年探偵団と未亡人（ミズロンリー）。物珍しそうに園内ではしゃぐ子供たちですが、暫くして歩美がいなくなっていることに気付きます。歩美を探すため迷子の園内放送をしてもらうと、ひとりの男性が歩美を連れてインフォメーションセンターに現れました。

未亡人は歩美を連れてきてくれたお礼にと、その男性を昼食に誘います。一緒に昼食を取りながら話しをしていると、その男性・梶木浩平は子供が好きである共通点などから未亡人と会話が弾み、メンズサロンを経営する社長であることなど自分の身の上を話します。そして未亡人と梶木は惹かれ合い、交際を始めることになります。

『未亡人と探偵団』のあらすじネタバレ3つ目は、梶木の死亡シーン。その後も未亡人（ミズロンリー）と交流が続き、彼女の家にお呼ばれされた少年探偵団。未亡人が美人と聞き、一緒に付いてきたアガサ博士と共に家に向かいます。コナンたちが彼女の家にあがると、そこには男性ものの靴が一足ありました。梶木のものだと悟った子供たちに、未亡人は彼が今酒を飲んで眠ってしまったと告げます。

そして未亡人に案内されるまま梶木がいるテラスに向かうコナンたち。その途中に電話の着信音が鳴り、誰のものが鳴っているかと話しをする一同。そうしているうちに梶木がいるテラスに到着し、未亡人がテラスへのドアを開きます。その瞬間、コナンたちはテラスの柵が壊れ舌へ落ちていく梶木の姿を目撃。その後、目暮警部と高木刑事が現場に到着し、梶木の死亡が確認されます。

『未亡人と探偵団』のあらすじネタバレ4つ目は、事件の真相が判明するシーン。アガサ博士に協力してもらい、リボン型変声機を使って事件の推理を話し始めるコナン。コナンは梶木はただの転落ではなく、巧妙なトリック使った殺人であると説明し始めました。その犯人は梶木の恋人である未亡人（ミズロンリー）。

普段コンタクトレンズを使用していた梶木は未亡人に酒で泥酔させられ、寝ているうちに片側の目からコンタクトレンズを取り出され、視覚を不明瞭にさせられていたとコナンは推理します。その証拠に、梶木の目からコンタクトを抜く時、彼の肌に触れないようにと使用したハンカチが未亡人の家のどこかから出てくると予想したコナン。

腐って壊れやすくなったテラスの柵に近づくように、梶木が寝ている間に未亡人が彼の携帯電話を柵の近くに置いたと話します。そしてコンタクトを抜かれ遠近感が掴めないうえ、泥酔状態だった彼は柵の足元にあった段差で躓き、腐った柵を越えて転落したというのが事の真相でした。また未亡人の家には、これまでにも殺害してきた恋人たちの写真と、彼らに貰った指輪が飾られていたのでした。

『未亡人と探偵団』の声優一覧1人目は、未亡人（ミズロンリー）・小森朋子役の桑島法子さん。桑島法子さんは1975年12月12日生まれの岩手県出身の声優で、所属事務所は青二プロダクションです。他のアニメ作品では『犬夜叉』の珊瑚、『機動戦士ガンダムSEED』のフレイ・アルスター、『鬼滅の刃』の炭治郎の母なども演じられています。

『未亡人と探偵団』の声優一覧2人目は、被害者・梶木浩平役の中村大樹さん。中村大樹さんは1962年12月25日生まれの東京都出身の声優で、所属事務所は81プロデュースです。他のアニメ作品では『勇者特急マイトガイン』のマイトガイン、『NARUTO』の山中いのいち、『ジャングルの王者ターちゃん』のロド・ソドムなども演じられています。

『未亡人と探偵団』の声優一覧3人目は、植物園の受付嬢役の山根綺さん。山根綺さんは1997年2月4日生まれの神奈川県出身の声優で、所属事務所は青二プロダクションです。他の作品では『けものフレンズ3』のカリフォルニアラッコ、『アイドルマスターシャイニーカラーズ』の緋田美琴、『ウマ娘プリティーダービー』のダイタクヘリオスなども演じられています。

『未亡人と探偵団』の感想1人目は『未亡人と探偵団』が怖かったという感想です。『未亡人と探偵団』は物語序盤は少年探偵団が未亡人（ミズロンリー）や被害者となる梶木と和やかに交流する話となっていますが、犯行がバレてからの未亡人の豹変ぶりは人間の腹黒さや陰鬱な感情を描いており、「ゾッとする」という感想も持たれているようです。

『未亡人と探偵団』の感想2人目は、『未亡人と探偵団』で見せたコナンの鈍感さが面白かったという感想。普段から恋愛事に関して疎い素振りを見せているコナンですが、『未亡人と探偵団』でも梶木の趣味に合わせた見た目にイメチェンした未亡人（ミズロンリー）の気持ちを把握できていない様子が描写されていました。

『未亡人と探偵団』の感想3人目は、『未亡人と探偵団』のラストに登場する木に登る人物は何をしていたのかという感想を持たれたようです。『未亡人と探偵団』は、始めは優しくコナンたちに接していた未亡人（ミズロンリー）が最後には豹変して怖いという感想も多いですが、『未亡人と探偵団』のラストに登場した人物の奇行も怖かったという感想もあがっています。

以上、アニメ『名探偵コナン』のアニメオリジナルエピソード『未亡人と探偵団』のあらすじと感想、『未亡人と探偵団』のゲストキャラクターの声優についてご紹介してきました。『未亡人と探偵団』は1話完結のストーリーとなっていますが、物語の結末が怖いと話題となっています。動画配信サイトなどではシーズン24の960話として収録されているので、気になった人はチェックしてみてはいかがでしょうか？