【名探偵コナン】小五郎はBARにいるのあらすじ・結末ネタバレ！原作の話数や声優も紹介

本記事では『名探偵コナン』の「小五郎はBARにいる」について紹介します。『名探偵コナン』の「小五郎はBARにいる」は、映画『探偵はBARにいる』にタイトルも内容も似せているオマージュのような作品です。「小五郎はBARにいる」は『名探偵コナン』に登場する眠りの小五郎として有名な毛利小五郎が事件を解決に導く物語のようですが、実際は江戸川コナンが麻酔銃を使って小五郎を眠らせ、事件を解決していきます。

小五郎は、毛利蘭の父親で元刑事です。短気でお調子者の小五郎は毛利探偵事務所の探偵であり、元刑事であるため犯罪に関する知識は豊富ですが、的はずれな推理をすることが多いです。小五郎は眠っているため推理をしている時の意識はありませんが、本人は自分を名探偵だと思い込んでいます。『名探偵コナン』の「小五郎はBARにいる」について気になるといった方は是非本記事を最後までお楽しみください。

『名探偵コナン』は青山剛昌さん原作の推理漫画作品です。1994年から「週刊少年サンデー」で連載が開始されました。1996年にはテレビアニメ『名探偵コナン』の放送が開始され、世界からも注目されているアニメ作品です。1997年からは劇場版映画が毎年公開されており、大ヒットを記録しています。2021年10月には『名探偵コナン』の全世界累計発行部数が2億5000万部を突破しました。

工藤新一は推理作家の父と元女優の母を両親に持つ、高校生探偵です。多くの難事件を解決してきた新一は、ある日幼馴染の毛利蘭と遊園地へ出かけます。そこで黒ずくめの男たちを尾行中、新一は頭を殴られ毒薬を飲まされます。目を覚すと子供の姿になっていた新一は、自らを江戸川コナンと名乗ります。そして、黒ずくめの男の情報をつかむために父親が探偵事務所をしている蘭の家に居候しながら、様々な事件を解決していきます。

「小五郎はBARにいる」は2013年に発売された原作漫画『名探偵コナン』の81巻に収録されています。原作漫画81巻の「小五郎はBARにいる」のエピソードの中に、FILE.853探偵はBARで事件に遭遇する、FILE.854探偵はBARで事件を推理する、FILE.855探偵はBARで事件を解決するがあります。『名探偵コナン』のテレビアニメでは第738話、第739話の「小五郎はBARにいる前編・後編」として放送されました。

ここまで『名探偵コナン』の「小五郎はBARにいる」について原作の何巻でテレビアニメでは何話であったかについてまとめていきました。ここからは「小五郎はBARにいる」のあらすじ結末を犯人ネタバレで紹介していきます。

「小五郎はBARにいる」の前編のあらすじ結末や犯人ネタバレを紹介します。毛利小五郎はBAＲブルーパロットで働く福井柚喜という女性から依頼を受けます。依頼はBARでシャンパンを抜いた時のような「ポン」という音がすること、その後に漂う柚子のような匂いの謎を解明してほしいということでした。小五郎が柚喜から話しを聞いているタイミングでBAＲの客である薄田周史が何者かに毒を塗ったもので首を刺されて死亡します。

この事件の容疑者はBARで薄田の誕生日を祝っていた岸浦実夏、初村健策、小暮紋平の3人です。3人は薄田の部下であり、高額の誕生日プレゼントを買わされていました。さらに以前、薄田がバカにしていた吉桑という人物が自殺していることが判明します。吉桑と実夏は恋人、吉桑は初村にとって大学の後輩で、吉桑と小暮は同期という関係でした。

「小五郎はBARにいる」の後編のあらすじ結末や犯人ネタバレを紹介します。小五郎はダーツの矢を持ってきた小暮とアイスピックで水割り用の氷を砕いていた実夏を怪しいと疑いますが、ダーツの矢とアイスピックを鑑識にまわしたものの、毒や血液の反応が出ることはありませんでした。

この事件の容疑者となった実夏、初村、小暮の3人は毒物や凶器を持っていなかったことから、店内を調べ直すことになります。そして天井にある物に気づくとともに、小五郎の靴底に証拠となる物がついていたことから、コナンはこの事件のトリックを見破ります。

「小五郎はBARにいる」の後編のあらすじ結末や犯人ネタバレの1つ目は犯人の正体です。犯人は小暮でした。小暮が薄田を殺害した動機は、吉桑が上司であった薄田から酷いパワハラを受けたことで、引きこもりになり、その後自殺したことから、吉桑の敵討ちをしたのです。

「小五郎はBARにいる」の後編のあらすじ結末や犯人ネタバレの2つ目はトリックです。小暮は、酔いつぶれて寝ている薄田に、上着をかけるふりをしてハードダーツの矢を首に刺したのです。殺害に使ったのは、小暮が薄田への誕生日プレゼントとして用意していたハードダーツの矢でした。小暮は薄田の首にハードダーツを刺した後で矢の先端部分を取り外し、用意していた別の矢の先端と取り替えました。

そして、毒がついた矢の先端をフィルムケースの底に粘土で固定し、フィルムケースロケットを飛ばして天井に突き刺して隠したのです。フィルムケースの中に約3分の1水を入れ、そこに発砲入浴剤を砕いて入れて蓋を締めます。蓋を下にして置くことで、フィルムケースが「ポン」という音を出して天井にぶつかることから、ハードダーツの矢を天井に突き刺して証拠を隠滅したのです。

小暮は薄田を殺害した後、他の2人の目を小五郎に向けさせ、フィルムケースロケットをテーブルの上に仕掛け、ロケットの発射と同時にシャンパンの栓を抜き、音をごまかしました。さらに、シャンパンをこぼすことで、不自然にならないよう発砲入浴剤を拭き取ったのです。柚嬉が何回か聞いていたシャンパンを抜いたような音とその後に漂う柚子のような匂いは、このトリックを小暮が試していたものだったのです。

「小五郎はBARにいる」のゲスト声優キャスト一覧の1人目は福井柚嬉役の篠原恵美さんです。篠原恵美さんは1963年8月8日生まれで長野県出身、81プロデュース所属の声優です。篠原恵美さんの主なアニメ出演作品は『美少女戦士セーラームーン』のセーラージュピター/木野まこと役、『 カードキャプターさくら』の観月歌帆役 、『魔術士オーフェン』のアザリー役、『古見さんは、コミュ症です。』の古見良子役などがあ ります。

「小五郎はBARにいる」のゲスト声優キャスト一覧の2人目薄田周史役の外谷勝由さんです。外谷勝由さんは1952年10月14日生まれで新潟県出身、プロダクション・タンク所属の声優です。外谷勝由さんの主なアニメ出演作品は『この青空に約束を― 〜ようこそつぐみ寮へ〜』の森本英夫役、『BLEACH』の四十六室役、『パズドラクロス』の老人役などがあります。

「小五郎はBARにいる」のゲスト声優キャスト一覧の3人目は岸浦実夏役の佐藤智恵さんです。佐藤智恵さんは1964年7月1日生まれで埼玉県出身、青二プロダクション所属の声優です。佐藤智恵さんの主なアニメ出演作品は『クレヨンしんちゃん』のボーちゃん役、『忍たま乱太郎』の二郭伊助役、『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』のムサシのハブネーク役、『妖怪ウォッチ』のカンチ、バクロ婆役などがあります。

小五郎はBARにいるのゲスト声優キャスト一覧の4人目は初村健策役の土田大さんです。土田大さんは1972年2月8日生まれで東京都出身、81プロデュース所属の声優です。土田大さんの主なアニメ出演作品は『オフサイド』の熊谷五郎役、『うさぎドロップ』の河地大吉役、『ポケットモンスター XY』のプラターヌ博士役、『進撃の巨人』のグリシャ・イェーガー役、『プラチナエンド』の星雅矢役などがあります。

小五郎はBARにいるのゲスト声優キャスト一覧の5人目は小暮紋平役の長嶝高士さんです。長嶝高士さんは1964年2月24日生まれで和歌山県出身、アーツビジョン所属の声優です。長嶝高士さんの主なアニメ出演作品は『イタズラなKiss』の入江重樹役、『イナズマイレブン』の陽花戸中校長役、『まじっく快斗』の白馬警視総監役、『鬼灯の冷徹』の閻魔大王役、『新あたしンち』のマスター、サトセン役などがあります。

「小五郎はBARにいる」後編の結末のあたりにおいて、『名探偵コナン』の本編に関わる事実が判明します。「小五郎はBARにいる」後編の結末で分かった伏線について考察します。

「小五郎はBARにいる」で警視庁の高木がジョディとコナンが居合わせた花見で起こったスリ事件について話すと、コナンは焦って飛び出しました。高木が話した内容は、スリ事件の関係者の1人である弁崎桐平が、以前ジョディが巻き込まれた銀行強盗事件で夫婦で人質になっており、弁崎の妻が強盗犯の命令でジョディの目や口をガムテープで塞いだということだったものの、実際には強盗犯の証言と相違があるというものでした。

強盗犯の証言では、知り合いがいない客に目や口をガムテープで塞がせる役をさせたということでしたが、弁崎は夫婦で人質となっていたため矛盾が生じるのです。事件後に弁崎を訪ねるとスリの事件を知らない上に、独身だと証言したのです。

その話を聞いたコナンはバーボン(安室透)とベルモットを思い浮かべて、弁崎桐平がバーボンであることに気づきました。スリ事件でコナンはジョディと赤井秀一に関わる話しをしており、赤井の情報が黒の組織に伝わってしまったかもしれないと思い、焦ったのではないかと考えられます。

弁崎になっていたバーボン(安室透)の狙いは、赤井が生きているのではないかと考え、ジョディに近づき証拠を集めることでした。そうとは知らず、コナンはジョディと赤いに関わる話しをしてしまったのです。焦って飛び出したコナンですが、バーボンはわざと隙を見せて様子をうかがっているのではないかと考え直し、平静を取り戻します。実際にバーボンはコナンを監視しながら、隙を見せることで相手の出方を探っていたのです。

ここからは、Twitterに投稿されている『名探偵コナン』の「小五郎はBARにいる」に関する感想や評価についてまとめてご紹介していきます。「小五郎はBARにいる」は読者や視聴者に注目されており、多くの感想や評価が寄せられています。

「小五郎はBARにいる」に関する感想や評価で小五郎のおっちゃんが麻酔銃で撃たれて眠らされ、「得体の知れない何かに体を乗っ取られ気分だ」と言っているのがかわいそうだというコメントが寄せられています。毛利小五郎は眠っているため、推理したことや犯人の動機について何も覚えていませんが、心の中にいるもう1人の自分が事件を全て解決していると思い込んでいます。

「小五郎はBARにいる」に関する感想や評価に珍しく小五郎のおっちゃん目線の話しで笑ったというコメントが寄せられています。「小五郎はBARにいる」の小五郎のおっちゃんが面白いというコメントが多く寄せられていました。

「小五郎はBARにいる」に関する感想や評価に「小五郎はBARにいる」は原作回でうれしいというコメントが寄せられています。『名探偵コナン』のアニメでは、原作回とアニメオリジナル回があり、「小五郎はBARにいる」は原作回です。『名探偵コナン』の原作回を楽しみにしている視聴者が多くいます。

いかがでしたか？青山剛昌さん原作の『名探偵コナン』の「小五郎はBARにいる」のあらすじ結末や犯人ネタバレを詳しく紹介しました。「小五郎はBARにいる」の犯人は小暮でした。トリックにはフィルムケースロケットを使っていたという結末でした。ゲスト声優にも注目して『名探偵コナン』の「小五郎はBARにいる」を再度ご覧になってみてはいかがでしょうか？