2018年03月24日公開
2018年08月29日更新
名探偵コナンのバーボンの正体は?安室透との違いや登場回までまとめ
大人気推理漫画『名探偵コナン』の人気主要キャラクターであるバーボン。名探偵コナンの黒の組織のメンバーであり、表の顔は私立探偵・安室透という顔を持つバーボン。今回はそんなバーボンの正体や安室透との違い、おすすめ登場回などを紹介していきます!
目次
『名探偵コナン』バーボンのプロフィールを紹介
バーボンとは、名探偵コナンに登場する『黒の組織』のメンバーです。容姿端麗で褐色肌と明るい髪色が特徴の29歳です。黒の組織の中では探り屋として活動していて、組織の『あの方』のお気に入りであるベルモットと行動することが多いです。また、表の顔は私立探偵で毛利探偵事務所の下にある喫茶店『ポアロ』でバイトをしています。
『名探偵コナン』バーボンの正体
『名探偵コナン』バーボンの正体は公安警察の降谷零だった
気になって調べてみたら、
— Shizu@コナン垢🇺🇸 (@shizu1006_1412) March 9, 2018
降谷零→警察庁警備局警備企画課(通称:ゼロ)
風見裕也→警視庁公安部
スコッチ→警視庁公安部
警察庁は国に属し警視庁は東京都に属すので、降谷さん(警察庁)が1番偉くて警視庁に命令ができる
警察庁警備局警備企画課も警視庁公安部も全部ひっくるめて"公安警察"
ややこし!! pic.twitter.com/q0XjoE02ms
黒の組織のメンバーとして活動しているバーボンですが、本当の姿は警察庁警備局警備企画課(通称:ゼロ)に所属する公安警察官だったのです。本名は降谷零と言い、故人となった警視庁捜査一課に所属していた伊達航や松田陣平とは警察学校時代の友人でもありました。階級などは明かされていませんが、警察学校在籍時は常に成績トップであった事や部下を引き連れている場面があることから、それなりの地位であることが分かります。
『名探偵コナン』バーボンはベルモットの秘密を知っている
@reihuruya0621
— みっちゃん🍎低 (@mickey1412akiri) July 29, 2017
RTありがと!😆
安室さん(バーボン)とベルモットだよ〜! pic.twitter.com/6Ku5U7IQiK
バーボンは『あの方』とベルモットの間に重大な関係があるという情報を握っています。その情報が黒の組織に知られたらベルモットの立場が逆転してしまう程の事実であると言われています。組織に知られてしまうと不利になるベルモットに対して、これを武器にして個人的な取引を行ったこともあります。また、バーボンが握っている情報はバーボン本人を消しても部下によってリークされるようになっているとバーボンが言っています。
『名探偵コナン』バーボンと赤井秀一の関係
『名探偵コナン』かつては組織に潜入するスパイ仲間だった
事あるごとにFBIの赤井秀一に敵対心を向けるバーボンですが、赤井秀一が組織に潜入していた頃から実力は認めるもののライバル視をしていました。また、赤井秀一がキールこと水無怜奈に殺害されたという情報を聞いても彼は信じませんでした。FBIが何か隠していると思い、赤井秀一に変装してFBIの周りに登場したりしてFBIのジョディや黒の組織を混乱させることも何度かありました。
『名探偵コナン』スコッチを失った恨みがある
赤井秀一がまだコードネーム・ライとして黒の組織にいたころに、バーボンとスコッチというメンバーと共に活動をしていました。とある事件をきっかけにスコッチが公安警察のスパイという事がバレてしまい自殺しようとしたスコッチを赤井は止めますが、バーボンの足音を追手の足音と勘違いしたスコッチは赤井が目を反らした隙に自殺してしまいました。
そういえば、スコッチの声も赤井さんや安室さんに負けず劣らずイケボだったなぁ…
— Shizu@コナン垢🇺🇸 (@shizu1006_1412) March 15, 2018
ヒゲ生やしてるのがダンディーでいい感じ
1番好きなのは赤井さんがスコッチに壁ドンするシーンです← pic.twitter.com/G11xmS1uZx
この件が原因でバーボンは赤井秀一やFBIを憎むようになります。赤井はこの件をのちに『彼のことはすまなかったと思っている』と言います。バーボンはスコッチが自殺したという事を自力で見抜きますが、詳細までには至ってません。また、バーボンは赤井秀一ほどの人物なら自殺も避けられたのではないかと言われています。
『名探偵コナン』バーボンと安室透の違い
『名探偵コナン』トリプルフェイスの違いは口調と目にあり
黒の組織のメンバー・私立探偵・公安警察の3つをこなすトリプルフェイスのバーボンですが、それぞれキャラクター性に少しずつ違いがあり、特に変化が分かりやすいのが口調や目・表情などにあります。表情はあまり参考にはならないかも知れませんが、目と口調は判別しやすいです。
安室透とバーボンの時の目が違うの凄いね😳
— 千尋@無言フォローすみません🙏 (@0at321811e0202w) March 18, 2018
さすが安室さん☺️#安室透 pic.twitter.com/ocLI35efgV
まず、バーボンの目の違いですが、安室透の時の目は虹彩部分がコナンや他の登場人物のように輝きのある虹彩の描かれ方をしています。ですが、バーボンや降谷零として行動するときは虹彩部分に輝きのない描かれ方をしています。この虹彩部分に輝きのない目は黒の組織のメンバーやFBI・公安警察のメンバーたちにも共通しています。
次に口調ですが、バーボンや安室透の時は一人称に『僕』を使用し、敬語を使います。安室透の時が一番穏やかな口調で話します。それと違い、降谷零の時は一人称に『俺』を使用し、少々荒い口調になります。また、表情は安室透の時は穏やかな表情が多いですが、バーボンや降谷零の時は少々険しい表情が多くなります。
『名探偵コナン』バーボン登場回その①ウェディング・イブ
『名探偵コナン』バーボンの初登場回
よくよく考えたらレストランのウェイターとして黒の組織の一員の初登場ってスゴい設定だよね!
— かっつん (@0718kf) August 21, 2014
まっこの頃はバーボンだと夢にも思わず昴か世良がそうだと思ってたけど!(笑)( ̄▽ ̄;) pic.twitter.com/9WmxEPxUPj
バーボンこと安室透の初登場回は原作75巻に収録され、アニメでは667話と668話で放送された『ウェディング・イブ』です。毛利小五郎の同級生の結婚を祝う会に参加していたコナンや小五郎たちですが、新婦が車の爆破に巻き込まれて死んでしまいます。捜査していく中で新婦が探偵を雇っていたことが判明しますが、その探偵とは会場のウェイターをしていた安室透でした。この事件をきっかけに小五郎の弟子入りを志願します。
『名探偵コナン』バーボン登場回その②漆黒の特急
『名探偵コナン』バーボンと灰原に迫る危機
バーボンが安室透であることが分かる、バーボンの登場回『漆黒の特急(ミステリートレイン)』は原作78巻に収録され、アニメでは701話~704話で放送されました。蘭の友人である鈴木園子の計らいでベルツリー急行に乗車したコナンや少年探偵団は列車内で行われる推理イベントに参加します。ところがイベントが始まる前に1人の乗客が殺害される事件が起こります。場所を同じくして灰原を狙った新たな事件も起きようとします。
ゼロの執行人でキッド絡むとしたら、すでにミステリートレイン編で灰原に変装してバーボンの安室さんに銃突きつけられてるから、キッドは安室さんの事どう思ってんだろってなる← pic.twitter.com/CcVovqPzK1
— もり@防衛部メスゴリラ (@dg5toto4) January 7, 2018
初登場回からこの登場回までにも度々登場しているバーボンですが、何かと探るような動きをしていることが多かったため『黒の組織のメンバーでは?』と思った方が多かったですが、この登場回でバーボンの口から黒の組織のメンバーであることが明かされます。また、その他にも赤井秀一とライバルであったことや、幼少期に灰原の母・エレーナとの面識があることも判明します。
『名探偵コナン』バーボン登場回その③ギスギスしたお茶会
『名探偵コナン』ゼロと盲腸がバーボンの正体の鍵
コナンがバーボンは味方なのではと思った登場回『ギスギスしたお茶会』は原作84巻に収録され、アニメでは770話と771話で放送されました。毛利小五郎は盲腸で手術のため入院した妻・英理の見舞いに杯戸中央病院にコナンと来ていました。そこでバーボンに出会う2人ですが、『ゼロ』という言葉に反応するバーボンは子供の頃のあだ名がゼロだったという話をしますが、そこで事件が起こります。
授業で酸化数の説明の時「単体の原子の酸化数はゼロ」「酸化数の総和はゼロ」って先生がゼロゼロゼロゼロゼロゼロゼロ言うから「ギスギスしたお茶会」のエレベーターのシーンが頭から離れないんじゃ!
— くりまろん🌰1月31日ユニバ!! (@akai_conan4869) May 2, 2017
「透けてるってことは何もないってこと、だからゼロ。」が頭から離れないんじゃ! pic.twitter.com/PO1N6sgous
この登場回で出てきた『ゼロ』はのちに、バーボンこと安室透の本名である降谷零の『零』の英語読みと所属している警察庁警備局警備企画課の通称名のゼロであることが判明します。また盲腸と揶揄される公安警察ですが、急性虫垂炎のことを盲腸と言い換えるシーンもあり、これもまたバーボンの正体が公安警察の者であるという伏線になりました。
『名探偵コナン』バーボン登場回その④緋色シリーズ
『名探偵コナン』赤井秀一・死の真相とバーボン
名探偵コナンの『赤と黒のクラッシュ』シリーズの伏線回収となった『緋色シリーズ』は原作84巻と85巻に収録され、アニメでは779話~783話で放送されました。FBI・ジョディの携帯に友人の澁谷夏子が重体という連絡が入ります。この事件は重要な内容ではありませんが、捜査の中でバーボンの正体が公安警察の者であるとコナンが確信するエピソードです。
緋色シリーズ何度見ても映画レベルの作画で素晴らしいね... pic.twitter.com/wmzLfGmhj1
— OWL (@shiraba) July 15, 2017
また物語後半では、赤井秀一の死亡後に現れた沖矢昴が赤井ではないかと勘繰っていたバーボンが部下を連れて沖矢のいる工藤邸に向かいます。事前にコナンによる策で沖矢昴=赤井秀一という事実は免れましたが、赤井が生きているという事がバーボンにバレてしまいます。また同時にバーボンも公安警察の者であるという事がコナンやFBIにバレてしまいました。
『名探偵コナン』バーボン登場回その⑤純黒の悪夢
『名探偵コナン』バーボンの正体が組織にバレる?!
今日は純黒の悪夢♥ pic.twitter.com/OAu11vdfQE
— なつきØコナン垢 (@conan_natuki) March 9, 2018
2016年に公開された第20作目の劇場版アニメ『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』でバーボンは映画初登場となります。公安警察に忍び込んだ誰かによってノックリストが黒の組織に漏れてしまいます。持ち出した人物の正体は黒の組織のメンバーであり、組織のNO.2ラムの腹心である『キュラソー』でした。キールと一緒に尋問を受けるバーボンですが、タイミングを見計らって逃走します。
黒の組織のジンやベルモットにスパイではないかと疑いがかかるバーボンでしたが、コナンの計らいなどによって難を逃れました。この映画は名探偵コナンの映画の中で一番アクションが激しく、黒の組織や警視庁・公安警察が勢ぞろいした映画でもありました。また、風見というバーボンの公安警察の部下も出てきます。
『名探偵コナン』バーボンは敵か味方か!今後に注目!
いかがだったでしょうか?ここまで、バーボンの正体・安室透との違いや赤井秀一との関係、バーボンが登場したおすすめの回を紹介してみました。今年公開される第22作目の劇場版アニメ『名探偵コナン ゼロの執行人』にメインキャラクターとして登場するバーボンですが、今回はコナンと対峙するような描写があります。本当は敵・味方どちらなのでしょうか?今後も『名探偵コナン ゼロの執行人』の最新情報を期待しましょう!
名探偵コナンは現在、原作者の青山剛昌先生が療養のために休載中です。まだまだバーボンの過去なども明かされておらず、その他の謎もたくさん残っていますので、青山剛昌先生の早いご復帰を願って名探偵コナンを応援していきましょう!