【名探偵コナン】萩原研二の声優は誰？登場回や出演作・他に演じたキャラは？

こちらの記事では『名探偵コナン』に登場したキャラクター・萩原研二をアニメで演じた声優の三木眞一郎さんのプロフィールや代表作・キャラクターについてご紹介しています。その前にまずは萩原研二が登場した作品『名探偵コナン』についてご紹介。作品概要やあらすじをおさらいしたい人はこちらの項目にも目を通してみてください。

• 作者：青山剛昌
• 出版社：小学館
• 掲載誌：週刊少年サンデー
• レーベル：少年サンデーコミックス
• 発刊期間：1994年5月号～連載中（2022年5月現在）
• 巻数：101巻（2022年5月現在）

『名探偵コナン』は漫画家・青山剛昌先生が1994年から週刊少年サンデーで連載されている推理漫画です。単行本は2022年5月現在で101巻まで発行されており、日本国内で発行された漫画の単行本数ランキングでも取り上げられている作品となっています。

またアニメも1996年から開始されており、26年以上に渡って放送されているご長寿番組として幅広い世代から愛されています。アニメの他に実写ドラマ化もされており、スペシャル番組として度々制作されています。他にも小説やゲーム、舞台など様々なメディア化がされており、現在も人気の衰えない作品の1つとして愛されています。

高校生探偵として有名な少年・工藤新一は、ある日幼なじみの少女・毛利蘭と遊園地に行った帰りに黒ずくめの男が怪しい取引をしている現場を目撃してしまいます。新一はそのことに気付いた男に後ろから殴られ気絶してしまいますが、その際にカプセル状の薬品を飲まされます。次に目が覚めた時、新一の体は小学生程の大きさになっていたのでした。

萩原研二は警視庁警備部機動隊の爆発物処理班に所属していた青年。警察庁警備局警備企画課の降谷零の警察学校時代の同期で、同じく同期の松田陣平とは幼なじみで親友の間柄でした。しかしある事件での爆弾解体中に爆発に巻き込まれ22歳の若さで死亡。

普段は軟派な性格をしていますが、事件の際には洞察力で犯人を見つけ出すといった頭脳も見せています。また原作では名前のみ登場していましたが、その姿が一番初めに披露されたのはアニメ放送となりました。原作ではFILE.1020「遺品」が初登場となっています。

萩原研二は明るく軟派な性格をしていますが、お年寄りを労る誠実な一面も持ちあわせているキャラクター。社交性も高く、降谷零の警察学校時代の同期の中では一番女性にモテていたというエピソードもあります。同期のキャラ達のことも「陣平ちゃん」「降谷ちゃん」と呼んでおり、広い交友関係を持っていました。降谷零のパソコンに保存されている警察学校時代の写真にも一緒に写っています。

降谷零の警察学校時代の同期として登場した萩原研二。学校を卒業した後は警視庁警備部機動隊爆発物処理班にスカウトされ就職します。萩原研二は父親の会社が倒産しており、その経験からはじめは「これは破滅への入り口なんじゃないか」という不安が沸き起こりスカウトの誘いをためらっていましたが、見えている道を進むのが自分らしさだと思い、爆発物処理班に入る決意を固めます。

しかし、ある事件でマンションに仕掛けられていた爆弾の解体中に犯人の手違いによって爆弾が爆発してしまい、その爆発によって死亡。相棒であり親友であった萩原研二を失った松田は、この事件をきっかけに爆弾魔への復讐を誓うことになります。

2022年に公開される映画の宣伝の一環として設けられた2021年のコナンカフェでは、『名探偵コナン』の作者・青山剛昌先生の直筆イラストが展示されていました。そのイラストには降谷零の警察学校時代の同期たちが描かれており、萩原研二の姿もありました。既に死亡しているキャラの頭には天使の輪が描かれていましたが、萩原研二だけなぜか2つ天使の輪がついていたことでファンの間で考察が広まっていました。

「どんな意味があるのか？」と様々な考察がされている萩原研二の天使の輪ですが、「萩原研二は生存しており、映画の中で死亡するという暗示」「白バイ警官"ホワイトエンジェルス"である萩原研二の姉の登場を意味している」「映画が『揺れる警視庁 1200万人の人質』のリメイクのため、萩原研二の死亡シーンをもう一度見ることになるから」といった意見が有力のようです。

• 愛称：ミキシン
• 誕生日：1968年3月18日
• 血液型：AB型
• 身長：180センチ
• 出身地：東京都
• 事務所：81プロデュース

アニメ『名探偵コナン』で萩原研二の声優を務めたのは声優の三木眞一郎さんです。三木眞一郎さんは『名探偵コナン』の萩原研二以外にも、アニメ『ポケットモンスター』のコジロウの声優やアニメ『BLEACH』の浦原喜助の声優、アニメ『銀魂』の坂本辰馬の声優なども務められている声優で、他にも多くのアニメキャラクターを演じられています。

最近では雑誌などで顔出しをする声優も多いですが、『名探偵コナン』のアニメで萩原研二の役を演じた声優・三木眞一郎さんはキャラのイメージを大切にしたいという理由で雑誌での顔出しを殆どされていない声優のひとりです。三木眞一郎さんは声優事務所の研究生時代から声を演じることについて真面目に取り組んでおり、分からないことがあれば講師に聞きにいくといった熱心な受講生だったそうです。

また礼儀正しい性格で、ご自身では少し引っ込み思案なところもあると語っています。趣味は車で、一時期はプロの体だーを目指していたとのことですが、天才的な走りをする選手などを目にして挫折した経験があるそうです。声優業に携わってからは、その大人な声質を生かして二枚目のハンサムキャラや頼りがいのあるアニキ系キャラなどを演じられています。

声優・三木眞一郎さんが演じたアニメキャラクター1人目は『ポケットモンスター』のコジロウです。主人公・サトシの相棒ポケモンであるピカチュウを手に入れようと付け狙う敵キャラクターです。登場回も多いキャラクターで、ポケットモンスターの物語では殆どの回に出演しているメインキャラクターのひとりです。はじめはナルシストなキャラでしたが、登場回を増すごとにお人好しなキャラに路線変更されています。

声優・三木眞一郎さんが演じたアニメキャラクター2人目は『BLEACH』の浦原喜助です。浦原喜助は表向きは"浦原商店"という駄菓子屋の店主を務めていますが、その実体は死神の援助を行っている闇商人。登場回では主人公の黒崎一護をサポートするキャラクターとして活躍しています。一見飄々としたマイペースな人物のように見えますが、相手を手のひらの上で転がすのが上手く要注意人物として警戒されています。

声優・三木眞一郎さんが演じたアニメキャラクター3人目は『銀魂』の坂本辰馬です。坂本辰馬は登場回でいつも「アッハッハッハッハ！」と豪快に笑っているのが印象的で、その姿からも分かるように楽天家で広い視野を持っているキャラクターです。出身地である土佐の言葉を使用しており、サングラスともじゃもじゃ頭が特徴的です。主人公・銀時の昔なじみで、攘夷志士四天王の１人として活躍していた過去を持っています。

声優・三木眞一郎さんが演じたアニメキャラクター4人目は『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』のロイ・マスタング。『鋼の錬金術師』のアニメは2003年版と2009年版がありますが、三木眞一郎さんが出演したのは2009年版のアニメとなっています。主人公の上官で、部下達には"マスタング大佐"と呼ばれています。かっこつけたがりな性格ではあるものの、実力を持つ心強い仲間として登場します。

声優・三木眞一郎さんが演じたアニメキャラクター5人目は『3月のライオン』の島田開。A級八段の棋士で、温和な性格やストレスに弱く胃痛持ちな人柄で多くのキャラクターたちに愛されています。宗谷名人が難聴に罹っていることを知っている数少ない人物であったり、後輩の面倒をよく見たりと人当たりの良い一面を見せています。

こちらの項目では『名探偵コナン』の物語で萩原研二が登場している回や作品をご紹介します。萩原研二の登場回1つ目はアニメの304話『揺れる警視庁 1200万人の人質』です。こちらの回の放送当時は原作では名前しか登場していなかった萩原研二ですが、アニメで初めてその姿が描かれました。

原作漫画でもアニメで使用されたキャラクターデザインが採用されています。この回では萩原研二が爆弾解除の最中に爆発によって死亡してしまい、この事件がきっかけとなって松田が萩原研二の仇として爆弾魔を追うことになります。

萩原研二の登場回2つ目は映画『ハロウィンの花嫁』です。こちらの映画は2022年に公開された作品で、萩原研二が死亡した爆弾魔事件とも関わりの深いエピソードとなっています。萩原研二は既に死亡しているので新たな活躍シーンはありませんが、回想シーンが多いため萩原研二が登場する割合も多くなっています。

萩原研二の登場回3つ目は『名探偵コナン』のスピンオフ作品『警察学校編』です。こちらの作品は『名探偵コナン』に登場するキャラクターの・降谷零の学生時代を描いた作品で、萩原研二は降谷零の同期として登場します。『名探偵コナン』の本編では死亡キャラのため登場回が少ない萩原研二ですが、『警察学校編』では降谷零をはじめとする様々なキャラクターとの掛け合いを見る事ができます。

ここからは声優・三木眞一郎さんがアニメで声を務めたキャラクター・萩原研二の警察学生時代の同期キャラクターをご紹介します。まず1人目は親友で幼なじみの松田陣平。萩原研二とは幼い頃からの友人で、警察学校でも同期として共に学び合った仲です。『名探偵コナン』では萩原研二の死をきっかけに爆弾魔を追うこととなりました。本編にも登場する佐藤刑事とは両思いのような描写があります。

萩原研二の警察学校時代の同期2人目は『名探偵コナン』の本編にも登場している人気キャラクター・降谷零。公安警察官として黒の組織に潜入しており、任務を円滑に進めるため、表の顔として私立探偵兼喫茶店の店員として働いています。本名は"降谷零"ですが、黒の組織では"バーボン"と名乗り、私立探偵としては"安室透"という偽名を使っています。

萩原研二の警察学校時代の同期3人目は同期組の班長・伊達航。萩原研二たちの警察学校では5人組の班を組むことになっており、成績の良さや身体能力の高さから萩原研二たち同期組の班長を務めていました。『名探偵コナン』の本編に登場する高木刑事の教育係だった人物で、名前が「わたる」同士ということもあり仲の良い先輩後輩でもありました。

萩原研二の警察学校時代の同期4人目は降谷零の親友・諸伏景光。萩原研二と松田陣平の関係と同じく、諸伏景光は降谷零と幼なじみの親友で、黒の組織に「スコッチ」として潜入していました。しかし公安のスパイということが黒の組織にバレてしまい拳銃自殺することになります。この時に赤井秀一が諸伏景光のことを救わなかったことがきっかけとなり、降谷零と赤井秀一の険悪な関係が出来上がります。

『名探偵コナン』のアニメで降谷零の学生時代の同期・萩原研二の声優を務めた三木眞一郎さん。ネットの感想では、萩原研二の声が人気キャラクターの声を幾つも担当してきた三木眞一郎さんに決まったことで喜ぶファンの姿が見られていました。他の同期組のキャストにも人気声優が起用されており、「豪華すぎる」と喜びの声があがっています。

またこちらの方の感想では、萩原研二をはじめとする同期組メンバーの声優が他のアニメのキャスティングと一緒だという感想をあげられています。1990年代のアニメ作品でも活躍していた大御所声優の共演に喜ぶファンも多いようです。

こちらの方は萩原研二というキャラクターに三木眞一郎さんがキャスティングされたことで、推しキャラになったという感想をあげられています。萩原研二は『名探偵コナン』の物語では殆ど登場しないキャラとなってますが、『名探偵コナン』のファンの間では人気キャラクターのひとりとして話題を呼んでいます。

以上、アニメ『名探偵コナン』で降谷零の警察学校時代の同期・萩原研二の声を務めた声優についてご紹介してきました。アニメで萩原研二の声を担当したのは『ポケットモンスター』のコジロウや『BLEACH』の浦原喜助の役を演じたこともある人気声優の三木眞一郎さんでした。『名探偵コナン』のアニメでは304話の「揺れる警視庁 1200万人の人質」、「警察学校編」、映画「ハロウィンの花嫁」などに登場しています。