【当て屋の椿】篝の残酷な死亡シーンは何話？誰に殺された？過去も考察

「当て屋の椿」に登場する篝とはどのようなキャラクターなのでしょうか？「当て屋の椿」に登場する篝は知的障害を持っている女性で、まるで幼い子どものように話し、喜怒哀楽を激しく表現する天真爛漫な性格をしています。そんな篝について、死亡するまでの経緯や過去のネタバレ、さらに怪しい子ども・孔雀との関係についてもご紹介していきます。

篝が登場する「当て屋の椿」の作品情報をご紹介していきます。「当て屋の椿」の作者は川下寛次先生で、「月刊少年エース」や「ヤングアニマル」などで作品を連載されています。「当て屋の椿」は「ヤングアニマル」で2007年から2020年まで連載され、その後WEBコミックとして「マンガPark」で連載が再開されています。そんな「当て屋の椿」は2022年5月現在までに17巻の単行本が1年に1巻程度のペースで刊行されています。

「当て屋の椿」のあらすじです。浮世絵師の鳳仙は本業の浮世絵が全く売れず、副業として描いていた春画絵師として生計を立てていました。そんなある日、春画のモデルになった女性が変死を遂げ、その娘の両親が嘆き悲しむ姿を見て鳳仙は娘の体から持ち去られたものを探そうととある場所を訪れます。鳳仙が訪れたのは探し物などを請け負う「当て屋」を営む椿という女性の元で、鳳仙と椿の探し物がこうして始まっていきました。

「当て屋の椿」に登場する篝のプロフィールをご紹介していきます。篝は椿の親友ですが、知的障害があり幼い子どものように話す事しかできません。しかし一方で、篝は右目を閉じると託宣を授ける事ができる能力を持っており、「吉原の巫女」として各方面の重役などに意見する事もありました。そして美しい容姿とありがたい託宣で吉原では有名人の篝は、椿にとっては妹のような存在ですが、年齢は篝の方が歳上と明かされています。

「当て屋の椿」に登場する篝はとても可愛らしいキャラクターで人気ですが、作中で残酷な最後を迎えます。そこで次はそんな「当て屋の椿」に登場する篝の死亡について、何話で篝が死亡したのかや、篝の過去についても詳しくネタバレ紹介していきます。

「当て屋の椿」の篝に関するネタバレ1つ目は、篝の死亡シーンが何話に描かれているのかです。篝の死亡シーンが何話という事ですが、ネタバレすると篝の死亡シーンは第79話天綱の最後でした。第79話で篝は、「顰に倣う黒ねずみ、月に喘げ」という託宣を最後に口にして、そのまま殺害されています。篝が死亡したのは第79話ですが、この時にはまだ椿と鳳仙は篝の死亡を確認していませんでした。

篝の死亡シーンが何話というネタバレの続きですが、篝の死亡を椿と鳳仙が確認したのは第80話でした。そこで椿は篝がまるで生花のような状態で死亡し、安置されている様子を目の当たりにします。両腕を切り落とされ、右足を切断された状態の篝は花の様で、椿はそんな篝の姿を見て「何流かね？」とポツリと呟きました。椿にとって篝は妹の様な存在で、そんな篝のあまりに残酷な姿に椿は静かに唇を噛み締めていました。

「当て屋の椿」の篝に関するネタバレ2つ目は、篝が誰に殺された？という事です。ネタバレですが、篝を殺したのは孔雀という子どもでした。孔雀は「あがほとけ」に登場した子どもで、花を売りながら手紙を配る仕事をしていました。孔雀には鈴懸という兄のような存在がおり、そんな鈴懸は「家族」と呼ばれる新興宗教のような団体で教祖のような役割を果たしており、鈴懸の託宣によって孔雀は行動を起こしていました。

そしてこの孔雀という子どもが数奇な病を患っていました。その病というのが、心の病で何人もの人格を持つ「多重人格」でした。そして孔雀は人格によって腕力なども変化するようで、人格によっては大の男も敵わないほどの力を発揮します。そして孔雀は後に判明しますが、「棕櫚（しゅろ）」という人格で篝を殺害し、篝の護衛についていた大男の日輪も瀕死の重傷を負わせていた事が分かっています。

「当て屋の椿」に登場する篝について、死亡シーンや殺害した犯人などをネタバレ紹介してきました。次はそんな悲しい最後を迎えてしまった篝について、どの様な過去を持つキャラクターなのかを詳しくご紹介していきます。大まかに判明しているのは主人公である椿とは幼少期からの知り合いで、まるで姉妹のように育ってきたという過去ですが、そんな篝はどこで生まれ、育ったのでしょうか？

「当て屋の椿」に登場する篝は流刑島の出身ではないかと言われています。これは篝の幼なじみである椿や竜胆、日輪が共に流刑島の出身である事から推測されています。流刑島には罪人ではない人も多く暮らしており、その村には「山巫女様」と呼ばれる少女がいました。山巫女様は篝のように託宣をする能力があり、村人から大切にされていましたが、篝のように右目を閉じるなどの特徴はなく、篝とは別人と考察されています。

前述したように村の山巫女様は篝と同じ能力がありますが、託宣する際の特徴が異なっていました。しかし流刑島にはもう1人託宣する人物がおり、それが「ハル」という少女でした。ハルは「いらない方」と言われ山に捨てられていたところを棕櫚やセリに救われました。ハルは捨てられる際に左目を縫われてしまっており、縫われた左目を開けて右目を閉じ、篝のように託宣する場面が描かれた事から、ハルを篝と考える人も多いようです。

山巫女様とハルの関係ですが、2人とも未来を視る事ができ、同じ位の年頃である事から、山巫女様とハルは双子ではないかと考察されていました。そしてハルの方は「いらない方」として山へ捨てられ、処分されましたが、山巫女様の方は村の神のような存在として大切に崇められていたのではないかと言われていました。そしてセリや棕櫚に拾われたハルは、椿や竜胆、日輪と共に育っていたのではないかと言われています。

「当て屋の椿」はドラマCD化も果たしていました。そんなドラマCD版「当て屋の椿」で、篝役を演じたのは西明日香さんです。西明日香さんは1988年2月10日生まれの兵庫県出身の声優です。そんな西明日香さんは2008年頃から声優として活動されており、2009年にはアニメ「けいおん！」に声優として初出演を果たしています。その後「ブラッククローバー」のミモザ・ヴァーミリオン役などで活躍されています。

ドラマCD版「当て屋の椿」で篝役を演じた声優・西明日香さんは、可愛らしい声が印象的な声優で、数々のアニメ作品などに出演されています。そこで次はそんな声優の西明日香さんがこれまでに出演された作品と、演じてきたキャラクターについて一部を抜粋してご紹介していきます。

• えびてん 公立海老栖川高校天悶部（金森羽片役）
• ハイスクールD×D（レイヴェル・フェニックス役）
• てさぐれ!部活もの（鈴木結愛役）
• 三者三葉（葉山光役）
• 魔法少女育成計画（たま役）
• ブラッククローバー（ミモザ・ヴァーミリオン役）
• 八男って、それはないでしょう!（エリーゼ・カタリーナ・フォン・ホーエンハイム役）
• 魔法科高校の優等生（アメリア＝英美＝明智＝ゴールディ役）

こちらは初めて作中のキャラクターの死でロスになったという方の投稿です。「当て屋の椿」に登場する篝は、椿の幼馴染というメインキャラクターで、そんな彼女の死は予想外の展開で多くのファンを驚かせました。そして篝という人気キャラクターがいなくなってしまった事で、ロスになったファンも多いようです。

こちらは「当て屋の椿」に登場する篝の死がショッキングだったという方の投稿です。「当て屋の椿」に登場する篝について、かわいらしく癒し系キャラクターである篝からは想像もつかない残酷な最後を迎えました。そんな篝の姿を見てショックを受けたファンも多いようで、篝の死はファンの心に深く刻まれているようです。

こちらは篝の死を目の当たりにした椿が泣かなかった理由として、「自分から流れ出ていい篝は一滴もない」と断言した事を挙げ、自身も好きなものに対し同じような気持ちを抱いたという方の投稿です。篝の死に直面した椿の様子について、涙せずに堪える姿を見て涙したファンも多いようで、椿と篝の絆が深い事が分かる印象的なシーンとなっているようです。

「当て屋の椿」に登場する篝に関するまとめはいかがだったでしょうか？「当て屋の椿」に登場する篝は、主人公・椿の幼馴染で、姉妹のような存在でした。そんな篝は右目を閉じる事で未来を予見する事ができ、その能力によって椿はいくつもの事件を解決していました。そんな篝ですが、結果的に孔雀という多重人格の子どもに殺されてしまいました。そして多くのファンは、篝の残酷な死に驚きと悲しみの声を寄せていました。