【BLEACH】アシドは仲間思いなアニオリキャラ！登場シーンや能力・声優は？

こちらの記事ではアニメ『BLEACH（ブリーチ）』に登場するキャラクター・狩能雅忘人（アシド）についてご紹介していきます。まずはその前にアシドが登場するアニメ作品『BLEACH』についてご紹介。BLEACHの作品概要や物語の簡単なあらすじを知りたい人は下記の項目もチェックしてみてください。

• 作者：久保帯人
• 出版社：集英社
• 掲載誌：週刊少年ジャンプ
• レーベル：ジャンプ・コミックス
• 発刊期間：2001年8月7日～2016年8月22日
• 巻数：全74巻
• アニメ放送期間：2004年10月5日～2012年3月27日
• アニメ話数：全366話

『BLEACH（ブリーチ）』は2001年から2016年の間に週刊少年ジャンプで連載されていた漫画作品。作者は久保帯人先生で、週刊少年ジャンプの増刊号・赤マルジャンプに掲載された読み切り漫画を元に連載版を作られています。『BLEACH』は日本国内だけではなく海外でも人気の作品となっており、コミック累計発行部数は1億2000万部を突破しています。

アニメ第1弾は2004年～2012年まで放映され、原作の内容とアニメオリジナルシナリオを加えた366話で完結となりました。また2022年10月からはアニメ第1弾の続編である『千年血戦篇』がアニメ化予定とされており、現在も多くのファンから愛されている人気作の1つです。

霊感の強い高校生・黒崎一護は、死神と名乗る少女・朽木ルキアと出会います。悪霊"虚"との戦いで負傷し動けなくなったルキアは、ピンチを切り抜けるため自身の死神の能力を一護に託します。ルキアから授かった死神の力でなんとかその場を切り抜けた一護でしたが、能力の譲渡の際に予定よりも多くの力を一護に渡してしまったルキアは、力が戻るまでの間、一護に死神の仕事を代行してもらうことにします。

アニメ『BLEACH（ブリーチ）』に登場するキャラクター・狩能雅忘人
（アシド）。アニメのオリジナルエピソード"メノスの森編"でルキアが出会う死神で、ルヌガンガによってメノスの森にオトされたルキアと出会います。

アニメでは過去の詳しいことは判明していませんでしたが、小説『Spirits Are Forever With You』で元護廷十三隊の十一番隊隊員であったことが判明しています。また原作には登場していませんでしたが、元々は久保帯人先生が原作漫画に登場させる予定であったという裏話も披露しています。

"メノスの森編"でルキアの同行者となったアシド。初登場時は虚の仮面を被り、毛皮の衣を纏い、足元は裸足という奇妙な出で立ちで登場しました。そんなアシドの正体は赤い髪を持つ、どことなく一護に似ている風貌の青年。ボロボロに使い古された死覇装からは彼がメノスの森に留まってから長い時が過ぎていることを物語っています。

アニメ『BLEACH（ブリーチ）』のオリジナルキャラクターとして登場したアシド。仮面の下の素顔はどことなく一護に似ていますが、その性格においても一護に似ている部分があります。アシドは『アシドがメノスの森に潜んでいる理由』でもご紹介しているように、メノスの森で朽ちていった仲間の死を無駄にしないため、1人でメノスの森に留まっています。

任務が終わればいつもの生活に戻ってもよかったものの、仲間の想いを継いで森に残ったアシド。その真っ直ぐな正義感と仲間を思う気持ちは、どことなく一護に似ています。またルキアとの別れの際にも、ルキアたちを逃がすため、自ら囮となります。アシドはアニメのオリジナルキャラクターとなっていますが、そんな仲間思いな性格がファンの心に刺さり、人気キャラクターの1人として名前が上がることも多いようです。

アシドは『BLEACH（ブリーチ）』の原作漫画には登場していない、アニメが初登場のキャラクターとなっています。しかし元々は原作者の久保帯人先生が漫画内で登場させようと考えていたキャラクターということが判明しています。

原作漫画の進行上、登場させる機会が流れてしまったためアニメに登場させたというエピソードがあり、小説『Spirits Are Forever With You』では護廷十三隊の十一番隊所属の刳屋敷剣八の部下であったことも記載されています。

アニメ『BLEACH（ブリーチ）』のオリジナルエピソード"メノスの森編"で登場したアシド。なぜアシドがメノスの森に滞在していたのかというと、その理由はメノスの森で死亡した仲間たちを思ってのことでした。アシドは数百年前、虚圏に逃げる虚たちを追って仲間たちと共にメノスの森に入りました。

仲間たちと共に虚の数を減らそうと奮闘するアシドでしたが、仲間は次々に死亡し、最後に残ったのはアシド1人となります。その後部隊に戻ることもできたアシドですが、虚との戦いで死んでいった仲間たちを置いて森を出ることを良しとしなかったアシドは、その後も1人で虚たちと戦い、仲間の想いを繋いで行くことを選んだのでした。

こちらの項目では、アニメ『BLEACH（ブリーチ）』に登場したオリジナルキャラクター・アシドの登場シーンや、能力・強さについて判明している部分をご紹介します。アニメオリジナルキャラということもあり、能力・強さについては不明な部分も多いアシドですが、彼についてもっと知りたいという人はチェックしてみてください。

アシドの初登場シーンはルキアがメノスの大群に襲撃されていたシーン。一護たちとはぐれ、1人きりになってしまったルキアはメノスの大群に襲われてしまいます。足場が悪く形勢不利となってしまったルキアですが、そこへ虚の面を被ったアシドが現れ、圧倒的な強さで敵を一掃しました。

アシドの登場シーン2つ目は『一護とルキアを逃がすシーン』です。仲間たちの思いを受け継いで、その強さで1人戦い続けてきたアシドでしたが、ルキアや一護たちと出会い一緒に地上へと戻る決意をしました。しかし、メノスの大群がアシドたちを追いかけてきたことによって、囮が必要となってしまいます。それを見たアシドは、一護とルキアを地上へと送るため、1人でメノスたちの相手をすることを選んだのでした。

アニメ『BLEACH（ブリーチ）』の"メノスの森編"で頼もしい強さを見せ、ルキアや一護たちの助けとなったアシド。その強さや仲間重いな一面から、アニメを見た視聴者からの人気を獲得したキャラクターとなりましたが、原作漫画でも登場する予定だったとされています。作者・久保帯人にとってもお気に入りのキャラクターアシドですが、原作の物語に登場させるタイミングがなかったため、アニメでの初登場となりました。

アシドの強さや能力は初登場でルキアを助けたシーンから見ても相当なものと判明していますが、始解していない状態でアジューカス級を倒したことを考えると、その強さは護廷十三隊の隊長並みであると予想されます。また十一番隊に所属していたことから、テクニカルな戦法をとるよりも、パワーで押し切るタイプなのではないかとも考えられます。アニメでは斬魄刀について描かれていなかったため、卍解などは不明となっています。

• 愛称：かせぽん
• 誕生日：1971年3月14日
• 血液型：O型
• 身長：170センチ
• 出身地：東京都
• 事務所：大沢事務所

加瀬康之さんはアニメ『BLEACH（ブリーチ）』のアシド役などアニメ声優としての出演以外に、洋画吹き替え声優としての声優活動もされています。下記で紹介しているアニメキャラの他に、洋画の声優としてはライアン・レイノルズさんやレオナルド・ディカプリオさんといった俳優の担当声優としても声をあてることが多い声優です。

• カンクロウ（NARUTO）
• 染岡竜吾（イナズマイレブン）
• 犀川創平（すべてがFになる）
• キューエル・ソレイシィ（コードギアス反逆のルルーシュ）
• 支倉未起隆（ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない）
• エイボン（ソウルイーター）
• スペイシーっち（たまごっち！）
• エミリオ・リビシ（機動戦士ガンダム00）
• グズマ（ポケットモンスター サン&ムーン）
• 那嘉神エル（カードファイト‼ヴァンガード）

アニメ『BLEACH（ブリーチ）』にオリジナルキャラクターとして登場したアシド。原作漫画に登場しないキャラクターにもかかわらず、人気キャラクターとして名前が上がることも多いようです。こちらのかたはアシドをモチーフとしてぬいぐるみを作られています。

こちらのツイートではアシドの再登場を願うコメントがされています。原作漫画では登場しないキャラクターのアシドですが、『BLEACH』の小説『Spirits Are Forever With You』ではアシドの設定が反映されているため、2022年10月から放送予定の『千年血戦篇』以降での再登場の可能性はゼロではないかもしれません。

"メノスの森編"で活躍を見せたアシド。最後は一護とルキアを逃がすため、身を挺して敵に立ち向かいました。その後、アシドを迎えに行くのかと期待したファンも見られましたが、アニメオリジナル回のエピソードということもあってか一護とルキアがアシドを迎えに行くシーンは描かれておらず「残念」という感想を持つファンの姿も見られました。

以上、アニメ『BLEACH（ブリーチ）』に登場するオリジナルキャラクター・アシドについてご紹介してきました。アシドはメノスの森で迷ったルキアを助けた味方キャラクターで、元々は護廷十三隊の十一番隊隊員でした。しかし仲間の死を無駄にしないために1人でメノスの森に残り、虚を倒し続けています。戦闘時の強さは護廷十三隊の隊長クラス並みとも考えられており、斬魄刀の能力は不明となっています。

声優は『NARUTO』のカンクロウや『イナズマイレブン』の染岡竜吾役を演じた加瀬康之さんが務められました。原作漫画には登場せず、アニメが初登場となったアシドですが、元々作者・久保帯人先生が原作漫画に登場させようとしていたキャラで、久保帯人先生にとってもお気に入りキャラの1人として描かれています。