2020年06月23日公開
2022年11月08日更新
【ブリーチ】バウントとは何者?アニメオリジナルキャラクターを一覧で紹介
『BLEACH(ブリーチ)』は2004年からアニメ化されました。アニメではオリジナルストーリーも放送されました。この記事で紹介するバウント篇とは『BLEACH(ブリーチ)』の尸魂界篇と破面篇の間に挿入されたアニメオリジナルストーリーです。バウント篇ではたくさんのオリジナルキャラが登場します。この記事ではバウント篇に登場するキャラクター一覧やバウントが使用するドールとは一体何なのかを紹介します。
ブリーチとは?
BLEACH(ブリーチ)の概要
『BLEACH(ブリーチ)』は2001年から週刊少年ジャンプで連載されていたバトル漫画です。2016年に全698話で完結しました。連載10周年の時には「原宿卍解祭」が開催された人気の作品で、週刊少年ジャンプの看板漫画でした。連載終了後も連載20周年を記念して千年血戦篇のアニメ化が決まりました。
BLEACH(ブリーチ)のあらすじ
『BLEACH(ブリーチ)』は主人公の一護がルキアという死神から力を半分もらい、死神代行として悪霊の虚(ホロウ)と戦うストーリーです。一護はルキアと共に現世で虚(ホロウ)を滅却していましたが、ある時ルキアの元に恋次と白哉が現れます。ルキアは一護に死神の力を与えたことで重罪人となっており、尸魂界に連行されてしまいました。一護はルキアを奪還するために死神と戦います。
ブリーチのバウントとは何者?ドールも紹介
バウントとは何者?
バウントとは『BLEACH(ブリーチ)』のバウント篇に登場するアニメオリジナルの敵です。滅却師のような特異体質の人間のことです。滅却師は虚(ホロウ)を消滅させる霊力を持っているだけなのですが、バウントの場合は魂魄を食べて生きます。魂魄を取ることで強い力を引き出すことができ、さらには寿命を伸ばして永遠と生き続けることができます。
喜助がまだ護廷十三隊で十二番隊隊長をしていた頃にその存在は発見されていましたが、実際にバウントが死神の前に姿を現したのはこれが初めてでした。そのためルキアでさえもバウントという人間の存在を知りませんでした。その正体は技術開発局が不死の魂魄の研究をしている時の事故によって偶然生み出されたものでした。
一部の死神しか知らない存在なので、喜助・京楽・浮竹・夜一・日番谷を中心として秘密裏に調査されていました。通常は死体から魂魄を奪うのですが、生きた人間から摂取するのはタブー視されていました。しかしアニメに登場したバウントは人間だけでなく死神や滅却師の魂魄までも食糧として奪おうとしました。
生きた人間が魂魄を吸われてしまうと体が消滅して砂のような状態になってしまいます。海外などでは吸血鬼ともいわれている存在です。
ドールとは?
ドールとはバウントが戦う時に使う武器です。死神の斬魄刀と同じようなもので、使う人によって能力が異なります。このドールという武器の設定もアニメオリジナルの設定です。ドールはバウントの思い通りに動かすことができ、紋章で行動を制御しています。また意志がはっきりしているので喋れるドールもおり、持ち主であるバウントと常にコンタクトを取ることができます。
ドールとバウントのどちらかが死亡すると灰になってしまいます。また、ドールは基本的にバウントに対して従順ですが、生命力が低下してしまうと指示に従わなくなってしまいます。また、バウントのいないビットと呼ばれるドールもいます。
ブリーチのバウントのアニメオリジナルキャラクター一覧
バウント一覧①狩矢神
狩矢神はバウントのリーダー格の人物で、ドールと融合しているため生身でも高い戦闘能力を持っています。野望のためなら手段を選ばず、芳野には好意を抱いている振りをして近づいたり、平気で仲間を見捨てます。尸魂界に侵入して瀞霊廷もろとも尸魂界を破壊しようと企んでいました。メッサーという風を操るドールを使います。
バウント一覧②相馬芳野
相馬芳野は、死神達の前に初めて現れたバウントです。歌うことで人間をおびき寄せて狩矢達と同様に人間から魂魄を吸い取り、強力な力を得ようとしていました。しかし夜一や一護によって阻止されてしまいます。本当は狩矢の企てを止めようとしており、宇田川から狙われた雨竜を助け出しました。ドールはゲーテという名前で炎を纏った黒い大男の姿をしており、炎を操ることができます。
バウント一覧③宇田川稜
宇田川稜は人間の事を食物と呼び、常に上から目線で傲慢な態度の男です。バウントが生物の中で最上位にいると思っているような言動が見られます。人間から魂魄を吸い取ることをなんとも思っておらず死神や滅却師のことも食物と呼び、「食物は喋るな」と言うこともあります。ただ狩矢の企てには反対していました。ドールはフリードという蛇で、鞭のように使ったり拘束することができます。
バウント一覧④鵬
鵬はドクロのキャップ帽を被ったおかっぱの少年です。見た目は子供なのですが、バウントなので魂魄を喰って長年生き続けています。すぐに死んでしまう人間のことは見下していました。しかしドールを消滅させられてしまったため最期は灰になってしまいます。グールという水を操るドールを使っており、双子の磐と一緒に使わなければコントロールすることができません。
バウント一覧⑤磐
磐は白いニット帽を被った少年です。鵬とは双子の兄弟で、鵬と同様に幼い姿をしていますが長年生きています。ギュンターと呼ばれるドールを使っており、鵬と息を合わせることでコントロールすることができます。
バウント一覧⑥古賀剛
古賀剛は大きいヘッドホンを首にかけている大男で、とても真面目なキャラクターです。最初は狩矢に従順な姿を見せていましたが、狩矢の行動に不信感を抱くようになります。戦う時はダルクという鉄球を操るドールを使っています。正義感の強い古賀とは違い残忍で非道な性格をしています。
バウント一覧⑦馬橋
馬橋は元々狩矢の野望に反対していた人物でした。しかし無理やり生きた人間の魂魄を摂取させられたことによって人格が変わって精神的に不安定になってしまいます。外見はオレンジの髪色が特徴的です。使用しているドールはリズといい、敵を洗脳させることができます。以前は一人しか洗脳できませんでしたが、魂魄を摂取した後は複数人を洗脳できるようになりました。
バウント一覧⑧ヨシ
ヨシは体術が得意で、ドールを使用することなくルキアを追い詰めるほどの強さがあります。残酷な性格をしており、目的のためには手段を選びません。狩矢の野望に興味はなく戦うために協力する戦闘狂でもあります。戦闘時は体術の他にニーダーという剣と扇のドールを使用して戦います。攻撃・防御共に優れた能力です。
バウント一覧⑨宇柿
宇柿は丸メガネをかけた七三分けのサラリーマン風の男です。手には常に白い手袋を着用しています。丸メガネを通してドールに指示を送ったり、様々なものを見たりすることができます。基本的には監視や情報収集などをしていました。ゲゼルというタロットカードのようなものを操るドールを使用しており、丸メガネを使って遠隔操作をすることができます。
バウント一覧⑩沢渡
沢渡は老人のバウントです。バウントは魂魄を吸収することで永遠の命を得ることができ、老いることはありません。しかし魂魄を大量に摂取しすぎると副作用として老化現象を引き起こすことがあります。沢渡はより強大な力を得るために魂魄を摂取しつづけ、杖が必要となるほど老いてしまいました。戦闘時はバウラという鮫の姿をしたドールを使い、異空間を操ることができます。
バウント一覧⑪ケイン
ケインは古賀が狩矢に協力するきっかけとなった人物です。ケインはかつて狩矢によって古賀に紹介されたバウントでした。2人は最初こそ険悪な仲でしたが、一緒に過ごしていくうちに互いを信頼するようになります。しかしドール召喚の反動によって死亡してしまいます。
ブリーチのバウントに関する感想や評価
バウント篇ってなんだ?
— けん。 (@KEN_m0w0m) June 11, 2020
この辺で原作に追いついちゃったのかな
『BLEACH(ブリーチ)』の原作漫画のファンの中にはバウント篇を知らないという方がたくさんいました。バウント篇の配信は限られており、dアニメストアなどで観ることができます。配信サービスによってはバウント篇などのアニメオリジナルストーリーだけ配信されていないこともあるので注意してください。
今NetflixでBLEACHを見返してるのですがバウント編がやたらと長すぎて涙流しながら見てます😭
— knife (@knife_mouja) June 10, 2020
『BLEACH(ブリーチ)』のバウント篇は賛否両論あり、設定は面白いのにストーリーが長すぎるという意見がありました。敵キャラのバウントとの戦闘も見どころがなかったと酷評されている方もいました。ただ、改造魂魄のりりん・之芭・蔵人は人気で原作にも出してほしいという声もありました。
アニオリの話嫌いじゃないけど面白くない
— 真 (@ogatakinoko) June 7, 2020
作画適当なのもあって尚更おもんない
原作の話と同じくらいの作画なら見る
バウントは面白かった
オリジナルストーリーは原作に関係なく作画が崩れやすいことが多いので酷評されやすいのですが、バウント篇は面白かったと評価している方もいました。バウント篇はストーリーに関しては賛否両論あるのですが、オープニングやエンディングはかっこいいと評判でした。
ブリーチのバウントまとめ
『BLEACH(ブリーチ)』のアニメオリジナルストーリーに登場するキャラクターであるバウントは、今までにない敵キャラでした。『BLEACH(ブリーチ)』のファンからは賛否両論あるストーリーですが、高評価している方もいるのでぜひ一度バウント篇を見てみてください。