【BLEACH】因幡影狼佐は護廷十三隊侵軍篇のアニオリキャラ！強さや能力は？

アニメBLEACH（ブリーチ）の護廷十三隊侵軍篇で初登場した因幡影狼佐。因幡影狼佐とは十二番隊で第7席を務めているキャラクターであり、護廷十三隊侵軍篇にしか登場しないオリジナルキャラクターです。アニオリキャラの因幡影狼佐は｢來空｣という斬魄刀を持ち、第7席最強の強さを有したキャラクターと評価されています。本記事ではそんな因幡影狼佐について能力の強さや活躍、アニメの声優などをまとめてご紹介していきます。

では因幡影狼佐の能力の強さや活躍、アニメの声優などをご紹介する前に、因幡影狼佐が登場するBLEACH（ブリーチ）についてご紹介していきます。BLEACH（ブリーチ）とは2001年から2016年まで｢週刊少年ジャンプ｣で連載されていた久保帯人の漫画作品です。漫画BLEACH（ブリーチ）は全世界の累計発行部数が1億部を超えるほど絶大な人気を博しており、これまでアニメ化やゲーム化、実写映画化などが行われています。

漫画BLEACH（ブリーチ）の主人公である黒崎一護は朽木ルキアという1人の少女と出会って｢死神｣の存在を知ります。その後黒崎一護は家族が｢虚｣という悪霊に襲われ、朽木ルキアから死神の力を授ります。朽木ルキアから力を貰った黒崎一護は｢虚｣を倒して家族を守り、死神の世界に足を踏み入れることになりました。BLEACH（ブリーチ）のシリーズはそんな死神となった主人公・黒崎一護の活躍を描いた作品となっています。

本記事で能力の強さや活躍、声優などをご紹介する因幡影狼佐とはBLEACH（ブリーチ）に登場するキャラです。因幡影狼佐は護廷十三隊の十二番隊で第7席を務めているキャラであり、緑と黄色で分かれた2色の長髪が特徴となっています。因幡影狼佐は十二番隊の技術開発局断界研究科課長を務め、作中で護廷十三隊に反乱を起こしました。そんな因幡影狼佐は護廷十三隊侵軍篇のアニオリキャラであるため、原作漫画には登場しません。

BLEACH（ブリーチ）のアニメにしか登場しない因幡影狼佐は護廷十三隊の十二番隊に所属しているものの、死神ではありません。その正体は由嶌欧許という人物が作った改造魂魄となっています。由嶌欧許とは元々十二番隊で技術開発局に所属していたキャラクターであり、改造魂魄の開発者として知られています。過去の由嶌欧許は改造魂魄開発の罪を尸魂界の上層部に問われ、地下管理棟の｢蛆虫の巣｣へ幽閉されてしまいました。

この時護廷十三隊へ復讐心を抱いた由嶌欧許は因幡影狼佐という改造魂魄を作り、精神と復讐心の義魂丸を移植しました。またこの時由嶌欧許は自制心の義魂丸を移植した改造魂魄の九条望実も作ります。その後由嶌欧許は因幡影狼佐と九条望実を合体させ、｢蛆虫の巣｣からの脱出を図りました。そして因幡影狼佐は由嶌欧許の全てを受け継ぎ、改造魂魄の研究で作り出した隊長格の霊骸と共に護廷十三隊へ反旗を翻しました。

因幡影狼佐の生みの親である由嶌欧許は体力が弱く、学生時代に周囲からバカにされていました。また改造魂魄の研究で｢蛆虫の巣｣へ幽閉され、由嶌欧許は自分を認めてくれない周囲に復讐を誓います。そんな復讐心の塊である由嶌欧許を受け継いだ因幡影狼佐は護廷十三隊を倒し、尸魂界を破壊することを目的に活動しています。しかし由嶌欧許の自制心である九条望実が反発し、由嶌欧許と因幡影狼佐の目的は失敗に終わってしまいます。

因幡影狼佐は生みの親の由嶌欧許が優秀であったため、非常に優れた頭脳を持っています。しかし由嶌欧許は自身の才能を周囲に求めて貰えず、孤独こそが強さだと考えるようになりました。そのため由嶌欧許を受け継ぐ因幡影狼佐は慇懃無礼で傲岸不遜な性格をしており、常に自分が一番だと考えています。アニメBLEACH（ブリーチ）の作中で因幡影狼佐は上司の涅マユリを慕いながら、裏で見下す性格の悪い姿を見せていました。

ここからはアニメBLEACH（ブリーチ）に登場する因幡影狼佐の能力の強さや活躍、最後についてご紹介していきます。因幡影狼佐は由嶌欧許の改造魂魄であるものの、｢來空｣という斬魄刀を所持しています。｢來空｣とは杖から両刃の薙刀に変化する残魄刀であり、空間をコピーする右回転と空間を復元する右回転で敵の攻撃を跳ね返す能力を持っています。その強さは凄まじく、護廷十三隊の隊長格の攻撃を全て無効化してしまいました。

アニメBLEACH（ブリーチ）の作中で因幡影狼佐は由嶌欧許の野望を引き継ぎ、霊骸を率いて反乱を起こします。この反乱で因幡影狼佐は護廷十三隊を混乱状態にし、総隊長の山本元柳斎重國と対峙します。その際因幡影狼佐は斬魄刀の｢來空｣を使って｢流刃若火｣を跳ね返し、最強の山本元柳斎重國に重傷を負わせました。山本元柳斎重國をいとも簡単に破った活躍を見ると、因幡影狼佐の強さは第7席で史上最強といえるでしょう。

アニメBLEACH（ブリーチ）の作中で山本元柳斎重國を破った因幡影狼佐は九条望実を拉致し、由嶌欧許の姿を取り戻します。しかし由嶌欧許となった因幡影狼佐は｢仲間｣の強さを持った黒崎一護に敗北し、自身の隊長格の霊骸や九条望実に反発されてしまいます。九条望実の反発で由嶌欧許の因幡影狼佐は力を失います。そして因幡影狼佐は黒崎一護に斬られて九条望実と共に消滅し、由嶌欧許の復讐劇が終わることになりました。

ではここからはアニメBLEACH（ブリーチ）で因幡影狼佐を演じた声優についてご紹介していきます。アニメBLEACH（ブリーチ）で因幡影狼佐を演じた声優は日本の男性声優である古川登志夫です。因幡影狼佐を演じた古川登志夫とは1946年の7月16日に栃木県で生まれた男性声優であり、青二プロダクションに所属しながら活動しています。元々古川登志夫は俳優として芸能界に入り、1975年頃からテレビドラマで活動していました。

俳優として活動する中で古川登志夫は1974年のアニメ｢ゼロテスター｣に出演し、声優デビューを飾りました。その後古川登志夫は翌年の1976年にアニメ｢マグネロボガ・キーン｣で主人公の北条猛役に抜擢され、一躍大ブレイクすることになりました。そんな古川登志夫はベテラン声優として2022年4月現在も第1線で活躍しており、これまで数多くの人気キャラクターを演じています。

• 1979年のアニメ｢機動戦士ガンダムシリーズ｣：カイ・シデン役、ジョブ・ジョン役
• 1981年のアニメ｢うる星やつら｣：諸星あたる役
• 1984年のアニメ｢北斗の拳シリーズ｣：シン役
• 1987年のアニメ｢ドラゴンボールシリーズ｣：ブルー将軍役、ピッコロ役
• 2001年のアニメ｢ONE PIECEシリーズ｣：ポートガス・D・エース役
• 2002年のアニメ｢キン肉マンⅡ世｣：キン肉マン役
• 2018年のアニメ｢第6作版ゲゲゲの鬼太郎｣：ねずみ男役

アニメBLEACH（ブリーチ）に登場する因幡影狼佐に関する感想では因幡影狼佐が好きといった感想が多く寄せられていました。確かに因幡影狼佐はアニメBLEACH（ブリーチ）の敵役です。しかし因幡影狼佐は悪役らしさと渋さが両立した容姿や第7席最強の強さを兼ね備えている魅力満点のキャラクターとなっています。この魅力から因幡影狼佐はBLEACH（ブリーチ）シリーズのファンに高い人気を博しています。

アニメBLEACH（ブリーチ）に登場する因幡影狼佐に関する感想では本体の由嶌欧許がかっこいいといった感想も多く寄せられていました。因幡影狼佐は少し年老いた中年のキャラクターです。しかし因幡影狼佐の本体となる由嶌欧許は非常に容姿がかっこよく、アニオリの中でトップクラスのイケメンとなっています。このかっこいい容姿から因幡影狼佐は本体の由嶌欧許も非常に高い人気を博しています。

アニメBLEACH（ブリーチ）に登場する因幡影狼佐に関する感想では完全体の斬魄刀が強いといった感想も多く寄せられていました。因幡影狼佐の斬魄刀｢來空｣は未完成であり、由嶌欧許となることで本当の斬魄刀に変化します。由嶌欧許の斬魄刀は｢墨月暈｣といい、因幡影狼佐の｢來空｣と九条望実の｢退紅時雨｣の2つの能力が融合しています。その強さは最強クラスであり、敵のどんな攻撃も無限に吸収して跳ね返すことが可能となってます。

本記事ではアニメBLEACH（ブリーチ）に登場する因幡影狼佐について能力の強さや活躍、声優などをご紹介しました。アニメにしか登場しない因幡影狼佐は黒崎一護の｢仲間｣の強さに負け、消滅してしまいました。しかし因幡影狼佐は山本元柳斎重國に重傷を負わせた存在であるため、アニオリキャラで最強といえます。なのでもし因幡影狼佐がBLEACH（ブリーチ）の原作に登場しておれば、恐ろしい強敵となったことでしょう。