【BLEACH】バウント篇のあらすじは?面白くない・つまらないと言われる理由も考察

こちらの記事ではアニメ『BLEACH(ブリーチ)』の"バウント篇"についてご紹介しています。バウント篇のあらすじや感想・評価について知りたい人はこちらの記事をチェックしてみてください。またバウント篇に対しての「面白い」という意見と「面白くない」「つまらない」という意見についてもまとめています。「原作派でバウント篇を見ようか迷っている」「面白くないという評価が多くて見るのを悩んでいる」という人は参考にしてみてください。

【BLEACH】バウント篇のあらすじは?面白くない・つまらないと言われる理由も考察のイメージ

目次

  1. バウント篇とは?
  2. バウント篇のあらすじをネタバレ
  3. バウント篇が面白くない?面白い・つまらないと言われる理由を考察
  4. バウント篇に関する感想や評価
  5. バウント篇まとめ

バウント篇とは?

BLEACH(ブリーチ)の作品情報

こちらの記事ではアニメ『BLEACH(ブリーチ)』の『バウント篇』のあらすじや視聴者の評価についてご紹介していきます。その前にまずは『バウント篇』が放送されたアニメ『BLEACH』についての作品情報と物語のあらすじをご紹介していきます。『BLEACH』についておさらいしたい人はこちらの項目にも目を通してみてください。

BLEACH(ブリーチ)の概要

  • 作者:久保帯人
  • 出版社:集英社
  • 掲載誌:週刊少年ジャンプ
  • レーベル:ジャンプ・コミックス
  • 発刊期間:2001年8月7日~2016年8月22日
  • 巻数:全74巻

『BLEACH(ブリーチ)』は漫画家・久保帯人先生が手掛けた剣戟バトル漫画。人気漫画雑誌・週刊少年ジャンプで連載され、2000年代の週刊少年ジャンプの人気タイトルの1つとして親しまれました。コミックシリーズ累計発行部数は1億2000万部を突破し、2022年10月からは『千年血戦篇』のアニメ放送も予定されています。

BLEACH(ブリーチ)のあらすじ

強い霊感を持つ少年・黒崎一護は、黒ずくめの着物を着た少女・朽木ルキアと出会います。ルキアは自分のことを"死神"だと言い、虚と呼ばれる悪霊と対峙しますが、一護を守る為重傷を負ってしまいます。そんなルキアの代わりに彼女の死神としての力を貸し与えられ、目の前の虚と戦うことになった一護。無事虚を倒しますが、ルキアの死神の力を回復するのには時間がかかるため、一護が代わりに死神として虚と戦うことになります。

バウント篇はアニメオリジナルエピソード

アニメ『BLEACH(ブリーチ)』に登場するバウント篇。不老不死の力を持つ"バウント"と呼ばれるキャラクターが登場するこのバウント篇は、原作には描かれておらず、アニメのみのオリジナルエピソードとなっています『BLEACH』のアニメでは第64話~第109話までの間に放送され、全46話構成となっています。

バウント篇では主人公の黒崎一護をはじめ、原作でも登場することの多い滅却師・石田雨竜や護廷十三隊が活躍しますが、他にもバウント篇のアニメオリジナルキャラクターも多く登場しており、原作派の間では「面白い」という意見と「面白くない」「つまらない」という意見に分かれているようです。

TVアニメ「BLEACH 千年血戦篇」公式サイト

バウント篇のあらすじをネタバレ

バウント篇のあらすじ

ソウル・ソサエティから戻って来た一護たち。しかし息つく暇もなく浦原喜助の作った改造魂魄のりりんたちが始めたゲームに参加させられることになります。そのゲームには"バウント"と呼ばれる不老不死の生物たちへの対策という目的があったのでした。そして街に到来したバウントは上質な霊力を持つ滅却師・石田雨竜を付け狙い、彼の魂魄を我が物にしようと企みます。

バウントとは?

ネタバレ①バウントの武器はドール

アニメ『BLEACH(ブリーチ)』のバウント篇に登場するアニメオリジナルキャラクターの"バウント"。BLEACHに登場する死神たちは斬魄刀を駆使し戦いますが、バウントたちは"ドール"と呼ばれる武器で戦います。ドールは通常時は日用品や装飾品の形をしていますが、バウントの合図によって本来の姿に変化します。

またドールにはそれぞれ人格があり、使用者の生命力が低下すると命令を無視したりすることもあります。バウントとドールは一心同体の存在で、どちらかが死亡・破壊されると、その対となっている者も灰となってしまうという特徴を持っています。バウント篇で登場したバウントとドールは下記のような組み合わせとなっています。

  • 狩矢神…ドール名:メッサー、形状:剣、能力:風、雷
  • 相馬芳野…ドール名:ゲーテ、形状:腕輪、能力:炎
  • 宇田川稜…ドール名:フリード、形状:首飾り、能力:蛇
  • 鵬/磐…ドール名:グール/ギュンター、形状:ペットボトルのキャップ、能力:水
  • 古賀剛…ドール名:ダルク、形状:鉄球、能力:蜘蛛
  • 馬橋…ドール名:リズ、形状:首飾り、能力:敵を操る
  • ヨシ…ドール名:ニーダー、形状:扇子、能力:剣・扇
  • 宇柿…ドール名:ゲゼル、形状:眼球、能力:影
  • 沢渡…ドール名:バウラ、形状:鯨、能力:空間操作

ネタバレ②バウントは実験により生まれた?

アニメ『BLEACH(ブリーチ)』のバウント篇に登場する種族"バウント"。吸血鬼とも言われるこの種族はソウル・ソサエティの一角で誕生しました。ソウル・ソサエティでは不死の魂魄を創る実験をおこなっていましたが、その実験過程での失敗作として生まれたのが"バウント"です。死神の魂魄を元にして創られたため、バウントの見た目は死神と似たものとなりました。

ネタバレ③狩矢と蘭島の関係

アニメ『BLEACH(ブリーチ)』のバウント篇の中心人物となるバウントのリーダー格・狩矢と元技術開発局の蘭島。物語の中では蘭島は技術開発局から外れていますが、バウントが創られていた頃には研究員としてバウントに関わっていました。

しかし「吸血鬼」と言われ迫害されていたバウントたちを見て、蘭島は彼らを保護しようと決めます。一方ソウル・ソサエティではバウントという存在を無かったものにしようとする動きが活発化し、バウントたちを排除していきます。

その中で蘭島は少しでも被害を減らそうと死神たちの襲撃からバウントを逃がしますが、その時蘭島が助けることができたのが狩矢でした。狩矢が持っていた紋章はその時蘭島から貰ったもの。しかし自分を助けてくれた蘭島にも牙をむいたところを見ると、バウントたちが死神に持つ恨みは根深いものだったことが分かります。

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バウント篇が面白くない?面白い・つまらないと言われる理由を考察

バウント篇が面白いと言われる理由

アニメ『BLEACH(ブリーチ)』の物語の1つ"バウント篇"。こちらはアニメ独自のオリジナルエピソードとなっていますが、「面白い」という意見と「面白くない」「つまらない」という意見に分かれています。そんなバウント篇の感想で「面白い」と評価した人の感想には下記のようなものがあがっています。

  • バウント篇オリジナルのキャラが良い
  • 竜弦と雨竜の距離感の描き方が良い
  • 一護の人間性を感じられる
  • 戦闘シーンがちゃんと作られていて面白い

バウント篇が面白くない・つまらないと言われる理由

理由①長いストーリー

アニメ『BLEACH(ブリーチ)』のバウント篇を見た人の間では「面白い」という評価が多く上がっている一方で、「面白くない」「つまらない」という評価も頻繁に見られています。そんなバウント篇が面白くない・つまらないと言われている理由の1つがストーリーの長さ。

バウント篇はアニメ版のみのオリジナルストーリーですが『バウント篇』と『バウント 尸魂界・強襲篇』を合わせると46話も使われています。そのため、尸魂界篇の朽木白哉を倒した後の展開を早く見たいという原作ファンからは、バウント篇の物語・あらすじが長すぎるという印象を持たれてしまったようです。

理由②久保帯人の監修がない?

アニメ『BLEACH(ブリーチ)』のバウント篇の物語・あらすじが面白くない・つまらないと言われる理由2つ目は『BLEACH』の原作者・久保帯人先生の監修がないというもの。漫画を原作とするアニメは、原作との物語に破綻が出ないように原作者の監修が入ることが多いです。

しかしアニメ『BLEACH』のバウント篇では久保帯人先生の監修が入っておらず、アニメ『BLEACH』のオリジナル回で唯一久保帯人が納得の評価を見せなかった章となっています。ネットの感想でも「バウント篇は原作キャラのイメージと違う」という酷評を受けることもあるようです。

理由③尸魂界篇と破面篇の帳尻合わせだった?

アニメ『BLEACH(ブリーチ)』が面白くない・つまらないと言われている理由3つ目は『尸魂界篇と破面篇の帳尻合わせの展開』です。原作版『BLEACH』では尸魂界篇で石田雨竜が滅却師の力を失い、その後破面篇で復活する展開となります。しかしアニメオリジナルエピソードのバウント篇は尸魂界篇と破面篇の間の話のため、物語を円滑に進める為に石田雨竜の滅却師の力を復活させる必要がありました。

そのため、アニメ版では滅却師の力が復活したりまた消えたりと忙しい展開となっています。そういった不自然なつじつま合わせがあったことから、原作を読んでいる『BLEACH』ファンからは「面白くない」「つまらない」といった評価を受けることも多いようです。

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バウント篇に関する感想や評価

アニメ『BLEACH(ブリーチ)』のオリジナルエピソードとして制作されたバウント篇。アニメ版の中では一番初めに作られたオリジナル回となっています。どの作品でも原作には無いアニメオリジナルエピソードは酷評される傾向がありますが、「『BLEACH』はアニメのオリジナルエピソードも面白い」という感想も多いので、原作派の人も一度視聴してみてはいかがでしょうか?

「アニメオリジナルエピソードなのに長い」「キャラの性格が原作と違う」という意見も多いバウント篇ですが、視聴者の中には感情の描き方が丁寧で良かったと評価されている人も見られています。原作者の久保帯人先生が監修していないため、本来の『BLEACH(ブリーチ)』の作風と違う部分もありますが、アニメ好きの人であれば楽しめるストーリーとなっているかもしれません。

アニメ『BLEACH(ブリーチ)』のアニメオリジナルエピソード・バウント篇は全46話。大抵のアニメでは1クール12話のため、バウント篇は約4クール分の内容となっています。原作の進行具合もあり長期放送となったバウント篇ですが、原作に無いアニメオリジナルエピソードを約1年間放送したことに驚きを見せる『BLEACH』ファンの姿も見られています。

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バウント篇まとめ

以上、アニメ『BLEACH(ブリーチ)』で放送されたアニメオリジナルエピソード"バウント篇"のあらすじや、視聴者の感想・評価をご紹介してきました。バウント篇はソウル・ソサエティで創り出された"バウント"と呼ばれる吸血鬼のような生命体をメインとした物語。

「面白い」という意見も見られる一方、キャラの設定が杜撰であったり、原作者・久保帯人さんの監修を受けていないことから「面白くない」「つまらない」という意見もあり、賛否両論の章となっているようです。アニメオリジナルエピソードでありながら約4クール分の放送期間だったことから、アニメ派の『BLEACH』ファンからは印象的な物語として記憶に残っているという感想が多くあがっていました。

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