【月が導く異世界道中】 深澄澪（みお）はドMな蜘蛛ヒロイン！強さや声優は？

ごく平凡な五人家族の高校生・深澄真が、異世界の女神から召喚されたことを機に物語がスタートした漫画『月が導く異世界道中』。本作では主人公・真を支える従者・深澄澪(みお)が登場しています。ここからは、澪と巴・真との関係やかわいい魅力、アニメ声優などをまとめていくのでぜひご覧ください。それではまず澪が登場する漫画・アニメ『月が導く異世界道中』の作品情報から見ていきましょう。

『月が導く異世界道中』とは、あずみ圭さんによる異世界ファンタジー小説です。アルファポリスにて2015年6月より小説を原作とした漫画が刊行され、2021年7月7日からは同名タイトルにてテレビアニメが放送されました。2021年時点ではシリーズ累計発行部数が200万部を突破する人気作品となっています。

ここでは『月が導く異世界道中』のあらすじを簡単にまとめていきます。物語はごく平凡な五人家族の高校生・深澄真が、突如として異世界の女神にヒューマン(異世界の人間)を救う勇者として召喚された時から始まります。しかし、真は女神から異世界の果てへと放り捨てられるという、あまりにもひどい仕打ちを受けてしまいました。女神は美しい容姿のヒューマンだけを救い、醜い容姿の魔族を嫌悪するヒューマン偏重主義だったのです…

『月が導く異世界道中』に登場する深澄澪(みすみみお)とは、かつて捕食という形で空間を削り取る能力を使って暴れ回っていた「災厄の黒蜘蛛」と呼ばれる魔獣です。本編序盤にて真に襲い掛かったものの返り討ちにされて以降は、真の第二の従者として活動しています。また、真の従者になる直前の戦闘では、迎撃してきた真の痛撃と真の血を好むという一風変わった嗜好を見せていました。

『月が導く異世界道中』に登場する深澄真と澪は主従関係にありました。澪は今でこそお淑やかそうな外見をしていますが、本来の姿は黒く巨大な蜘蛛です。真と主従契約を結んだことでその外見に変化が生じています。また、主従契約というのは力関係において上位の者の姿に近づくとされていることから、ヒューマンである真の姿に似た澪の方が真の被支配者となります。

『月が導く異世界道中』に登場する深澄巴と澪は、真の従者仲間です。澪が真に襲い掛かった際は巴もその場にいました。そして、巴は真に黒蜘蛛姿の澪に向けてある程度攻撃を放ち、攻撃を食らわせ続ければ帰っていくと伝えています。しかし、予想外にも真による痛撃に快感を覚えた澪は「もう離さない」と言って真を気に入ってしまいました。しかも真は気絶状態にあります。

そんな澪に対して主従契約を結ぶように提案したのが巴でした。それ以来、巴と澪は真の従者仲間として真のサポートに徹していますが、ドラゴンである巴と黒蜘蛛である澪は互いに相性が悪いのか、たびたびいがみ合っています。しかし、真の従者として尽力するという二人の目的においては一致しているため、真が危機に陥ったり何かを成し遂げようとしたりする時は二人とも見事に連携し合っていました。

『月が導く異世界道中』の深澄澪は真の第二の従者であり、その正体はかつて空間を削り取る能力を使って世界中で暴れ回っていた「災厄の黒蜘蛛」という魔物でした。一見すると恐ろしい存在ですが、黒蜘蛛から人間の姿になってからは本来の性格や言動により魅力的なキャラクターとなっています。そこで、ここからは澪の魅力を2つ紹介していくため、ぜひ漫画やアニメをご覧になる際に参考にしてください。

1つ目に紹介する深澄澪(みお)のかわいい魅力は「ドMな性格」です。澪のドMっぷりは真との関わり合いおいて見ることができます。まず、真から攻撃を受け続けたのにも関わらず、その時の痛撃に快感を覚えたというエピソードから分かる通り、初登場時からドMの兆候がありました。

その後、真のことが大好きなキャラクター筆頭として常に真に寄り添っていますが、次第に黒蜘蛛状態では見ることの叶わなかった、真からのツッコミを食らって喜ぶというドＭっぷりを発揮するようになっています。

2つ目に紹介する深澄澪(みお)のかわいい魅力は「蜘蛛ヒロイン」です。ヒロインの一人に巴もいますが、もう一人のヒロインである澪の場合は巴よりもヒロインらしいキャラクターと言えるでしょう。それは真のことを一途に思う姿から窺い知ることができます。

また澪は蜘蛛の魔物ですが、その蜘蛛をヒロイン化している点もまた魅力の1つだと言えます。なぜなら、近年は「蜘蛛キャラブーム」が到来しており、『東方project』の黒谷ヤマメや『Yes!プリキュア5』のアラクネア、『鬼滅の刃』累の姉、『蜘蛛ですが、なにか？』の主人公などかわいく描かれている女性キャラが多く登場しているからです。それによって「蜘蛛＝かわいい」という印象が広まっていると考えられます。

『月が導く異世界道中』の深澄澪(みお)は、初登場時から真の攻撃を受けて快感を得たり、真からのツッコまれると喜びに露わにしたりするなど変人っぷりが際立っていました。しかし、その普段の行動や言動に反して、シリアスシーンや戦闘シーンではとても頼りになる存在となっています。なぜなら、澪は作中トップクラスの強さを誇るからです。では、どの程度の強さなのか？ここからは澪の強さと能力に迫ります。

先に澪が真から受けた痛撃に快感を覚えたことに触れました。さらに、黒蜘蛛として活動していた澪は、空腹によってあらゆる物を食い続けて恐れられていた魔物でもあります。

そもそも澪が真の攻撃を受けても倒されなかったのと、あらゆる物を食い続けることができたのには澪が持つ能力が関係しています。その能力というのが、あらゆる物を飲み込んでしまう「吸収・解析」です。実際に無尽蔵の魔力を持つ真の攻撃を吸収し続けているため、ほぼ無敵の能力と言っても過言ではありません。

やはり、空腹時は記憶を無くして暴れ回っていたというエピソードから分かり通り、人間の姿になった澪は食べることが大好きだったために食べ歩きを趣味にしていました。さらに、澪は主である真に料理を食べさせたいという思いから、料理を習うようになっています。

しかし料理を習い始めた当初、澪の料理は見た目と味が最悪で、とても食べられるものではありませんでした。ところがその後、真に美味しいと思ってもらうことに腐心して試行錯誤していった結果、料理の腕をみるみる上達させていきます。

澪は「災厄の黒蜘蛛」と呼ばれていたことから分かる通り、一度空腹により暴れると誰も止めることができないほど凶暴かつ強大な力を持った魔物でした。では、どの程度の強さを持つのか？澪の強さについては、真と巴、そして澪の3人がツィーゲの冒険者ギルドにて冒険者登録をおこなったタイミングで明らかになっています。

その時にレベルを測定しているのですが、なんと澪のレベルは1,500でした。これは冒険者ギルドにおける最高レベルです。つまり、澪は強さにおいて全冒険者の頂点に立つ存在ということになります。ちなみに、もう一人の従者でありヒロインでもある巴はレベル1,320となっているため、ステータス値だけ見ると澪の方が巴よりも強いです。

ここまで深澄澪(みお)の「ドMな性格」や「蜘蛛ヒロイン」といったかわいい魅力や、澪の強さ・能力を紹介してきました。やはり、澪は真に美味しいと言ってもらうために料理を勉強してメキメキと料理の腕を上げていくなど、真との関わり合いにて個性が引き立っていると言えるでしょう。では、アニメ『月が導く異世界道中』にて、そんなかわいい澪を演じた声優は誰なのか？ここからは澪を演じたアニメ声優を紹介していきます。

• 名前：(きとうあかり)
• 愛称：あかりん
• 生年月日：1994年10月16日(27歳)
• 出身地：愛知県名古屋市
• 職業：声優、歌手
• 所属事務所：ラクーンドッグ

アニメ『月が導く異世界道中』にて深澄澪(みお)の声を担当した声優は、声優事務所「ラクーンドッグ」所属の鬼頭明里(きとうあかり)さんです。鬼頭明里さんはアニメ『六畳間の侵略者!?』の藍華真希役にてデビューを果たした声優で、2014年から声優としてアニメやゲームのジャンルを中心に活動しています。

• 2015年～：クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(メアリー 役)
• 2016年～：タイムボカン24(カレン 役)
• 2016年～：タブー・タトゥー(アリヤバータ 役)
• 2016年～：僕だけがいない街(ヒロミ 役)
• 2017年～：ようこそ実力至上主義の教室へ(堀北鈴音 役)
• 2017年～：徒然チルドレン(飯島香奈 役)
• 2018年～：ウマ娘 プリティーダービー(セイウンスカイ 役)
• 2019年～：鬼滅の刃(竈門禰󠄀豆子 役)
• 2020年～：地縛少年花子くん(八尋寧々 役)
• 2021年～：魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編(メッチェン・アミック 役)

それでは最後に『月が導く異世界道中』の深澄澪(みお)について寄せられたネット上の感想や評価を紹介していきます。どうやら、澪は真との関わり合いで時折見せるかわいい表情や、シリアス・バトルシーンでありながらも普段と変わらない言動・行動による癒され要素が好評のようです。それでは、ここから澪について寄せられた感想や評価をご覧ください。

『月が導く異世界道中』に登場する深澄澪(みお)のかわいい魅力に関する感想や評価があがっています。こちらでは、真のことが好きすぎる澪の表情が「かわいい」と好評です。同時に澪のさまざまなかわいい表情がアップされているので、同じく澪のかわいい要素に魅力を感じている方はかわいい表情の画像をチェックしてみると良いかもしれません。

『月が導く異世界道中』に登場する深澄澪(みお)のイラストや巴との関係に関する感想や評価があがっています。こちらでは澪がヒーローポーズを取るイラストがアップされており、その澪の姿が「あざとかわいい」と好評です。普段、クールな澪だからこそ、そのかわいいギャップに魅力を感じるのかもしれません。

また、ヒロインである巴が真の記憶を閲覧したことで知った時代劇の存在に影響を受けていることから、もう一人のヒロインである澪が何から影響を受けているのかに注目されているようです。これを機に真との関わり合いによって、澪が彼からどのような影響を受けたのかに注目してみると良いでしょう。

『月が導く異世界道中』に登場する蜘蛛ヒロイン・深澄澪(みお)と巴に関する感想や評価があがっています。どうやら、『月が導く異世界道中』の人間以外に厳しい世界という物語設定によって、巴と澪の魅力が引き立っていると感じているようです。

確かに、シリアスパートでの巴と澪はいつも通りの行動と言動を取っており、それが主人公である真の心の支えになっていると言っても過言ではありません。『月が導く異世界道中』は主人公の敵勢力によって描かれるシリアス要素と、巴と澪によって描かれる癒しの要素がバランスよく成り立っているのでしょう。

『月が導く異世界道中』に登場するかわいいドMな蜘蛛ヒロイン・深澄澪(みお)について、巴や真との関係、強さ、アニメ声優とまとめてきましたがいかがでしたか？澪はヒューマン偏重主義である女神によって、ヒューマンと言葉が話せずに過酷な環境へと追いやられてしまった真を支える重要なキャラクターでした。

ドMな性格をした蜘蛛ヒロインといった個性的なキャラではあるものの、真に対する一途な思いや時折見せる照れた表情などが、読者・視聴者に「かわいい」と好評です。これを機に『月が導く異世界道中』をご覧になった際はぜひ澪の魅力に注目してみてください。