【月が導く異世界道中】深澄巴は無敵の蜃!人の姿になった経緯や分体も解説

2021年6月時点でシリーズ累計発行部数が200万部を突破した人気小説『月が導く異世界道中』。本作は主人公・深澄真とその従者たちが、クズノハ商会を通して異世界のさまざまな人々と関わっていく物語が描かれています。当記事では、深澄真の従者の一人であり、上位竜・蜃という正体の持ち主でもある深澄巴を紹介。『月が導く異世界道中』の巴が人の姿になった経緯やその正体、かわいい分体について見ていくのでぜひご覧ください。

【月が導く異世界道中】深澄巴は無敵の蜃!人の姿になった経緯や分体も解説のイメージ

目次

  1. 月が導く異世界道中の深澄巴の正体は無敵の蜃
  2. 月が導く異世界道中の深澄巴が人の姿になった経緯や分体
  3. 月が導く異世界道中の深澄巴と深澄真の関係
  4. 月が導く異世界道中の深澄巴のアニメ声優
  5. 月が導く異世界道中の深澄巴に関する感想や評価
  6. 月が導く異世界道中の深澄巴まとめ

月が導く異世界道中の深澄巴の正体は無敵の蜃

『月が導く異世界道中』の深澄巴はヒロインの一人であり、主人公・深澄真の第一の従者です。その正体は「無敵の蜃」という二つ名を持つ上位竜・蜃ですが、そもそも異世界における上位竜とは神に近い存在として畏怖の念を覚えられるような存在でした。ここでは、そんな蜃こと巴が人の姿になった経緯やかわいい分体、真との関係を紹介していきます。それまでまず、『月が導く異世界道中』の作品情報からご覧ください。

月が導く異世界道中の作品情報

月が導く異世界道中の概要

『月が導く異世界道中』とは、あずみ圭による異世界ファンタジー小説です。イラストはマツモトミツアキが担当しています。本作はアルファポリス「第5回ファンタジー小説大賞」読者賞を受賞しており、2021年6月時点でシリーズ累計発行部数が200万部を突破した人気作となっています。その人気を皮切りに、2021年7月7日から9月22日にかけて『月が導く異世界道中』というタイトルでテレビアニメが放送されました。

月が導く異世界道中のあらすじ

ここでは『月が導く異世界道中』のあらすじを簡単にまとめていきます。物語は主人公・深澄真が突如として異世界へ召喚されたのを機にスタートしました。一男二女というごく平凡な五人家族の高校生だった真でしたが、なぜか異世界のヒューマンを救う勇者として召喚されたのです。ところが、召喚者である女神は真を見て「顔が醜い」と評価。その結果、真は勇者ではなく忌まわしいゴミとして異世界の果てに捨てられてしまい…

深澄巴のプロフィール

『月が導く異世界道中』に登場する深澄巴(みすみともえ)とは、真の第一の従者です。その正体は「無敵」の二つ名を持つ上位竜・「蜃」で、霧に関する能力を持っています。ツィーゲの冒険者ギルドで測定したレベル数値は1320(2回目は1340)。真を始めとした亜空メンバーが住む空間は、巴の霧の結界能力を応用して作られたものです。さらに、相手の記憶を直接閲覧したり物理的に保存したりすることができます。

TVアニメ『月が導く異世界道中』

月が導く異世界道中の深澄巴が人の姿になった経緯や分体

『月が導く異世界道中』の深澄巴は真の第一の従者であり、従者となって以降は真をサポートし続ける重要人物でもありました。ここからはそんな深澄巴が人の姿になった経緯やかわいい分体について解説していきます。

深澄巴が人の姿になった経緯

霧を操る上位竜・「蜃」という正体を持つ深澄巴は、元々竜の姿をしていました。真と契約したことにより人の姿となっているのですが、果たしてどういった経緯で真と契約することとなったのでしょうか?まず、巴と真の出会いは、巴が「蜃」として棲みついていた神の山“神山”を真が訪れたことがきっかけとなっています。

真は「無敵の蜃」という二つ名で知られる巴こと蜃の生贄になる予定だった、ハイランドオークのエマを助けるべく、神山を訪れて巴と対峙します。そして、先に蜃が真に攻撃を仕掛けたことにより蜃(巴)VS真という構図で戦闘が開始しました。蜃は無敵を冠する上位竜でありながらも、レベル1ながら月詠命から付与された加護により圧倒的な強さを得ていた真に手も足も出ませんでした。

そこで、蜃は奥の手として精神攻撃をおこないます。精神攻撃は相手の記憶を読み取って幸福な記憶の幻影を見せ、過去に溺れさせるというものです。蜃はその過程で真が異世界召喚者であることを知りました。蜃にとって真が住んでいた別の世界の記憶は全てが未知で新鮮なもの。その結果、蜃は好奇心によって真を排除すべき敵から興味対象へと認識を改めることとなります。

結局、蜃と真の戦いは真の勝利で終わりを迎えました。そして、決着が付いたタイミングで蜃の方から真に「互いの関係を宣誓してさまざまな恩恵を得る特殊魔法」、つまり力関係に応じて能力強化と制約が付与されるといった主従契約を結ぶことを提案。真は記憶を閲覧されて弱みを握られたこともあってこれを承諾します。

こうして、二人の間に支配(蜃2:真8)という関係が成り立ちました。そして、この支配の関係が蜃が人の姿となった理由に関係しています。というのも、支配の関係は立場が下の方が上の方の姿に引きずられるからです。そして、蜃は契約後にヒューマンである真の姿に近い姿へと変貌します。

深澄巴の分体がかわいい

無敵の蜃という二つ名を持つ上位竜という正体を持つ巴は、なんといってもその凛々しさが魅力です。巴は真の記憶を閲覧したことを機に時代劇が好きになっており、侍のような性格に変わり言葉遣いも侍のようになりました。そのため、敵を前にすれば圧倒的な強者の雰囲気を纏った侍となります。そんな凛々しい巴ですが、実は幼い一面も持ち合わせています。

それというのが、巴が小さくなった分体です。分体は10歳くらいのかわいい女の子で、亜空内の雑用全般を担当しています。巴の分身的存在といっても良い分体ですが、巴の人格までもが投影されているわけでないため、性格や言葉使いが異なりそれらはかわいい見た目相応のものです。

そのため、真に対する接し方は忠誠心に篤く凛々しい巴ではなく、普段は忠実な臣下といった物腰ではあるものの時折悪ガキのような言動をしていました。そして、本編では基本的に亜空内の雑用全般を担当していたため、本筋に絡むことはないキャラだと思われていましたが、のちにあるエピソードにて分体が消滅してしまうという事件が起きてしまいます。

それを境に真の性格や行動が変化しているため、分体の存在はかなり重要だと言えるでしょう。その事件というのが、亜空の商品を売り出すために呼び寄せていたヒューマンの冒険者が、亜空内の武器商品を強奪しようとして荷物の中の指輪が爆発したというものでした。それに分体が巻き込まれてしまったのです。

真にとって分身的存在とはいえども長らく共に過ごしてきた分体の死はショックが大きく、深い悲しみに暮れることとなりました。その後、巴が分体を新たに出現させていますが、別の人格となっており当初のかわいい分体の面影はなくなっています。そこで、以前のかわいい分体に名前を付けていなかったことを後悔した真は、新たに出現させた分体に「コモエ」と名付けました。

Thumb【月が導く異世界道中】あらすじをネタバレ!登場キャラクターや担当声優も紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

月が導く異世界道中の深澄巴と深澄真の関係

元々竜の姿をしていた巴は、深澄真との主従契約を結んだことにより人の姿へと変化しました。その後、巴は真の新たな従者となった澪や識と共に真のサポートに徹しているのですが、果たして巴と真は普段どのように接しているのか?ここからは、巴と真の関係に迫っていきます。

深澄真のプロフィール

『月が導く異世界道中』に登場する深澄真(みすみまこと)とは、本作の主人公です。異世界に来る前は両親と姉・妹の五人の家族と平凡な日々を送っていました。実は、のちに深澄真の両親が異世界出身であり、ケリュネオンという国の貴族と神官であったことが判明しています。そして、両親が主人公が住んでいた世界を訪れる際に女神と契約を結んでいました。その契約により異世界へと呼び出されたのが深澄真です。

深澄巴と深澄真の関係

先に上位竜・蜃という正体を持つ巴が人の姿になった経緯として、深澄真と主従契約を結んだとお伝えしましたが、二人の関係について簡単に言うと、真の第一の従者が巴となります。従者となった巴は真と行動を共にすることとなりますが、巴は従者の割に遠慮のない態度で真と接していました。ただ、巴が閲覧した真の記憶が影響している部分があるため、この気さくなところは真の好みのヒロイン像に合わせていたりするのかもしれません。

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月が導く異世界道中の深澄巴のアニメ声優

生まれた時から異世界の上位存在として君臨していたからか、巴は主である真に対して的確なアドバイスを送ったり注意したりと頼もしい存在でした。そんな凛々しい姿が魅力的な巴ですが、時代劇が大好きだということで水戸黄門の真似事をするという面白い点もまた魅力の一つとなっています。では、アニメ『月が導く異世界道中』にて巴の声を担当した声優はだれなのか?ここからは巴のアニメ声優について見ていきましょう。

佐倉綾音のプロフィール

  • 名前:佐倉綾音(さくらあやね)
  • 愛称:あやねる、あーちゃん
  • 生年月日:1994年1月29日(28歳)
  • 出生地:東京都渋谷区恵比寿
  • 職業:声優
  • 所属事務所:青二プロダクション

アニメ『月が導く異世界道中』にて深澄巴の声を担当したのは、声優事務所「青二プロダクション」所属の声優・佐倉綾音(さくらあやね)さんです。佐倉綾音さんはアニメ『超劇場版ケロロ軍曹 誕生!究極ケロロ 奇跡の時空島であります!!』にてデビューを果たした声優で、2010年からアニメやゲームのジャンルを中心に活動しています。

テレビアニメ初出演作は『オオカミさんと七人の仲間たち』で、初主演は『夢喰いメリー』のメリー・ナイトメア役です。2018年には第12回声優アワードにて助演女優賞・パーソナリティ賞を受賞しています。また、現所属事務所「青二プロダクション」に所属する前は、声優事務所「アイムエンタープライズ」に所属していました。

佐倉綾音の主な出演作品や演じたキャラ

  • 2011年~:夢喰いメリー(メリー・ナイトメア 役)
  • 2012年~:PSYCHO-PASS サイコパス(霜月美佳 役)
  • 2013年~:東京レイヴンズ(大連寺鈴鹿 役)
  • 2013年~:ハイスクールD×Dシリーズ(ギャスパー・ヴラディ 役)
  • 2014年~:ご注文はうさぎですか?(ココア 役)
  • 2015年~:やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。シリーズ(一色いろは 役)
  • 2016年~:僕のヒーローアカデミア(麗日お茶子 役)
  • 2016年~:レガリア The Three Sacred Stars(レナ・アステリア 役)
  • 2017年~:キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series(ティー 役)
  • 2019年~:五等分の花嫁(中野四葉 役)

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月が導く異世界道中の深澄巴に関する感想や評価

「無敵の蜃」という正体を持つ『月が導く異世界道中』の深澄巴に関する感想や評価があがっています。こちらでは、巴を「水戸黄門かぶれしたキャラが最高」と高く評価しているようです。巴は基本的に凛々しいキャラですが、時代劇のことになるとキャラが一変します。そのギャップもまた巴の魅力の一つとなっているのかもしれません。

「無敵の蜃」という正体を持つ『月が導く異世界道中』の深澄巴に関する感想や評価があがっています。どうやら、この方は「無敵の蜃」という正体を持つ上位竜・巴の強さには納得がいくものの、「災厄の蜘蛛」という正体を持つ黒蜘蛛・澪の強さには納得がいっていないようです。

確かに巴の正体が上位竜であるため、相応の強さを持っているのには納得がいくかもしれません。一方、澪の正体は蜘蛛であるため、なぜ蜘蛛が上位竜という上位存在と互角の強さを持っているのか、その理由が曖昧です。さらに、その強さの源となっている可能性のある空腹という状態も説明されていないため、謎に包まれていました。

「無敵の蜃」という正体を持つ『月が導く異世界道中』の深澄巴に関する感想や評価があがっています。こちらでは、巴の分体が「癒し系」と言われていることから、かわいい魅力を高く評価しているようです。やはり、そんなかわいい分体が殺されて消滅したという事実にショックを受けているのが窺えます。また、分体の健気に頑張る姿がかわいいようなので、興味のある方は健気に頑張るかわいい分体の様子をチェックしてみてください。

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月が導く異世界道中の深澄巴まとめ

『月が導く異世界道中』の深澄巴について、正体や人の姿になった経緯、深澄真との関係、かわいい分体などの情報を交えてまとめてきましたがいかがでしたか?今でこそ人の姿を取ってかわいい分体を生み出す巴ですが、元々は「無敵の蜃」という二つ名を持つ上位竜・蜃でした。そして、深澄真との主従契約によって人の姿となっています。これを機に『月が導く異世界道中』をご覧になった際はぜひ深澄巴に注目してみてください。

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