【はじめの一歩】武恵一がかっこいいと人気！一歩戦やファイトスタイルを考察

武恵一がかっこいいと高い人気を獲得していて、そのファイトスタイルなども注目されています。地味な試合に見えますがボクシングの面白さが詰まった一戦としてファンからも高い評価を獲得しています。ここでは『はじめの一歩』の基本的な情報をまとめます。

累計発行部数9600万部を突破するメガヒット漫画『はじめの一歩』は長年連載されている長期連載作品で、圧倒的な人気を獲得しています。ボクシングの面白さを伝える作品として多くの名言を生み出していることでも知られています。

『はじめの一歩』は『週刊少年マガジン』の看板漫画でテレビアニメも三度製作された作品となっています。業界内外で高い評価を獲得していて、第15回講談社漫画賞少年部門を受賞するなどストーリー構成やボクシング描写など数多くのことが絶賛されていました。ボクサーにもファンが多く、本作をきっかけにボクシングを始めた人も少なくありません。

幕ノ内一歩はいじめられっ子であり、ボクシングというスポーツを知ったことでその人生が大きく変わりました。鴨川ジムにプロボクサーを目指すために入会し、そこで生涯のライバルとなる天才ボクサー・宮田一郎に出会うことになります。

武恵一のプロフィールを見ていきましょう。武恵一は元日本フェザー級1位であり、福岡県出身のボクサーです。妻と一人息子と共に三人で暮らしていますが、息子が病気になったために伊達英二とのタイトルマッチを中止したことがあります。伊達英二と同世代の選手として長年フェザー級に留まっていて、その戦歴は30戦を超えている大ベテランです。幕ノ内一歩と戦うまではダウンの経験がありませんでした。

武恵一の戦績やファイトスタイルは一歩の中でもかなり特殊です。生涯戦績34戦22勝15KO11敗1分と浮き沈みの激しい戦績ですが、勝利の数から考えるとKO勝が多いことを鷹村守は指摘していました。一歩との戦いまではダウン経験が一度もないというタフさを持っていて、クリンチや場外戦術を多用しながらも確かなテクニックによって相手を倒す強かなファイトスタイルを持っています。

ここでは武恵一と一歩の試合をネタバレ紹介をしていきましょう。武恵一の名言や引退はファンにも注目されていて、一歩をも追い詰めたベテランの戦術はボクシングの面白さを表す名試合となっています。

武恵一と一歩の試合のネタバレ①は『武恵一と一歩の試合』です。武恵一と一歩の試合は当初の予想通り、一歩がダウンを奪って試合を優勢に進めました。しかし、徐々に武恵一が引き出しを開け始めてクリンチで一歩の強打は封じられてしまいます。さらにショートアッパーの連打で徐々に弱っていき一歩は思いもよらない苦戦を強いられていきます。

武恵一と一歩の試合のネタバレ②は『武恵一はその後引退した？』です。一歩は経験の差を基礎の積み重ねを発揮して逆転します。武恵一のクリンチよりもより低く潜りこみ、縦回転のパンチで武を追い詰めて壮絶なKO劇を見せました。そしてすべてを出し切った武はボクサーを引退していきました。

武恵一と一歩の試合のネタバレ③は『武恵一の名言』です。武恵一の名言はベテランとしての名言を数多く残していて、それはかっこいい名言の数々だとファンにも好評を博していました。

武恵一は病気を抱えた子供がいたために一度目のタイトルマッチを中止しました。そのことで子供は『強いチャンピオンから逃げた』といじめられてしまい、病気が完治した後も心に大きな傷を抱えました。武はその時の子供の痛みが忘れられず、幕ノ内一歩と打ち合う覚悟を決めていました。その時言ったこのセリフと気迫は取材に来た飯村を戦慄させました。

一歩との壮絶な打ち合いの中でその圧倒的な破壊力を見ても、武は決して引くことはありませんでした。それは息子の前だからであり、最初から一歩と打ち合いになっても命を懸けて打ち合いを続けるつもりだったのです。『父親』の強さが分かる名言で一歩もこの覚悟の前に大苦戦を強いられました。

ここでは『はじめの一歩』の武恵一の必殺技をみてきましょう。武恵一の必殺技は圧倒的な技やパワーはありませんが、ベテランとして多くの引き出しを持っています。その引き出しから繰り出される技の数々は日本フェザー級では敵なしだった幕ノ内一歩をも倒す寸前にまで追い詰めたほどでした。

武恵一の必殺技①は『ショートアッパー』です。このショートアッパーが武恵一にとってはサンデーパンチといえる技でした。クリンチで相手との距離を潰し、縦回転のショートアッパーで攻撃するという予想外の攻撃を見せました。クリンチなどを『蜘蛛の糸』だとすればショートアッパーは『蜘蛛の牙』であり、タフな一歩でもダウン寸前にまで追い詰められるほどダメージを与えました。戦績でKOが多いのもこの技があるからです。

武恵一の必殺技②は『クリンチ』です。クリンチは武恵一の最大の武器でもあり、様々な方法でのクリンチを見せました。武恵一のクリンチは相手の動きを止めるだけでなく、腕をつかんだり、ショルダーで顔を勝ちあげたりすることでより優位に試合を進めることができます。さらに一歩対策として一歩の膝を伸ばしきることでパワーを半減させる狙いがあり、一歩の強打を殺してショートアッパーにつなげるコンビネーションを見せました。

武恵一の必殺技③は『サウスポー』です。サウスポースタイルは一歩の弱点を見極めたうえで見せた戦法であり、ジャブを打ち落とすためにサウスポースタイルに変更していました。一歩相手には周囲の予想以上に通用していて、試合のリズムを崩されて序盤のペースを握られてしまいました。序盤はこのサウスポーとクリンチで一歩のリズムを乱すだけ乱しきった後に、ショートアッパーの連打でじわじわとダメージを与えました。

ここでは『はじめの一歩』の武恵一に関する感想や評価などを見ていきましょう。武恵一は一歩の対戦相手としては異質の存在になっていて、そのファイトスタイルや生き様はファンにも絶賛されています。そのため『はじめの一歩』の武恵一に関する感想や評価はネット上でも数多く見つけることができます。

武恵一の強さも話題になっていて、ファンが魅了されています。ネット上には『弱さの中にこそ強さがある。例えば武恵一は弱かっただろうか？』という声や『実際は勝つこともできた老獪なベテランボクサー。強かな戦術とそれを実行する勇気、そして息子に見せた漢の背中がかっこよくて大好きです。』という声、『あと武恵一みたいな強さもけっこう好き』という声が挙がっています。

武戦は人気の高い一戦として知られています。ネット上には『久々にはじめの一歩読んでる。地味だけど一歩vs武戦は面白い』という声や『はじめの一歩読み返してるけどやっぱ面白いな 武戦好きだけどちょっとかわいそう』という声、『はじめの一歩やっぱりめちゃくちゃ面白いな。 昔は微妙だった回も読み返すと面白かった。 特にイーグル戦、武戦は評価上がったわ』という声が挙がっています。

武恵一戦のアニメ化を希望する声は数多く集まっています。ネット上には『だいぶ遠いけど武戦まではアニメ続いて欲しいな』という声や『アニメにはなって無い隠れたベストバウト。戦う父親の背中はかっこいいね』という声、『はじめの一歩のアニメ、４期はもうないんだろうか 個人的に唐沢戦と武戦は地味ながら 好きな試合だから早くアニメで観たい』という声が挙がっています。

今回は『はじめの一歩』の武恵一について基本的な情報や試合のネタバレ、名言、戦績、武恵一の必殺技、ネット上の感想や評価などを紹介してきました。武恵一は一歩との試合がファンから高評価を受けていて、かっこいいボクサーとして絶賛されています。武恵一の名言や戦績にも注目して、『はじめの一歩』をお楽しみください。