【ワンピース】神の国とは?かつて住んでいた種族や神の名を持つ古代兵器を考察

「ワンピース」に登場する「神の国」とは何でしょうか?今回は「ワンピース」の神の国に住んでいた種族(ルナーリア族)についてや、神の国と神の名を持つ古代兵器、太陽の神ニカとの関連を考察していきます。さらに「ワンピース」の世界で「神の天敵」と呼ばれるDの一族との関係や、ルナーリア族の生き残りであることが判明した百獣海賊団の大看板の1人・キングについてもみていきます。

【ワンピース】神の国とは?かつて住んでいた種族や神の名を持つ古代兵器を考察のイメージ

目次

  1. ワンピースの神の国とは?
  2. ワンピースの神の国を考察!種族や古代兵器とは?
  3. ワンピースのキングはルナーリア族?
  4. ワンピースの神の国に関する感想や評価
  5. ワンピースの神の国まとめ

ワンピースの神の国とは?

ワンピースの作品情報

今回は「ワンピース」に登場する神の国について、かつてそこに住んでいたとされる種族や神の名を持つ古代兵器、太陽の神ニカとの関係や「神の天敵」と呼ばれる存在などについて考察していきます。まず、ここでは「ワンピース」の作品情報をみていきます。

ワンピースの概要

「ONE PIECE(ワンピース)」は週刊少年ジャンプで1997年から連載中の、尾田栄一郎先生による国民的人気漫画です。さらに、コミックは2022年5月現在で102巻まで刊行されており、累計発行部数(2021年7月時点)に関しては、全世界で4億9000万部突破の大人気作品でもあります。

また、1999年からフジテレビ系列で放送中のテレビアニメ「ONE PIECE」は、2021年11月には1000話を突破。2022年8月には劇場版アニメ15作目となる「ONE PIECE FILM RED」の公開を控えています。

ワンピースのあらすじ

あまたの海賊がひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を求め、航海する大海賊時代が到来。東の海のモンキー・D・ルフィという少年も、村に滞在中の海賊・赤髪のシャンクスの影響で海賊に憧れていました。ある日、ルフィはゴムゴムの実を口にし、能力者となり、海で溺れて危ないところをシャンクスに助けられます。そして、村を発つ彼から麦わら帽子を預かり、再会を約束したルフィ。10年後、海賊王になる夢を掲げ、出航するのでした。

神の国とは?

「ワンピース」の原作漫画1023話にて、キングを見つめるマルコ。彼がかつて白ひげが「いやあそのずっと昔だ」「あの上には神の国があったらしいぜ」と語っていたことを思い出すシーンが描かれました。白ひげによると、現在、赤い土の大陸(レッドライン)には天竜人たちが暮らす聖地マリージョアがありますが、そのずっと昔にはそこに神の国があったそうです。

次に、そんな「神の国」に関して、そこに住んでいた種族や古代兵器との関連を考察し、太陽の神ニカや神の天敵などについてもみていきます。

ONE PIECE.com(ワンピース ドットコム)

ワンピースの神の国を考察!種族や古代兵器とは?

考察①神の国に住んでいたのはルナーリア族だった?

「ワンピース」の原作漫画1022話にて、キングを目の前にしたマルコは次のセリフを言っています。さらに、サンジが足に炎を纏えることを知ったクイーンは「人が燃えるか!バカ野郎ォ、"ルナーリア族"じゃあるめェし!」と発言していました。また、他のクイーンの発言から、かつてルナーリア族は「神」と呼ばれた存在であることも判明しました。

聞いた事あるぞ、昔々、赤い壁のその上に“発火”する種族が住んでいました、“火炎”の“キング”か、まさかその・・・

そのことから、上記の1023話でのマルコの回想と合わせて、大昔、レッドラインの上には神の国があったこと。そこに住んでいたのが「発火する種族」であること。その種族とは「ルナーリア族」であり、キングはそのルナーリア族の生き残りであることが明らかになりました。

考察②神の国にいた種族は月から来た?

「ワンピース」の原作漫画273話にて、エネルは自身の故郷の空島「ビルカ」では月に神が存在する、という言い伝えがあると語っていました。そして、ルフィに敗北した後、エネルは月へと旅立ちますが、ガン・フォールからその目的を尋ねられたエネルは「還幸だよ、ガンフォール」と答えていました。「還幸」とは「神が本来の場所に還る」という意味があり、神を自称するエネルは本来神が住む場所である月に向かったようです。

そして、扉絵連載「エネルのスペース大作戦」で描かれた月の都市ビルカの壁画には、資源不足のために青色の星へと飛ぶ月の民の様子が描かれていました。そのことから、大昔に月の民が地球に移住したことが判明しています。そのため、もしかしたらかつてレッドラインの上にあった「神の国」に暮らしていたルナーリア族は、月から移住してきた種族なのではないかと予想されています。

考察③神の国には古代兵器と同じ名前の人物がいた?

「ワンピース」の世界には「プルトン」「ポセイドン」「ウラヌス」というギリシャ神話の神の名前を持つ「古代兵器」が登場します。さらに「プルトン」に関しては「ワンピース」の原作漫画193話、アラバスタ編にてその名前が早くも登場。それについてクロコダイルは「”神”の名を持つ世界最悪の古代兵器」「一発放てば島一つ跡形もなく消し飛ばす」「この国(アラバスタ王国)のどこかに眠っているはず」と話していました。

また、ウォーターセブン編とエニエス・ロビー編では「古代兵器プルトン」の設計図が登場。それは「世界最悪の戦艦」と表現されていましたが、その設計図を所持していたフランキーは世界政府の手にそれが渡らないようにするため、燃やしてしまいました。さらに、魚人島編では「古代兵器ポセイドン」の正体が人魚のしらほし姫であることも判明しました。

海王類によると、彼らの王は数百年に一度、人魚の姿で生まれてくること。人魚ならみんな魚と会話できますが、海王類と会話し、彼らを操ることができるのは「古代兵器ポセイドン」である、しらほし姫だけであることも明らかになりました。

このように「ワンピース」の世界では既に古代兵器「プルトン」や「ポセイドン」の正体に迫るエピソードが描かれています。そして、ファンの間ではもしかしたらかつての神の国には古代兵器と同じ名前を持った人物が存在していたのではないかと予想されています。

考察④太陽の神ニカとの関連

太陽の神ニカの名前が作中で初めて登場したのは「ワンピース」の原作漫画1018話です。ジンベエと対峙するフーズ・フーが、かつて自身が投獄されていたときに看守から聞いた、太陽の神ニカに関する伝説をジンベエに語りました。さらに、五老星の会話から、太陽の神ニカとは自由に空想のままに戦い、人々を笑顔にした「解放の戦士」であり、身体にゴムの性質を持っていたことも判明。

その後、ルフィの「ゴムゴムの実」の本当の名前が「ヒトヒトの実」幻獣種モデル「ニカ」だったことも明らかとなりました。ワノ国編で一気に情報がもたらされた「太陽の神ニカ」や「神の国」「ルナーリア族」なので、それらの間には何らかの関連があるのではないかと考察されています。

考察⑤Dの一族は神の天敵?

「ワンピース」の世界では主人公のモンキー・D・ルフィをはじめ、名前に「D」を持つキャラが多く登場します。トラファルガー・ローも本名は「トラファルガー・D・ワーテル・ロー」であり、名前に「D」を持ちます。そして、彼らのような名前に「D」を持つ者たちは作中で「Dの一族」と呼ばれており、代々「D」の名前を受け継いでいるようです。

さらに「ワンピース」の原作漫画764話で描かれたローの過去のエピソードにて、ドンキホーテ・ロシナンテが「Dの一族」のことを「宿命の一族」と言っています。そして、ロシナンテは下のセリフのように続け、Dの一族は「神の天敵」だと発言。さらに、天竜人を「神」と仮定すると、Dの一族の目的は「この世界の破壊」かもしれないとも語り、Dの一族には「”神”に相対する思想があるはず」とも語っていました。

「しばしば世間で名を上げる”D”の名を持つ者達に対し、老人達は眉をひそめて、こうつぶやく『”D”はまた必ず嵐を呼ぶ』」
「真相は誰も知らないが、世界各地の歴史の裏で脈々と受け継がれている名前だ・・・!」
「そしてある土地では“Dの一族”をこう呼ぶ者達もいる・・・”神の天敵”」

天竜人はかつて「神の国」があったとされるマリージョアで現在暮らしており、このロシナンテの「神の天敵」などの発言から、ファンの間で「神の天敵」と表現されるDの一族と「神」そして「神の国」との関連について、様々な考察がされているようです。

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ワンピースのキングはルナーリア族?

キングとは?

「ワンピース」に登場するキングとは「百獣海賊団」の最高幹部にあたる大看板の筆頭格で、カイドウの右腕的な存在です。その異名は「火災のキング」、本名は「アルベル」、身長は613㎝、年齢は47歳、懸賞金は13億900万ベリーで、動物(ゾオン)系悪魔の実「リュウリュウの実」古代種モデル「プテラノドン」の能力者でもあります。

キングはルナーリア族?

「ワンピース」の原作漫画951話にて、ビッグマムがキングを自身が率いるビッグマム海賊団に引き抜こうとするシーンが描かれました。ビッグマムが治める万国(トットランド)にはあらゆる種族が住んでいますが、そのシーンで万国に存在しない3つの種族のうちの1種が、キングの種族であることが明らかになりました。さらに、キングの背中ではいつも炎が燃えており、大きな黒い翼を持ちます。

そして、いつも素顔と肌を隠していたキングの種族独特の容姿がゾロとの戦いで判明。褐色の肌に白髪を持ち、左目付近には月桂樹を思わせるタトゥーが入っていることが分かりました。さらに、クイーンの発言から、そんなキングが絶滅したはずの「ルナーリア族」の生き残りであり、彼らは自然界のどんな環境でも生きていける種族であることも明かされました。

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ワンピースの神の国に関する感想や評価

こちらは「ワンピース」の神の国に関するツイートです。白ひげが頂上戦争の頃の姿で「神の国」の話をしていることから、白ひげは「神の国」についてロジャーから聞いた可能性や、そこに住んでいたとされるルナーリア族が物語の根幹に関わる可能性などが考察されています。

こちらも「ワンピース」の神の国に関するツイートです。神の国に住んでいたとされるルナーリア族に関して、月と太陽との繋がりや、Dの一族との関係などがありそうだという予想となっています。

こちらも「ワンピース」の神の国に関するツイートです。クローバー博士が語っていた「巨大な王国」と、神の国、マリージョアとの関係など、それらが全て繋がっていそうなところが面白いという感想となっています。

Thumb3つの古代兵器を考察!プルトン・ポセイドン・ウラヌスの正体は?【ワンピース】 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ワンピースの神の国まとめ

いかがでしたか?「ワンピース」に登場する神の国について、かつてレッドラインの上には神の国があり、そこに住んでいた種族がルナーリア族だったこと。ルナーリア族は月から来た疑惑や、太陽の神ニカとの関連が予想されており、神の国には古代兵器と同じ名前を持つ人物がいた可能性も考えられていること。Dの一族は「神の天敵」と表現されていることなどが分かりました。

さらに、百獣海賊団の大看板の1人であるキングは神の国に住んでいたとされる「ルナーリア族」の生き残りであることなどもみてきました。皆さんもぜひ「ワンピース」で様々な考察がされている「神の国」に注目してみてください!

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