【鬼滅の刃】清は響凱に拉致された稀血の少年！登場シーンや炭治郎との出会いは？

漫画鬼滅の刃の鼓屋敷での戦いで初登場した清。漫画鬼滅の刃に登場する清とは正一やてる子の兄弟にあたるキャラクターであり、稀血の持ち主として知られています。稀血の持ち主である清は元十二鬼月の響凱に襲われ、鼓屋敷に拉致されます。その後清は鼓屋敷で竈門炭治郎と出会い、響凱の死亡で無事助かることになりました。本記事ではそんな稀血の持ち主・清について響凱に拉致された話や竈門炭治郎との出会いなどをご紹介します。

では稀血の持ち主・清の響凱に拉致されたエピソードや竈門炭治郎との出会いなどをご紹介する前に、清が登場する漫画鬼滅の刃とはどのような作品なのかについてあらすじを交えながら簡単にご紹介していきます。清が登場する鬼滅の刃とは人間を襲う鬼と鬼を狩る鬼殺隊の戦いを描いた吾峠呼世晴の漫画作品です。漫画鬼滅の刃は｢過狩り狩り｣という読み切り作品をベースに制作され、2016年に｢週刊少年ジャンプ｣で連載が始まりました。

その後漫画鬼滅の刃は2020年に最終回を迎え、23巻の単行本で完結しました。そんな漫画鬼滅の刃は連載当初から｢週刊少年ジャンプ｣のセンターカラーを獲得するほど高く評価された作品であり、2019年にアニメ化されたことで人気が爆発しました。その人気はシリーズ累計発行部数が1億5000万部を超えるほどであり、社会現象を引き起こしました。この人気から本作はこれまで2期に渡るアニメや映画、ゲームなどが制作されてます。

時は大正時代の日本。漫画鬼滅の刃の主人公である竈門炭治郎は炭焼きの仕事をしながら家族と共に平穏な生活を送っていました。しかし竈門炭治郎は外出した際、家族を鬼によって殺されてしまいます。また唯一の生存者である妹の竈門禰豆子は鬼と化し、帰宅した竈門炭治郎を襲います。この時竈門炭治郎は冨岡義勇に助けられ、妹を助ける方法を探すと決意します。そして竈門炭治郎は｢鬼殺隊｣に入り、鬼との戦いに身を投じるのでした。

本記事で響凱に拉致されたエピソードや竈門炭治郎との出会いなどをご紹介する清とは漫画鬼滅の刃に登場するキャラクターの1人です。清は正一やてる子の三人兄弟の長男として漫画鬼滅の刃に登場するキャラクターであり、柿色の羽織と短い髪の毛が特徴となっています。正一やてる子の兄弟である清は漫画鬼滅の刃の鼓屋敷での戦いにしか登場しないので、名字が分かっていません。また年齢や身長といったプロフィールも不明です。

ただ清の年齢は竈門炭治郎より若い見た目と正一が十代未満と推測される台詞から十代前半と考えられています。年齢が十代前半と考えられている清は｢鼓屋敷の三兄妹｣と作中で呼ばれており、｢稀血｣という特別な血を持っています。この稀血から清は元十二鬼月の響凱に拉致され、鼓屋敷へ連れてこられました。その後清は竈門炭治郎と出会って無事鼓屋敷から脱出し、兄弟の正一やてる子と共に漫画鬼滅の刃から退場することになりました。

上述で少しご紹介した通り、漫画鬼滅の刃に登場する清は｢稀血｣という特別な血の持ち主です。稀血とは親兄弟に遺伝しない非常に希少な血液であり、漫画鬼滅の刃の作中で清と不死川実弥が稀血の所持者に該当しています。清と不死川実弥しか持っていない稀血は非常に栄養価が高く、1人で50人から100人分の栄養があるといわれています。漫画鬼滅の刃に登場する鬼達は人間を喰らい、その血の栄養で身体の成長や力の強化をしています。

人間の血を自らの栄養にしている鬼にとって稀血はご馳走そのものであり、稀血の人間を1人喰らうだけで自らの力を大いにパワーアップ出来ます。そのため稀血の持ち主は誰よりも鬼に狙われやすい存在となっています。漫画鬼滅の刃の作中で元十二鬼月の響凱は体質から人間を大量に喰らうことが出来ず、清の稀血の質で自らの強化を図りました。ちなみに不死川実弥の稀血は稀血の中でも栄養価が高く、鬼を酔わせる武器となっています。

ではここからは漫画鬼滅の刃に登場する清の響凱に拉致されたエピソードや竈門炭治郎との出会いについてご紹介していきます。漫画鬼滅の刃に登場する清は元々、兄弟の正一やてる子と共に平穏な日常を過ごしていました。しかし夜中に正一とてる子の2人と歩いていた時、清は突然元十二鬼月の響凱に拉致されてしまいます。清を拉致した響凱は元々十二鬼月で下弦の陸を務めていた鬼であり、人肉を大量に食べられない体質がありました。

この体質から響凱は鬼舞辻無惨に見限られ、十二鬼月から名前を消されることになりました。十二鬼月から名前を消された響凱は稀血でパワーアップし、十二鬼月に返り咲こうと考えます。その結果、稀血の持ち主である清は漫画鬼滅の刃の作中で響凱に拉致されてしまったのです。拉致された清は響凱が拠点としている鼓屋敷に連れ去られます。そして鼓屋敷に連れ去られた稀血の持ち主・清は響凱に喰われそうになってしまうのでした。

鼓屋敷に拉致され、元十二鬼月の下弦の陸・響凱に喰われそうになった清。しかし突然舌の鬼と角の鬼が乱入し、清は響凱に喰われずに済みました。これは清の稀血が他の鬼を引き寄せたからでした。清を食べ損なった響凱は舌の鬼と角の鬼と戦い、その中で鼓の1つを落としてしまいます。響凱は背中に鼓が生えており、それを使うと空間を操作することが出来ました。また鼓には2つの部屋の人間を入れ替える強力な能力も持っていました。

清は舌の鬼と角の鬼の2体と戦う響凱から落ちた鼓を拾い、すぐに叩いて使用します。これにより空間が操作され、清は何とか響凱から逃れることが出来ました。その後響凱は鼓を巧みに利用し、鼓屋敷にいる大量の鬼から逃げ続けることに成功します。確かに漫画鬼滅の刃に登場する清は稀血を持っているだけの一般人です。しかし鼓を巧みに使って鬼から逃れた姿を見ると、清は漫画鬼滅の刃の一般人の中でかなり優秀な人間といえます。

漫画鬼滅の刃の作中で響凱の鼓を使い、鬼から逃げ続けた清。しかし清は何の訓練もしていない一般人の少年であるため、体力が限界に達してしまいます。すると清の目の前に｢鬼殺隊｣の竈門炭治郎と妹のてる子が駆けつけます。実は竈門炭治郎は鬼討伐の指令を受け、正一とてる子と共に響凱を倒すために鼓屋敷にやってきたのでした。当初清は鬼からの逃亡で疑心暗鬼状態にあり、救援に駆けつけた竈門炭治郎を怖がってしまいます。

しかし清は妹のてる子の姿を確認し、竈門炭治郎を信じるようになりました。その後竈門炭治郎は鬼から逃げ続けた清を手当し、1人で響凱の討伐に赴きます。最初、竈門炭治郎は響凱の空間を支配して斬撃を飛ばす血鬼術に苦戦を強いられてしまいます。しかし竈門炭治郎は｢玖の型水流飛沫・乱｣で血鬼術を攻略し、響凱を倒すことに成功しました。そして竈門炭治郎以外の｢鬼殺隊｣が他の鬼を退治し、清は何とか助かることになりました。

響凱が竈門炭治郎に倒されたことで空間の支配が解除され、清は竈門炭治郎とてる子に連れられて鼓屋敷から脱出します。竈門炭治郎やてる子と共に鼓屋敷を脱出した清は弟の正一と再会し、半日かけて亡くなった人々のお墓を作りました。その後清は竈門炭治郎の鎹鴉から稀血を紛らわせる薬を貰い、竈門炭治郎達と別れます。そして清は｢疲れた｣と思いながら兄弟の正一とてる子の2人と家に帰り、平穏な生活を取り戻したのでした。

ではここからは漫画鬼滅の刃に登場する清と関係のあるキャラクターについてご紹介していきます。まずご紹介するキャラクターは正一です。漫画鬼滅の刃に登場する正一とは清の弟であり、紺色の羽織が特徴となっています。正一は清やてる子を大切にしている心優しい性格をしており、絶対に弱い人を見捨てません。そんな心優しい正一は清を拉致した響凱をてる子と共に追うものの、鼓屋敷の恐怖で動けなくなってしまいます。

その中で正一は竈門炭治郎と我妻善逸の2人と出会い、鼓屋敷で我妻善逸と共に行動します。この時我妻善逸は本当の力を覚醒させ、正一を驚かせました。その後響凱が竈門炭治郎に倒され、正一は無事兄の清と妹のてる子の2人と再会しました。

2人目にご紹介するキャラクターはてる子です。漫画鬼滅の刃に登場するてる子とは清と正一の妹にあたるキャラクターであり、ピンク色の着物が特徴となっています。てる子は作中で清を拉致した響凱を正一と共に追い、その途中で竈門炭治郎と出会います。その後てる子は恐怖を我慢しながら竈門炭治郎をサポートし、鼓屋敷の中で清と出会いました。そして響凱が倒され、てる子は清と共に鼓屋敷を脱出して正一と再会しました。

3人目にご紹介するキャラクターは漫画鬼滅の刃の主人公である竈門炭治郎です。漫画鬼滅の刃の立志編で｢鬼殺隊｣に入った竈門炭治郎は指令を受け、鼓屋敷へ鬼討伐に赴きます。その途中で竈門炭治郎は正一とてる子の2人と出会い、清を助けるために鼓屋敷に入ります。当初竈門炭治郎は恐怖で混乱した正一とてる子を鼓屋敷に連れて行き、清との再会で落ち着かせようとしました。しかし途中で竈門炭治郎は正一とはぐれてしまいます。

そのため竈門炭治郎はてる子と2人で行動し、鬼から逃げる清を発見します。その後竈門炭治郎は響凱と対峙し、激戦の末勝利を飾ります。これにより鼓屋敷からの脱出に成功し、竈門炭治郎は清・正一・てる子の3人と別れました。

4人目にご紹介するキャラクターは響凱です。漫画鬼滅の刃に登場する響凱とは元十二鬼月の鬼であり、鼓を付けた身体と長い髪の毛が特徴となっています。響凱は元々十二鬼月の下弦の陸を務めるほどの実力者だったものの、大量に人間が食べれない体質から鬼舞辻無惨に見限られます。これに響凱は稀血を喰らってパワーアップし、十二鬼月に返り咲こうとします。しかし響凱は清を攫ったことで竈門炭治郎に討たれ、最後を遂げました。

アニメ鬼滅の刃で清を演じた声優は日本の男性声優である土岐隼一です。清を演じた土岐隼一とは1989年の5月7日に東京都で生まれた声優であり、WITH LINEに所属しながら歌手としても活動しています。元々土岐隼一は山寺宏一に憧れて声優を志し、2013年にゲーム｢フェアリーフェンサーエフ｣で声優デビューを飾りました。その後土岐隼一は｢ツキプロ｣の衛藤昂輝を演じてブレイクし、一躍その名が知られるようになりました。

• 2017年のアニメ｢ツキプロシリーズ｣：衛藤昂輝役
• 2018年のアニメ｢かくよりの宿飯｣：銀次役
• 2019年のアニメ｢真夜中のオカルト公務員｣：ウェウェコヨトル役
• 2020年のアニメ｢A3!｣：瑠璃川幸役
• 2021年のアニメ｢東京リベンジャーズ｣：羽宮一虎役
• 2022年のアニメ｢怪人開発部の黒井津さん｣：カノン・サンダーバード役
• 2016年のゲーム｢アイドルマスターSideM｣：都築圭役

漫画鬼滅の刃に登場する清に関する感想では清・正一・てる子の兄弟を褒める感想が多く寄せられていました。清・正一・てる子の3人は一般人の少年少女であるものの、響凱によって突然鬼と遭遇することになります。しかし清・正一・てる子の3人は恐怖しながらも諦めず、兄弟のために最善を尽くしました。この姿から無事鼓屋敷を脱出した清・正一・てる子の3人は多数の漫画鬼滅の刃ファンに褒められています。

漫画鬼滅の刃に登場する清に関する感想では清・正一・てる子の3人のその後が気になるといった感想も多く寄せられていました。上述でご紹介した通り、清・正一・てる子の3人は鼓屋敷を脱出し、平穏な生活を取り戻しました。しかしその後清・正一・てる子の3人はどうなったのか一切描かれていません。作中で清が稀血隠しの薬を貰っているので、おそらく清・正一・てる子の3人は平穏で幸せな生活を続けていることでしょう。

漫画鬼滅の刃に登場する清に関する感想では清が有能といった感想も多く寄せられていました。漫画鬼滅の刃に登場する清は一般人の少年であるため、特に鬼を倒せるような能力を持っていません。しかし清は拉致された時に響凱の鼓を取り、見事鬼から逃げることに成功しました。この活躍を見ると、清は年齢の割に非常に有能なキャラクターといえます。

本記事では漫画鬼滅の刃に登場する清について響凱に拉致されたエピソードや竈門炭治郎との出会いなどをご紹介しました。清は響凱に拉致された時に優秀な才能を開花させ、鬼に捕まることなく竈門炭治郎と出会いました。そして響凱が死に、清は無事鼓屋敷から脱出します。しかしその後清が再登場することはありませんでした。響凱との戦いで見せた有能さを見ると、再登場しなかった清はかなり勿体無いキャラといえるでしょう。