【ドラゴンボール】どどん波の強さ・威力と使用キャラは？かめはめ波とも比較考察

「ドラゴンボール」の中で有名な技としてかめはめ波を挙げる方が多いのではないでしょうか?かめはめ波は亀仙流の技ですが、ライバルの鶴仙流にも有名な技があります。その技とはどどん波で、鶴仙流のメンバーが主に使います。今回はそんなどどん波の強さや使用キャラなどについて紹介していきます。

「ドラゴンボール」は国民的漫画ともいわれることがある人気漫画で、日本国内だけではなく海外でも人気があります。作者の鳥山明さんは「ドクタースランプ」やゲーム「ドラゴンクエスト」のキャラクターデザインなどで知られています。また、「ドラゴンボール」は1984年から1995年まで「週刊少年ジャンプ」で連載されました。「ドラゴンボール」の原作は完結しましたが、アニメや劇場版がその後も制作されています。

そんな「ドラゴンボール」の原作単行本は国内で1億6000万部以上、全世界累計で2億6000万部を記録しています。そして、2019年時点でアニメ・ゲーム・漫画などの総売り上げが230億ドルを突破しているとされている大人気作品です。

亀仙人に弟子入りした孫悟空はクリリンとともに修行を積み、世界一の武術の達人を決める天下一武道会に出場しました。この大会ではクリリンは準決勝で敗北、孫悟空は決勝で敗北しました。このときの相手はジャッキー・チュン、その正体は世界にはもっと強いものがいると弟子たちに教えるために変装をして出場していた亀仙人でした。

どどん波は気を集中して指からビーム上のエネルギー弾を打ち出す技です。鶴仙流のメンバーが主に使用する技で、その威力はにわか仕込みのかめはめ波では敵わないと亀仙人が言うほどの技です。どどん波には、普通のどどん波のほかに悟空に敗北した桃白白がサイボーグ化して使用したスーパーどどん波という派生技があります。

また、原作漫画・アニメで登場したどどん波のほかに「ドラゴンボール」のゲームで登場する新どどん波があります。

「ドラゴンボール」でどとん波をはじめてつかったキャラクターは鶴仙人の実の弟である桃白白です。桃白白は天津飯と餃子の兄弟子で、世界一ともいわれる殺し屋です。殺し屋であることを証明するかのように、拳法着の胸には「殺」の文字、そして背中には「KILL YOU」という文字が描かれています。そんな桃白白の初登場時はレッドリボン軍に所属、また、孫悟空を最初に倒したキャラクターです。

また、桃白白のほかにもどどん波を使うキャラクターがいます。原作でどどん波を使ったのは鶴仙流の天津飯とチャオズです。そして、桃白白・天津飯・チャオズの師匠である鶴仙人も劇場版『摩訶不思議大冒険』でどどん波を使用しました。

ここからは「ドラゴンボール」に登場するどどん波の強さを紹介します。どどん波について亀仙人は「にわか仕込みのかめはめ波では、どどん波にはとても勝てん！」と言っていることから、覚えたばかりのかめはめ波と比べれば強い技であることは間違いなさそうです。そしてどどん波の特徴として、発動速度の速さが挙げられます。しかし、作中ではどどん波の活躍はあまり多くありません。

その理由として、「ドラゴンボール」のキャラクターたちの強さがインフレしていくにつれてスーパーサイヤ人など普通の地球人では太刀打ちできないキャラクターたちが登場します。しかし、どどん波はその使い手が桃白白・天津飯・チャオズのため、どどん波が弱いというより使い手がインフレに置いて行かれてしまい活躍が少なくなったとされています。

「ドラゴンボール」のどどん波ですが、にわか仕込みのかめはめ波ではなく、ちゃんとしたかめはめ波より弱いのではないかとされています。その理由は、どどん波を孫悟空が素手で受け止めてしまうというシーンが描かれているためです。まだ幼い孫悟空がどどん波を受け止めたときの感想が「あちぃ！」という程度だったため、それほど大きなダメージを受けていないようでした。

どどん波はまだ幼いころの孫悟空が受け止められる程度の技と言えますが、幼かったとしても孫悟空の力がかなりのものだったのではないかという意見もあります。しかし、すでに世界最高峰の殺し屋として名をはせていた桃白白の必殺技だったどとん波が、素手で受け止められてしまったということは事実です。

「ドラゴンボール」で鶴仙流の必殺技がどどん波であるとすれば、亀仙流の必殺技はかめはめ波です。かめはめ波は「ドラゴンボール」の作中でもトップクラスに有名な技で、幼いころにそのポーズの真似をしたという方もいるのではないでしょうか?それでは、かめはめ波がどんな技なのかについて紹介します。かめはめ波は亀仙人が「気」を自在に操る術を身に付け編み出した技です。

亀仙人が長い時間をかけて編み出したかめはめ波ですが、孫悟空は一度見ただけでかめはめ波を放つことに成功。亀仙人は孫悟空の才能がすごいことに気づき、弟子入りを許可しました。かめはめ波は基本的に構えをして、両手から気を発する技です。しかし、作中では片手でかめはめ波を放ったり、足からかめはめ波を放ったりとさまざまなバリエーションがあります。

また、物語の序盤から登場するかめはめ波ですが、悟空の成長とともにその性能も格段にアップしていて、インフレに負けずにいつまでも孫悟空の必殺技の1つとして活躍しています。

「ドラゴンボール」のどどん波とかめはめ波を比較してみます。どどん波は「ドラゴンボール」作中では、ほぼ序盤でしか活躍しない技のため、どうしてもかめはめ波のほうが強い技だとされています。実際に、成長した孫悟空が使うかめはめ波は桃白白などが使っていたどどん波と比較するとどうしても弱い技になってしまいます。それは、技の強さより孫悟空の力の差のようです。

技の性能だけで比較すると、威力の面ではかめはめ波のほうがどどん波より上であるとされています。その理由は、エネルギーをため込んで放出するという技の特徴が挙げられます。その一方で、技の発動速度という点ではどどん波のほうが上です。そのため、かめはめ波とどどん波それぞれに特性があり、どちらが強いかはっきりとは言えないようです。

「ドラゴンボール」のどどん波とかめはめ波の名前の由来を紹介します。まずはどとん波の名前の由来です。どどん波の名前の由来ですが、はっきりしたことは明言されていません。しかし、音楽のリズムジャンルから伝わっているのではないかという説があるようです。1960年代に日本で流行したドドンパはフィリピンで流行したマンボが源流です。しかし、それがこの技の由来になったかどうかは不明です。

かめはめ波の名前の由来ですが、作者の鳥山明さんが亀仙人の「亀」という名前を使った技名にしたいと思っていたとき、奥様から「かめはめ波はどう?」と提案されたことがきっかけのようです。かめはめ波の名前の響きはハワイのカメハメハ1世と同じ名前で怒られないか心配したそうですが、主人公の技だから大丈夫だろうという判断で決定したそうです。

「ドラゴンボール」にはどどん波やかめはめ波をはじめさまざまな必殺技があります。ファンの中には、さまざまある必殺技の中でもっともどどん波が好きという方がいます。

「ドラゴンボール」のファンの中にはかめはめ波の真似をしたことがあるという方がたくさんいます。同じように、どどん波の真似をしたという方もいました。

桃白白がどどん波を打つとき、速度を重視して「どどん」とだけ言って打つシーンがあります。波まで言わない桃白白がかっこいいという感想がありました。

「ドラゴンボール」のどどん波の強さや桃白白などの使用キャラクター、かめはめ波との違いについて紹介しました。「ドラゴンボール」の序盤で活躍シーンが多いどどん波、そんなどどん波に注目して「ドラゴンボール」をチェックしてみてはいかがでしょうか?