【ドラゴンボール】ドラキュラマンは占いババチームの戦士！強さ・能力や弱点は？　　

個性的なキャラで構成される占いババチームの戦士たち。この記事では、その中の1人、ドラキュラマンを特集していきますが、その前にドラゴンボールの作品情報をお届けします。最初に作品概要、そして簡単なあらすじへと続きます。

ドラゴンボールは、鳥山明による日本の漫画作品です（略称：DB）。週刊少年ジャンプにて1984年から1995年まで約11年にわたり連載されました。単行本の累計発行部数は、国内だけで1億6千万部以上、全世界では2億6千万部以上に達しています。

連載開始から四半世紀が経過した現在でも、様々なメディアミックス展開が行われています。まずテレビアニメでは、1986年の「ドラゴンボール」に始まり、1989年「ドラゴンボールZ」、1996年「ドラゴンボールGT」、そして2009年にはドラゴンボールZのデジタルリマスター版「ドラゴンボール改」が登場します。さらに2015年には18年ぶりのオリジナル新作となる「ドラゴンボール超」が制作・放送されました。

また、ゲームでは2010年に発売された「スーパードラゴンボールヒーローズ」がカード累計出荷枚数10億枚、登録ユーザー数400万人を突破するなど10作品を超えるミリオンセラー商品を世に送り出しています。

天才的な頭脳をもつ少女・ブルマは、自身が発明したドラゴンレーダーを使って7つ集めるとどんな願いも叶うというドラゴンボールを探す旅に出ます。偶然立ち寄ったバオズ山で、ドラゴンボールの1つ・四星球を所有する孫悟空と出会ったブルマ。四星球を譲ってほしいと懇願しますが、大切な形見の品であることを理由に拒絶されます。一計を案じたブルマは、ある約束をして悟空を抱き込むと、残りの球を求めて旅を再開します。

ここからは、この記事のメインテーマであるドラゴンボールのドラキュラマンの話題に入っていきます。初めにドラキュラマンのプロフィールを紹介します。

ドラキュラマンは、ドラゴンボールの世界の紀年法であるエイジ176年生まれの、変身型地球人に分類される34歳男性です。身体は目の覚めるような青色でガリガリに痩せています。両手にはめた手袋と両足のバンテージが特徴の1つになっています。見た目通りに吸血鬼の特徴を有しており、得意技は吸血攻撃、嫌いなものは献血とのことです。

ドラゴンボールには「占いババ編」で5人の戦士の1人目として登場します。普段は占いババの手下として、占いを受けても金を払わない客たちと対戦しています。

ここからは、ドラゴンボールに登場するドラキュラマンの能力や強さ、そして弱点について解説していきます。初めはドラキュラマンの能力や強さからです。

ドラキュラマンが初登場した占いババチームと孫悟空たちの対戦を見ていきます。占いババが用意した5人の戦士のトップバッターとしてリングに上がりクリリンと対戦します。ヤムチャがドラキュラマンの戦いを目にして「キックボクシングか…」と呟いていましたが、正しくはタイ発祥の格闘技ムエタイでしょう。激しい飛び膝蹴りを得意としていますが、クリリンがキックをお見舞いするとすかさずコウモリに変身して飛び回ります。

ドラキュラマンの飛び回るスピードはとても速く、クリリンも付いていけないほどでした。空中から舞い降りると今度はクリリンの背後に回り頭にかぶりつきます。ドラキュラマンに血を吸われたクリリンは貧血状態に陥りフラフラになります。

最後はドラキュラマンの飛び膝蹴りが決まり万事休す。クリリンは湖に落下していきました。この戦いでドラキュラマンの能力は、コウモリに変身して飛び回る攻撃と吸血、そして飛びひざ蹴りと判明しました。

前項でドラキュラマンの能力や強さを解説してきましたが、その後の対戦でドラキュラマンは完敗しています。彼にはどんな弱点があったのでしょうか？

ドラキュラマンの弱点を白日の下に晒したのが、クリリンの敗北で急遽参戦することになったプーアルとウパです。本来はタイマンで行う戦いですが、これまで格闘経験のない2人に免じて、特別タッグでの参戦が許可されました。

結論から言いますと、プーアルとウパはドラキュラマンにあっさりと勝利してしまいます。ドラキュラマンは得意の「吸血」をしようとプーアルに噛みつくのですが、プーアルは瞬時にハリモグラに変身。鋭い針に噛みついてしまったドラキュラマンは悶絶します。

そこへ現れたウパは、直立の姿勢で両腕を水平に開きます。何をしているんだと怒鳴るドラキュラマンにウパはこう答えました。「吸血鬼の一番苦手な十字架です」。

ドラキュラマンは「やめろー」と叫ぶと、コウモリに姿を変えて逃げ出します。プーアルは巨大な手に変身すると、なおも逃げようとするドラキュラマンを湖に突き落としました。

この対戦で、決定打とはならなかったもののドラキュラマンのもう1つの弱点が明らかになりました。試合前にヤムチャと綿密な計画を立てるウパ。この時、ウパは大量のニンニクを食べていました。

試合開始直後、ドラキュラマンの前に現れたウパは、息を吸い込むと「はぁー」と息を吹きかけます。ドラキュラマンは「貴様ニンニクを喰ったな！」と言い残し一目散に逃げていきました。

ここからは、アニメやゲーム作品でドラキュラマンの声を担当した声優を紹介します。最初に紹介するのは、ドラキュラマンの初代声優・戸谷公次（とたに・こうじ）です。

戸谷公次は、1948年7月12日に愛知県名古屋市に生まれ、2006年2月6日に57歳の若さで亡くなった日本の俳優、声優、ナレーターです。東映オーディオタレントスクール卒業後、1974年にテレビアニメ「ゲッターロボ」で声優デビューを飾ります。

声優・戸谷公次の代表作としては、サイボーグ009（008ピュンマ）やキン肉マン（五部刈刑事）、鋼の錬金術師（マルコー）、そして超獣機神ダンクーガ（ビストール）などがあります。

声優・戸谷公次亡き後、ドラゴンボールのドラキュラマン役は声優・藤本たかひろに引き継がれました。（2010年発売のゲーム「ドラゴンボールDS2突撃！レッドリボン軍」）。

1973年12月7日東京都に生まれた藤本たかひろは、東京製図学校卒業後、文学座附属演劇研究所で研修を積んだのち、2002年テレビアニメ「釣りバカ日誌」で声優デビューを果たします。

藤本のテレビアニメの代表作には、ドラゴンボール超（バブルス、カロニーほか）やヤマトナデシコ七変化♡（板長）、ごくせん（田中ほか）、名探偵コナン（袋小路貞夫ほか）、バキ（館岡）などがあります。

ここまでドラゴンボールのドラキュラマン特集をお届けしてきましたが、最後にドラキュラマンに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介するドラキュラマンの感想・評価は、ドラキュラマンの弱点に関するツイートからです。昼に食べたニンニクが口の中に残っているという投稿者。マウスピースをすると口が半開きになるので臭くて眠れないと言います。臭いの強烈さはドラキュラマンにも勝てるくらいだそうです。

続いて紹介するドラキュラマンの感想・評価は、Jリーグ・川崎フロンターレのマスコット・たこ焼きふろん太が可愛いというツイートからです。この愛らしいぬいぐるみを見てドラキュラマンを思い出すのですから、クリリン戦がよほど印象的だったのかも知れません。

最後に紹介するドラキュラマンの感想・評価は、吸血鬼がとても強い漫画を読んだという方のツイートからです。吸血鬼が強いという固定観念で読むと、ドラキュラマンの強さは微妙なのかも知れません。

ここまで、「ドラゴンボールのドラキュラマンは占いババチームの戦士！」と題して、ドラキュラマンの強さや弱点を中心に解説してきました。いかがでしたでしょうか？

占いババが悟空攻略のため投入した戦士の1人・ドラキュラマン。特技はコウモリに変身し飛び回ること、ムエタイ選手のような飛びひざ蹴り、そして吸血攻撃です。弱点は吸血鬼ならではの十字架とニンニクでした。素早い動きでクリリンを圧倒したものの、プーアルとウパ連合軍に弱点を突かれあっさりと敗北してしまいました。