【ドラゴンボール】ムーリ長老は新ナメック星の最長老！名前の由来や活躍シーンは？

ドラゴンボールのフリーザ編でデンデやカルゴ達の村の長老として登場したムーリ長老。ドラゴンボールに登場するムーリ長老とはナメック星人の1人であり、後に新ナメック星の最長老となったことで知られています。フリーザ編でムーリ長老はドドリアに一度殺されたものの、スカウターを破壊する活躍を見せ、強い印象を残しています。本記事ではそんなムーリ長老について活躍や最長老になった経緯、名前の由来などをご紹介します。

ではムーリ長老のスカウターを破壊した活躍や最長老になった経緯、名前の由来などをご紹介する前に、ムーリ長老が登場するドラゴンボールとはどんな作品なのか簡単にチェックしていきましょう。ムーリ長老が登場するドラゴンボールとは1984年から2022年4月現在まで続くメディアシリーズ作品です。ドラゴンボールは鳥山明が描く同名の漫画作品を原作としたシリーズ作品であり、数え切れないほどのメディア作品が制作されてます。

鳥山明の漫画を原作としたドラゴンボールは孫悟空を主人公とした少年漫画の横道的作品となっており、孫悟空の活躍を中心に仲間との絆や冒険、強敵とのバトルなどが描かれています。そんなドラゴンボールのシリーズはテレビアニメ版が非常に高い人気を博しており、2022年4月現在までに5作品放送されています。またアニメ映画やゲームも非常に人気が高く、ドラゴンボールシリーズは日本を含めた世界中で大いに愛され続けています。

ドラゴンボールの世界には｢ドラゴンボール｣という特殊な球が存在しており、それを7つ集めると｢神龍｣が1つだけどんな願いも叶えてくれるといわれていました。そんな世界で平穏な生活を送るサイヤ人の孫悟空はある日、ブルマという少女と出会って｢ドラゴンボール｣の存在を知ります。これがきっかけとなって孫悟空はブルマと｢ドラゴンボール｣を求めて大冒険に旅たち、亀仙人やクリリンといった仲間達と出会うことになるのでした。

本記事でスカウターを破壊した活躍や最長老になった経緯、名前の由来などをご紹介するムーリ長老とはドラゴンボールシリーズに登場するキャラクターの1人です。ドラゴンボールのシリーズに登場するムーリ長老はナメック星人の長老にあたるキャラクターであり、頬がぼってりした顔つきとたくさんの皺が特徴となっています。ムーリ長老はドラゴンボールのフリーザ編で初登場し、それ以降人造人間編や魔人ブウ編に登場しています。

元々ナメック星人の最長老はナメック星の異常気象で他の長老を失い、110人以上のナメック星人を生みました。ムーリ長老はその最長老の子供の1人であり、デンデやカルゴ達の村の長老を務めています。そんなムーリ長老はドラゴンボールのフリーザ編でナメック星人を殺すフリーザ軍に刃向かい、一度死亡してしまいました。しかしムーリ長老は｢ドラゴンボール｣の力で復活し、新たなナメック星の最長老を務めることになりました。

ではここからはドラゴンボールシリーズに登場するムーリ長老のスカウターを破壊した活躍や最長老になった経緯、名前の由来についてご紹介していきます。ドラゴンボールシリーズに登場するナメック星人はナメクジのような見た目をしているため、名前の由来がナメクジ関連となっています。ナメック星人のムーリ長老の名前の由来はカタツムリです。ちなみに地球の神様であるカタッツもカタツムリが名前の由来となっています。

ドラゴンボールのフリーザ編でムーリ長老はナメック星に襲来したフリーザ軍の質問を無視し、必死の抵抗を見せます。この時フリーザ軍はナメック星人を殺害し、｢ドラゴンボール｣の在処を教えるようムーリ長老を脅しました。それでもムーリ長老は抵抗を続け、絶対に｢ドラゴンボール｣の場所をフリーザ軍に教えませんでした。これによりフリーザ軍が怒ってしまうものの、抵抗を続ける姿はムーリ長老の誇り高さがよく分かります。

ムーリ長老が抵抗を続けていた時、ナメック星人の若者達が帰ってきます。ムーリ長老はこの隙を突いてフリーザ軍のスカウターを壊し、強い抵抗芯を見せます。しかしフリーザ軍は激怒し、ナメック星人の若者を虐殺します。その光景を見たムーリ長老は｢ドラゴンボール｣を渡し、子供に手を出さないことを約束させます。しかし約束が反故され、ムーリ長老はデンデやカルゴを助けようとしてフリーザ軍のドドリアに殺されました。

その後ムーリ長老はドラゴンボールから退場したものだと思われていました。しかしムーリ長老は｢ドラゴンボール｣の力で蘇り、新ナメック星の最長老になります。新ナメック星の最長老となったムーリ長老は｢ドラゴンボール｣を強化し、複数人を復活出来るようにしました。また魔人ブウ編では異変を感じ取るムーリ長老の姿が少しだけ描かれています。

確かにムーリ長老はドドリアに殺され、抵抗を続ける姿しかドラゴンボールファンの記憶に残りませんでした。しかしムーリ長老は3つのスカウターを破壊し、ドドリアの孫悟飯とクリリンの捜索を阻止しました。またムーリ長老は復活した後、一度に複数人復活出来るように｢ドラゴンボール｣を強化しています。このスカウターの破壊と｢ドラゴンボール｣の強化を見ると、ムーリ長老は非常に有能なナメック星人だといえるでしょう。

ドラゴンボールのアニメシリーズでムーリ長老を演じたキャストは度々交代しており、これまで3人の声優が担当しています。まずアニメドラゴンボールZでムーリ長老を演じたのはあずさ欣平です。あずさ欣平とは1960年代にデビューした声優であり、｢アラジン｣のサルタン役や｢リトル・エル・シドの冒険｣のフェルナンド王役などで知られています。そんな声優のあずさ欣平は1997年に喉頭癌を患い、66歳で亡くなってしまいました。

あずさ欣平が死去した後、声優の西尾徳がアニメドラゴンボールZの第100話だけムーリ長老を演じることになりました。第100話だけムーリ長老役を担当した西尾徳とは1960年代にデビューした声優兼俳優であり、｢ゲッターロボ｣の巴武蔵やドラゴンボールシリーズのミスター・ポポなどを演じています。そんな声優の西尾徳は2005年の7月19日に65歳で亡くなったため、ムーリ長老の声優は再度変更されることになりました。

西尾徳が2005年に亡くなった後、ムーリ長老はアニメドラゴンボール改で登場することになりました。この時ムーリ長老役に抜擢されたのは田中亮一です。アニメドラゴンボール改でムーリ長老を演じた田中亮一とは1970年にデビューした俳優兼声優であり、｢デビルマン｣の不動明役や｢キン肉マン｣のウォーズマン役などで有名となっています。そんな田中亮一は2022年4月現在も現役であるため、ムーリ長老役を担当し続けています。

ドラゴンボールシリーズに登場するムーリ長老に関する感想ではムーリ長老が有能といった感想が多く寄せられていました。ドラゴンボールのフリーザ編でムーリ長老はスカウターの危険性を見抜き、隙を突いて破壊します。これにより孫悟飯やクリリンはフリーザの軍から逃れることが出来ました。このスカウターの破壊が理由となり、ムーリ長老はドラゴンボールシリーズファンに有能といわれています。

ドラゴンボールシリーズに登場するムーリ長老に関する感想では影のMVPだといった感想も寄せられていました。上述でご紹介した通り、ムーリ長老はスカウターを破壊したことでフリーザ編に大きな影響を与えました。さらにムーリ長老はその後も｢ドラゴンボール｣を強化したりするなどの活躍をしています。このことからムーリ長老は陰の立役者として扱われています。

ドラゴンボールシリーズに登場するムーリ長老に関する感想ではムーリ長老のお陰でフリーザ編が面白くなったといった感想も寄せられていました。ムーリ長老がスカウターを破壊した後、フリーザ軍は｢ドラゴンボール｣の捜索に難航します。その中でフリーザ軍はベジータ軍に襲撃され、地球・ベジータ・フリーザの三つ巴の戦いが始まりました。これはスカウターの破壊が理由なので、ムーリ長老が物語に大きな影響を与えたといえます。

本記事ではドラゴンボールシリーズに登場するムーリ長老についてスカウターを破壊した活躍や最長老となった経緯、名前の由来などをご紹介しました。カタツムリが名前の由来のムーリ長老はスカウターを破壊し、フリーザ軍を大いに妨害しました。その後ムーリ長老は｢ドラゴンボール｣を強化し、一度に多数の人間を復活出来るようにします。この活躍を考えると、ムーリ長老はナメック星の最長老に相応しいキャラといえるでしょう。